2024年12月30日月曜日

2024.12.30 鉛筆で知的さを演出するなら

● 北星クラフツマンは相当な高品質だし,9606もかなりいいのだが,ここは安価な9500の方が通っぽいというかプロっぽいというか。
 安価といっても9500には9500固有の良さがある。

● これはネットで拾った黒田前日銀総裁の記者会見の写真なのだが,彼が持っているのはトンボ8900(変わった持ち方をしているな)。
 8900だから絵になるので,MONO100だったらオイオイオイってことになる。

● 鉛筆で知的さを演出しようとするなら(黒田さんは演出しようとしたわけではないだろうが),普及品の方が効果的。
 北星ならクラフツマンより9500。トンボなら MONO100 より8900。三菱なら Hi-uni より9800。

● 万年筆ならモンブランのマイスターシュテュックを持たせればいいのだろうが,鉛筆は安い大衆品の方がよろしい。
 なぜかと言うに,鉛筆はすべてが大衆品になっているからだろうか。だったら,正真正銘の大衆品の方がアピールする,と。

● 大人が鉛筆を持つのは,そもそもがミスマッチだからか。リアルではあり得ないパターンだから,それだけで訴求できる。
 だったら,Hi-uni でも MONO100 でもよさそうなものだが,誰もが子供の頃に使ったことがあって,それを記憶に留めているであろう大衆品の方が射程が広いし確実だ,ということなんだろうかな。

● たとえば,Faber-Castell のパーフェクトペンシルを持たせたら,どうやっても底の浅いウスバカにしか見えないだろうし,BLACKWING でもキワモノ感が出てしまう。
 こういうものは保守に徹した方がいいんだろうね。昔からあるものがいい。鉛筆はその形がとうの昔に出来上がっているから,保守のストックはたんとある。

2024年12月29日日曜日

2024.12.29 鉛筆の筆箱をバージョンアップ

● 先月,トンボ8900の70周年記念の缶ケースを活かそうと思って鉛筆メインの筆箱を作ってみたのだが,使用するに至らなかった。理由はハサミが入らなかったこと。
 結局,今まで使っていた収納力のあるペンケースに「鉛筆シャープ」を入れたほうが話が早い。使い勝手がいい。

● が,この缶ケースに収納できるハサミが手元に来たので,再度,鉛筆筆箱を作成。
 そのハサミと Hi-Tec-C coleto。鉛筆削りはクツワのBABY-K。同じくクツワのぷにゅグリップを1個。消しゴムと北星9500を2本。3本入れたいのだが,PLUSの修正テープも収納したかったので,2本に留めるしかなかった。底に定規を入れてる。

● Hi-Tec-C と修正テープは手帳用。ハサミと修正テープが入ったのは大きい。これでぼくの筆記シーンにはすべて対応できるはず。
 逆に言えば,これだけあれば足りる。手元に夥しくある鉛筆や筆記具は何なんだ? うちは文具店の倉庫じゃないんだぞ。

● これはあくまで出先で使うためのもの。出かけるとき専用だが,出かけるときにはこれしか持たないことにする。 

● しかし,まぁ,つまらんことをやってるなぁとも思うんですよ。こんなとこはせず,今までどおりで何の問題もないんですよ。
 文具に遊ばれてる感じがしますよ。強く言えば文具に支配されてる。けど,支配されるのが楽しいから困る。

● それもこれも,この缶ペンケースを活かそうというのが発想の出発点だからだよね。貧乏根性からの出発だから。結果も最初から見えてるっちゃ見えてるわけよ。
 こんなことをやってられるのも,要は暇だからなんだよねぇ。すみませんねぇ。

2024年12月26日木曜日

2024.12.26 リアルな女児が使っていた鉛筆を使うことの不思議

● リアルの女児が使いかけた鉛筆を使わせてもらっているのだが,前所収者の女児がどんな子で,どんなシチュエイションでこの鉛筆を使っていたのかを想像することはあまりない。
 どんな子だったのかにつては想像するよすががない。どんなシチュエイションでについては,想像するまでもない。学校の教室で授業を受けているときと、自宅の勉強部屋で宿題をするときに使っていたに決まっている。

● のだが,その想像をしてみたくなった。何とはなしになんだけども,あまり勉強好きな子ではなかったんじゃないかと思う。
 勉強好きな子なんて滅多にいないだろうし,勉強なんか好きじゃなくても全然かまわないとおもうんだけど。

● 鉛筆をはじめ,学習用具にもあまり関心を持っていなかったんじゃないかと思う。鉛筆なんて何でもいいよ,という感じだったんじゃなかろうか。
 これまた,それが普通のことだと思うんだけどね。

● 今使っているのはBの鉛筆なんだけども,他に2BとHBもあって,2Bの鉛筆の中には頭の方から削っているのが何本かある。しかも,その鉛筆が三菱の9800なのだ。
 女児が使うにしては渋すぎる気がする(学校で推奨していたのかもしれないけどね)。親御さんが買って与えたものだろう。

● おとなしくてあまり目立たないタイプの子じゃないかと思ったりもする。積極的に意見を言う子ではないんじゃないかな。
 これはまったく根拠のない推測だ。そういう気がするだけのこと。

● ともかく,リアルの小学生の女の子が途中まで使った鉛筆を,セカンドランナーとしてぼくが使わせてもらっている。彼女が使っていた用途とはまるで違う使い方をしているだろうし,使っている時間帯も違う。鉛筆も目も回しているかもしれない。
 が,彼女から引き受けた鉛筆をしっかりと最後まで使い切ることは,セカンドランナーの務めだと思っている。

● それだけは果たしますからどうぞご安心ください。どこの誰かは知らないけれど,小学生の女の子様(すでに中学生になってるのかもしれない)。
 といっても,彼女自身は,自身が使いかけた鉛筆のことなど,1㎜も記憶に留めてはいないだろう。こちらが勝手に思い入れてるだけのことだ。

● ぼくとすれば,リアルの女児が使っていた鉛筆を歓びに打ち震えながら(?)使い切るだけだ。こんなこと,昔ならあり得なかった。
 インターネットがインフラとして普及し,メルカリというサービスを考えてそれを具現化した人たちがいるから,どこの誰とも知らない子が使いかけた鉛筆を,どこの馬の骨ともわからないこのぼくが引き継いで使っている。

● 考えてみれば(考えてみなくても)不思議なことだなぁと思う。
 当然,彼女たちの世界をぼくが生きられるはずもないけれども,これも縁というものだと思っている。

2024年12月25日水曜日

2024.12.25 紙と鉛筆で遊んでいる

● このブログのタイトルは「何を使って何に書くか」になっている。あまり考えないで付けた名前だが,今では変えようがなくなっている。
 その「何」についてしか語っていないからだ。やれ,こんな鉛筆を買っただの,測量野帳をこれだけ使っただの,そんなことしか書いていないからだ。

● 本当は,何を書いているのか,どんなことをどういうふうに書いているのか,なぜかいているのか,書く効用はどこにあるのか,そういったことを語れればいいのだ。
 が,そういうわけにも行かない理由がある。日記的な雑記を文章でダラダラと書いているだけだからだ。

● 日記的雑記といっても,じつはリアルからひと月以上も遅れている。手帳を見ながら何をしたのかを確認しつつ,思い出しながら書いているわけだ。
 こうまで遅れてしまうと,忘れちゃいけないこと,かといって手帳に書いておくほどのものではないことを,備忘録的にメモ帳にチャチャッと書いておくようにしている。

● なぜこんなに遅れるようになったのか。理由はいくつか考えられるのだけども,第一には,ある程度の量を吐き出すことを自分に課しているからだ。
 今は測量野帳(LEVEL BOOK)に鉛筆で書いているのだが,最低でも1日4枚(8ページ)は書くことにしている。日記だけなら小さい測量野帳でも1ページ,せいぜい2パージもあれば充分だ。それ以上に書くことなどあるわけがない。

● いや,それしか書かないのなら手帳だけですむ。手帳はA5のマンスリーを使っているのだけれども,極細ペンを使えばマンスリーの1日分のマス目に収まってしまう。
 その詳細をノートに書くのも悪くはないのかもしれないが(そうやってページを埋めることもある),それはあまり意味がない。まぁ,意味ということを言いだすと,ノートに手書きしていること自体に意味なんてあるのか,という話になってしまうのだが。

● 実際,書かないで書かないで困ることなど何もないと思うし,暇だからやっているという側面が大いにある。
 なので,意味があるのかないのかは問わないことにする。手帳に書いたことを詳しくノートに書くのは,書いていてもそんなに面白くないからやらない,ということだ。

● では,1日4枚書くのをノルマにしているのはなぜかと言うと,岡田斗司夫さんが紹介していた「モーニングノート」的なことをやってみるかと思ったからだ。
 只今現在,自分の頭の中にあるものをノートに書き出してみる。岡田さんによれば,毎朝A4ノートに3ページ書くらしい。出勤前の慌ただしいときに3ページも書ける人なんているんかと思うのだが(A6だと12ページになる),そういう決まりになっているらしい。

● 測量野帳はA6に近いのでA6換算でいいと思うが,1日に12ページ以上書いたことは数えるほどしかない。最高はたぶん20ページだったと思うが,それは1回しかない。
 毎日が日曜日で,1日中でも書いていようと思えばそのようにできる環境にいてもそうなのだ。仕事や家庭を持っている人が,毎日,そんなに書けるとすれば,もはや人間ではなくてスーパーマンと呼びたくなる。
 ただ,「モーニングノート」的な使い方をしているために,リアルから1か月以上も遅れているのにさほどの支障もない。もちろん,脳内にあるものを吐き出した日とリアルの日付が一致しているに越したことはないのだが,そこはあまり気にしていない。

● リアルから遅れるという代償を払っても,1日8ページをノルマにしているおかげで,測量野帳は年に40冊ほど消費できる。12ページ書ければ60冊を消費できる計算になるのだが,毎日が日曜日でもそんなには書けない。
 それだけ書ければ野帳と鉛筆の消費量が増えて,ムダに溜め込みすぎたという贖罪意識もだいぶ薄まるのだが。何より,寿命があるうちに使い切れるぞ,と希望が湧いてくるというものだ。
 「モーニングノート」を実践できている人がもしいるとすれば,ひれ伏す他はない。

● 頭の中にあるものを吐き出すといっても,同じことがまた脳内に湧いてくる。ので,同じことを何度も書くことになる。
 書いたものを読み返すことはしていないが,もし読み返せば,自分の進歩のなさにつくづく嫌気がさすことだろう。同じ場所をグルグルと回っているだけなことを知らされる結果になるからだ。

● 脳内にあるものを吐き出すことの効果は,脳をリセットできることだと思う。外部に文字化して記録を残したのだから,安心して忘れることができる。
 忘れるために書くのだ。忘れることができれば,脳内メモリに空きができる。軽快になる。メモリはいっぱいにしない方が快適に動くのはパソコンだけではない。

● が,シリアスな問題,気持ちを刺すようなことを文字にすることは,少なくともぼくはできないことが多い。
 そういうものこそ,吐き出すべきだろう。吹き出せばスッキリする。ストレスを溜めないですむ所以であり,そういうものこそを吐き出すのが「モーニングノート」が狙うところなのであろうと勝手に思っているのだけれども,それをするためには心の強さが必要だ。
 後になってから振り返るのはともかく,その渦中にいるときに,それを文字にするのは相当以上にハードルが高い。ので,当り障りのないことを書いてお茶を濁すことになりがちだ。
 というわけで,なかなか思うようにはできていないのが実情ではある。

● どうしても他者の眼を意識してしまう。ノートは誰にも見せない,自分が生存中に処分して死後には残さないと決めても,他者の眼を完全に払拭するのは難しい。「他者の眼」は自分の中にビルトインされているのじゃないかと思うほどだ。
 書いて吐き出せばスッキリする,というのは確かにそのとおりではあろうけれども,「吐き出す」のはそんなに簡単なことではない。

● まぁ,しかし。手で紙に文字を書いていくという作業じたいをぼくは好きなようで,ノートと鉛筆があれば退屈することはない。
 誰とも会わなくても,自分と対話できればどうにか日々をやり過ごすことはできる(と思いたい)。その場合,書くという行為を介さないで,脳内だけで自分と対話できるかというと,それは無理な気がする。
 「考える」も,書くという身体動作を伴わせないでできるとは思えない。

● ぼくのやっていることは紙と鉛筆で遊んでいるようなものだが,その遊びを「趣味」にできたことは,自分を褒められる数少いことのひとつだとも思っている。

2024年12月24日火曜日

2024.12.24 ChatGPT やら音声入力やら

● Google Play ストアを久しぶりに覗いてみた。ChatGPT 関連や音声入力のアプリが増えてますな。たまには覗いてみた方がいいね。
 あ,これ面白そうじゃん,と思えるのがいくつかあった。2つ削除して3つインストール。が,結局は一度も使わないで終わったりする。こういうものを使えてるアンタは偉い。

● ツボにハマれば効果大きいよなぁと思うのが音声入力だが,ぼくは全然使えておりません。
 自分が喋ったことを文字起こししてくれるんだから,今や誰もが秘書持ちのエグゼクティブになったようなものだ。が,ぼくは使えていない。

● ちなみに,音声入力も Google Keep を使うのがよろしからん。1万文字までという制限があるようだけれども,400字詰め原稿用紙25枚分ですからね。1回あたりの入力でこれで足りないことは,まずもってあり得ないでしょ。

● 音声入力にしても ChatGPT にしても,とんでもない技術が舞い降りてきた感じだよねぇ。
 使えていないんだから多くを語る資格はないけれど,デジタルネイティブならぬAIネイティブが,近い将来,出てくるでしょう。そうなったら世界はどう変わって行くんだろう。案外,変わり映えしなかったりするんだろうかな。

● 生産活動に人間を必要としなくなりそうではありますよね。コンビニにしたって,物販以外に,宅配の受付,公金取扱い,カフェサービス,チケット取扱いと,多様な業務を展開しているけれども,それらのサービスをいささかも縮小することなく,完全無人化を達成しそうじゃないですか。商品陳列までロボットがやってのけそうですよ。
 飛行機の自動運転もあるんじゃないですかね。CAは残るけれども,パイロットは不要になりそうですよ。

● そうなってくると,ベイシックインカムの導入は避けられない。それに要する財産負担を大きくしないために,人口は少ない方がいい。ベイシックインカムが議論になるのは,団塊の世代が死に絶えた後になるでしょうね。
 結婚しない男女,結婚はしても子供を作らない男女がこれからも増え続けるかもしれませんね。遺伝子の望むところとは真逆の方向なんだろうけども,どうもそういうことになりそうだ。

● 欧州や日本はとっくに少子化,人口減少に向かっているが,韓国や中国もまっしぐらにそうなりつつある。
 いずれはインドも,そして中東やアフリカも,人口減少に向かう。世界の人口が減る。そうなると,戦争圧力も低下して,国際社会も穏やかになるかもしれない。

● どういうことになっていくのか。あと50年は生きて見届けたいけれども,さすがに無理な相談だ。残念であるよ。

2024.12.24 Faber Castell の 9000 JUMBO

● 右の写真はFaber Castell の9000 JUMBO。鉛筆の弱点は軸が細すぎることだと素朴に思っていた頃に購入した。
 細いなら太くすればいいと,フィジカルに解決したものだと思っていたんだけれども,この鉛筆ってそもそも何のためのもの?

● 芯もだいぶ太いんだけど,あらかた削り取ってしまうんだから芯まで太くする意味がない。
 描画用ですか。太いままで長く出して寝かせて使う? しかし,この使い方をするなら JUMBO サイズは不向きのような気がする。細い方がいいんじゃないか。

● 2Bだけど,国産鉛筆でいうとFくらいですかね。一般筆記に使うなら4Bか5Bがいいかな。
 芯の減りも少なく,悪い鉛筆ではないと思うが,レギュラーサイズでも Hi-uni より高価。ぼく一個の使用感は Hi-uni (のHB)が勝っている。

● 軸の細さは “ぷにゅグリップ” や貫通式補助軸で補えばいいので,JUMBO である必要はない。
 フォルムとしてはレギュラーサイズの方が美しいし。

● 言うも愚かながら,これもけっこうな数を在庫しちまってる。Faber Castell に限らず,STAEDTLER や KOH-I-NOOR も。もてあますでしょうねぇ。
 KOH-I-NOOR のHBなんか使いものにならんス。何も考えないで買い溜めるのはダメですよ。

2024年12月23日月曜日

2024.12.23 手帳に “貼る” ための両面テープの使用歴

● 2022.12.16
 ダイソーで買った両面テープを使い終えた。退職後の3年間でこれが2つめ。ノート以外の文具を使い切るのは,スッゴク気分がいい。近いうちに使い切れそうなのは,やはりダイソーで買ったトンボの修正テープ。 
 次はこれを使います。相方が途中まで使って,ぼくに払い下げたもの。ありがたいことでっす。

● 2023.02.11
 上記の両面テープも最後まで使って,今度はこれ。同じく相方から払い下げられたものだが,これは未使用の状態。日本製とあるのだが,メーカー名がわからない。わからなくても支障はないけど。
 手帳にわりといろんなものを貼る。もっぱら両面テープを使っている。

● 2024.07.15
 で,次はこれ。真打ち登場。両面テープといえば,やっぱニチバンでしょ,的な。
 これも相方からの払下げ品。途中まで使っている。

● 2024.03.03
 はい,ニチバンも使い終えた。3つ連続で相方からの払下げ品。再び,ダイソーの両面テープに戻った。
 ぼくのような下賤な者にはダイソー製品がちょうどいいと思っている。ダイソー製品のユーザーが皆,ぼくと同じだとは思ってないけれども,文具なんかはほとんどダイソーで足りちゃうんですよ。

● 2024.04.09
 両面テープは順調に消費中。再び相方から下賜されたこちらに。以前にも同じものを下し置かれている。
 両面テープとして世に出されたものは,両面テープとして使い切ってやらねばの。

● 2024.09.19
 家人からの下賜品を使い終えて,またダイソーのこちらに。結局,手帳に “貼る” のに使うには,これが一番のような気がする。ちなみに,これ,日本製なんですよね。
 こういうのを使って,一生懸命にゴミを作っているような気もするんだけどね。自分がやってることってさ。

● 2024.12.23
 次も結局,これになる。ダイソーの幅5㎜のダブル。工作や梱包に使うわけじゃないから。これで充分。圧倒的なコスパ。
 もう相方からの下賜ないはずなので,今後はずっとこれを使うことになるだろうから,両面テープの使用歴を残すのもこれで最後にする。

● ちなみに,今年になってから両面テープの使用量が大きく増えている。理由は手帳をバイブル(ウィークリー)からA5(マンスリー)に買えたことにある。
 “貼る” のに便利だろうと思ってサイズを大きくしたのだ。そしたら。貼る量が数倍になった。何でもかんでも貼ってるような感じ。収納スペースに応じてモノは増えるというのと同じ理屈だな。

● 1年間でこんな感じッス。保存用のバインダーも百均で売ってるやつ。1冊では収まらず,2冊でどうにかこうにかという感じです。
 手帳本体はマンスリーなんだからごくわずか。大半が貼りもの。

● 台紙もダイソーで買ったA5コピー用紙。なかなかなくてね,モアーズ川崎店に入っているダイソーにあったので,3束(1束180枚)ほど買っておいたんですよ。現在はなくなってますね。取扱いをやめてるんですかねぇ。
 今年1年でだいたい1束使いました。来年以降はさすがにこんなに多くはならないと思うんで,あと3年くらいはもってくれるでしょ。

2024年12月22日日曜日

2024.12.22 同好の士がぼくの心の癒やし

● 宇都宮の Standard Products。北星クラフツマンのHBとBが1箱あった(他の硬度の中に紛れていた)ので購入。
 が,これでHBとBは店頭にはなくなった。2Bと4Bはすでにない。

● が,残りはどっさりある。特に3Bは,F,5B,6Bの2倍残っている。この非対称性は何事ならん。
 均等に売れるわけがないのだから,放置すればこうなる。コンビニのようにこまめに補充するのは難しいのかねぇ。難しいんだろうねぇ。

● しかし,ぼくの方はこれでクラフツマンの在庫も充分なので,とりあえず Standard Products 巡回は終了とする。
 お疲れさまでした,俺と Standard Products。

● つーかねぇ,鉛筆はすでに3回生まれ変わっても使い切れないほどにあるんですよ。なのに,何でこんなことをしてるかねぇ。
 同好の士(?)がだいぶいそうだけど,貴方がたの存在がぼくの癒しです。どうぞそのまま買い続けて,おまえなんかマダマダだぞ,と叱咤激励してください。よかった,自分よりバカなのが世の中にはこんなにたくさんいるんだ,と思わせてください。

2024年12月21日土曜日

2024.12.21 いくつかの鉛筆

● これもメルカリに出てたやつ。ポチッてしまったのは,こちらの STANDARD を STAEDTLER と読み違えたためです。
 STAEDTLER のデザインをパクったうえに,GERMANY STYLE とまで印字している。当然,正義の味方,中華製だろう。MAID IN CHINA の表示はないけど。

● オリーブクラブってなんや? 〄があるが,MADE IN KOREA。MUNHWA というメーカー製。
 発売元は日本の販売会社。

● こちらは由緒正しい三菱製。元になっているのはユニスター。
 間違いないと思えるやつ。結局,こうして勝手知ったるブランドのものを選んてしまうというわけね。

● バラの5本。BELLCAT Demi Super 4本。BELLCAT が何なのか,ぼくは知らないんですけどね。Highest Quality とあるんですけどね。
 あと,ポパイの絵柄のもの。MADE IN JAPAN BY LYRIC とある。鉛筆本体は中華製で,最終工程だけ LYRIC がどこかに委託したものか。
 いや,そんな面倒なことはしないな。日本の鉛筆メーカーに委託したものでしょうね。

● アイボール鉛筆の HI-CLASS。鉛筆本体の軸には HIGH-CLASS とあるんだけどね。あるいは,中身は HIGH-CLASS のままでダース箱のラベルだけ Hi-new にしてみたり。
 この緩さというか,大らかさというか,いい加減さというか。アイボールにしか見られないものだよね。
 でも,これはいい鉛筆ですよ。すでに4ダースほど在庫している。

● 今回,3ダース追加。出品者様はダース420円で別々に3本出品していた。
 売れなくてシビレをきらしたのか,3ダースまとめて550円で出品した。3ダースで550円ならねぇ,つい。これがいかんのだけどねぇ。

● いかんのだけれども,今どき,550円では立喰いそばしか食べられない。
 しかし,550円あれば鉛筆が3ダースも買えたりする。鉛筆ってね,悲しいほど安い工業生産品だねぇ。

2024.12.21 女の子ワールド満載の鉛筆

● 目下は使いかけになっていたBを使用中。自分で使いかけにしたのではなくて,リアルの児童が途中まで使っていた鉛筆をメルカリで購入したものだ。
 で,また,使いかけ鉛筆を買ったので,その中のBを一緒に使っていくことにします。

● 女の子ワールド満載という感じでしょ。これは凄いよぉ。パワーを感じる。
 鉛筆の頭はこんな感じ。メーカーも手抜きはしていない。

● 右端のはクツワが販売元になっている国産鉛筆。あとは身元不明だな。国産もあれば中華製もありそうだ。
 が,この世界ではそんなことはどうでもいいんですよ。すべてを呑み込む女の子パワーの前に,何もかも吹っ飛ぶんですよ。

● 購入したのはこれがすべてではない。2BはBの倍くらいある。HBや硬度不明もある。全部並べたらホント圧巻です。
 女の子の世界には何でもあるんだな。可愛いもの好きだけじゃないんだな。

● ただし,唯一,秩序だけがない。カオスの海に秩序は不要。
 秩序を言いだすようになると,生命体としては翳りが出てきた証拠かもしれないよね。溌剌とした生命体はカオスを食べて生きられる。

● 右端のクツワ PUMA 鉛筆だけが異色なのも気になる。ひょっとしたら,好きな男の子と鉛筆を交換したんだろうか。あるいは,鉛筆の交換がクラスで流行ったことがあったのかな。
 どっちにしても,彼女にはどうでもいい遠い思い出になった。交換したことも忘れてしまった。

2024.12.20 Seria のガラスペンを入手

● Seria が110円でガラスペンを販売していることを知ったのは昨年の11月のことだ。が,すでに遅し。
 いくつかの店舗を覗いてみたが,どこにもない。しかも,ずっとない。初期ロットを売り切った時点で再販はないのだろうと思った。折からのインフレで,いくら何でも110円でガラスペンを販売するのは無理なのだろう。
 そのあたりの経過を自身の 𝕏 から拾ってみる。

● 2023.11.16
 ガラスペンが Seria で扱われるようになったらしい。となると,そろそろブームの終焉も近いか。
 とはいえ,Seria でも品薄状態が続いているようで,ぼくはまだお目にかかったことがない。
 某所にインクだけあったので,買ってみた。松野工業㈱の製品。生産は中国。
 インク沼にハマるか。ハマるわけがない。ガラスペンもしょせんは際物で,二,三度使って飽きる予定。
 万年筆の代わりにはなり得ないし,つけペンの代用にもならない。どれだけ遊べるかという話だ。

● 2023.11.29
 Seria の幻のガラスペン。某所の Seria に前回はインクだけはあった。今回はインクとペンレストがあった。が,本体は影も形もない。
 ガラスペン単体ではさすがに赤字ですか。本体とインク,ペンレストの3点セットで買いたくても,本体がないんじゃね。

● 2023.12.04
 そっか。メルカリに出てるのか。これだけ話題で品薄(入手困難)なんだから,出ますかね。
 しかし,この値段ではなぁ。ぼくは転売ヤーが悪いとは全く思わないんだけど,買うやつはどうなんだかなぁと思うことはある。貧乏人が貧乏人を喰い物にする図は,あまり気持ちのいいものではない。
 100円台のガラスペンは Amazon にもあるぞ。届くまで1ヶ月ほどかかるようだけど(中国から船便でやって来るんで),それくらい気長に待てばよかろうよ。それが優雅ってもんだ。

● 2023.12.09
 Seria 鹿沼店。地方の Seria にもガラスペンはありませんね。ペンレフトとインクはあるんだけどね。
 さすがに110円では利益が出ず,ペンレフトやインクとセットでないと辛いのかと思ってたんだけども,写真で見る限り,単体でもギリギリ利益は出そうにも思える。ぼくが心配しても仕方がないけど。

● ところが,今日,品川駅前のウィング高輪WEST店を覗いてみたら,あったじゃありませんか。しかも,けっこう潤沢にありましたよ。
 この店舗だけではなかろうから,全国的に再販されたんでしょう。初期ロットで終わり,じゃなかったわけですね。吉報でしょう。

● が,こちらの気持ちがガラスペンから完全に離れてしまっている。使う局面がない。使うとすれば手紙を書くときくらいかなと思うんだけれども,手紙は自分で自分に書くのでなければ書く機会がない。
 成り行き上,2本ほど購入しておいたけど。付属品も一緒に。

2024.12.20 浅草橋散策

● 浅草橋にある(正確には柳橋だが)日本文具資料館に行ったのは,もうだいぶ前のこと。あれから幾星霜,多少は文具への認識も深まったかもしれん。今,行ってみればまた違った感得があるかもしれない。
 浅草橋って,資料館以外にも面白い文具店なんかもありそうな気がする。ディープな街なんじゃないかな。資料館に行くというよりも,浅草橋の探索に行く。丸1日を費やすつもりッス。

● というわけで,浅草橋にやってきた。下町風情と旦那衆の御屋敷が同居している感じ。かつては色っぽい街だったのかもしれないとも思わせる。
 小股の切れあがった,という言い方があるじゃないですか。それがどういう状態(の女性)を指すのかイマイチわからないんだけれども,墨田区や江東区が発祥の舞台かと思われる。浅草橋は台東区だけれども,“小股の切れあがった” が妥当するエリアに含まれるんじゃないか。

● 駅の近くに長年やってきた文具店がある。常連さんが支えているのだろう。一見客には敷居が高い。
 入ってみる勇気は出なかった。買わないかもしれないんだしねぇ。
 他にも筆を中心に扱っているところとか,紙を扱っているところとか,その道に精進していない者には入りにくそうな歴史を感じさせる店がある。

● シモジマ本店に捕まった。捕まってしまうと,30分や1時間では出られない。
 売場は6階まであるんだけども,1階が目玉商品,2階が学用品,3階が一般文具。4階以上はその道のマニアかプロ向けという感じで,ぼくには無縁のところ。

● 1階では今年の人気ランキング上位の製品をまとめて販売中。サンスターのウカンムリクリップを買っていくことにした。528円。
 お勉強中の中高生ではないんで,こういうものの必要性を感じたことはないんだけども,浅草橋訪問の記念。

● 場所柄,とり澄ましたところはないし,田舎者には親しい雰囲気で,いくらでも長居ができる。銀座の伊東屋よりも,新宿の世界堂よりも,長くいても疲れない感じがする。
 いいんじゃないですか,浅草橋。

● 2階の学用品売場ではクツワの鉛筆削り BABY-K と ぷにゅグリップを。これは必ず使う。鉛筆メインの筆箱を作るのに BABY-K は必須。
 ぷにゅグリップ は指を当てる窪みがない方が使いやすい。指の位置を固定されると,芯の偏減りに対応するのが少々厄介になる。
 BABY-K が132円,ぷにゅグリップが158円。

● 3階には測量野帳もあった。税込み192円で売られている。全部が全部,これほど安いわけではなく,ミドリのMDノートは他と同じ価格だが,A6Campusは107円と百均より3円安い。野帳のクリアカバーも331円だ。
 文具店は定価販売と思っていたが,ここはそうじゃないんだな。ヨドバシの文具売場と世界堂に次いで,値引き販売をしている文具店を見つけましたよ,と。

● で,野帳カバーを含めノートカバー3種とA6Campusを2冊,購入。MDノートカバーが184円,Campus ノートカバーが264円。
 カバーは生きてる分の必要量はすでにあると思うが,いいのである。買っておくのである。
 1階に戻って,来年の干支の縁起物を5個購入。これらは宿泊しているホテルのスタッフへのお土産。

● 浅草橋には神社が多い。まず,第六天榊神社。
 参拝の作法を説いた立札がある。参拝の作法なんぞはする側に任せよ,と思うのだが,なぜこんなものまで統一したがるのか。参拝者側の需要があるからだろうが,鬱陶しい話であるな。好きなようにすればいのだ。わざわざ閉塞感を作り出すこともなかろうに。

● 須賀神社。浅草橋に限らず,東京には神社仏閣がマメにある。人口比で考えれば決して多くはないのかもしれないが,面積比で見がちになるのでね。
 銀座にもかなりの数の神社があるよね。ビルの屋上にあるのも含めると,けっこうな数になるんじゃないか。その大半が稲荷社だと思う。

● 銀杏岡八幡神社。通りごとにあるような。
 道路に面した小さな祠を含めると,いったいいくつになるのか。こうした小さな祠はほぼ例外なく稲荷社なんだよね。
 東京って稲荷社天国なんですよ。稲荷社って元々は農耕神なんだけれども,転じて商売の神様になったようなんだよね。

● そうこうするうちに午後1時を回ったので,日本文具資料館へ。この資料館の開館時間は平日の午後1時から4時までなのでね。
 が,「しばらく休館します」とのこと。“しばらく” がいつまでなのかはわからない。中々以上の資料があるので,永遠に休館ということではないと思うが。
 記憶によれば,最初に目に入るのが漢委奴国王印のレプリカだったと思うが,印鑑が最初の文具ってことか。

● 資料館の先は隅田川。川はいいですな。何時間でもいられる気がする。
 隅田川の上流端から河口まで歩いてみようと思い立って,断続的に数日間かけて歩いたことがあるんですよ。面白かったといえば面白かった。もう一度やるかと言われたら,もういいけど。首都に相応しい風格のある川だとは思いましたよ。


(追記 2024.12.28)

● 先日買ったサンスターのウカンムリクリップ。受験生じゃなくても役に立つ。その局面はしばしばありそうだ。
 サンスターなんだから,当然,中華製。もう同等品が百均に出てるんじゃないかと思うんだが,確認はしていない。

2024年12月18日水曜日

2024.12.18 伊東屋イートンペンシル

● 先代の伊東屋イートンペンシル。これもいい鉛筆ね。すでにここでも言ってますけど。
 ツヤ消しの黒とツヤありの黒。ぼくが持ってるのは,この2種だけ。本数は58本。どっからでもかかって来いや。

● 木軸まで黒の染料を染み込ませたロメオ No3 を冠した鉛筆もあったが,芯はイートンと同じっぽかったな。
 何本か持っておりますよ。こういうのは使ってから死にたいものですよ。

● 現在のイートンペンシルは,印字が ITO-YA から Helvetica に変わっただけで,同じ佇まい。
 それ以外に軸に印刷された文字はない。硬度標記もない(だからHBだろう。少なくとも,HBのつもりだろう)。
 High Quality だの General Writing だのといった,余計な情報を載せていないのが高級感につながる。

● 個人生活にも通じますな。高級感に包まれて過ごしたければ,豪邸に引っ越すとかブランド品を揃えるとかじゃなくて,不要品を大胆に捨てるだけでいいのかもよ。
 筆記具,本,ミニカー,フィギュア,洋服,バッグ,靴などなど,愚にもつかないコレクションや,安かったからという理由で買ったガラクタを処分することから。
 ぼくは,その種の高級感は要らんので,そんなことをする気はないけどね。

● ちなみに,イートンペンシルは丸軸で,三菱鉛筆やトンボ鉛筆の軸より細い。北星の現行品と同じくらいだ。
 そのままデフォルトで使うのは,少なくともぼくには少々辛い。クツワの “ぷにゅグリップ” をかませるか,貫通式の補助軸を装着するのが吉かと思う。そういうことを面倒だと感じる人は,避けたほうがいいかもしれない。
 が,大方の人は,デフォルトで使うことに不都合を感じないと思う。

● 硬度標記がないわけだが,まぁ,HBだろう。が,HBにしては軟らかい芯だ。濃さもHB以上にある。
 この点でも北星に似ているので,北星のOEMじゃないのかと思っていたのだが,ネットをググる限りではそうではないらしい。

2024年12月16日月曜日

2024.12.15 持つだけで気分が上がる?

● B罫ノートに文字を書いていくのに,0.7㎜シャープはドンピシャリであることを発見(?)。少々戸惑っておりますよ。0.7㎜シャープなんか買ったのは,気迷いのつもりだったからさ。
 B罫に書くという前提だと,0.7㎜が細字,0.9㎜が中字,1.3㎜が太字といったところだろうか。鉛筆から離れることはないと思うんだけども,B罫と0.7㎜シャープは相性がいいのは実感中。

● ただし,ペンとパスタとピザは安いものほど旨いと思っていてね。高いものを使ったことはないんだけど。
 安いのは樹脂製だから軽い。機構が複雑じゃないから壊れにくい。見映えなんてどうでもいいんでさ。

● “持つだけで気分が上がる” という言い方があるけれども,あれは単なるマーケティング用語だと思ってる。どうなんだろうか。
 気分が上がるのは使い始めの3回だけで,4回目からは気分への影響力は雲の彼方に消えているんじゃないのかい?

● 若い衆は仕方がないかもしれないけれども,40歳にもなって気分が上がるなんて言ってるやつは,相当なアホだぞ。
 というか,気分を上げるのはモノ自体じゃなくて,使っているときの使用感だもんね。鉛筆でもシャープペンでも良いモノを使った方がいいに決まっているが,いいモノかどうかを決めるのは使用感。使い手との相性が第一ってことですよ。

● で,基本,使用感がいいのはキラキラした高額商品には少ないんじゃないかな。何度も言うけど,自分で高額商品を使ったことはないんだけどさ。
 あと,気分を上げるのはモノじゃなくて自分だからねぇ。あんまりモノのせいにするなよ。つーか,モノに頼り過ぎるなよってことかなぁ。

2024年12月15日日曜日

2024.12.15 買い過ぎにご注意 3

● メルカリで300円で出てたんでポチッとな。マークシート用のシャープペンと消しゴム。
 この分野ではトンボ鉛筆の MONO work が出たけれども,こちらが先輩格ですか。消しゴムは繰り出し式ではないけどね。

● たぶん使わないと思う。だったら,300円でも買うなってことだよね。数え切れないほど,これをやっちまってる。使わないとわかっているのに買うという愚行。
 その結果どうなるかと言うと,使われないまま経年劣化し,文字どおりのゴミと化したシャープペンが溜まっていくことになる。

● 安物ばかりだから,経済的な打撃はない。けど,そういう問題じゃないものねぇ。
 死屍累々の山を作っちゃいかんということですよ。端から使用者(所有者)責任を果たすつもりがないのに,なぜ所有しようとするのかってことですよ。

● わかっているのに,またやってしまった。盗撮癖は一生治らないらしいけど,これはつまり盗撮してるのと同じことか。
 ところで。死屍の中に0.3㎜が何本かある。0.3㎜って昔からあったんだね。最近出たものじゃないんだね。最近出たのは0.2㎜でしたっけ。

● 3月から鉛筆をメインに使うようになった。ということは,鉛筆以外を使わなくなった。ぶっちゃけ,このあたりは痛し痒しのところがある。
 すべて使い切ってあの世に渡りたいのだが,みっともなくも大量に残してしまいそうだ。そもそもが多く持ち過ぎなので。

● そんな中でできれば使って行きたいものの1つが,「大人の鉛筆」。字を書くだけなら,“大人の” が付かない鉛筆が勝る。軽いという一点において絶対的なアドバンテージを持つ。大量に書く人は尚のことだろう。
 しかし,どうにか活用できないか,せっかく買ったんだから,しかも3本も,と貧乏臭い発想をするわけだね。

● 筆箱に入れて出先で使うことにするか。なくはないが,鉛筆を入れればよかろうよ。
 基本,鉛筆が強すぎる。絵を描く,図面を引く,というのならともかく,字を書くだけなら1本の鉛筆で世界が充ちる。充ちるんだから,他が入りこむ隙はない。

● そこを曲げて,鉛筆以外の筆記具に所を得させる方法が何ぞないものか,と。