● 先日,ANGERS 丸の内店で買った,ぺんてるのサイドノックのシャープペンは,ダイソーにもあったんでした。0.5㎜のもの。
ANGERS で買ったものと並べてみると,こんな感じ(右の写真)。写真の上のがダイソー版。先端のガイドパイプ以外はオール樹脂になっている。
● サイドノックの「ピアニッシモは1996年に発売され」「国内の年間販売本数が800万本を超える大ヒット商品でしたが,2008年に惜しまれながら終売となりました」とぺんてるのサイトにはある。
自動的に芯が出る(あるいは,振るだけで芯が出る)製品が登場し,それらに押されての引退だったのかもしれない。
自動的に芯が出る(あるいは,振るだけで芯が出る)製品が登場し,それらに押されての引退だったのかもしれない。
● 2020年8月に限定復活したらしいのだが,その復活品が現在でも販売されているのかどうかは知らない。
が,そのピアニッシモとダイソーで売られているものが,どうやら同じ製品のように見える。復活ピアニッシモは200円だったようなのだが,それがダイソーで100円で買えるということ。
ただし,色は写真の1色しかダイソーにはなかったけどね。
が,そのピアニッシモとダイソーで売られているものが,どうやら同じ製品のように見える。復活ピアニッシモは200円だったようなのだが,それがダイソーで100円で買えるということ。
ただし,色は写真の1色しかダイソーにはなかったけどね。
● 安く買えると言っても,それはキッチリと使った場合のこと。目下のところ,使うアテはない。使わなければ100円であっても無限に高い。
ではなぜ買ったのか。それがわかるくらいなら,こんなに使わない鉛筆やらボールペンやらを溢れさせるようなことにはなっていないわい。
1秒も無駄にできない局面は,しかし,受験生の受験本番くらいしか想像できない。それ以外にそこまで切羽詰まった状況に追い込まれることがあるだろうか。
この伝で行くと,削らなくてはいけない鉛筆など,無駄だらけのように思われる。
● 駆逐艦か航空母艦のように,徹底的に無駄を省き,効率と合理を追求すると,リアルに生産性が上がるかといえば,そういうわけではない。まともな大人の常識だろう。
残念ながら,人間は無駄を喰って生きてるようなところがあって,無駄を完全に削り取ってしまうと,栄養失調を通り越して窒息してしまうものだ。効率を上げるためには適度の無駄はむしろ必須であって,サイドノックが「無駄」を省くだけの装置でしかないのなら,さほどの支持は得られまい。
● このシャープペンがそれだけのものなのか,それ以外に何らかの快を提供するものなのか。
実際に使って検証してみるしかないが,さてその検証に到れるかどうか。
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