● そういえば,と思いだした。ユニボールワンのブルーブラックを買ったんだった。ちょこっと試し書きをして,ずっと放っておいた。
今はブルーブラックのゲルインクボールペン(リフィルはエナージェルの 0.4mm)で書いているので,ユニボールワンでも書いてみたくなった。
● が,書けなくなっている。まったくインクが出ないわけではないのだが,文字がかすれる。事実上書けない,と言っていい状態。
インクの濃さがウリのボールペンなのだが,インクが固まりやすかったりするんだろうか。
メーカーの解説によると「ユニボールワン インクに使用している顔料は,従来の色材を粒子中に閉じ込めた独自開発のビーズパック顔料です。インクの色材となる顔料を粒子中に閉じ込め,粒子のサイズを大きくすることで,色材の紙面への浸透を極力抑えます」ということなのだが。
ま,放置しないで毎日使えばいい話ではあるんだけど。
● それでも我慢して書いてみた。ゆっくり書けば何とか線がつながる。
しかし,写経しているわけじゃあるまいし,ゆっくり書くのはかなりの苦行だ。
● これで自分の書く文字が小さいことを,あらためて知らされることになった。
極細のペンを使うと字は小さくなる。小さい字を書く人が極細のペンを好むということでもあろうけれど。
もうひとつ。速く書くと字は小さくなる。ぼくの字が小さいのは書くのが速いからかもしれないぞ。
速く書こうとすれば,書き方はゾンザイになる。ゾンザイに書くと,字を小さくするかもしれない。
ゆっくりと丁寧に書けば,字はそれなりに大きくなるものなんでしょう。
● そんなことを思ったのも,今日,ネットで見た記事(Yahoo! ニュース:「無駄なことはできるだけやった方が良い」イチローさんが進学校・国学院久我山に伝えたかったことと高校生に向き合う理由」 → リンクは切れている)で,イチローがこのように発言していたからだ。
ちっちゃい! 字が。(もっと大きくないと)字には性格が出るからさ~。
ぼくも,おまえの字は小さいと昔から言われていた。が,あまり意に介さなかった。夏目漱石が,蝿の頭のような(小さな)字を書くと書いていたのを,何かで読んだことがあって,自分は漱石と同じなのか,だったら小さいままでいいや,と思ってしまったせいもある。
● しかし。今となってはとっくに手遅れなのだけれども,大きな字を悠々と書くくらいでちょうどいいのだと思う。
なぜかというに,自分が老眼と乱視がひどくなり,小さな字を読むのが辛くなっているからだ。
ので,このブログの字体も大きめにしている。そうしておいた方が自分が読みやすいからだ。
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