2022年1月8日土曜日

2022.01.08 ゼブラのミリペンを買った。もちろん,メルカリで

● プラマンに似た書き味のペンを大昔にも使ったことがあった。ゼブラのミリペンだ。昔々,ゼブラのミリペンってあったじゃないですか。あの書き味は良かったなぁと思いだして。
 おいおい,プラマンとミリペンじゃだいぶ違うじゃないかと言われるかもしれないけれども,タッチの柔らかさ,筆圧いらずなところ,かなりの速度で書いていけるところは,両者に共通するような気がする。気がするというのは,何せミリペンを使ったのは40年近く前のことだからだ。
 記憶だけで言うと,プラマンよりミリペンの方が万年筆の書き味に近い。

● 現在ではゼブラはミリペンの生産をやめているし,ミリペンという言葉も極細サインペンを指す一般名詞になっているようだけれども,メルカリに往年のミリペンがいくつか出品されている。文具店を閉じる人が,デッドストックになっていたものをメルカリで処分しようとするんだろうか。
 じつは,黒3本と赤4本のセットが333円で出ていたので,ポチってしまった。赤は要らないんだけど。

● それが今日届いたので,さっそく測量野帳に数行書いてみた。そうそう,これですよ,この書き味ですよ。
 0.2mmの表記がある。プラマンより線が細い。B罫ノートでも問題なく書いていける。
 軸も細いので,長時間の筆記には向かないかといえば,それがそうでもない。筆圧が要らないから,長時間書いても疲れない。って,数行しか書かないで言ってはいけないのかもしれないけど。

● 測量野帳に合わせると,問題なく使える。裏に抜けることもまったくない。これはかなり使えると思う。今使っているノートはゲルインクボールペンで行くとして,そのあとはミリペンを使ってみることにする。
 久しぶりの黒だ。安物の墨汁的な重い黒ではないので,気分まで重くなることはなさそうだ。軽快に使っていけると思う。

● なぜ,ゼブラはこの製品の生産を止めたのだろう。って,売れなかったからに決まっているが,当時の状況からすると,ぺんてるの水性ボールペンに押し出された形なんだろうかな。

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