つっても,そんなことをしたんじゃ製造コストが増えるだけだな。
● 鉛筆の芯は2㎜。が,芯の3分の2は鉛筆削りで削って捨ててしまっている。描画用は知らず,一般筆記用の鉛筆には最初から0.7㎜の芯を入れてくれ。
これも無理な注文だな。3分の1しか使わなくても,残りの3分の2までないと鉛筆にならんよね。芯が折れる。芯を捨てるのが嫌ならシャーペン使えや,だな。
● ホクサインのようにポリマー芯を使えば可能なのかもしれないが,ポリマー芯を使った鉛筆は鉛筆と言えるのか。と,屁理屈をこねたくなる。
ずっと黒鉛と粘土でやってきたのだ。ポリマー芯はシャープペンだけにしてくれ。
● しかし,鉛筆もポリマー芯が主流になったりするんだろうか。現在のところは,そういう動きは窺えないけどね。
2㎜芯であることが,鉛筆の多様な使い方を支えてもいる。中には芯を尖らせないで使う人もいるようだ。現行の鉛筆なればこそ,できることだよ。
● 使用されることによって小さくなって,ついには何もできない赤子になる。鉛筆だけではなくて,消しゴムもそうだし,クレヨンもそうだ。
総じて,小学生が使う文具にはそういうものが多い。小学生が使っているものを自分も使いたいと思うのは,ひとつにはそれが理由かも。
● すべからくモノとはそうあるべきじゃないか。生物の命を連想させるじゃないか。
永遠のとは言わないまでも,長すぎる寿命を持つモノは情緒を欠く。一生モノなんて気持ちが悪いじゃないか。
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