2017年6月25日日曜日

2017.06.25 ダイスキンを使い終えた

● 5月14日から6月24日までの42日間。毎日,千円のプレジールでシコシコと書いた。使い終えて,たっぷり在庫のある中から新しいダイスキンを1冊下ろすのは気分のいいものだ。

● ただし,だ。最近は少しマンネリが兆してきたように思われる。内容は完全に日記になった。1日の記録になっている。
 その時その時にダイスキンを開いて何事かを書きつけるというより,1日の終わりあるいは翌日になってから,その日の出来事ややったことをまとめて書くことが増えた。

● ノートを書くことにしたもともとの理由は,憂さを捨てるためだった。自分でも持てあましてしまう自分の感情の高ぶりを,手書きで書きつけてノートに捨てる。そういうことを考えていた。
 だから,同じことを何度書いてもかまわないし,憂さが捨ててあるんだからわざわざ読み返すこともない。ネタ帳やアイディア帳ならあとから何度も読み返さなければ意味がないだろうけども,ぼくのノートはそういうものではない。

● しかし,実際にやってみると,そうした必要があるときにはかえって書くのが億劫になることがわかった。
 気持ちが強い人ならそんなことはないんだろうけど,ぼくのような心的弱者は,感情に搦め捕られてしまう。書くことに向かえるのは,嵐が去ってだいぶ経ってからになるのだ。

● 読み返さないのは実行できている(?)。1冊使い終えたあとに,読み返すなんてことはない。日記になってしまっているのだ。自分が毎日面白いことをしているわけはない。密度の薄い定型の繰り返しであることは,自分が一番よくわかっている。
 だから,使い終えたダイスキンは捨ててしまってもかまわないと思う。

● Twitterを始めてからは,Twitterのツイートがそのまま自分の1日のログにもなっていて,いよいよダイスキンに何事かを書いていくのは時間のムダのように思えてきた。
 もちろん,ネットにはあげられないこともある。そういうものはダイスキンが唯一のよすがになるんだけど,そんなのは意外に少ないものだ。

● ダイスキンの在庫が大量にあるのも,とにかく(ダイスキンを)早く使わなくちゃというプレッシャー(?)になっているかも。

● これからは,ネットにあげるわけにはいかないことしか書かないとか,書く量を減らす方向で検討する必要があるかなぁ。
 書いてあることの大半はゴミだというのも,読み返さない理由になっているわけで,使い終えたら本当に捨ててしまってもいいものなら,そもそも書かなくてもいいんだもんね。
 ともかく。少し考えないといけないところに来ている。もし,Twitterで間に合ってしまうなら,紙とペンは要らない。

2017年6月22日木曜日

2017.06.22 TSUTAYA宇都宮駅東店の文具売場を覗く

● TSUTAYAというか,うさぎや書店になるわけですけど。
 幼児文具,学童文具,大人の文具,ノート,筆記具。売場に掲げられているプレートはこれで全部。面積的にも,幼児,学童のスペースが大きい。
 大人はあまり文具を買わないのかなぁ。どちらかといえばぼくは買う方だと思うんだけど,百均ですませてしまっているなぁ。文具店で必ず買うというのは,年に1回,手帳を買うときくらいかもしれないんだよね。

● 平日のこととて,文具売場にいるお客さんもほとんどいない。夕刻になれば中高生がやってくるのかもしれない。
 土日の2日間で1週間の売上げの8割を稼ぐのかもしれないし。

● 別のエリアに高級文具をまとめている。高級といっても,ロディアとライフのメモパッド,ツバメノートなどで,地方の場合,そこは自ずと限度がある。首都圏のように高級品が売れるわけではないのだと,苦しげに売場が語っている。

● ほぼ日手帳も置いてある。ただし,ウィークスのみ。その4月始まりのほぼ日手帳ウィークスが半額で売られていた。もちろん,買わなかった。
 手帳は30年にわたって,能率手帳を使い続けている。ここ10年ほどはバイブルサイズのBindex(の能率手帳版)。全くもって不満なし。当分,手帳を替えるつもりはない。
 手帳というのは,使い手に保守性を発揮させる商品ですな。

● 筆記具売場で一等地を占めているのはPILOTの製品が多い。フリクションが売れているからだろうけど,フリクション以外のボールペンもある。
 これ,たいていの文具店でも同じで,このあたりPILOTは上手い。というか,販促費をだいぶかけているんだろうか。

2017年6月17日土曜日

2017.06.17 舘神龍彦 『手帳の選び方・使い方』

書名 手帳の選び方・使い方
著者 舘神龍彦
発行所 枻出版社
発行年月日 2016.12.30
価格(税別) 1,500円

● タイトルのとおりの内容。手帳=ビジネス用,というのは思いこみだと思う。けれども,手帳術の本のほとんどは,その図式で内容を作っている。スケジュールの組み方(移動時間も入れろとか),メモのとり方,手帳を使ってのアイディアの出し方,付箋との併用。
 ぼくはすでに一線を退いているので,そういうのはもう半ばどうでもいい。いや,退く前もどうでもいいと思っていたかな。

● でも,この種の本が出ると,つい手に取ってしまう。おそらく,手帳をビジネスの道具というより,文具のひとつと捉えているんだと思う。あるいは,大人への梯子になるものだと考えていたのが尾を引いていたか。
 初めての手帳を買って使いだしたときのことは,正直,記憶にない。大学生のときは小さいスケジュール帳を持ち歩いていたと思うけど,それが初めてだったか。

● ともあれ。手に取って読んでみましたよ,と。が,参考になりそうなものがないかと思って読むということはなくなっている。
 と言いながら,以下にいくつか転載。

 手帳は“自己開発ブームと文具ブームに挟まれた肥沃な三角州”なのです。(p20)
 不確定な予定であっても,いったん記入することで,その予定をどこに入れるかを意識し,決められるようになります。(p68)
 ふせんを使うことでこなせるタスクは増えたように思います。予定を入れるのは前後の事情からすぐには決められないこともありますが,不確定な事柄としてふせんに書くのは,心理的な負担も少なくなったから,こなせることが増えたのではないかと思っています。(p84)

2017.06.17 成城大学の文具店

● 成城大学の澤柳記念講堂で開催された成城大学レストロ・アルモニコ管弦楽団の演奏会を聴きに行った。ので,大学の構内を少し歩いてみた。学生食堂の隣に書籍と文具を扱っている店があった。覗いてみた。

● 売場面積は狭い。書籍も文具も大学の売店にしては少し貧弱のように思えたんだけど,こんなものなんだろうか。ぼくが学生の時分も同じようなものだったか。
 文具店も書店も大学の外にたくさんある。必ずしもここで買っているわけではないんでしょうけど。

● ペンはパイロットのフリクションが圧倒的に目立つ。フリクション一択という学生が多いんだろうかね。消せるってのはそんなにアドバンテージを持っているのか。
 数年前,ぼくのところに配属された新入社員もフリクションを使っていたな。

● ノートは,ロルバーンのリングノート,コクヨCampus各種,ヒリトラブのツイストノート,オキナのプロジェクトペーパーをリング綴じしたノート,ツバメノートが1種。
 あとはルーズリーフの中紙。そんなものだった。

● 自分の学生時代を振り返ってみると,最初は高校の延長で科目ごとにノートを用意していたけれども,じきにりルーズリーフに移ったのだったと思う。
 が,あとで科目ごとに綴じなおした記憶はない。どうしてたんだろう。たぶん,ノートは録るけど,読み返さなかったのだな。よくいえば,教科書中心主義。普通にいえば,ムダなことをしていたわけだ。

● たとえば,成城大学の校章をあしらった,ここでしか買えないノートなどは特になかったと思う。そんなことをしてもあまり売上げに貢献しないのだろうな。東大や京大にはあったと思うんだけど,あれは主に部外者が買うものだろうから。
 ちなみに,運営は三省堂書店が請け負っているようだ。