鉛筆の新製品なんて滅多に出ませんわね。いつ行ったって,棚には同じものが並んでいる。新味はない。
● 新製品はボールペンとシャープペンに集中するわけでね。文具店の華やぎを作っているのはそれらの商品群ですわ。
あとは,ガラスで覆われた高級万年筆の売場。高級万年筆にはもともと疎遠だったけれども。
● そうして,鉛筆なんてものは文具店で買うものじゃない。メルカリやヤフオクに,古鉛筆を含めて,色んな製品が出品されていて,個々の文具店では及びもつかない品揃えが展開されている。
しかも安い。1本4円で72本の鉛筆を買ったこともある。伊東屋のイートンペンシルを1本30円でまとめ買いしたこともある。入念にチェックしている人はもっと安く入手しているだろう。
● 小学生が中学生になれば,だいたシャープペンに転向する。親御さんが使われなくなった鉛筆をメルカリに放出する。
高校生が大学生になれば,受験(マークシート)用に買った高級鉛筆をメルカリに出してくる。ベストセラーほど捨て値でブックオフに並ぶのと同じ理屈で,高級鉛筆が極安値で出品される。
● というわけだから,銀座 LoFt に来てみたんだけれども、欲しいものがない。困ったものだ。
ので,どうでもいいことを話題にするのだが,銀座 LoFt はモレスキン公式店になっているのだろう。BLACKWINGとのコラボセットが販売されている。
● こういうものを買うヤツ・・・・・・いるんだろうな。たいていのセットにはワンステップシャープナーが入っている。この鉛筆削り,よほど売れていないんだろうか,と勘ぐってしまう。イヤな性格だねぇ。
つーか,この鉛筆削り,最終仕上げの段階で芯を折るらしいからさ。
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