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2025年12月6日土曜日

2025.12.06 東京駅近くの文具店巡り

● 東京駅前の KITTE,混んでました。中国人が消えたので(まだいくらかいるんだが),日本人が繰り出すようになったんですかねぇ。それとも,そういうシーズンになったということですか。
 4階の ANGERS にもお客さんが入っていた。けっこうなことだ。

● カランダッシュの缶ペンケースが以前から置いてある。買っても仕方がないと思いながら,気になってはいる。
 カランダッシュのボールペンやシャープペンは,ぼくが使うガラでもないし,まぁ,必要もない。

● が,缶ペンケースくらいだったらいいんじゃないか。浅いのと深いのの2種あって,まぁ,浅い方でよかろう,と。
 いやいやいや,ガワだけカランダッシュで中身は100円シャープペンというのもな。一番カッコ悪いパターンだよな。貧乏臭くていけない。貧乏なのは仕方がないとしても,貧乏臭さをわざわざ強調することはない。
 
● ANGERS は書籍も扱っている。川上弘美さんの日記があった。すでに数冊出ているようなのだが,そのうち2冊が並んでいた。
 ちょっとだけ立ち読みした。当然,公開することを前提に書いているわけだが,日記はこう書けばいいのかという参考にはなると思って。文庫にもなっているようなので,チャンと読んでみようかと思った。

● 来年から再チャレンジするかもしれない5年日記を書くときの参考にできればと思ったわけだ。
 が,特段,参考を求めずとも,自己流で好きなように書けばよろしかろうと自分に言ってやりたい気もする。

● 丸善丸の内本店。例によって4Fの文具売場のみ。買いたいものがあるわけではない。手帳売場を覗くことももうない。
 にもかかわらず,マタタビに吸い寄せられる猫のように行ってしまうわけだ。つまり,文具が好きなわけだが。

● 気になってみたのはロディア。気になるのがある。A6サイズのブック型のカバーだ。横開きのノートではなく,縦にめくって使うロディアを収納するためのもの(Amazonにはある)。
 A6であってもメモブロックを使うことはないと思う。ノートの代わりにはならないし,いわゆるメモをぼくは録らない。
 いや,メモはスマホに入力している。それで用は足りる。わざわざメモ帳を取りだして,ペンで書くということはこれからもしないと思う。

● なのになぜ気になるのかと自分でも思うのだが,こういうものを使っている人(使いこなしている人がどれだけいるのかは知らないが)を大したものだと思っていて,大なり小なり劣等感を抱いているからだろう。
 自分もそうなりたいと思っている。大したものというイメージを自分に重ねたいということ。そうはならない(なれない)とわかっているのだけれども,憧れも捨てきれないというわけだ。

● ともあれ。実物がないかと探したのだが,丸善にもない。ということは,そんなに売れていないのだろう。
 ロディアと言えば,やはり No.11 に代表されるA7の携帯用の小さなメモブロックだ。

● ぼくの感覚ではロディアは決して安いものではないのだが,そういうものを惜しげもなく浪費できるのも,ぼくにとっては “カッコいい” のひとつに入る。
 ロディア程度のものを惜しみ惜しみ使っているようではダメなのだが,ノートは安いものを使っている。大量に使うからだ。

● 気兼ねなく使えないと困る。ぼくの場合は,そのラインが Campus や測量野帳あたりになる。
 モレスキンやロディアのノートも持っているが,それらを先に使うことにはなっていない。安いノートから使っている。貧乏性のゆえでもあると思うのだが,気安く使えるのが一番大事なことで,そこは自分のモノサシに合わせるしかない。

● ロルバーンもぼくには高価なノートになるのだが,そのロルバーンを気安く大量に使う人も世の中にはいるようだ。その人の性格や経済状況によって色々だ。

● 丸善本店で野村重存展を開催中。こういうのを見ると,絵を描けたらなぁと思いますな。けど,「おとなの学びシリーズ NHK3か月でマスターする 絵を描く」も最後まで通せなかった人間だからなぁ。

● 東京駅地下のトラベラーズファクトリーにも,今日は多くの人がいた。ちょっとだけ,商品ではなくお客さんを眺めたのだが,ま,外見は普通の人だ。
 あたりまえだが,トラベラーズノートのファンだからといって髪型に特徴があったり,眼の大きさが違っていたりするわけではない。でも,熱心に製品を物色している様はなかなかいいものだ。

● トラベラーズノート本体は,ちょっと大きめの文具店に行けばある。ブラスペンシルあたりもある。
 が,トラベラーズファクトリーに来ないと買えないものもある。ステッカーであったり,チャームであったり,マステであったり。トラベラーズノート本体も,中目黒なり東京駅なり成田空港なりでしか販売していない図柄のものがある。

● ここはファンにとってはやはり聖地なのだろう。ぼくはトラベラーズノートのユーザーではないから,中目黒の総本山に行ってみる勇気はないが,東京駅のこの店は覗きやすい。
 そうして,トラベラーズノートに敬意を抱きながらも,使ってみる気にはなれないでいる。


(追記 2025.12.15)

● カランダッシュの缶ペンケースというのは,これのこと。薄いのが1,000円で,厚いのが2,000円。
 厚いのであれば,キャップを付けた状態の鉛筆数本,消しゴム,補助軸,定規,普段使いしている(携帯用ではない)ハサミ,鉛筆削り(三菱鉛筆の Palette),手帳用の4色ボールペンなど,自宅環境を詰め込むことができそうだ。

● 出先には鉛筆に代えてシャープペンを持って出ることにしているのだが,できれば出先でも鉛筆を使いたい。ぜひともということではなく,“できれば” ね。

● が,この缶ペンケースを買うことはない。自宅環境を詰め込むことのできる缶ペンケースをじつは持っている。それを使えばいい。児童用の絵柄のやつなんだけど。
 あと,“できれば” でいいんだったら,そのためにモノを増やすこともあるまいよ,という理由。


(追記 2025.12.23)

● 児童用の絵柄のやつというの,がこれ。ペコちゃんの大きめ,深めの缶ペンケース。
 こちらを使ってみることにした。上が Before,下が After。すぐに元に戻すかもしれないけど。

● 両者の収納力はほぼ同じ。四角くて形が固定されたものは,筒型の細長いものを収納するには不利ですかね。
 鉛筆3本,補助軸,鉛筆削り(三菱鉛筆の Palette)を入れたうえに,携帯用ではないいつも使っているハサミも入るだろうけれども,中身は替えない。鉛筆ではなくて,0.7㎜のシャープペン(北星の「鉛筆屋のシャープペン」)を継続使用することにする。

2025年10月27日月曜日

2025.10.27 ANGERS と CanDo と丸善

● ANGERS 丸の内店に来た。欲しいものはないんだけども,何か買いたい。“買う” という行為をしたい。
 で,こんなのを買いましたよ。909 Ceres。アメリカの鉛筆ね。

● メーカーの「Musgrave Pencil Company は,アメリカの鉛筆産業の全盛期,1916年に設立され」たらしい。紆余曲折を経て今に至っているのだろう。
 目視だが,芯の組成も軸の貼り合わせ方も塗装も,国産鉛筆に比べるとずいぶん雑。国産が過剰なのかもしれないけどね。

● BLACKWING に話が飛ぶ。あれは日本メーカーが白木の鉛筆の状態でアメリカに送り,アメリカで塗装と消しゴムの取り付けを行って,各国に輸出しているのかと思ってたのだが,違うね。
 BLACKWING の塗装は日本のものだな。消しゴムの取り付けも日本でやってる? 最終製品にするところまで日本でやってるね。

● もうひとつ,ロディアのメモパッド。使い捨てのメモにロディアを使うなんて贅沢を,ぼくのような人間がやっていいのだろうか。
 しょうがない。何でもいいから,何か買いたかっただけなんで。

● ま,ロディアって世評ほどにいいものかね,とも思ってるんだけどさ。
 ロディアの No.11 よりオキナのプロジェクト・ペーパーのA7の方が良くない?

● 東京駅地下のトラベラーズファクトリーに立ち寄ったら,リフィルやらタグやらシールやら,ごっそり抱えて,さらに物色を続けている人がいてね。お金持ちなんだなぁと思ったことでしたよ。遠方から来たのかもしれないね。
 今日は,珍しくガイジンがいなかった。

● 次は,CanDo 丸の内オアゾ店で写真の4点を。コナンのアクリルスタンドだけ440円。まぁ,これは文具には入らない。
 彫刻刀は短くなって手削りするようになった鉛筆の最後の最後,削り面を水平にする(芯に対して直角にする)ために使おうかと思って。そんなことをほんとにするかどうかはわからないけどね。

● つけペンセットを使うことはない気がする。何となく気になったので買ってみた。
 ディズニーのメモパッドはね,メモパッドなんてこれで充分だよねということで。ミッキーの表紙はビニール製のケースに紙を差し込んでいるだけで,メモパッドの1枚目(表紙)ではない。

● 100円ショップに来るたびに思うことだが,文具はここで揃う。紙質がどう,耐用年数がどう,微妙な使い勝手がどう,と色々言いたがるが,アンタがやってることなら,100円ショップで売ってるやつで充分でしょうよ。紙質や耐用年数なんて高次元の話は,要らぬお世話じゃないのかい。
 まして,丸の内オアゾという場所柄か,華やぎもあるし,売場面積も広い。充分に祝祭空間になっている。買物の愉しさも味わえる。

● ところで。百均製品の供給国は依然として中国がメイン。中国が経済成長を遂げ,人件費が上昇してくると,百均製品の供給国も中国からベトナムやバングラデシュに移行するのだろうと思っていたのだが,今のところ,そうなっていない。
 最近の中国は不動産バブルが弾け,西側から切り離しを受けて,経済はズタズタになったか,なりつつあるか,今後なる。

● 世界はインフレで推移するが,中国だけはデフレだ。西側に輸出できなくなると国内で消費するしかなくなるが,生産量は国内消費量を大幅に上回っている。かといって,生産を縮小するなどできるはずがない。
 中国は各国にデフレを輸出してきたと言えるが,その輸出分が国内に滞留することになる。中国からのインバウンドは放っておいても減る。

● 百均製品はもっと高品質でもっと高機能のものが増えるかもしれない。DAISO や Seria にとっては,中国を買い叩く好機到来ではないか。
 逆に,中国を消費市場と捉えていた企業は大打撃を受ける。少なくとも,今後50年,中国に明日はない。
 そうした動きは人智を超えるところがあって,読み切れるものではないが,これからどうなっていくのか,こちらは高みの見物を決め込めばよいだけだ。

● 丸善丸の内本店にも行ってみた。大阪万博のミャクミャクグッズを販売しているコーナーがあってね。A6ノートもあるかな,覗いてみるか,と思ったんですけどね。入場規制なんてのをやってたんで,やめときました。規制されてまで買う理由はないぜ。
 いや,理由があってそうしているのはわかるんですよ。わかるんだけれども,規制されてまで買う理由はないな,やっぱり。

2025年9月14日日曜日

2025.09.14 都内の文具店巡り

● まず,ANGERS Ecute上野店。ANGERS でも来年の手帳が一等地を占めている。
 高橋や能率はない。開運ダイアリーだの夢が叶う手帳だのという,愚者ビジネス媒介物もない。ロディア,ほぼ日 weeks,ミドリなど。そのうち,ANGERS 手帳も並ぶのだろう。

● 東京駅地下のトラベラーズ・ファクトリー。外人ばっか。スタンプコーナーに行列ができていた。並んでいるのは外人女子。人気は世界的。
 「TRAVELLER'S TIMES」の今年号が出ていたのでもらってきた。20周年になる。これを読むとトラベラーズノートを使いたくなる。使わないけど。

● 万引きが増えてるのかと思わせる措置がなされていた。これだけ外人が増えれば中にはいるかね。ドギつくやるヤツが。
 日本人の中にもいるんだろうけどね。

● 丸善丸の内本店。PENフェス イベントってのをやっていて,“すずめや” とか “ステッチリーフ” とか,いろんなところが出張している。
 完全なる祝祭空間。北関東の田んぼの村の住人は人酔いしそうだ。

● 銀座 LoFt。やはり,ほぼ日手帳になりますかね。5年手帳のカバーもありましたよ。
 ほぼ日手帳って,興味がない人は全く目もくれないというところがあるんですかね。売場にはあまり人がいない。が,立ち寄る人はたいてい何かを買っていくみたいな。ぼくは買わないんだけど。

● 無印銀座。6Fで「Paper Trail 展-すべてのものは未来のためのプロトタイプ」を開催中。サラッと見て,4Fの文具売場。
 無印製品は毎日使っている。手帳用の六角ゲル。今は廃番になってるやつだが。ノートもわりと使ったし,在庫を抱えてもいる。
 プラチナ Preppy も,純正より無印のポリカーボネート万年筆がいい。樹脂の強度が違う。インクが外から見えないから,多色展開する人には向かないけどね。

● ムジラーにはわりと親近感を覚える。いいセンスしてるねぇ,とか思っちゃう。
 おまえに思われたくねーよ,って言われるだろうけどさ。

● ここも外人が多い。どこもかしこも外人だらけ。比較的,外人比率が少ないのは丸善。
 来てもらって,買ってもらわないと困るし,かと言って,これじゃ近寄らない日本人が多いかもしれない。痛し痒しのところがある。が,基本は肯定して対応しなきゃしょうがないんだろうねぇ。

2025年6月29日日曜日

2025.06.29 東京駅至近の文具店巡り

● 何かとお騒がせな BLACKWING だが,東京駅のトラベラーズ・ファクトリーにはコラボの BLACKWING がまだ残っている。芯はバランス。
 ただし,2箱(2ダース)だけ。鉛筆1ダースに6,050円出せる人は,急いだ方がいいかもよ。

● ぼく一個は,北星クラフツマンの2Bを使えばいいじゃないかと思いますけどね。その方が安上がりだし,知的に見える。
 BLACKWING を使ってる輩はバカっぽく見えていかん。ウォルト・ディズニーが使っていたとか,バーンスタインも使っていたとか。彼らが使っていたのは MADE IN JAPAN の鉛筆ですか。それにね,何を使おうと蛙の子は蛙だからねぇ(→ おまえが言うな)。

● 丸善丸の内本店では「木の匠展」を開催中。ぼくは鉛筆しか使っていないので,買うとすれば鉛筆の補助軸くらいのもの。平井木工も参加しているので,補助軸をザッと眺めてきた。
 が,ぼくには猫にとっての小判になるな。補助軸はクツワの200円のが一番だと思っちゃってるから。

● 木製の補助軸は,価格はミミックの半分以下だが,存在を主張しすぎている。木を使うとそうならざるを得ないのだろうし,その主張を好む人もいるはずだが。
 ミミックはその辺の収め方が上手いのだろう。そのミミックも,じつはほとんど使わなくなっている。補助軸はクツワ。なんか,そういうことになっている。

● コクヨの PERPANEP は健在。ツルツル,サラサラ,ザラザラの3種のノートが売場に並んでいる。モレスキン様の厚表紙のノートもあり。ツルツル用のファインライター(高価なやつとは別のもの)も元気に売られている。
 Campus 50周年の商品を買うと,おまけでもらえるシール。地方の文具店ではなくなっているが,丸善本店ではまだタンと残っている。一乗ひかるさんのこのシール,欲しくなりません?

● マルマンの Mnemosyne もモレスキン様のノートを出していたんですね。学用品売場しか見ないと,こうした情報に疎くなる。
 もっとも,どうせ買わないのだから,疎くなったところで困ることは何もないのではある。安い Campus をもって最上とするのが,ノートのヘビーユーザーの常套というもの。

● 丸善本店の文具売場を徘徊していると,お客さんの中にハッとするほど素敵な人がいる。男女ともに。
 ぼくのような下賤な者が出入りを許されているのはありがたいことなのだ。しかも,何も買わないのに。

● 素敵な人のオーラを浴びるのが,最善のリフレッシュ法かもしれない。たまには,東京,しかも都心に出るべきだな。
 メトロ銀座線に乗るのが,最も手軽なリフレッシュ法かもだな。

2025年1月10日金曜日

2025.01.10 東京駅周辺の文具店詣で

● まず,ANGERS 丸の内店。“これ以上モノを増やすな” と “「買う」という行為をしたい” のせめぎ合い。
 何も買わないんじゃ申し訳ないとも思うんで,次の3つを購入。

● 満寿屋のA6ノート。前にも同じものを買ったが手つかずで残っている。
 万年筆での筆記を想定しているという。であれば素直に万年筆で書いてみようと思っているが,935円もするノートはぼくには分不相応。百均で買えるA6 Campus で充分だもんね。
 臆しているわけではないけれども,使うのはしばらく先になりそうだ。

● ぺんてるのサイドノックのシャープペン。逆輸入品。429円。面白い機構だが,0.5㎜を自分が使うかどうか。
 アメリカ製の鉛筆。154円。軟らかい芯を使っているとあるが,その首尾やいかに。これも使うのはかなり先になる予定。使う前に息を引き取るかもしれん。

● 次に,東京駅地下のトラベラーズファクトリー。ロールシール2つを購入。このシールをどうするかと言えば,測量野帳の表紙に貼る。
 トラベラーズノートのユーザーは海外にも多いようで,外国人の団体さんがスタンプ台を占拠していた。オタッキーが多いような気がするな。

● 右の写真は買物袋に印刷されている文字群。旨いなぁと思いますよ。
 ぼくなんかも本体には手を出さないけれども,周辺機器はけっこう買ってるもんな。やっぱり惹かれるんですよね。気になるんですよ。

● 丸の内オアゾに Can★Do ができてたんですな。丸の内よ,お前もか。銀座にもダイソーも Seria もありますからね。
 で,ディズニー製品コーナーからノートとシールをピックアップ。A6で中紙は60枚。発売元は協和紙工㈱。もちのろんで中華製だと思いきや,MADE IN JAPAN なんでした。
 ぼくにはこういうので充分だと思っております。大したこと書いてるわけじゃないからさ。大したことなど,書けるはずもないし。

● 丸善丸の内本店の文具売場。大手町のサラリーマンがお客のメインなんだろうから,手帳の売場がまだまだ幅を利かせている。まだ手帳を買っていないようで大手町で務まるのかと思わないでもないが,手帳売場が崩れていない。
 仔細に見ていくと頭がクラクラしてきますな。こんなにたくさんあるのか,と。

● IT化で紙の手帳の販売数がかえって増えた,と言われたのはひと昔前のことでしょ。手帳もデジタルにしてる人が増えてるんじゃないかと思うんだけど(Googleカレンダーって,使いこなせたらすんごく便利っぽい),この時期にまだ手帳売場が崩れていないのは,業界の苦しい事情を物語っているんだろうか。

● 文具売場のある4Fギャラリーで「夜廻り猫原画展 深谷かほるの世界」を開催中。14日まで。来場者は女性が9割以上。
 何なんですか,夜廻り猫って。丸善のサイトに「累計発行部数65万部突破! 第21回手塚治虫文化賞短編賞受賞作。TVアニメも大好評」と紹介されているから,人気のある漫画であり,アニメなのだろうけど,ぼくは知りませんでしたよ。
 スタンプもあった。ちゃっかり押してきた。

2024年11月25日月曜日

2024.11.25 『TRAVELER'S TIMES』は現物を保存

● ぼくはトラベラーズノートのユーザーではない。加えて,トラベラーズ・ファクトリーのブラスペンシルは使えないとか,まぁいくつも悪態をついている。
 けれども,「旅するように毎日を過ごす」というトラベラーズノートのコンセプトには感嘆の他はない。それを製品という実態に結実化させたことも。

● “旅するように生きる” は “人生は死ぬときまでの暇つぶし” というペシミズムが基底にあって成り立つテーゼのようにも思えるが,そういうことはどうでもいい。
 年1回発行される『TRAVELER'S TIMES』は必ず呼んでいる。これは飯島さんが一人で作っているんだろうか。

● ダイソーでA4の2穴ファイルと2穴パインを買った。パンチは220円だけども,ペラペラながらサイドゲージも付いている。これで充分だ。
 筆記具とノート以外の文具を買うことは,あまりない。というか,ほとんどない。

● ではなぜ買ったのかというと,トラベラーズ・ファクトリーの『TRAVELER'S TIMES』を綴じて保存するため。No.14から最新号のNo.19までを綴じた。
 それ以前のやつは捨てちゃってたんだよねぇ。スキャンしてるから中身は読むことができるんだけども,これは現物で保存していきたいな,と思ってね。

● フリーペーパーで保存しておきたいと思うのは,これだけですかねぇ。これ以外は読み捨て。
 『銀座百点』や東武鉄道の『マンスリーとーぶ』など,面白いフリーペーパーはいくつもあるんだけど,紙で保存しておきたいとまで思うのは『TRAVELER'S TIMES』だけだな。今のところはね。

2024年11月20日水曜日

2024.11.19 東京で文具店巡り

● 東京にいるので,1日使って都内の文具店を巡ってみることにした。と言っても,東京に来たときは,毎度毎度,同じことをしているわけだが。
 これしかしていない,他にする(できる)ことはない,と言っていい状況ですよ。

● まず,Ecute 品川の Smith。 自動車のキーホルダーを購入。
 3,080円もしたんですよ。ぼくしては高額品の買物ですよ。ドラちゃんバッグに取り付けました。

● あと,デルフォニクスコラボのぺんてるP-207(たぶん)を。こちらは528円でした。
 とにかく,0.7㎜のシャー芯を買ってしまいましたんでね。芯だけあって,本体がないんじゃしょうがないってんでね。
 STAEDTLER の330円のもあって,どちらにするか3秒ほど迷ったんだけども,ぺんてるを。
 ともあれ。本体まで揃ったんだけども,使うかどうかはわからない。使わない方に10万円ほど賭けてもいいかな。

● 銀座蔦屋書店。ここは書店というより,現代美術の画廊であり,カフェであり,人が行き交うスークのようだ。
 今回も次のような盛りだくさんの個展を開催していた。これだけあると,自分が何に感応して何に感応しないのかが,ある程度把握できる。把握してその後に何があるというのではないけれども。

● 森本啓太展。Y字路に人物(若者の男女)をコラージュのように描いて配置。
 内田望「Living Things」。
 下家杏樹「Good bye my world」。既視感を持たせる漫画チックな絵(左の写真)。
 井上晋太郎「LINE IN THE MOMENT」。1人でいる女性のよく見かける(と感じさせる)佇まい。
 蝸牛あや展。杉山佳展「絵肌について」。髙崎洋祐展。渡辺愛子展。伊藤遠平「キノコの森の仲間たち vol.2」。

● そうしてから文具売場を覗く。ここは自分とは違う世界に住んでいる人たちが来るところだな,と思うね。
 渡邉製本の「BOOK NOTE」など,ここで買った文具もあるにはあるけれども,ぼくが普段遣いしているものはひとつも置かれていない。この場所でテナント代を払いながら商売しているわけだから,当然,そういうことになる。
 宝石の出張販売をしていたりもする。異世界を覗き見る楽しみはあるけれども,いやぁ銀座は凄いところだなぁと思って,半ば打ちひしがれた思いで立ち去ることになる。

● 銀座LoFt。BLACKWING鉛筆の現物を見た。モレスキンとのコラボ製品ね。
 鉛筆とワンステップシャープナーのみで,モレスキンは含まれないセットもあれば,ラージサイズのモレスキンが入っているクリエイティブセットなんてのもあるのね。12,100円だったかな。
 こんなの買うヤツがいるんだろうかと思うんだが,いるんだろうね。世の中にはいろんなヤツがいるもんな。

● 今,手帳は売れてるんだろうか。手帳不況という言葉が出てくるんじゃないかと思ったりもするんだけども,そんなことはないのか。
 ほぼ日手帳は売れてるようだねぇ。売場が大きく取られている。

● Ecute 上野の ANGERS。平日の昼間なのにお客さんが多い。
 外国人も。日本の文具店は観光資源に数えていいと思う。主には,メーカーの功績だろうけど。

● 改装前より雑貨の取り扱いが増えている。書籍も扱っていて,その背表紙を見るのも楽しみのひとつ。セレクトの方針も窺えるのではないかな,と。

● 東京駅地下のトラベラーズ・ファクトリー。トラベラーズノートのユーザーは,性別や年齢を超えて満遍なくいるらしい。ここも外国人が多い。外国人ユーザーもかなりいるんだな。

● ぼくはユーザーではないんだけど,北斗星のシールを買った。測量野帳に貼るつもり。
 あと,真鍮製の消しゴムケースも。このケースは,まぁ,役に立たないこと。
 悪態をつきながら使っていたんだけど,某所で失くしてしまった。悪態をつくくらいだから,失くしてもどうってことないはずなんだけど,けっこう欠落感が大きくてね。990円を払って,買い直すことにした。どういうわけのものかねぇ。

● ここでは古書も扱っている。枡野浩一『石川くん』を買った。「ほぼ日」に連載されたもので,当時,「ほぼ日」で読んでいる。

● 最後は丸の内の丸善。文具売場がある4Fギャラリーで「人気イラストレーター4人展」をやっていた。
 これも面白かったんだが,じつはA4を綴るファイルを買おうかと思っていてね。

● 『TRAVELER'S TIMES』を綴るための。スキャンして現物は捨てていたんだけど,現物を取っておきたいと思ってね。
 当然,丸善にいくつもあるんだけども,こういうものは地元の文具店で買えばいいですわね。

● 丸善も基本,高級路線で万年筆売場が一番広いんじゃないかと思う。そうならざるを得ないことはよくわかる。100円のボールペンを売るだけでは従業員に給料を払えない。協力できなくて申しわけない。
 が,高級の度合いは蔦屋書店ほどではない。世界が違うとまでは感じなくてすむのはありがたい。

● ラミーの売場に『thinking tools』というラミー製品の図録があった。数冊あったから,たぶん売物だと思う。お金を払ってまでカタログを買わなくてもいいやと思ってスルーした。
 けど,Amazon でも品切れになってる。明日,また行って買っておこうか。

● 筆記具は全部 thinking tool で,ラミー製品だけがそうなのではない。
 thinking の結果は考える人に依存するのであって,道具に依るのではない。あたりまえのこと。目下のところは,鉛筆でいいんじゃね? と思っている。


(追記 2024.11.21)

● 一昨日,トラベラーズ・ファクトリーで買った北斗星のシールを測量野帳に貼った。悪くなかねぇ。
 人生(生活)=トラベル,生活者=トラベラー として,それを書き留めるためのノートがトラベラーズノートだと定義すると,ぼくのトラベラーズノートは測量野帳だなぁ。7〜10日で1冊を使用する。


(追記 2024.11.24)

● 0.7㎜のシャープペン,北星鉛筆の「鉛筆屋のシャープペン」があったのを忘れていた。そっちにしとけばよかったか。
 たぶん使うことはなさげだから,どっちでも同じことか。コクヨの「鉛筆シャープ」でもいいんだけども,使わなければそもそも要らないだろ,って話だよなぁ。

2024年10月10日木曜日

2024.10.10 買って後悔したもの トラベラーズ・ファクトリーのブラスペンシル

● 買ってはみたものの,使う気にならなくて,長らく放っておいたトラベラーズ・ファクトリーのブラスペンシル。
 芯先を出すとこんな感じね。これ,使いこんでませんからね。ほぼ,未使用の状態ね。

● パーツをバラしてみる。鉛筆本体は76㎜。
 これだったら,最初から市販の補助軸に入れて使いたくなりませんか。ブラスペンシルのまま使うと,鉛筆として使える長さは50㎜しかないからね。

● 頭が重すぎてまともに使えない。紙に当てるときの角度は60°なんて言われるけれども,ブラスペンシルでは不可能な領域。親指と人差し指の縁で頭を受けとめて書くしかないからだ。

● あの冗談を形にしたとしか思えない BLACKWING の専用補助軸と,バカバカしさにおいては双璧を為す。
 どうしてこういうものを世に出したのかね。携帯に便利だろうってか。しかし,これ,シャツの胸ポケットに挿すと,ポケットが汚れるよ。

● いやいや,遊び心も必要だよ。実用一点張りじゃ息が詰まるだろ。
 さよう,然り。これを正当化できる理由は遊び心以外に思いつかない。

● しかし,だ。遊び心しかないのは困る。鉛筆に遊び心を求めるなよ。
 つーか,実用性を犠牲にしすぎだろ。遊び心と実用性のバランスが取れてないだろ。

2024年8月3日土曜日

2024.08.03 トラベラーズファクトリーと BLACKWING とのコラボ製品

● 東京駅地下の「TRAVELER’S FACTORY STATION」にやってきた。BLACKWING とのコラボ製品を発売中。
 BLACKWING は国内でのリアル販売はしていないから,期間限定,品種限定ながら,直接 BLACKWING を買える機会でもある。

● ただし,直接手にとって現物を確認することはできない(BLACKWING 柄のトラベラーズノートのリフィルだけは手にとって確認することができた)。レジでの受け渡しになる。
 万引き防止のためか。いずれも1人1点限り。

● かつ,現時点でトラベラーズノートを使っている人にしか販売しないっぽい。ポイントガードを買ってみるかと思ったのだが,ぼくは買うことができないようだ。オンラインストアでは買えるのか。
 転売を防ぐつもりが,転売ヤーにエネルギーを注いでしまう結果にならなければいいがな。

● オンラインストアでも BLACKWING の鉛筆とトラベラーズノート本体は品切れ。再入荷は未定とあるが,まさか再入荷するんだろうな。
 ポイントガードは買える。ネットでも1人1点限り。

● 注文額が5,500円を越えないと送料が無料にならない。ポイントガードは1,650円なので,あと3,850円分を物色しなくちゃ。
 無理だな。トラベラーズノート関連商品で欲しいものはない。結局,買わずにすんだということで。

2024年4月7日日曜日

2024.04.07 トラベラーズファクトリーのブラスペンシルが使いづらい件

● 東京駅地下のトラベラーズファクトリーで買ったブラスペンシルもブラス消しゴムケースも,見事に役に立たなかった。
 ブラスペンシルはこの装置でギリギリまで使ってから,普通の補助軸に挿してさらに使うことになる。ブラスペンシルで使える鉛筆の長さは正味5センチ。
 キャップを差すとかなり頭が重くなる。かと言って,キャップなしでは最初から短すぎて使えない。ま,その重さは持ち手の親指と人差指の縁で受ければいい話ではあるんだが。

● 消しゴムをこのケースに入れてしまうと,消しづらくてしょうがない。消すときにはケースから出して,消しゴムを裸にして使うしかないだろう。
 紙のスリーブを外して,このケースに入れてしまうと,必ず後悔することになる。

● どうして,こういうのを有難がる人がいるのか。カッコいいから?
 使いづらいのは折込済みで,実用性を買ってんじゃねーよ,カッコ良さを買ってんだよ,ってことなのか?
 トラベラーズノート自体が実用性ではなくてライフスタイルを売っている商品だ,と言われれば,それはもうその通り。

● って,ぼくも買ってしまったクチなのだな。まぁ,カッコいいと思ったからなんだよね。
 が,実用性がなさすぎるというか,実用性を問題にしなさすぎじゃないかと言いたくなるぞ。トラベラーズノートはいいとしても,鉛筆と消しゴムケースはあんまりじゃないか。

2022年7月28日木曜日

2022.07.28 東京の文具店めぐり

● 今日は東京に行ってくることにした。文具店巡りのほか,無料の画廊(?)も回ってこようかと思う。

● 東海道線で東京に出た。グランスタ丸の内のトラベラーズファクトリーを覗くのがルーティンになっている。トラベラーズノートを使うつもりはないし,ブラスペンシルは買ったのだけど,それ以上買うモノもない。
 それでも覗いてしまうのがトラベラーズノートの魅力ということ。トラベラーズノートを使うつもりはない,と書いたのだけれども,ぼくはトラベラーズノートに選ばれなかったのだとも言える。

● この店にはレトロカメラが数台,置いてある。もちろん,売りものだ。レトロな形をしたデジカメではなくて,まんまレトロなフィルムカメラだ。ハーフカメラと呼ばれた,フィルムを節約できるタイプのやつ。一眼レフとかではなくて,コンデジに当たるものが売られているわけだ。
 イメージとして,レトロなフィルムカメラはトラベラーズノートとの相性がいいんだろうか。トラベラーズノートのユーザーはこういうものに惹かれる性向があるということなんだろうか。
 スマホのカメラで撮って,そのままSNSに上げるのが普通になった時代だからこそ,フィルムカメラぬ味が出るんですよ,という説明に頷いてしまうタイプが多いんだろうかな。

● オーディオ機器にもアナログ回帰が見られた。レコードやカセットテープで聴くという。ぼくはこういうムーブメントには食指が動かない。デジタル化を徹底せよと思う(文字を書くのだけは,アナログも維持している)。
 もっとも,その方が音源もタダで手に入るし,音を再生するための機材も少なくてすむ(したがって,再生に要するコストが安くなる)からというのが,第1の理由だったりするのだが。

● 丸善丸の内本店。4Fの文具売場を覗く。だいぶ前になるけれども,ジョッターに惹かれたことがあった。パーカーのボールペンではなくて,携帯用のメモ具の方。
 ジョッターって欧州貴族チックというか,氏も育ちもいい人たちが使っているものというイメージがあるじゃないですか。供給側がそのイメージを強調したのかもしれないけど。ポロの最中にでもメモできる,みたいな。

● たくさんのカードが入る分厚いやつを,改装前の伊東屋で買ってしまった。案の定,使ったことは一度もない。そもそも使う場面がないからなのだが,買ったのが貴族チックなやつではまったくなかったからでもある。
 同じもの(コレクトのメモパース)が丸善にもあった。前からあったんだろうけど,気がつかなかった。これね,たくさん書く人にはいいんでしょうけどね,とっさの時のメモには向かない。ポケットに入らないからだ。理想やワイシャツのポケット,最低でも上着の内ポケットに入るものじゃないとダメだ。

● ジョッターには強力な競合製品がある。ロディアのNO.11だ。専用カバーに到着すればジョッターより使い勝手はいいかもしれない。ポケットにも入る。型はくずれるけど。カードケースに保存するにしても,A7なんだから百円ショップにも使えそうなケースがあるんじゃないか。
 ダイゴーの jet-ace もコンペティターだ。専用鉛筆付きの小型メモ帳。シャツのポケットに入れるには一番かもしれない。
 ぼくの場合は,ロディアも jet-ace も何日間が持ち歩いてみたが,結局は使わずじまいだった。

● こういうのは,自分には要らないものなのだと痛感。ひらめきや思いつきをすかさずメモする自分,というイメージに酔っていくつか買ってみたけれども,無用の長物だった。
 それでもなぜかジョッターには惹かれる不思議。

● 同じ4Fのグアラリーで長船善祐油絵展&ジャン・モワラス展。
 絵っていうのは “わかる” ものなのかどうか知らないけれど,自分も絵を描きたくなれば大成功。けど,義務教育の9年間で,自分には絵心はないと叩き込まれているからねぇ。

● 東京駅前の KITTE 4Fに入っている ANGERS。最近は2回連続で購入している。ので,今回は覗くだけにする。
 ここに置いてあるものでは,トンボの ZOOM505META(水性ボールペン)がずっと気になっている。キャップを着脱するときの滑らかさ,ヌルっとした感じ。かなり官能的だ。握ったときの重さのバランスも申し分ない。デザインもカッコいい。これに近いものとして,昔買ったシェーファーのローラーボールを思いだして,買ったきり使わないでいたのを引っ張りだして見たのだが,ZOOMの方が惹きが強い。
 オートの水性ボールペンと油性ボールペンも置いてある。やはり持った感じがセクシーだ。なるほど,これが ANGERSのおメガネに叶うということか。

● 銀座まで歩いて銀座LOFt。LOFtでは去年から,「文具会議」というコーナーを作っている。だいたい,この時期だろうか。自社推しと他社推しのコピーを添えて,商品を並べる。
 対象商品を決めることから始めるのだと思うけれども,今年はロルバーンやユニボールワンFなど。

● 伊東屋。「AMAZING GINZA」の測量野帳はGの1Fに並んでいるのだが(ワゴンは撤去されている),並んでいるのが残りの全部で,再生産はしないらしい。
 普通の測量野帳はどこにあるのだろう。去年だったか一昨年だったか,Kの2Fで LEVEL BOOK を数冊買ったのだが,今はKにはない。どこに行けば買えるのだろう。そういうことがわからない。
 ROMERO BRITTO デザインの Campus ノート,伊東屋にもあった。有隣堂のように専用のコーナーを作ってということじゃなくて,普通のノート売場にヒッソリと入っていた。が,全種類残っているわけではなく,半分くらいだったか。

● Kの地階で山田博之個展。コラージュしてそこに何かをしている。素人にわかるのはそこまで。
 芸術しているつもりはないと思う。では何をしているのかというと,おそらく遊んでいる。けっこう悩み多き遊びかもしれない。

● 蔦屋書店。半ズボンにTシャツ,サンダルという出で立ちで,銀座を歩いている。そこまではいいとして,その恰好でG-SIXに入っていいものか。そこはよくわからない。
 しかし,外は酷暑だ。殺人的な光量が降り注いでいる。そこを歩こうとすれば,この恰好しかないといいたくなる。文句があるなら,オレにじゃなくて太陽に言ってくれ,というわけで入ってみた。

● 蔦屋書店の文具売場の半分は万年筆売場になっている。日本橋三越の「STATIONERY STATION」にだって,SARASAのような売筋の安いボールペンも置いてあるが,ここにはそういう妥協はない。
 ぼくが手を出せるのはプラチナのキュリダスくらいのものだが,キュリダスはメルカリで買ってしまった。メルカリでってところがどうにもねぇ。

● やはり,ぼく程度の生活水準の人間が来てはいけないところかもしれない。浦和の蔦屋書店くらいが許される限界かもね。
 機会があれば二子玉川の蔦屋家電も覗いてみようと思っていたけれども,ダイソーのBTスピーカを使っているような人間が行ってはいけないところかもしれない。場は人を選ぶ。選べれない人間が行っても,選ばれた人たちの迷惑になるばかりだ。
 率直に申すと,銀座蔦屋書店の来店者をザッと見渡すと,選ばれた人は1割のそのまた1割くらいかと思えるのだが,それはあくまでそれであって,場を舐めちゃいけないやね。

● ギャラリーは展示物の入替え作業中だった。売場の方には天野タケルさんの作品が何点か展示されていた。多くの人がどこかで見ているはずのもの。
 中年を過ぎてもこういう女性を描ける人っていうのは,画力以前にものの見方,見え方に,偏りがあるんだろうかな。その偏りを才能というのかもしれない。

2022年6月21日火曜日

2022.06.21 東京の文具店めぐり

● 昨日から川崎に来ているのだが,その川崎から東海道線で上京。東京駅に着いた。グランスタ丸の内のトラベラーズファクトリーを覗いた。
 平日のこの時間帯にはお客がいない。こういう尖った品を扱う店ではお客を見るのが楽しみだったりする。何でお前みたいな小太りオヤジがトラベラーズノートを使ってんだよ,と密かに突っ込んでみたりね。
 かなり不健康な遊びを遊ぶわけだ。が,これでは遊びようがない。次行こう,次。

● 丸善丸の内本店の4階。後藤温子の絵た金澤翔子の書の展示販売。今日が最終日ということもあってか,後藤温子の絵はかなり売約済み。30万円とかする。
 金持ちがヒョイヒョイ買ってるんじゃないと思うんですよ。どうしてもこの絵が欲しいという人がいて,そういう人が無理して買ってるような気がする。好きが嵩じて。

● 仮にそうだとしても,そういう人を揶揄するつもりはない。むしろ,逆だ。
 この世はバランスで成り立っていると思う一方で,そのバランスを足蹴にするような生き方をしている人に惹かれる。すごいものだと思う。自分にはできないことをやっている,と。

● 東京駅前のKITTE 4階の ANGERS。気になるボールペンがいくつかあって。
 まず,トンボのZOOM505 META。水性ボールペン。外国産ならローラーボールと呼ばれるものだが,その外国製品っぽい感じがする。持った感じが何ともいい。
 もうひとつは,逆輸入のZEBRA 701。メカメカしい。ロボットの体の一部みたいな。

● でも買えず。ボールペンもたくさん買っちゃってるんで。一生分を超える在庫が溜まっている。
 早い話,ZOOM505 META は大昔に買って使わずに放っておいたシェーファーのローラーボールと質感も持った感じもよく似ている。ならば,放ってあるシェーファーを使うべきではないか。
 と言って,いつもいつも見るだけでは申しわけない。で,ツバメノートとミドリのMDノート,サクラの Ballsign iD(0.4mm ブルーブラック)を買った。

● 紙製品なら必ず使う。ただなぁ,ノートは,コクヨの測量野帳か Campus か,ダイソーのダイスキンでいいんだけどね。ツバメやミドリの高いノートは,ぼくが使うものじゃないと思ってるんだけど(それでも,どちらも複数冊買ってしまっていて,今のところデッドストックになっている。いつかは使うつもりだけどね)。
 Ballsign iD は200円だし,ま,いっか,ということで。

● ぼくは実用主義一辺倒で,文具に遊びは求めないし,自分の感性を文具に託すこともない。文具を自己表現の具とはしない。コクヨ・ミーの「あなたを今より,私らしく。」は採用しない。
 そもそも,文具(や文具以外の持ちもの)に感性など持ち合わせていないと思っているから,実用主義を標榜(?)しているのだ。
 だから,ANGERS に行く必要はないはずなんだけども,上野店も含めてけっこう立ち寄っている。つい足が向く。行けば気分が良くなる。ということだと,たまにはお礼もしないとね。

● ANGERS のバイヤーのセンスには敬意を表すべきだな。ANGERS の店内に並んでいるのを見なければ,存在に気づかなかった文具もいくつかあった。
 ANGERS にしかなかったものが,いつの間にか他の文具店にも並んでいたというのもある。たとえば,ブラックウィングの鉛筆と周辺製品がそうだ。
 ANGERS の影響を受けてではなく,別の理由によるものかもしれないし,ぼくが気づかなかっただけで,最初から他の文具店にもあったのかもしれないけれど。

● Ballsign iD について2つほど書いておきたい。
 握った感じが心地いい。太さがちょうどいい。
 もうひとつ,六角形かと思ったんだけど,よく見たら角ばってるのは向かい合わせの2面だけで,あとはアールを付けている。つまり,丸い。これが心地よさの正体か。
 さらに。グリップは樹脂だけれども,滑らない。この3拍子で握りは文句なし。

● リフィルについてだが,国産のノック式ゲルインクボールペンのリフィルは共通規格で作られているので,メーカーを越えて互換性があると承知している。実際,エナージェル(ぺんてる)のリフィルは SARASA(ゼブラ)でもユニボールワン(三菱鉛筆)でも使える。
 Ballsign iD のリフィルも SARASA やエナージェルのリフィルと形状は同じだ。ので,相互に使えると思ったのだが,そうではなかった。Ballsign iD のリフィルは SARASA でもユニボールワンでも使えたのだが,SARASA やエナージェルのリフィルは Ballsign iD では使えなかった。ノックが利かなくなる。

● 伊東屋。Kで伊東屋オリジナルというか伊東屋でしか買えない商品をまとめて並べている。
 気になるのが2つある。1つはジョッターだ。欧州で生まれた古典的なメモツール? それを使っている自分をイメージして悦に入る。が,自分が使えるはずがないこともわかっている。
 2つめはペンジャケット。ぺんてるの3つの大衆ペンに対応。使うとすればボールぺんてるに対してなんだけど,ボールぺんてるから極細がなくなった。現在販売されているものは字幅が太くて,常用筆記には向かない。ユニボールにも対応してればなぁ。

● というわけで,2つとも見送り。ぼくが買えるものは測量野帳くらいしかない。ので,伊東屋オリジナルの野帳を買った。全色を1冊ずつ。ぼくは LEVEL BOOK 派なのだが,伊東屋野帳は SKETCH BOOK なので,使うのはしばらく後になる。
 税込みで495円。レギュラー商品の倍近い。でも,これもお礼ということで。銀座に行くたびに立ち寄るからねぇ。

● K-伊東屋の地階では,芳野版画展を開催中。もちろん,即売会でもある。覗いて見たんだけれども,ぼくが行くところじゃないな。はっきりそうだと思った。
 おじゃま虫にしかなれない。遠慮すべきだ。


(追記 2022.06.26)

● Ballsign iD のリフィル問題。
Ballsign iD は最近出たものだが,その前からサクラは Ballsign という細身のゲルインクボールペンを出していた。そちらとは互換性があるか。
 同じメーカーなのだから当然なのだが,Ballsign のリフィルは Ballsign iD で使うことができた。

● では,Ballsign に SARASA やエナージェルやユニボールワンのリフィルを装着できるか。できなかった。
 それらのリフィルはサクラのリフィルより太くて,Ballsign に入れようとするとつかえてしまう。なるほどそういうことだったのか,と思った。

● サクラのゲルインクボールペンにはサクラのリフィルしか使えない。高いものじゃないんだから,サクラ製を買って使えばいいだけのことではあります。


(追記 2022.08.01)

● 伊東屋オリジナルの測量野帳。店頭にあったのは上記の6種だったんだけど,これですべてではなかった。
 黒もある。が,黒は無印版野帳と区別がつかなくなる。というか,無印版はコクヨのレギュラー商品より安くなかったか。だったら無印版を買っとけというわけで。

● もうひとつ。以上の6種はすべて SKETCH BOOK だと早とちりしていた。黄土色のは LEVEL BOOK だったんでした。
 このときは本体価格が450円だった。7月27日に横浜の高島屋に入っている伊東屋に行ったときには500円に値上げされていた。仕方がないんですけどね。原材料が値上がりしているんだから。

2022年1月30日日曜日

2022.01.30 「グランスタ丸の内」のトラベラーズファクトリー

● 夜,東京駅に行ってみた。なぜ? 東京駅地下街(グランスタ丸の内)にあるトラベラーズファクトリーも覗いておくことにしたのだ。
 去年の7月に,ここでブラスペンシルを買った。2,000円の鉛筆だ。正直,後悔している。まったく使っていない。
 っていうか,後悔するとわかっていながら買ってるんだよね。見るだけじゃ悪いし,とも思うしさ。

● もう何も買うつもりはないんだけど,覗けば何かは引っかかってくるのがトラベラーズファクトリーというものでしょ。今回は消しゴムのスリーブが気になった。
 やはり真鍮製で,トンボの MONO がピッタリ収まるという。700円。

● いったん見送ったのだが,どうにも気になる。引き返して買っておこうかと思った。鉛筆のときもそうだった。いったん見送りながら,結局,買ってしまったのだ。
 しかし,MONO には紙製のスリーブ(しかも,消しゴムが割れないようによく考えられたもの)が付いてくるのだし,そもそも鉛筆を使うことがないのだから(特に,外で使うことは皆無),消しゴムのスリーブを買ってどうするのだと自分に言い聞かせて,どうにか振り切った。

● それが正解なのは最初からわかっているのだが,後ろ髪を引かせるのが,トラベラーズファクトリーの不思議な魅力だ。
 ぼくは基幹商品のトラベラーズノートも使ったことがないのだ。それでも,鉛筆を買ってしまった。消しゴムのスリーブに引っかかるのだ。
 場の空気というのがあるのだと思う。トラベラーズファクトリーに集まるのはトラベラーズノートのコアなファンなのだ(たぶん)。それゆえ,場の温度が熱くなるのだろう。

● スタッフ(若いお嬢さん,2人)はアルバイトなのかもしれない。が,自身もトラベラーズノートの熱心なユーザーなのだろう。
 売手も買手もそういう人しかいないのだから,何とはなしに買わせる空気ができあがるのだと解釈している。

2021年7月31日土曜日

2021.07.31 トラベラーズカンパニーのブラスペンシルを買った。けど・・・・・・

● 東京駅「グランスタ丸の内」のトラベラーズファクトリーを覗いてみた。
中目黒の店は畏れ多くて足を踏み入れられないが,ここならわりと気楽に。
 何度もお邪魔しているけど,まだ何も買ったことがない。そもそもトラベラーズノートのユーザーではない。

● スタンプを押せるようになってるコーナーができていた。前からあったんだろか。気がつかなかったが。
 駅スタンプと同じように,片っ端から自分のノートに押していこうかと思った。が,このスタンプはあなたのトラベラーズノートに押してねってことでありましょうな。トラベラーズノートのユーザーが,自分のトラベラーズノートをカスタマイズするというか,飾りつけるためのものでしょう。

● トラベラーズノートのユーザーでない人間が,トラベラーズノートではないノートにペタペタ押してはいけないものだろう。ぼくのダイスキンに押してはいけないものでありましょう。ので,グッとこらえました。
 というか,ここでダイスキンを取りだすのは,けっこう以上に気が引けたというのが正直なところ。

● トラベラーズノートはそのコンセプトも形も秀逸というか,唯一無二というか,とんがり具合が独特だ。ので,このノートは人を選ぶ。逆にいえば,万人受けするノートではない。
 普通の優等生(だった人)はトラベラーズノートを選ぶことはないような気がする。ヘタすると,その存在に気づくこともないかもしれない。トラベラーズノートの方がそういう人を選ばないと言ってもいい。
 で,ぼくもその選ばれない方に入る。だからどうということではない。それでけっこうです,ということだ。負け惜しみ半分でそう思っている。

● 万人受けしない製品であることは,供給側もよくわかっているだろう。ので,ユーザーをいい気持ちにさせる言い方を練ってきていると思う。
 トラベラーズノートはクリエイティビティに似合うという言い方をズバリではなくても,それとなく多用しているようだし,自由を希求する人,体制に組み込まれることを潔しとしない人,常識に埋没することに抵抗したい人が,トラベラーズノートに相応しい,という持っていき方をしているふうにも見える。

● 自分はそういう人間だと勝手に思って,トラベラーズノートを使い始めてみたものの,やはり使いこなすことができなくて,普通の綴じノートに戻ってきた人が,けっこうな数いるのではないかとも思っている。けっこう,トラベラーズノートは敷居が高そうなのだ。
 他に,メーカー側が予め用意した製品群に絡め取られそうで,それも面白くない。

● けれども,トラベラーズノートは色々と妄想を刺激してくれるし,年1回発行の「TRAVELER'S TIMES」がPR誌ながら格調があってしかも面白く,楽しく読ませてもらっている。つまり,色々とトラベラーズカンパニーからもらっている。もらいっぱなしはいけない。
 東京駅地下にあるこの店に対しても,毎度毎度,店内を通行するだけの人であっては肩身が狭いというものだ。

● 
トラベラーズノートの関連製品で,これなら買ってもいいかと思っていたのが,ブラスペンシルだ。何度も手に取って眺めてみた。
 しかし,自分が鉛筆を使うことはないだろう。あるにしても,鉛筆もあれやこれやとだいぶ買ってしまっている。これ以上増やすことはないだろう。

● ので,いったんは立ち去ったんだけど,どうも気になって,というよりやはり何か買わないと申しわけないんじゃないかと思って,売場に舞い戻った。買いましたよ,はい。
 2,000円(+税)の鉛筆ということになる。チビた鉛筆に消しゴムと真鍮製の補助軸&キャップを付けて,クリップを取り付けただけのものといえば,そのとおりなんだよね。質感とデザインが付加価値なんだろうけどね。
 鉛筆と消しゴムは,リフィルと称して,純正品が用意されているが,他社の鉛筆も使える。ただし,長さが7.5cm以下であることが条件。

● ファーバーカステルのパーフェクトペンシルを基準にすると,“削る” がない。ので,パーフェクトではないわけだが,あんなボッタクリ商品の餌食になるくらいなら,こちらのブラスペンシルの方がずっと気が利いている。
 ただ,真鍮製の補助軸は250円くらいで売ってるし,真鍮製のキャップもあるんだろうから,それらをチビた鉛筆に装着すればいいだけのことかもねぇ。
 それではブラスペンシルほどの質感は出ないのだろうけれども,かといってブラスペンシルを1本だけ持っていてもしょうがないなとも思うしね。

● 東京駅前のKITTE4階の「ANGERS」では,これが半額で売られていた。と思ったら,ペンシルじゃなくてボールペンだったのでホッとしちゃったよ。
 が,価格はどうあれガンガン使えば元は取れる。使わなければ半額だろうと何だろうと,金をドブに捨てたも同然。
 で,ぼくは使わないんですよ,ブラスペンシル。たぶん,使わないと思うんだよね。
 しようがないな。なぜ買ったのかといえば,トラベラーズカンパニーに対するお礼の気持ちから,ってことだから。
 トラベラーズカンパニーにすれば,そんな気持ちで買ってもらっても嬉しくないだろうけどね。使ってくれよってことだろうけどさ。


(追記 2021.08.02)

 福田屋宇都宮店の3階に入っている上野文具を覗いたら,ブラスペンシルが半額になっていた。正確に言うと,ぼくが買ったのは真鍮無垢のやつなのに対して,上野文具で半額になっていたのはブラスペンシル グリーンというやつなんだけど。

 でも,この差は無視してもいいと思う。オレが買った後に半額で売るんじゃない! と言いたくなったけれど,2千円のものが千円で売られていたのは別にどうでもいいことだ。倍使い込めば元は取れるのだから。
 いくらで買ったかよりも,要は使うのか使わないのか,問題はそこだ。