2022年12月31日土曜日

2022.12.31 文具店の鉛筆売場

● 先日(27日だった),アトレ川崎に入っている東急ハンズの鉛筆売場を覗いてみた。ほとんどが三菱の Hi-uni。あとはステッドラー。それと,かきかた鉛筆の類がいくつか。
 鉛筆は画材になったんですかねぇ。というか,Hi-uniくらいじゃないと,売る手間に見合わないんですかなぁ。

● 地元の文具店も基本は同じ。三菱の 9800 と 9852(消しゴム付きのやつ)もあったけど,売りたいのは Hi-uni と MONO100 とステッドラーなんでしょう。
 ちなみに,9800 と 9852 には,通常版と木無垢(?)版がある。いかにもエコでございというのはイヤなので,買うなら通常版だね。

● 隣の消しゴム売場。消しゴムといえばトンボの MONO かシードでしょ,と思ってましたけどね。コクヨ,ぺんてる,パイロット,サクラスレパス,サンスターも出してるんですな。サカモトというメーカーもあったんですなぁ。
 ぼくは MONO しか買ったことがない。いや,最近,ぺんてるの消しゴムを買った。メルカリで,だけど。

● 最近,文具店に行くと最初に鉛筆売場を覗く。けど,鉛筆は使っていない(当然,消しゴムを使うこともない)。なのになぜ?
 じつはチョコチョコと昭和以前の古い鉛筆を買い集めたりもしている。買い集めるだけで使うことはない。鉛筆をコレクションしたいという気持ちがあるわけでもない。
 何なんですかねぇ。われながら少し持て余している。安い鉛筆のことゆえ,財布の負担になることもないんで,まぁいいかと(自分で自分を)放っているんですけどね。

● タイトルからは脱線するけど,左の写真はジェットストリームの売場。そうですよ。人はずっと想いをペンに乗せてきたんですよ。その想いの大半は愚にもつかないもの。
 けど,愚にもつかないのは他人にとっては,なのでね。自分は書いておこうと思ったから書いただけ。他人がどう思うかなんて関係ないッス。

2022年12月25日日曜日

2022.12.25 昭和レトロの鉛筆の収集ごっこをしてみた

● コーリン鉛筆はもういいかとなったのだが,昭和レトロを中心に三菱とトンボではない鉛筆を,主にはメルカリでポチっちゃってますよ。
 まずは,北星鉛筆の9800。HB5本。軸色はトンボ8900と区別がつかない。使わなきゃな。
 北星鉛筆といえば2mm芯のシャープペン「大人の鉛筆」が有名なヒット作だが,普通の鉛筆ももちろん製造している。ダイソーで4Bの3本セットが売られているが,それ以外に文具店で北星を見かけることはない(というか,国産では三菱とトンボ以外を見かけることはない)。OEM生産が多いらしい。

● 地球鉛筆が2本。三菱の8800番。High Quality とだけ印刷されているのが4本。

● まだまだ続く。地球鉛筆の9000番もやってきた。出品者によると昭和40年代のものということ。たしかに箱は古いけれども,中身はそんなに古びていない。JISマークも付いていないから,中身は割と新しいものかもしれませんな。
 とTwitterでつぶやいたら,詳しい方が「地球桜鉛筆の書体から考えると昭和40年前後の鉛筆ではないかと思います。所謂類似品的なブランドなので,JIS認証の無い工場だった可能性が高いです」と教えてくださった。
 鉛筆本体は地球桜鉛筆に紛れもないので,仰るとおり昭和40年頃のものなのだろう。保存状態がかなり良かったということだろうか。

● こちらはだいぶ前の太陽鉛筆。メルカリで5本で550円と,なかなかの値段だった。
 このあたりでまぁ気はすんだのだ。実際,買っても届いたのを見るだけで,使うことはないんだから。コーリンを1本,試しに使ってみたけど,それ以外派手をつけていない。一過性の熱病だから,そんなものなのだ。
 他にもヨット鉛筆とか,今はなき鉛筆メーカーはある。三菱やトンボにしたって,意匠は何度も変わっている。
 それらを追って行こうとすれば,深い沼にズブズブと足を取られることになりそうだ。そういうことは他の誰かにお任せするのが吉。ぼくは更生の道を歩むことにしたい。

● ところが,この一過性はぶり返すから困る。結果的にこれにて終了ということには全然ならず,なぜだか集まってきてしまう。
 アイボール鉛筆の Hi-new。HB。メルカリで650円で購入。三菱の Hi-uni のエピゴーネンでありましょうな。Hi-uni って鉛筆界の絶対的なリーダーですな。土産品界の “萩の月” のごとし。パクられるって凄いことですよね。
 ちなみに,アイボール鉛筆も現存する鉛筆製造会社。

● キリン鉛筆の9600番。2H。メルカリで500円で購入。当時の普通の鉛筆という佇まい。
 2Hなのでね,いよいよ使うことはないだろうなと思うんですよね。現物を見たかったという以外に購入の動機はないかなぁ。あと,安いことだよね。鉛筆なんだから安い。ついポチってしまう。

● あかつき鉛筆の9000番。こんな鉛筆があるなんて知らなかったッス。こちらはヤフオクで送料込み1,444円。高かったッスか。
 あかつき というのがメーカー名なのかメーカーが出しているブランド名の1つなのか。ググッてもヒットしなかったッス。

● ぺんてる のマークシート用鉛筆。ぺんてる も最近まで鉛筆を(自社生産かどうかは知らないけど)出荷してたんですよね。
 消しゴムや鉛筆削りなど込みで,メルカリで750円。

● こちらは ぺんてる のコンテ画鉛筆。こういうのを使って,サラサラとスケッチするなんてのは,ワタクシの憧れでありますよ。メルカリで333円でした。
 クツワやサンスターも鉛筆を自社名義で出している。が,自社生産だとは考えにくいよね。それこそ,北星や太陽に発注して作らせているんだと思うんだが。
 ぺんてる はどうだったのだろう。シャープペンの芯ではパイオニアだったのだから,鉛筆も自社で製造していたんだろうか。

● ヨット鉛筆。三角鉛筆の同じものが26本。 ヤフオクで送料込み1,799円。Toshiba の文字が入っているので,東芝がノベルティにしたもの。
 ヨット鉛筆をはずすわけには行かない。1967(昭和42)年まで,三菱,トンボに次ぐ3位の鉛筆メーカー。ヨットの倒産後にその地位に滑り込んだのがコーリン,と聞きました。
 ちなみに,チェリーヨット鉛筆はヨットの倒産後に出たもの(ヨット鉛筆の製造品ではない)という理解でよろしいんですか。

● 最後に,エベレスト鉛筆の50番と530番。50番が15銭,530が20銭。50の方は印字も覚束ない。0が塗りつぶされていたりするのがある。ヤフオクで購入。それぞれ10本づつで,送料込み1,710円でした。
 今回の鉛筆購入騒動(わが家限定)も,これにて一件落着。・・・・・・となればいいのだが。

2022年12月24日土曜日

2022.12.24 主婦の友社編 『書くだけでラクになる 自分を動かす手帳術』

書名 書くだけでラクになる 自分を動かす手帳術
編者 主婦の友社
発行所 主婦の友社
発行年月日 2021.10.20
価格(税別) 1,400円

● 自分もノートや手帳が好きで,長く使ってきたから,自分なりのスタイルというのが自ずとできている。作為しないでそうなったものだから,そのまま続ければいいのだと思うのだが,自分以外の人はどうやっているんだろうかと気にはなる。
 ので,この種の本もだいぶ読んだ。が,正直,参考になったことはない。参考にしようと思って読んでいるわけではないから,そもそもアンテナに引っかかって来ない。
 他人のやり方が気にはなるけれども,漠然と気になるというのは問題意識じゃないからね。

● ここまで活用している人がいるんだから,自分も頑張ろう的な刺激を受けるということはある。その刺激が欲しくて読むのかもしれないのだが,言うまでもないが,その刺激は一過性のものだ。
 結局,暇つぶしだよね。Twitterを見ているのと同じで,読書の多くは暇つぶしだよなぁ。

● ノートや手帳や文具を扱った書籍は,そのほとんどが女性が女性に取材して女性に宛てて出したものだ。本書もそうだ。
 で,女性はポジティブ思考が男性より強いような気がする。正確に言うと,ポジティブ思考志向が強い。そういう傾向も本書を読むと伝わってくる。

● というわけで,いくつか転載。
 こまごました出来事を書き出したり,自分の思いを手帳やノートに残すことはしないです。手帳はただただかわいくしたい。(mizutama p26)
 もしも,うっかりイヤなことを書いちゃったときは,かわいい紙で封印するんですよ。(mizutama p27)
 子どもの頃にスケッチブックにいろんな言葉を書いて楽しんでいたことを思い出したんです。スケッチブックを好きな言葉で埋められたら,今のこの状況から抜け出せるんじゃないかと思ったんです。(甲斐みのり p36)
 イヤなことじゃなく,いいことのほうが目につくようになりました。(中略)自分が好きなものを文字化することで,好きだということが認識できるから,気持ちや行動がどんどん変わっていくんですよね。(甲斐みのり p37)
 普段意識しないことを意識するようになることって大事だなと思います。「こんなところには何もない」じゃなくて,「ここにはこんなものがある」といいこととしてとらえる癖を,子どもの頃からつけていけるといいですね。(甲斐みのり p38)
 だから一回,頭の中にあることをワーッと書き出すんですよ,デトックス的に。(佐藤ねじ p44)
 自分であとから見て,がっかりするようなことは書かない。(中略)悔しさやイヤなことってほぼ自分のせいだと思っているんです。だからその場で反省して終わり。わざわざ文字化して残しておいても同じ失敗をするときはするし(山本ふみこ p67)
 なかむらさんはもやもやすると「ちょっと悪口大会しちゃおう!」と自分に声かけしてノートに向かうそう。(中略)もやもやする自分を受け入れて,ネガティブをサクッと紙に書くとすっきりするのでいいですよ。もやもやタイムは時間を決めてやることもポイント。(p95)

2022年12月6日火曜日

2022.12.06 Bun2 12月号

● 川崎に遊びに来ている。アトレ川崎の有隣堂においてあったので,もらってきた。12月号は Bun2大賞の発表が恒例の特集となる。12月号に限らず,号ことの特集は毎年同じ。
 今年の第1位(大賞)はサンスター文具のメタシル。圧勝だったのではないか。芯も軸も金属でできている鉛筆。普通に紙に書け,消しゴムで消すこともできる。削らなくても16kmも書ける。

● 多くの文具店で品切れになったらしい。こういうものを誰が買うのかといえば,中高生だろう。オヤジやオバンはこういうものに飛びつくだけの瞬発力はないはずだ。そもそも,筆記具なんて使っていないからメタシルを知らない人が多数派だ(たぶん)。
 しかし,課題もある。硬度が2H相当だということ。実際にはもっと硬いかもしれない。普段使いするには最低でもHB,可能なら2Bが欲しい。つまり,もっと柔らかく,もっと濃く書けるようになってほしい。

● 金属なのだから,なかなか難しいのだろう。となると,従来型の鉛筆がいいかな,と。
 中高生も目新しさに飛びついたのではないか。飛びついて好奇心が満たされた後も,リピートして使い続けるかどうか。
 おそらく従来型の鉛筆に戻るのではないか。試験の答案をメタシルで書くわけにはいかないだろうしね。

● 2位のユニボールワンF(三菱鉛筆)と11位のボールサインiDプラス(サクラクレパス),14位のキャンパスノートハーフサイズ(コクヨ)はぼくも買った。逆に言うと,30位までの製品の中で,その3つ以外は買っていない。
 ぼくの知らないジャンルの製品というのがあるわけね。インク沼関係のものとか,スタンプとか,ポーチとか,マステとか,その辺のものは文具店に行っても売場を見ない。

● 30位までにはボールペンが最も多く選ばれている。で,ボールペンならぼくの視野にも入ってくるわけだ。文具店に行けば,こういうものが出たのかとわかる。あと,ノートも(学習ノートを除けば)。
 けれども,それ以外となると,まったく知らない。Bun2 を読んでこういうものがあったのかと気づく。ま,ジッツァマはそれでいいのだ。

● 同時に,文具市場を牽引しているのは,やっぱり女子中高生なのかなとも思う。高校生とかに男子の文具チューもいそうだ。彼らも盛りあげ役になっているのだろうか。
 けれども,そうだとすると文具界は縮まるばかりだ。中高生はそんなに使えるお金を持っているはずがないから。彼らが牽引して,大人がそれに続くというふうでないと困る。

2022年12月3日土曜日

2022.12.03 上野駅構内の ANGERS を覗く

● Ecute 上野にある ANGERS を覗く。最近はまず鉛筆売場を見るのが習慣になっている。なぜ鉛筆なのか,自分でも測りかねるのだけど。
 ANGERS のセンスが最もわかりやすく表現されているのが鉛筆売場だと思っているのか,俺よ。三菱やトンボは置いてない。他では見ないようなものばかりだ。
 いや,BLACKWING は LoFt でも見るようになったし(銀座 LoFt にはある),取扱店が増えているような気がするのだけど,初めて見たのはここだった。

● アメリカ製の太軸の鉛筆がある。日本ではマイナーだろう。ここ以外では見かけないから。
 こういうものをどこで見つけるのか。それ用の情報ルートがあるんだろうけど,仕入れルートを確保するうえでの困難はないのか。

● 太軸の鉛筆は,ファーバーカステルのものを1本持っている。軸が太いほうが書きやすいのは確かなのだけど,削り器や補助軸など,周辺機器が限られる。
 太軸の鉛筆って主には描画用なんだろうか。1本ずつ買ってみようかと思ったんだけど,やめておく。ぼくに絵心は1㎜もない。

● BLACKWING の鉛筆も試しに買ってみようかと思った。モレスキン同様に洒落た雰囲気をまとわせている。モレスキン同様に胡散臭さも漂わせている。
 つっても,鉛筆のことだから,高いと言っても300円とか500円の話だ。立食いそばの一杯も喰えやしない。
 でも,これもやめておいた。自分には分不相応だからと,謙虚に言っておく。

● 自分が使っているものが ANGERS にあると嬉しくなるのだが,こちらはボールぺんてる。元祖水性ボールペン。今でも110円で売られている。根強く売れているんでしょう。
 でも,ぼくは使わなくなった。通常筆記には太すぎる。使い途は封筒の宛名書きくらいしか思いつかない。宛名書きなんてやらない。どういう用途に使われているんだろうか。
 一時期,ボールぺんてるには極細があった。極細なら通常筆記に使用可能。その極細も持っている。まだ書ける。

● 三菱鉛筆は今でもユニボールの極細を出している。しかし,メインはゲルインクに移っているから,メーカーも改めてCMは打たない。
 初期の液状インクの水性ボールペンはノスタルジーを刺激してくる。安っぽいたたずまいなのだが,ふと使いたくなるペンの1つではある。水性ボールペンはこれでいいんだよ,と訴えてくるような。

2022年12月2日金曜日

2022.12.02 コーリン鉛筆を買う 2

● 使うことはないとわかりつつ,鉛筆を買い続ける。今度はコーリンの8562。要は,木製のケースが欲しかった。メルカリで1,600円でした。
 見て触ったら,それだけで満足した。なんだかなぁ。何やってんだ,俺。

● 北星9800と先月買ったコーリン9900にキャップを被せてみた。このキャップはソっと扱ってやらないと,キャップも芯先も傷めてしまう。普通の六角鉛筆には合わないのかもしれない。けど,このくらいのゴールドが加わると軸色が映えるような気がしてさ。
 コーリン8562にはこのキャップで良かろう。鬼滅キャップ。ところが,あんまり良くない。少女の絵柄が入った鉛筆にはいたって普通のアルミキャップの方がよろしいですか。

● トンボ鉛筆のMONOのような色だと,ゴールドよりシルバーの方が合いますな。やっぱり,こういう普通の絵柄なんか入っていない鉛筆がいいですな。

● キャップを被せただけではしょうがないので,コーリン9900を使ってみましたよ。ちょっとドキドキした。タイムマシンだからさ。55年を遡る。
 ザラザラした書き味。今どきの,たとえばトンボ8900の方が滑らかだ。ザラザラ感を好む人もいるかもしれないけど,昔を志向せず,素直に今の鉛筆を使うのが吉だ。
 この分野でも技術の進歩や革新があったはずで,その恩恵を捨てることはない。

● そんなことは初めからわかっていたでしょ,ってか。そうなんだけども,タイムマシンの魅惑に抗せなかったってことね。
 昔の製品をずっと使い続いている人は,タイムマシンから降りられなくなっちゃったのかもしれないね。