2018年9月26日水曜日

2018.09.26 Instagramの各種ノートに関する投稿を見る 2

● Instagramにあがっている測量野帳の投稿を見ると,ほんとに凄いなぁと思うのがある。SKETCHBOOKはわかるんだ。あれは汎用性があるから。
 でも,LEVELとTRANSITを本来の用途ではなく,自分流に(独創的に)使っているのを見ると,凄いと思うのを通り越して嬉しくなってしまう。真似したくなる。あやかりたくなる。

● デフォルトの手帳なんて買う必要ないんだ。測量野帳で作ればいいんだ。なるほどなぁ。楽しそうだしなぁ。
 デフォルトを離れるって,それ自体クリエイティブだし,そりゃ楽しいはずだよなぁ。

● 測量野帳は若かりし頃に使ったことがある。仕事で。現場の仕事だったので。
 でも,それっきり。ただし,測量野帳を買ったことはあるのだ。3年前にファミマで無印版の測量野帳を3冊買った。買ったんだから,今も持っている。使う機会がないだけで。っていうか,使おうとしていないだけで。

● 同じInstagramで,モレスキンやトラベラーズノートの投稿を見ると,印象がだいぶ変わってくる。絵を描いてるのが多い。それをしているのは大半が女性。
 で,投稿者はほとんどが女性かと思われるんだけども,ありていに申しあげれば,普通のオバチャンが普通の使い方をしている。絵を描くって,今は普通だもんね。

● 昔はノートの絵を描いているのは,小学生か中学生と決まっていたように思う。今はオバチャンもそうしている。
 大人の使い方が幼児化している部分もあるのかもしれない。

● かつては,絵を描いていいのは子供だけ,という見えない縛りがあったのだとも思う。多くの人がそれに縛られていて,大人になると楽しい遊びを奪われたということ。
 その軛がとれて,自分の好きなように使うというあたりまえのことが,やっとできるようになったということなのかも。

● 70歳のお婆様がノートに絵を描いていたって,全然OKなわけだよね。70歳の爺様がプラモデルを作ったっていいわけだ。視力が弱って大変だってのは別にしてね。
 要は,人にどう思われようと,自分の好きなことができるっていうのは,いいことに違いないのだ。ビバ,普通のオバチャン。

2018.09.26 何が何でもThinkPadキーボードを使ってやる

● 職場のパソコンが元に戻った。つまり,ノートパソコンになった。ので,家から持ちこんだThinkPadキーボードの出番がなくなっている。
 たわむれに,ノートパソコンにつないで使ってみたが,そのままではかえって使いにくい。キーボード台が必要だ。
 ヤフオクでいくらか物色してみたんだけど,これというものには出逢わなかった。ヨドバシ宇都宮店でも探してみたが,見あたらず。

● 待てよ。そのものズバリじゃなくてもいいじゃないか。代用品でいいんだ。とすれば,ダイソーで見つかるかもしれない。
 で,台所用品売場にこんなのがあったので買ってみた。

● 職場に持ちこんで,こういうふうにしてみた。ノートパソコンのキーボードの上に置いて,そこにThinkPadキーボードを載せる。
 でも,まったく安定しない。シンクスライド棚の幅が狭すぎるんだよね。ダメだね。これじゃ使いものにならない。

● さて,どうしたものか。専用品を探そうかと思って,それらしい名称を入れて検索してみたのだけど,やはり思うようなのが出てこない。
 が,とあるサイトで,角棒ゴムをノーパソの両脇に置いて,そこにキーボードを載せるやり方が紹介されていた。なるほど,これはいい。
 ただの角棒でもいいわけだよなぁ。よし,今度はダイソーのDIY売場を見てくることにしよう。ノコギリもあるだろうから,数百円で整うだろう。

● と思ったんだが,この方法ではダメだ。アカンタレブーだ。なぜなら,ぼくが使おうとしている外付けキーボードは,ノートパソコンのキーボードより横幅が狭いんだった。
 やはり専用品を買ってくるしかないか。

● そういうことにならず,シンクスライド棚の上にノートパソコンを置くことにした。パソコンの下に隙間ができるから,ThinkPadキーボードを使わないときは,パソコンの下にしまうことができる。この使い方で安定しそうだ。
 スライド棚の幅が狭いので,パソコンの置き方に注意が必要。ディスプレイを閉じているときと開いているときでは,置く位置を変える必要がある。とはいえ,その上にキーボードを載せてキーを叩くのに比べればねぇ。

● そうまでして,外付けのThinkPadキーボードを使わなければならないのかといえば,相当以上に疑問なんだが。
 せっかく買ったんだから使わなきゃと思ってるんだけど,使わなくても全然すむんだよね。ThinkPadキーボードを使うために,使う必要がないのに使っているという,本末転倒感が大いに漂っている。

2018年9月24日月曜日

2018.09.24 氏家の「BIG」の文具売場で,ぺんてるボールペンのリフィルを買う

● 氏家の「BIG」にはしばしば行く。相方の運転手兼荷物運搬人としてだ。ここはホームセンターでもあり,自転車店でもある。衣料や鞄や靴も扱っている。
 が,たいては食品売場しか回らない。文具売場もあるけれども,立ち寄ることは少ない。

● 今日はその文具売場を覗いてみた。ダイソーで売っているようなもの(たとえば,A6のマンスリー手帳)はダイソーより安い。コクヨのCampusダイアリー(A6)も397円で買える。
 文具はこういうところでまとめ買いをするに限る。文具を実用品としてしか考えていない,ぼくのような人間にとってはそうだ。同じものを安く買えるんだから,そうするのが当然なのだ。

● が,文具で遊びたい人はそうはいくまい。買うところから遊びが始まっているわけだから,まとめ買いをしてしまうと,遊ぶ機会を自ら減らすようなものだ。
 もうひとつ。仕方がないことだけれども,品揃えはたとえば上野文具やloFtには敵わない。ノートはCampusでいいという人にはここでいいけれども,こだわり派は近寄らないところだろう。

● ぼくがあまり行かないのは別なこだわりによる。つまり,いくら安くても,ここにはダイスキンはないからだ。

● ところで。某所でもらったぺんてる“Feel”のノベルティを職場に持ち込んで,仕事で使っているんだけど,とてもいいのだ。リフィルを替えてすでに3本目になっている。まだまだ使えそうだ。
 ので,“Feel”のリフィルを3本買った。この3本を使い終える頃には,ぼくのサラリーマン人生も終っているかも。

● ボールペンのリフルって買いずらくないですか。ヨドバシの文具売場にもあるんだけど,リフィルだけ買うってのはちょっと度胸がいるというかなぁ。これだけじゃ悪いから,他に何かないかなと探したりする。
 「BIG」なら食品と一緒に買えばいいわけだから,リフィル1本でも何の抵抗もなく買うことができる。

2018年9月22日土曜日

2018.09.22 ダイソーで来年のカレンダーを買った

● いつもの宇都宮ララスクエアに入っているダイソー。ダイソーにも来年の手帳のコーナーができた。
 平均寿命まで生きるとすれば,何年かはダイソーの薄いA6かB6の手帳を使う数年間があるはずだ。じつは,その数年間の1年目を今年にしようかと思っていたんだけど,結局,能率手帳(Bindex)を継続使用。これがあと2年は続く。その後にダイソー手帳の予定。

● 実際のところ,ぼくには薄いマンスリー手帳で充分なのだ。能率手帳の必要はない。それはわかっているんだけど,あと2年は諸般の事情で。
 というわけで,ダイソーで手帳は買わなかったんだけども,来年のカレンダーを買ってみた。どんなに立派なカレンダーでもね,広告が入ってたんじゃどうにもならんでしょ。広告なしのカレンダーが百円で買えるんですからね。

● ちなみに,無印良品は社名が入っていないのがいいところ。その無印製品を好みながら,カレンダーは企業名入りっていうのでは,頭隠して尻隠さずの典型例だと思うですがなぁ。

● 今では価格差と品質差は比例しなくなっている。安物の品質が向上しているからだ。ダイソーをはじめとする百円ショップやコンビニ,スーパー,メーカーの企業努力による。
 よほどのことがない限り,安い製品で充分。大昔の藁半紙は消しゴムを使うと紙が破けたけれど,今は百円ショップでもそんな紙製品はない。

● となると,あとは気分だけの問題になる。その気分は操作可能だ。
 自分の気分をいじれないというのでは,心療内科なり精神科なりの受診が必要ではないか。普通に健康ならば,自分で自分の気分を乗せるくらいのことはできるはずだ。

● 経済格差が拡大していると言われる。実際,収入の格差は広がっているのだろう。勝ち組と負け組という場合,常に必ず負け組の方が多くなるわけだから,総体として日本人の収入は減っているのだとも思う。
 だとしても,そもそものところで,お金を持っている人とそうではない人との生活格差が減少しているような気がする。2千円のモレスキンやロイヒトトゥルムと百円のダイスキン,できることは同じだ。

● ベンツやBMWやジャガーとタントやアルトでできることもまた同じ。要は移動することしかできない。居住性も言われるほどの差はないような気がするのだが。これも,タントやアルトが進歩したからだ。
 吉野家とフレンチレストランの差も,さてどれだけあるか。高級料亭と大衆居酒屋もそうだ。
 場所代? 雰囲気代? “おもてなし”代? それがわかる金持ちというのは,そんなにいないような気がするがね。ひょっとして,猫に小判の典型じゃないか。

● お金の限界効用が逓減するラインがずいぶん下がっている。これ以上持っていてもしょうがないという,“これ”のラインが。
 もうひとつ,ベンツを乗りまわすのや,休日ゴルフに出かけるのをダサいと感じる風潮がハッキリしてきているようでもある。従来のセレブの生活様式が揶揄の対象になるというか。
 少なくとも,自分もああなりたいと思われなくなっている。若者から歯牙にもかけられない。

● 負け組の逆襲が始まっていると言ってもいいのかもしれない。いや,違うな。逆襲なんかするつもりなんかないんだけれども,時代が勝手にそっちに動いているということでしょうね。
 そういうことに気づかず,今もそれをやっている中高年は,むしろ憐れみの対象になるのではないか。ああはなりたくない,という。

● 今はお金を使わずとも,かなりのレベルで文化的な生活を維持することができるようになっているのだ。
 ぼくは,今の日本は天国だと思っている。

2018年9月19日水曜日

2018.09.19 Instagramの各種ノートに関する投稿を見る

● 暇なので,ほぼ日手帳,モレスキン,ダイスキン,能率手帳,トラベラーズノートの順で,Instagramに上がっている写真を見ていった。
 日本って平和で豊かな国なのだなというのが,こういうのでもわかる。ダイスキンを除けばそれなりの値段の手帳やノートで,ここまで遊んでるんだもんね。見てて楽しい。

● やっぱり,ダイスキンが最も精彩を欠いているな。投稿数も少ない。インスタ映えはしずらいかねぇ。
 ぼくもダイスキンユーザーだけど,参戦しないよ。見るだけね。Instagramに年寄りが足跡を残してはいけない,と思ってるんで。

● 中高年がFacebookから若者を駆逐してしまった。せめて,Instagramは若者に残しておいてあげようよ。
 中高年が入りこむことが,イコール,若者を駆逐することになってしまうんだよね。

● 続いて,コクヨの測量野帳,システミック,Campusの順で,Instagramの写真を見ていった。Campusも遊び倒されてますなぁ。システミックは大人の雰囲気の写真が多かったけど。
 遊び的使い方の方がインスタ映えするし,そういう使い方をしている人がInstagramに上げるってことなんでしょうね。

● しっかりとお仕事的使い方をしている人は,Instagramに投稿するなんて軽佻浮薄なことはしないんでしょ。ぼく的にはCampusとかMONO消しゴム,三菱鉛筆9800のような,ごく普通の道具を使って成果を出している人が一番カッコいいと思うなぁ。
 頑張れ,Instagramに無縁な人,インスタ映えしない人。

2018年9月16日日曜日

2018.09.16 “LEUCHTTURM 1917 ノートブック”に惹かれた件

● 落合書店の文具売場には“LEUCHTTURM 1917 ノートブック”が並んでいて,なかなか壮観。赤から黒まで,色もたくさんあるしね。
 ベルモールのお店で一度見ているんだけど,モレスキンと同タイプ。モレスキンよりはずっと高品質だろう,たぶん(製造は台湾)。ポケットサイズをすんでのところで買いそうになった。

● 自分に言い聞かせたよ。待て,ノートはもう一生かかっても使い切れないほどの在庫があるのだぞ,これは1冊2,000円もするのだぞ,おまえには分不相応というものだぞ。
 で,今日のところは思いとどまったけれど,たぶん買ってしまうだろうな。なんかね,オーラが出てるんですよね。

● ところが。『ロイヒトトゥルム1917ではじめる箇条書き手帳術』という本も一緒に並んでいる。バレットジャーナルの解説書らしい。バレットジャーナルを実践するのにピッタリと謳っているわけね。ロイヒトトゥルムと日本の総代理店契約を結んでいる株式会社平和堂が編集している。
 これでちょっと頭が冷えたというか。バレットジャーナルがいかなるものかは,ネットで少し検索した程度なんだけども,こういうのに飛びつくのは,昔から鴨さん(≒大衆)と決まっているのでね。

● テンションが下がってしまった。やっぱり,ぼくはダイスキンでいいや。バレットジャーナルもB6ダイスキンを使えばいいんだよね,もしやるんであれば。
 そうだよ。俺にはダイスキンがあったんだよ。

2018.09.16 Preppyに透明軸が登場してた

● 宇都宮駅前のララスクエアに入っている落合書店の文具売場を覗いてみた。以前はPreppyを扱っていない店もけっこうあった。入手するのにあちこち回った記憶があるから。
 でも今はたいていのところにある。落合書店でも各店にある。

● そのPreppyに透明軸が登場していた。中字で400円。100円高いんだな。なんで? 透明軸,人気があるから? ま,100円高くても売れるんだと思うけど。
 この間までは200円だったんだけどな,Preppyの中字。

● メーカーのサイトで確認すると,要はインクを売りたいんでしょうね。万年筆のインクもかつてはなかったいろんな色が開発されている。そのインクを売りたい。ので,インクの色が外からわかるように透明軸を用意しましたよ,と。
 そのいろんなインクをセットした状態の写真も掲載されている。コンバータを使用しているね。それしかないわけだけど。

● 従来,メーカーとしてはPreppyでのコンバータ使用は推奨していなかったというか,自己責任ということになっていたと思うんだけどね。
 その自己責任でPreppyでコンバータを使っていた人はたくさんいたと思うんだけど。実際,使えるんだから。この度,晴れてメーカーが公認したということでしょうかね。
 コンバータなら他社のインクを使うことができる。そうする人も当然出る。そのあたりの兼ね合いで悩んでいたんだろうか。

● ぼくはPlaisirに移っているんで,今回は見送り。インクもブルーブラックしか使わないオッサンだしね。
 ちなみに,コンバータに切替えて他社のインクを使う予定もなし。その理由もハッキリしてて,ダイスキンにしか書かないからだ。パイロットのインクだと,ダイスキンで裏抜けすることがあるんですよね。プラチナだとそれがない。
 今さら申しあげることでもあるまいが,モレスキンはプラチナのインクでも裏に抜ける。

● Preppyのすぐそばに学研ステイフルのSOU・SOU万年筆というのがあって。製造はプラチナとある。たぶん,Preppyだと思う。
 軸に何かの模様を印刷してあるだけのような。これで780円になる。なるほどねぇ。TDLで売ってるお菓子のようなものだ。

2018年9月13日木曜日

2018.09.13 絵が下手なことがコンプレックス

● InstagramやTwitterにあげられている手帳やノート絡みの投稿(写真)を見ていく。ぼくは“手帳=実用品”としてしか捉えていないので,これらの多くにはあまり気持ちを動かされないのだけど,主には若い人たち,特に女性はこういうふうに使っているのかと,あらためて思うことになる。
 あらためてというのは,『ほぼ日手帳公式ガイドブック』や雑誌の手帳特集で,何度も紹介されているからだ。

● なるほどなぁと思う。手帳を使っているというより,手帳で遊んでいるのだ。思い思いに遊んでいる。中には遊ばれている人もいるのかもしれないけど。
 で,こういうこと,自分にはできないなぁと劣等感を刺激されることになる。

● これらの特徴は,絵が多い,カラフルだといったあたりにある。こういう手帳なら読み返す気になるだろう。
 ぼくのメモノートは文字がビッシリと埋まっている(手帳はスカスカ)。これじゃなかなか読み返す気になれないんだよね。

● 小学校のときの絵日記の延長だろうか。ぼく,この絵日記が嫌いだった。なぜなら,絵が下手だったから。
 下手なだけなら絵が嫌いになる子供はいないと思うんだけど,おまえは下手だねぇという評価をされちゃったんだよね。

● もちろん,InstagramやTwitterを見て,この使い方がすべてだと思ってはミスジャッジになる。絵が多くてカラフルなのは,いわゆるインスタ映えするから,Instagramにあげたくなるんだと思う。
 文字しか書いてないのをInstagramにあげる気にはならないや。読まれちゃ困るのもあるだろうし。

● 正直なところ,自分もこういう使い方をしてみたいなと思うんだよね。でも,自分は絵が描けない人間だと刷りこまれている。自分で刷りこんだのかもしれないけどね。

2018年9月9日日曜日

2018.09.09 若者はキーボードが苦手?

● 右は今日の読売新聞。
 でもね,キーボード入力など,必要に迫られればできるようになる。騒ぐようなことじゃない。タッチタイプも爺と婆でもできるんだから,若者ならすぐだ。
 問題はむしろ,ウカウカと教室に通ってしまう人がいることだろう。大学生にもなって業者の甘言に乗せられているようでは情けない。わざわざお金を払って教わりに行くようなものじゃないと思うねぇ。

● キーボードは親指シフトから入った。富士通のOASYSで入門したから。初めて買ったパソコンもTM-TOWNSで,親指シフト。
 が,当時はNECが圧倒的だったし,職場に配置されたノートパソコンも(当然ながら)親指シフトじゃなかったので,多少苦労したけど,ロマかなでタッチタイプするように変えた。
 でも,ロマかなタッチタイプより,左右併せて4本指でも親指シフトの方が速度が出ていた気がする。タイプミスも少なかったような。

● 今なら“かえうち”とかがあって,WindowsでもAndroidでも親指シフトで入力する方法があるらしい。当時はそんなものはなかったのでね。
 親指シフトを使おうとすれば,専用のカナ漢字変換ソフト(富士通のOAK)を入れて,親指シフトの物理キーボードをつなぐしかなったと思う(ぼくが知らないだけであったのかもしれないけれど)。
 だとすると,やはり親指シフトを使い続けることはできなかったろう。親指シフトにこだわっていた人がいなくもなかったんだけど,そういう人もたぶんロマかなに転向したんじゃないかと思う。

● あと,その頃って,「今でも親指シフト? ダッセー」といった空気もあったと思う。私はローマ字で入れてるわ,的なね。ローマ字入力の方がファッショナブルだった。
 要するに,日本中がワープロ専用機からパソコンにシフトする過程で,親指シフトはワープロ専用機の代表的な扱いを受けていたっぽい。

● ので,親指シフトに戻してみようかと思わぬでもないのだが,まだ勤務中の身だからね。職場のパソコンにたとえば“かえうち”をかますのも原則御法度だろう。
 あと,今さら面倒くさいやというのもあるねぇ。ロマかなに慣れてしまっている。慣れているものを離れる億劫さ。頭が怠慢になっているんだよね。

2018年9月8日土曜日

2018.09.08 使用済みのノートの保存期間

● 使用済みのダイスキン(に限らないが)は,カゴに入れて保存している。が,読み返すことはない。だったら,捨ててしまった方がいい。
 いや,捨てなければならない。少なくとも,自分の死後にこれを残してはいけない。遺族(たいていの場合,奥さん)が処分しなければいけなくなるからだ。
 亡き夫のノートを喜んで処分する奥さんは(あまり)いないだろう。そういう思いをさせてはいけない。面倒な作業は自分でやっておくべきだ。それをやってから死ね,と。

● ノートや手帳に限らない。卒業証書や通信簿なんてのもそうだろう。こちらは保育園から大学までとっくの昔に処分済みだ。心理的な抵抗はまったくなかった。卒業証書なんて使うこともないしね。
 職場からの感謝状の類は,もらったその日のうちに処分だ。感謝状といっても勤続20年とかのやつね。とっておく理由なんて何もないもんね。

● アルバムの処分は現在進行形。結婚以後のものはぼくの一存では捨てられないが,独身時代のものは処分してもいいだろうと思って。
 少しずつではなく,機を見て一気にやるのがコツですかね。

● しかし,使用済みのダイスキンは捨てられないでいる。読み返すことがあるかもしれないと思ってしまうからだ。
 残すわけにはいかない。かといって,捨てるタイミングが難しい。寝たきりになったらもうアウトだから元気なうちにやっておかないといけない。元気なうちは読み返すかもしれないと思ってしまう。

● もうひとつある。ブログやSNS(ぼくの場合はTwitterのみ)だ。これはどうするか。たぶん,そのままにして死ぬと思うんだが。
 ブログもSNSもクラウドに保存されているわけだから, 半永久的に存在することになるんだろうか。本人から一定期間アクセスがないものは,自動消去されるんだろうか。

● ちなみに,自分のブログも読み返すことはほとんどないけれども,Twitterは読み返すんだよね。どういうわけのものだろうか。

2018年9月1日土曜日

2018.09.01 来年の手帳を購入

● 池袋の東武百貨店7Fの伊東屋池袋店を覗いてみた。ら。来年の手帳がもう販売されている。NOLTYも高橋も。去年より早くなっているような。
 来年も継続使用すると決めていたBindex(No.011)もあった。使うと決めていたものがあったんだから,買うしかない。
 で,買った。これで手帳選びは終ってしまった。あっけない。

● いや,ピンポイントできめていたんだから,選ぶという行程はそもそもないわけなんだが,もうこれで終わり? これから店頭が賑やかになるというのに。
 決めていながら,ちょっと悩んでみるのも楽しいものでね。

写真はJMAM eショップから拝借
● 30年以上能率手帳を使い続けている。男性はおよそ保守的なものだ。
 能率手帳といえば,ゴールドの存在を知ったのはいつだったか。特製の箱に入っていてねぇ。いつかはこの手帳が似合う男になりたいと思ったもんだ。出世するとかそういうことじゃなくて,ゴールドを使うことを自分で許せるような,そういう手応えを感じられるようになればっていうね。
 結局,なれなかったな。仕方がない。仕方がなくなくても,もう遅い。

● でも,あれだね。TwitterやInstagramを見てみると,チンピラがけっこうゴールドを使っているんだな。
 揶揄しているのじゃない。ぼくなんかは,ゴールドはこういう人が使うもの,こういうふうに使うもの,というイメージを勝手に作ってしまって,それに縛られている。

● そもそもが,能率手帳はオヤジ手帳だと決めつけている。多少の自負を含む自罰傾向。
 それって,若い人がそう思っているのじゃなくて,ぼくのようなオヤジ世代に濃厚な傾向かもしれない。たぶんにジャーナリズムが作りだしたものだと思うのだけど,そういうのに弱いのは若者世代じゃなくて,長く生きてきたはずのオヤジ世代なのかもなぁ。

● 彼らはゴールドの右ページに絵を描いたりしているのだ。“能率手帳=お仕事手帳”という,思いがちな縛りを作っていない。
 その自由さ,柔らかさがとてもいいと思ったし,羨ましいなとも思った。