2025年1月8日水曜日

2025.01.08 銀座詣で

● 万年筆とかボールペンを主力にしていた頃と違って,鉛筆をメインに使うようになると,ホントに買うものがなくなってしまった。万年筆やボールペンへの興味が消えてしまうからね。
 鉛筆の新製品なんて滅多に出ませんわね。いつ行ったって,棚には同じものが並んでいる。新味はない。

● 新製品はボールペンとシャープペンに集中するわけでね。文具店の華やぎを作っているのはそれらの商品群ですわ。
 あとは,ガラスで覆われた高級万年筆の売場。高級万年筆にはもともと疎遠だったけれども。

● そうして,鉛筆なんてものは文具店で買うものじゃない。メルカリやヤフオクに,古鉛筆を含めて,色んな製品が出品されていて,個々の文具店では及びもつかない品揃えが展開されている。
 しかも安い。1本4円で72本の鉛筆を買ったこともある。伊東屋のイートンペンシルを1本30円でまとめ買いしたこともある。入念にチェックしている人はもっと安く入手しているだろう。

● 小学生が中学生になれば,だいたシャープペンに転向する。親御さんが使われなくなった鉛筆をメルカリに放出する。
 高校生が大学生になれば,受験(マークシート)用に買った高級鉛筆をメルカリに出してくる。ベストセラーほど捨て値でブックオフに並ぶのと同じ理屈で,高級鉛筆が極安値で出品される。

● というわけだから,銀座 LoFt に来てみたんだけれども、欲しいものがない。困ったものだ。
 ので,どうでもいいことを話題にするのだが,銀座 LoFt はモレスキン公式店になっているのだろう。BLACKWINGとのコラボセットが販売されている。

● こういうものを買うヤツ・・・・・・いるんだろうな。たいていのセットにはワンステップシャープナーが入っている。この鉛筆削り,よほど売れていないんだろうか,と勘ぐってしまう。イヤな性格だねぇ。
 つーか,この鉛筆削り,最終仕上げの段階で芯を折るらしいからさ。

● 伊東屋入口の正月飾り。それを一瞥して通り過ぎた。銀座には来ても伊東屋は覗かないことになりそうだ。ぼくのような者が来るところではない。

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