朝起きたらすぐにA4ノートに3ぺージ書く,と。内容は何でもいいから,とにかく書く,と。それを毎日続ける。
● 「モーニングノート」に関する他の紹介動画をみると,A4にはこだわっていなかったり,3ページを超えて書いてはいけないと言っていたらするのもあって,何やら複雑げであるのだが,ここではこのでは岡田さんが言っていることを前提にしよう。
その方が面白いので。
● 待てや。A4ノートに3ぺージってA6だと12ページ分だろ。朝,そんなことをやってたら,出勤できんだろ。
その前にそんなに書けるわけないだろ。A4なら1行に150字は書ける。3ページ分って相当なボリュームだぞ。「A4サイズ作文罫200字ノート」を使って,1ページに200字しか書かないなら別だけどね。
● 失礼。A4を横に使った場合,1行150字はふかしすぎ。80〜100字といったところですな。
ではあっても,A4で3ページはハードルが高すぎないか。週に一度でも厳しくないか。月に一度ならできるもしれないが。
● 頭の中にあるものを強制的に外に文字化して,脳をリセットすることを狙ったメソッドだと思う。脳への負荷を極限まで減らしてやる。脳にも糞小便をさせてやる。排泄物を外に出す。
そのためには,脳が意識している分を出すだけでは足りない。残ってしまうものがある。
そこで,A4で3ページと決めて,強制的にその分を排泄させるようにする。
● 手書きするのは絶対条件で,パソコンでキーボード入力するのは不可とされる。キーボードでは排泄しきれないからだろう。
排泄させる手段として手書きに勝るものはないということなのだろう。これはわかる気がする
● しかし,毎朝,A4で3ページ分を排泄させるのはかなり厳しい。無地のノートを用意して大きめの文字で書くという裏技を使いたくなるが,それでも継続するのはなかなか以上に大変だろう。
そんなことをできてる人がいるんだろうか。
(追記 2024.08.07)
● この「モーニングノート」は土橋正さんの「瞬記」と重なるものだと思う。
土橋さんのこの動画の中で大切なことは3つ。
● ひとつは「瞬記」という考え方それ自体。只今現在の脳の中にあるものを余さず文字化すること。
おそらくだけれども,この「瞬記」こそが書くことの頂点に位置するものだ。
● 2つめは誰にも見せないこと。そこを徹底しないと人目を意識してしまって,本音を吐き出せなくなる。
それでは「瞬記」の趣旨が大きく損なわれる。
● 3つめは量をだすこと。書くことがなくなってからが勝負。
脳に手を突っ込んてかき混ぜる。そこから脳の吃水線の下に沈んでいたものを引っぱりだすのが「瞬記」の醍醐味ではないか。そのためには量を出すことが必要。
● 筆記具など何でもいい。具体的なやり方はお好きなように。
が,「瞬記」は可能な限り数多くやるのがよろしからん。“書く瞑想” と誰がが言ってたっけ。
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