2021年8月30日月曜日

2021.08.30 Twitterが使えなくなった

● デジタル受難が続いている。スマホに溜めてあった写真を誤操作ですべて消してしまうという惨劇(?)を6月にやってしまい,それなのに8月にまたやった。復旧できずにそのままになっている。
 7月末にはCF(コンパクトフラッシュ)が突如,認識されなくなった。カードリーダーのせいだと思って,カードリーダーを買替えてみたのだが,結果は変わらず。別のパソコンでやってみても,同じ。バックアップを取っていないデータが20数GBほど失われた。これも復旧できずに現在に至る。
 常用していたThinkPadの電源が,これまた唐突に入らなくなった。いったんバッテリーを外して再装着してみたが,結果は虚しかった。

● 相方が自分のLAVIEを提供してくれたので,どうにか自分に馴染ませて快調に使えていたのだけれども,時々は彼女も使う。その都度,周辺機器を外して受け渡すのが面倒だ(USBの線を1本引き抜くだけなのだが,それを面倒だと感じてしまう)。
 で,マウスコンピューターのタブレットPCをつなぎに使おうかと思ったのだが,これだとAmazonプライムの映画も満足に見ることができない。RAMが少なすぎて,滑らかに再生できないのだ。ので,Chromebookで映画を見た。

● その後に悲劇は起こった。そのままTwitterを立ち上げたのだ。
 普段は使っていないデバイスだからだろう,ログインを求められた。IDとパスワードを入力すると,携帯に暗証番号が送られてきて,その暗証番号を入力してログイン終了となるのだが(しかし,今までログインするときに暗証番号の入力を求められたことはない),その携帯はすでに解約してしまっているものだ。
 つまり,「Twitterの電話番号を前の携帯のままにしていて,変えることを忘れて,そのまま使っていました。そしたら,ログイン出来なくなりその番号にコードが送られています。前の携帯は、もう使えないのでもちろんコードが分かりません。どうすればいいでしょうか?」状態に堕ちてしまったわけだ。

● 以上,昨夜のこと。どうにかならないかとググってみたのだが,これはどうにもならないらしい。お馬鹿さんだねと言われて終わる問題っぽい。
 Twitterに言われるままに2段階認証をしていたのがいけない。2段階認証をした記憶はないんだけど,やってなければこういうことにはならないはずだから,やってたんでしょうな。

● 言っちゃ何だけれども,音声通話などというものが今に至るも残っていることがあり得ないと,ぼくなんぞは思っている。つまり,電話が嫌いだからだが。
 したがって,SIMはデータ通信専用にして,当時はまだ務めていて電話番号が必要だったので,050で始まる番号を得た。
 めでたく退職した現在では050すら要らない。配偶者とはLINEでつながっている。通話もLINEでやればすむ。
 それ以外に電話をかけたり受けたりすることは,ぼくの場合は皆無に近い。というか,皆無だ。

● が,キャリアの儲けの源泉は通話料だ。それがあればこそ,回線の保守や強化もできるのだし,通話以外のサービスを維持することもできる。
 である以上,端末製造メーカーもGoogleやLINEやTwitterのようなプラットフォーマーも,キャリアに元気でいてもらうために通話の使用を促すことが当然あるのだろうと思っている。

● Twitterをどのように使ってきたかといえば,第1に情報収集のため。あるいは読み物として。私家版の週刊誌を作るような感覚だ。自分が気に入ったライターを揃えて,読みたい記事だけの週刊誌を作る。
 第2は日記代わり。写真も使えるカード型日記帳のようなものだ。この使い方をするのにTwitterは秀逸だと思う。直近の一定数のTweetしか見ることができないことと,自分の全Tweetを対象にして全文検索をかけることができないことが不満だけれども,それはTwilogを併用することによって解決できる。

● 第3が他者とのコミュニケーションということになるのだが,Twitterをその用途に使っていたのは皆無ではないが,皆無ではないというにとどまる。
 そもそもがネットで個対個のコミュニケーションをしたいと思っている人がいるんだろうか。ほとんどの人は,私を見て,私の言うことを聞いて,という(よく言えば)自己アピールのためにSNSを使っているだろう。
 コミュニケーションという以上は折伏されることも折りこんでおかなければならないが,そんな覚悟を持ってSNSをやっている人など1人もいないのじゃないか。リアルのコミュニケーションも同じだから,“私を見て” のぶつかり合いをコミュニケーションというのかもしれないけれど。
 ぼくも同じ。ネットでコミュニケーションをなどとは思っていない。自分にとって便利なように使えればそれでよい。

● では,この先どうするか。第1に関しては,新しいアカウントを作って,読みたい人をフォローすればそれですむ話だ。ので,そのようにした。
 第2については,同じことをTwitter以外でやれないかを検討することになる(新しいアカウントのTwitterでやってもいいのだが)。とりあえずは,LINEのKeepメモを使おうかと思っている。正直,Twitterよりは使い勝手が落ちるのだが,自分しか読めないTwitterとして使ってみよう。
 第3に関しては,全面停止でよい。これを機にTwitterで何事かをつぶやく(囀る)のは止めにしたいと思う。

● ちなみに申さば,昨日までのTweetはTwilogに全部残っているし,メモ代わりの “いいね” はKeepメモに退避させてあるので,こちらもそっくり残っている。
 万が一,昨日までのアカウントにログインできればそのまま継続(Twitterのヘルプセンターに照会中)。できなければ以上のとおりとしたい。


(追記 2021.09.01)

 現時点で,第2については新しいアカウントのTwitterを使用。慣れているTwitterの方がKeepメモよりも使い勝手がいい。Twilogの併用も従前と変わらず(Twilogを使うんだから,Twitterも普通に公開設定にしている)。
 したがって,自動的に,つぶやくことにもなっている。つまり,今までと変わらない。


(追記 2022.02.13)

 一昨日(2月11日)に復活しました。詳細はこちら

2021年8月29日日曜日

2021.08.29 AcerのChromebookとWinのタブレットPC

● ThinkPadの電源が入らなくなって,相方のLAVIE(NEC)を借りて凌いでいる。LAVIEで基本,問題はない。
 が,相方もときどきはLAVIEを使うので,持っていくことがあるわけですよ。その授受がちょっと面倒。
 あと,LAVIEでAmazonプライムビデオを見ていると,時々,音声が聞こえなくなることがある。しばらくすると勝手に聞こえだすんだけども,こういうのはちょっと困る。

● で,AmazonプライムはChromebookで見ることにした。AcerとASUSと,2台あるんだけども,Acerを使っている。
 Acerのはキーボードが日本語キーボードなんですよ。ASUSのは英字配列。日本語キーボードに慣れているので,慣れている分,日本語キーボードの方が使いやすい。
 特に,Enterキーの位置と大きさ。英字配列だとEnterのつもりでShiftを叩いていることがしょっちゅうあって。

● Amazonプライムプライムを見るだけならキーボードはどうだっていいじゃないか。まぁそうなんだけども,ブログやSNSもChromebookでやるかと思ってね。
 で,それはChromebookで何の問題もなくできるわけですよ。Acerならキーボードもまぁまぁ我慢できる。

● ただ,ブログやSNSを介さない,単なるテキスト入力はChromebookではやれない(というか,やりづらい)と思っていた。USBメモリに保存している場合に,USBメモリから読みだすことはできても保存ができない。
 Androidでもそうで,AndroidにはUSBのホスト機能があるからUSBメモリを接続できるのだが,編集後にUSBメモリに保存(いわゆる上書き保存)することができなかった。

● Windowsだと右クリックで新規ファイルの追加ができる。同じことをChromebookではできない。フォルダの追加はできるんだが,ファイルの追加はできない。
 上書き保存ではない,Windowsの「名前を付けて保存」に相当する概念もChromebookにはないんだろうか。つまり,別ファイルとして保存することも,ぼくにはできなかったのだ。
 そんなところで,WindowsオヤジにはChromebookは使いづらいと感じる。

● が,本当にそんなこともできないのか,できるのにそのやり方にこちらが気づけていないだけなのか。それをせっかくの機会なので,自宅でもChromebookをいじって確かめてみようと思ったわけだ。
 新規ファイルの作成方法や「名前を付けて保存」のやり方は,今でもわからない。が,USBメモリから呼びだして,USBメモリに戻すこと(上書き保存)はできるのだった。なぜできないと思ったのかわからないほどに呆気なくできた。

● 以上を要するに,AmazonプライムビデオとYouTubeを見て,テキスト入力をするだけなら,パソコンはChromebookで足りることをやっと理解した。

● もうひとつ,WindowsのタブレットPCもある。持ち歩いて出先からがんがんTweetしたいと思って買ったものだが,そういう目的で買った以上は,使うはずもなかった。そんなことはスマホでフリック入力でやれるからだ。
 実際,タブレットPCを持ち歩く気にはなれなかった。買ったのは5年も前だから,捨ててしまってもいいようなものだが,まだ持っている。

● せっかく買ったものなのだから何とか使うことはできないかと,これもケチ根性の発露でやってみている。付属のキーボードがダメなのは体験済みなので,Logicoolのタッチパッド付きキーボード(K400 Plus)を無線接続でつないで使ってみた。
 Win10で動くパソコンですからね,Chromebookとは違って,要するにWindowsの使い方で行ける。はずなのだが,そうでもないところがある。

● それは何かというと,Win8からアップデートしたWin10は初期画面が不自由なのだ。Win7チックな使い方をするのが難しい。というか,できない(できるのかもしれないが,その方法がわからない)。
 これでは,ストレスが溜まるばかりで,常用するパソコンにはならない。

● 現時点ではAcerのChromebookを主に使い,スキャナを接続するときとCDをリッピングするときだけ,相方からLAVIEを借りればいいかと思っている。
 しかし,それも面倒かもね。メインに使えるパソコンを買ってしまうかもしれない。結局,それが最もストレスレスだから。

2021年8月28日土曜日

2021.08.28 主婦の友社編 『私のノート,手帳術』

書名 私のノート,手帳術
編者 主婦の友社
発行所 主婦の友社
発行年月日 2020.10.31
価格(税別) 1,400円

● 「ノート,手帳で人生がうまくまわり出す」「書くだけで心,もの,お金が整う」とある。本当にそうなのか。断言はできないが,どうも誇大広告のように思われる。
 しかし,まわり出すか整うかは別にしても,手帳やノートに何事かを書きつけるのは,重要なことのひとつに数えていいのではないかと思っている。


● 書くという行為を用いないで考えることはできないと思うからだ。歩きながら考えるという人も,歩いた後か歩きだす前に,書くという行為を行っているはずだ。
 何にどう書いてもかまわないと思うのだが,それをしないで頭の中だけで何事かを転がしているだけで終始するのは,おそらく時間の浪費でしかない。
 ただし,逆は真ではないので,書いてさえいれば思考が成就するかといえば,そういうこともあるし,そうではないこともある,と言うほかはない。


● 以下にいくつか転載。
 ずっと頭の中がこんがらがって息ができないような気分でいたのが,一度全部書き出したことでスッキリしたんです。そこから,私のこのモヤモヤは「誰に/何に」対してなのかをひとつひとつ分類していきました(中略)このときに感情的にならないように気をつけることがポイントです(p27)
 相手が「疲れた」と言ったときは必ず「お疲れさま」と言うようにしています。以前は「私だって疲れている」と思ってたんですよ。だけど,なんでムカつくか考えたときに,相手が発した言葉に余計な感情を上乗せするからだと気づいたんです。(p31)
 私は「自分Q&A」ということもよくやっているのよ。自分で自分にインタビューするの。たとえば,気が合わない人がいたとしたら,「Q:その後○○さんとはどうですか?」と自分に尋ねて「A:最近はいい距離を保てています」とかね。これすごくいいんですよ(p87)
 何を書いても,どこか “人に読まれること” を気にしてしまう。自分のほうを見て,自分と向き合って紙の上に本音をこぼすことをしてこなかったんです。(p108)
 備忘録的な記録や心の整理なんかはデジタルでもいいと思いますよ。公開目的ではなく,自分の記録用にSNSを使う方もいますよね。(中略)ただ,(中略)マインドフルネス的な活用でしたら,手書きです。(p140)

2021.08.28 丸善のラゾーナ川崎店

● 川崎に来たので,ラゾーナ川崎の丸善を覗いた。トンボ鉛筆8900の70周年記念限定品は,あと3つ残っている。
 メルカリに出して利ザヤを稼ぎたい人は,お早めにどうぞ。トンボファン,鉛筆愛好者は,とっくに買っていると思うのでね。

● ぼくがこういうものがあると知ったのはだいぶ遅かったので,ネット通販で送料を負担して1つ買った。その後,丸善のこの店にあるのを見つけたので,もう1つ買った。
 最初に買ったのは使うつもりで芯を削った。二度目に買ったのはそのままとってある。そのままとっておいてどうする気なのかな,俺。

● 来年の手帳が出ていないかと思って見てみたんだけど,といってぼくはバイブルサイズのシステム手帳派なので,手帳リフィルのみの確認。
 来年のリフィルはKNOXのみ出ている。来年もBindexのNo.031を使うつもりなのだが,そのBindexはまだ。明日か明後日には出るのかもしれないな。昨年は8月30日に買っている。

● というわけで,何も買わないで出た。何も買わないんだから,あんまりしばしば文具店を覗いてもいけないし,買うつもりがないのに覗いてみてもあまり面白くない。
 では,文具店詣でをやめることができるか。できないんだな,これが。お客さんを見るという楽しみ方があるからだ。出歯亀的な楽しみだけど。

2021年8月26日木曜日

2021.08.26 50% OFF の測量野帳

● 宇都宮の福田屋(竹林の方)3階に入っている上野文具。測量野帳を7冊ほど買ってきた。50% OFF になっていたので。
 コクヨから出ている “旅する野帳” と “KOKUYO ME” シリーズの1冊。表紙にミッキーの絵柄を箔押ししたもの。サンスター文具が出しているやつね。

● “旅する野帳” は5mmドット方眼で,それ以外は3mm方眼の SKETCH BOOK。
 といっても,レギュラー商品の SKETCH BOOK が半額になるはずもない。ちょこっと細工をして倍以上の値段で売っているのが半額になっていたということ。

● いったん半額にした以上は,再び元の価格で販売することはないんでしょうか。“旅する野帳” も
 “KOKUYO ME” の野帳も生産終了ということ?
 ぼくのような実用本位の考え方しかしないつまらない人間は,トラベラーズノートとして使うんでも,お仕事で使うんでも,レギュラー商品の SKETCH BOOK でいいじゃん,安いんだし,としか思わない。用途を限定してそのために作られたものって,それだけで敬して遠ざけたくなりません?

● 測量野帳の訴求ポイントは “変わらない” にもあるわけで,それを象徴するのが深緑色の表紙だ。4色展開の「野帳(ビジネス向け)」も,レギュラーシリーズ商品より30円しか高くないんだけども,どれほど売れてるんだろう。
 箔押しして博物館などのミュージアムショップでも独自商品として売られていることがわりとある。その箔押しも地の色が深緑だから映えるんだよね。

● 文具店の売場を見ていると,児童生徒が大事なお客なのだなとわかる。鬼滅のキャラクター文具を買っていくのも,彼ら彼女らだろう。
 少子化の影響をモロに受けているのがこの業界かと思いたくなるのだが,手帳やノートの売上は落ちていないと聞く。鉛筆の消費量は間違いなく減っているだろうが,ボールペンやシャープペンを含めた筆記具全体ではさほどに減っていないのではないか。

● メーカーの開発努力が第一だとしても,大人が昔よりも文具を使うようになっているもかもしれない。昔のサラリーマンの中には何も持たないで出勤する人がいたもんね。
 今は何を入れているのか知らないけれど,リュックを背負って出勤するのが普通になっている。あれで電車に乗ってこられるとけっこう迷惑なんだけどさ。ま,あのリュックの中にはノートやペンも入っているのだろう。
 サラリーマンの知的水準は間違いなく昔よりは上がっている。そうならざるを得ない状況になってきているからだ。パソコンが使えるってことだけでも,考えてみたらすごいことだよ。40年前の壮年層のサラリーマンでは絶対無理だよ。

● こういうのも目を引くところに置かれるようになった。マンスリーのひと月分がシールになっていて,それをノートに貼れば,そのノートがスケジュール帳になる。デコるためのシールとかが豊富に揃っている。
 手帳を買ってしまった方が安いかもしれないんだけど,使っている人に言わせればそういう問題ではない。
 ダイソーでも売ってますよね。ここでも,ぼくはダイソーのでいいんじゃないかと思ってしまうんだけど,そのように割り切れるものではないのかもしれない。ただし,そのあたりはぼくにはよくわからない。

2021年8月23日月曜日

2021.08.23 来年の手帳がボチボチと・・・・・・

● 17日。JR宇都宮駅前のトナリエの5階にある落合書店の文具売り場を覗いたら,来年の手帳がチラホラと出ていた。お盆を過ぎると,そういう時期になる。
 昔は秋も深まった頃になって来年の手帳が出てきていたと記憶しているのだが,単なる記憶違いだろうか。

● 来年使う手帳はもう決めている。今年と同じBindexのNo.031だ。問題がないなら変える必要はない。というより,変えてはいけない。頭の硬い人間だからだろうか。
 対抗馬はダイソーの「週間リフィル」だが,時刻メモリ(数字)が入っている方が助かる。昨年はダイソーリフィルを使ってみようとして,実際に使い始めたのだけれども,文字どおりの三日坊主。1月4日からBindexに戻したことがあった。

● ということもあるので,たぶん,Bindexにすると思う。社会人になってからの大半は能率手帳を使ってきた。
 綴じ手帳から始まって,システム手帳のBindexに移ったけれども,レイアウトは能率手帳のものだ。今年から週間レフトから見開き2週間に変わったけれども。

● ところが今日,地元のSeriaに行ったら,Seriaにも来年の手帳コーナーができている。Seriaは早いんだよね。
 マンスリーとウィークリーが一緒になったA6サイズの手帳を見て,100円でここまでやるのかと思った。ウィークリーでは1日欄にスペースを3分割するための点が2つ打たれ,つまり午前,午後,夜間と3等分にして俯瞰しやすいようになっている。ほぼ日手帳のweeksと同じ工夫。
 百均の威力,思い知りやがれ。う~ん,来年の手帳は百均でいいか,と少し揺らぐ。

● バイブルサイズのシステム手帳を継続使用するのは間違いないので(チケットを折らないで保管できるのと,無地リフィルを追加していくらでも “貼る” ができる),Seriaの綴じ手帳を使うことはない。
 使うとすればダイソーの「週間リフィル」なのだが,ダイソーリフィルには3分割の点は打たれていない。が,自分で打てばいいだけの話だしなぁ。

● 人によっては時刻メモリ(数字)を煩いと感じる向きもあるのだろうな。使い方を制限されそうでイヤだ,と。
 一度にひとつのことしか処理できない直列処理タイプに時刻メモリ(数字)は向く。いくつもを並列して処理していくのが苦にならない人にとっては,目障りかもしれないな。ゆえに,時刻メモリ(数字)を嫌うのは,男性より女性に多いような気もする。

2021年8月21日土曜日

2021.08.21 トンボ鉛筆8900 ペンケースBOOK

書名 トンボ鉛筆8900ペンケースBOOK
発行所 宝島社
発行年月日 2021.03.19
価格(税別) 1,890円

● 買っちゃいましたよ。これを1,890円で売るんだから,版元には美味し過ぎる。一度やったらやめられない(だから,何度も出している)。
 それがわかるだけに,横目で見るだけにしてたんだけど,買っちゃったなぁ。

● 世にトンボファンというのが一定数棲息しているのは知っている。かく申すぼくも,8900の70周年限定品は二度にわたって買っちまった(つまり,2個買った)。
 ZOOMのシャープペンも持っていたはずで,毎日探し続けているが,結果は虚しい。

● 付録のペンケースは鉛筆にグリップやキャップを付けたまま収納するのにいいだろうと思ったんだけど,そんなのは後付けの言い訳でさ。大量に持ってる鉛筆は使わないで終わる,とわかっているんで。
 どういうわけで,こういうのを買ってしまうのかねぇ。我ながらアホだわ。でも,買っちゃったんだよなぁ。

● 以下にいくつか転載。
 空襲で倉庫一棟を残すのみとなっていたトンボ鉛筆は,「終わりのない戦争はない」とすでに生産を開始しており,奇跡的なスピードで立ち上がりました。(p1)
 倉庫一棟しか残っていないのに,なぜ生産を開始できたのかは謎だね。しかし,1945年に8900を世に送っているのは確かなんですよね。
 8900が誕生したのは戦後すぐのこと。当時の軸色は黒でした。その後,深緑に色を変え,さらにオリーブグリーンへと変更。このオリーブグリーンが大衆の心をとらえ大人気となり,多くの人々の手に渡っていきました。(p3)
 (8900は)今はスタンダードな鉛筆として普及していますが,発売当時は行列に並んでも買いたい高級品でした。(p5)
 8900にはロゴのゴールドとマッチした小さくて軽い金色のキャップを合わせるのがお気に入り。(土橋正 p7)
● トンボ製本をザックリと整理している(p15)。「書く」の鉛筆,シャープペン,ボールペン,サインペン。「貼る」のPiT(スティックのりとテープのり)。そして,「消す」のMONO消しゴムと修正テープ。
 現在使っているトンボ製品は修正テープだけだ。“持っている” まで範囲を広げれば,消しゴム,ノック式消しゴム,モノグラフライト(ボールペン),鉛筆(8900,MONO100),ZOOM 606 sh(シャープペン ただし,紛失中)。トンボフリークの方々に比べれば,ものの数にも入らない。

● ペンケースは予定どおり鉛筆専用ケースとして最適だった。グリップとシャップを付けたまま収納するのにちょうどいい。シャープペン2本とノック式消しゴムもあわせて収納。もうひとつのルームにも鉛筆と鉛筆絡みの小物を収納した。
 ちょっと大きいけれども,もし鉛筆を持ち歩くようなことがあれば,このケースをトートバッグに放り込んでおけばいい。

● 問題は,そういうことをする機会はおそらく訪れないだろうことだ。ぼくは万年筆派だし,これからもそうだと思われるからだ。
 用途を分けて,こちらには万年筆,こちらには鉛筆,こちらには筆ペン,といった使い分けをするほどに多彩な用途を持っていない。ノートに日記的なことを書いているだけだ。
 大きな方眼紙にアイディアを書くというような,高度に知的な使い方をぼくがする(できる)わけがない。手紙をしたためるといった優雅な使い方というのもまた同じ。

● ので,万年筆1本で足りるんだわ。それを鉛筆に置き換えることがあるかどうか。置き換えることがあるとすれば,“外圧” がかかったときだろうな。どんな “外圧” かはわからないけれど。

2021年8月18日水曜日

2021.08.18 新型ダイスキンをまた買ってみた

● トナリエ宇都宮の4階に入っているダイソーで新型ダイスキンを購入。右側の明るめの茶色が新色(?)。表紙とゴムバンドの色が揃って,高級感が増したが,中紙は64枚と旧型の3分の2になった。
 新型ダイスキンにはいくつかのダイソー内レーベル(?)があるのだが,B罫なのはこれだけ。残りは全部A罫。

● この新型ダイスキンは以前にも別の色のをいくつか買っている。商品シールを剥がそうとして,ひどい目にあった記憶がある。粘着が強すぎて剥がれない。無理に剥がすと接着剤がベットリと残って,中性洗剤で洗い流すしかないが,うまく流れてくれない。
 このあたりは改善されたようだ。キレイにはがせるようになっている。

● ゴムバンドがないのもある。ゴムバンドはない方がいいという人もいるだろう。保存するときに邪魔になる。
 あわせて10冊ほど買ってみたのだが,10冊買っても1,000円(+税)。気を許すとどんどん在庫が積みあがってしまう。

● ダイスキンが出たのは2007年頃らしいのだが,その頃のダイスキンはぼくは知らない。現在のダイスキンはモレスキン同様の3点綴じだが,以前は4点綴じだったらしい。
 ぼくがダイスキンを初めて手にとったのは2013年か14年か。その頃は3点綴じになっていた。ゴムバンドがラメ入りのものだったな。

2021年8月14日土曜日

2021.08.14 ThinkPadの電源が入らなくなって・・・・・・

● 12日の夜。鋭意愛用中のThinkPadに異変。電源が入らなくなった。バッテリーをいったん外して装着し直してみても結果は変わらず。
 スマホの操作ミスで写真を全部消しちゃったり,CFがパソコンに認識されず中のデータが危篤に瀕してたり,デジタル機器での受難が続いている。

● 次に買うときにはデスクトップにしようと思っていた。パソコンの用途が,Amazonプライムで映画を見るのとYou Tubeで音楽を聴くのとの,大きく2つに集約されているからで,そうであればちゃんとしたスピーカーが付いているのがいい。ハイレゾに対応していればなお結構だ。
 画面も大きいほうがいい。映画を見るんだから23インチは欲しいかな。というようなことを考えていた。

● ので,ヤフオクでデスクトップを買ってしまおうかと出物を見て行ったんだけども,どうも決心がつかない。
 手元にあるChromebookやタブレットPCでは代替にならないのはわかっている。
 けれどもポチッと行けないのは,将来の臆病とケチ根性ゆえでありましょうかねぇ。

● そんなことをしていると,相方が私は使わないからと貸してくれたのが,NECのLAVIE(PC-GN15C89AF)。モバイル用のパソコンでしょう。
 パソコンは自分になじませるまでが大変だ。ブラウザをChromeにしておくと,昔とは比べものにならないほどに環境の復元は容易になっているのだが(MSのブラウザも同じなんだろうけど,もう何年も使ったことがないからよくわからない),そうは言っても自分になじませるには時間がかかる。

● 今のノートパソコンはタッチパッドの作りが変わっている。左右のクリックボタンがない。右クリックは2本指でタッチというのはいいとして,スクロールに器用さを要求されるように感じる。
 慣れるまでに時間がかかる。慣れることができるとすればだけど。

● USBポートが2つしかないのが難といえば難。が,モバイル用なんだから仕方がない。3つあったって足りないんだから,ハブをかませるしかないんだよね。
 RAMも4GBしかない。動きがモッサリしている。このパソコン,ヤフオクでは即決で8,000円で出てる。相当昔に出たものかと思いきや,2019年2月の発売。発売日にすでに型落ちしていた?

● さらにもう1つ,不思議なことがある。フォルダを開いた状態で,右クリックで新規ファイルを作成しようとすると,クルクル考えだして,しばらくすると立ち上がりの画面に戻ってしまう。
 そこで右クリックすると新規ファイルが作成できる。つまり,そこからフォルダに移動させなければいけないわけだ。

● ThinkPadが仮にオシャカになったとしても,唯一の幸運は,2日前にThinkPadの中にあるデータをすべて外付けHDに移動させておいたことだ。
 データは無事だ。よくぞ,一昨日,やっておいたものだよ。

● 13日。前日に相方から下賜されたパソコン,1日いじっているとだいぶ馴染んでくる。当分,このパソコンを使わせてもらおう。
 14日にはWindowsを更新するよう指令が出て,これが相当に大きな更新(入れ替えに近い?)で一晩かかった。いや,一晩かかったのかどうかは知らないが,パソコンが更新作業を終えるのを待ちきれず,布団に入ってしまった。

● しかし,このOS更新の後は,「フォルダを開いた状態で,右クリックで新規ファイルを作成しようとすると,クルクル考えだして,立ち上がりの画面に戻ってしまう」状態も解消。Windows更新とは関係ないと思うんだけど。これはけっこう大きくて,普通に使える状態になったといえる。
 富士通のScanSnapも使えるようになり,これで100%に到達。

● もうすっかり自分のパソコンになった。結局,ブラウザ(Chrome)しか使わない。あとは,iTunesとWindows付録の「メモ帳」。
 これで足りるんだから,RAMは4GBで充分かもね。今どきのパソコンとしてはかなり以上に非力であっても,ぼくの使い方だとこれで足りてしまうということ。
 というわけで,けっこう気に入りました,NECのノートパソコン。

2021.08.14 辞典と事典のこと

じ● 3月に退職した相方が,色々と荷物を整理している。こんな辞書が出てきたけど使うかというので,もらい受けた。
 高橋書店の「実用国語辞典 ポケット判」。表紙は汚れているが,使われた形跡はあまりない。2010年6月25日の発行。千円もしない安価なもの。

● 辞書は三省堂の新明解国語辞典を買い替えてきた。が,こういうポケット版にはポケット版なりの使い途がある。
 高校生の頃,旺文社から「赤尾の豆単」というのが出ていた。超小型の英和辞典のようなもの。が,それを辞書代わりに使うと教師が怒った。
 今から振り返れば,怒る方に理はあまりなかったと思う。辞書神話のようなものがあったのか。

● 若い頃,愚かにも平凡社の世界大百科事典全35巻を買って,本棚に並べておいたことがある。しかし,開いたのは数回にとどまった。百科事典を使いこなす自分というイメージを描いてしまって,そのイメージに呑み込まれてしまった。
 今なら,35巻まとめてメルカリで3千円で買える。送料を差し引くと,ほとんどタダであげますよってことでしょ。

● CD-ROMになったのも買ったが,こちらもまったく使わないで終わった。紙の百科事典をそっくりCDに入れましたという感じだったな。
 同じ時期にマイクロソフトのエンカルタも買ったんだけど,こちらはたとえばキング牧師で検索するとあの有名な “I have a dream” の演説(のごく一部だが)も収録されていて,当時の言葉でいうマルチメディアを実感することができた。が,そのエンカルタもほぼ使うことなく終わった。

● どういうことなんですかねぇ。ウィキペディアはわりと頻繁に見るんだけども,電子辞書の類を使うことはまずない。
 ひと頃,電子辞書がいくつもプリインストールされたスマホがあった。富士通のARROWSのことなんだが。ARROWSはぼくも1台だけ使ったことがある。が,予め組み込まれた電子辞書を使うことは一度もなかった。

2021年8月12日木曜日

2021.08.12 記憶媒体がおかしくなった。バックアップはとっていない

● 先月の最後の日(31日)の夜。パソコンからカードリーダーを引き抜いた。USBポートをひとつ空ける必要があったからだ。作業がすんで再度挿したら,パソコンがCF(コンパクトフラッシュ)を認識しなくなった。
 フォーマットしますか,と訊いてくる。フォーマットすればデータは消えるわけだろう。中のデータはバックアップを取っていない。なくなると,それなりに打撃がある。

● たぶん,カードリーダーがイカれたのだと思うので,今月1日にヨドバシ宇都宮店に買いに行った。
 けど,CFに対応しているカードリーダーなんてなくなってるんですねぇ。ヤフオクで手当できそうだけど,物持ちが良すぎるのも考えものだな。

● ヤフオクで手当した。8日に新しいカードリーダーが届いたんで試してみたんだけど,ダメだった。やはり,フォーマットが必要だと出てしまう。カードリーダーが悪いんではないようだ。
 となると,CF自体か。もう読み込めない? だとすると,失うものが大きいぞ。

● 次に打つべき手は何だ? 別のパソコンで読み込んでみる手か?
 で,今日,別のパソコンで読み込んでみた。結果は同じ。「このボリュームは認識可能なファイルシステムではありません」と表示される。いよいよ,CFに問題が発生したのだと考えるしかないようだ。

● それまでは普通に使えていたのを,カードリーダーごと引き抜いて,再びつないだらこうなったんですよ。参りましたよ,どうしたらいいんでしょうか,教えて下さい,王さま。
 古いものをいつまでも使っているなよ,ってことですかねぇ。

2021年8月5日木曜日

2021.08.05 Faber-Castell のジャンボ鉛筆を買う

● 丸善丸の内本店の4階。鉛筆は軸が細すぎるよ問題。それを解決するための最も簡便かつ確実な方法は,数個で100円のグリップを買ってきて,それを鉛筆に装着することだ。
 が,Faber-Castell 
の解決法は,だったら軸の太い鉛筆を作ればいい,というもの。その鉛筆と鉛筆削り,ついでにKIDSパーフェクトペンシルのジャンボ版(削りカスをためておけるやつ)をまとめて買っておくか。
 2千円でお釣りがくる。Faber-Castell に絡め取られてしまうのか,俺。

● それらを手に取ってレジの方に10歩ほど向かいかけたんだけど,思いとどまった。その程度の無駄遣いはけっこうやってるじゃん,買っちゃいなよ,という誘惑に,すんでのところで打ち勝ちましたよ。
 買ったところで,それ使うのか,というリアルな問いが持つ,絶対の力。惹かれはしても,たぶん使わないのだ。そういうモノを買うのはやめよう。


● が,この後,川崎に移動して,ラゾーナの丸善を覗いた。ここに同じものがあれば買ってしまっていたかもしれない。なかったので買わずにすんだのだけど。
 Faber-Castell 製品をある程度以上に揃えているのは,丸善本店と伊東屋ということになるか(Faber-Castell の色鉛筆は,地元の書店の文具売場にもあったような気がする)。
 してみると,Faber-Castell の鉛筆を使っている人は,それだけでマニアか。だとすると,いよいよ買わないでよかったかな。マニアとかセレブって,ある種のダサさを伴うじゃないですか。


● 鉛筆は三菱の9800かトンボの8900を使っているのが,一番かっこいいような気がする。ユニになるともう,自分は鉛筆にコダワリをもっていますという主張を感じてしまう。じつは,メルカリで三菱の9000番をポチっているのだが,9000番でもコダワリを感じさせる。
 以上は,一昨日(8月3日)のこと。


● ところがね,今日また丸善本店に行ったんですよ。ということは,Faber-Castell の鉛筆を買いに行ったということですよ。結局,買っちゃいましたよ。この3点で税込み1,738円。
 KIDSパーフェクトペンシル(の普通のやつ)は2本持ってるんだけど,使いやしない。たぶん使うことのない鉛筆と関連製品をまた買ってしまったということ。


● 今のところ,ダイスキンとPlaisirで問題ないから,万年筆以外の筆記具を使う可能性は考えにくい。re-Collection Pocket(エトランジェ ディ コスタリカ)を使っているときだったら,買ってしまっていたかもしれない。
 ダイスキン&Plaisir で安定しまくりで,他に移ろうかという気迷いは消えている。すでに大量にあるボールペンも使うことはあるまい。まして,鉛筆など出る幕がない。
 それがわかっていて鉛筆に惹かれるのはどうしてか。最初期からある筆記具だということは,それだけで何らかの魅力を醸すものなんだろうか。


● ところで,Faber-Castell の極太の鉛筆,持った感じはとてもいい。字をたくさん書く鉛筆派は腱鞘炎を防げるんじゃないか。
 ブランド品の多くがそうであるように,Faber-Castell の鉛筆削りとKIDSパーフェクトペンシルも Made in China だ。が,鉛筆だけは Made in Germany。

2021年8月4日水曜日

2021.08.04 銀座 伊東屋

● 今日から潮見と川崎のホテルに3泊して,プチバカンスの予定。っていっても,毎日が日曜日なのだから,日々すべてこれバカンスでもあるんだけどね。
 とりあえず,今日はいったん川崎に出てから潮見に戻る。東武宇都宮から東武線に乗って,浅草から銀座線。

● 緊急事態宣言が出ているのだが,その緊急事態が(東京においては)常態化してしまった。常態化すれば緊急は緊急じゃなくなる。
 一方で,コロナも変種したようで,デルタ株と呼ばれるのが主流になった。感染力が凄まじく,新規感染者がドッと増えて,マスコミや自称感染症専門家は騒ぐことができて喜んでいるように思われる。

● という状況の中で,ぼくはまだワクチン未接種だ。予約するのを怠っていたつもりはないが,6月上旬になって予約が通るようになってから予約したところ,第1回目が9月まで空いていなかった。だからそれを待っている。
 という状況で,東京や神奈川に頻繁に出てきている。っていうか,4月以降,半分は東京か川崎で過ごしている感じだ。
 県境を越える移動は自粛してほしいと,おそらく都県知事はそれぞれ言っているのだろうが,それにどんな合理性があるのかぼくには理解できない。理解できないことには従わないことにして,県境を越える移動と滞在を繰り返している。

 川崎での用事は夜からなので,だいぶ時間がある。時間があるので,銀座で降りてはみたものの,さて,これからどうしようか。
 地上には出たくないんだよね。暑いから。と言っても,モグラじゃないんだから,地上に出ないわけにもいかない。

● 都内の人出はどうかといえば,エリアによって違うのだと思うが,銀座に限って言えば,普段よりガタンと減っている。
 その “普段” もだいぶ昔のことになってしまった。ガタンと減ったまま,銀座には静かに葬送行進曲が流れているようにも思われる。

● 以上は長過ぎる前置きだ。
 結局,伊東屋へ。伊東屋オリジナルの備忘録ノート。A罫より幅広の横罫。ハードカバー。年寄りの雑記帳のようなものか。あるいは,お金持ちシニアのための日記帳。数年は使うという前提で,頑丈に作られているっぽい。
 ただし,いかにもシニア用とわかるものを甘んじて使うシニアは,そんなに多くはいないような気がするが。

● 書斎用具をレイアウトしたコーナー。違い棚を備えた書斎を持ってる人っているんだろうか。書院マニアがいますかねぇ。
 ぼくにはそこまで本格的な和への執着というか憧れというか,思い入れはない。あったにしても,経済が追いつかない。こういう贅沢な空間の使い方はなかなかね。見るだけにしておきたい。

● 伊東屋に来てもテンションが上がらない。買うつもりで来てないからだ。冷やかしじゃダメだよねぇ。

2021.08.04 Bun2 8月号

● 東武宇都宮百貨店の5階にある文具売場でもらってきた。このフリーペーパーはほぼ全ページが広告でできている。広告でも作りようによっては,面白い読み物にできるという実例だ。
 ただし,文具好きにとっては。これは何でもそうだけど。つまり,このフリーペーパーは新たな文具好きを作る能力は持っていない。すでに文具好きになっている人に情報を提供するにとどまる。

● 広告然とした広告で目立つのはキングジムのフラッティワークス。ペンケースなのだが,現地に着いたらそのままペン皿的に使えるというやつ。
 コクヨの THIRD FIELD。キャッチコピーは「オフィスを持ち出そう」。
 ナカバヤシのオリパクト。デスクパーティションやスマホ&ペン立てを折りたたんで持ち運べる。
 テレワーク対応品ですかねぇ。どこでもお仕事をサポートする的な。

● 記事では,今回はシャープペンが取り上げられている。シャープペンは大昔からあって,もはや究極の完成品だと思っていたのだが,そういうのは素人の浅はかさであって,メーカー側は芯が折れないようにしたり,書いている間に芯が回転して太さが一様になるようにしたり,ノックしないでも芯が出てくるようにしたり,そこまでするかという改良を重ねてきた。
 そこまでするかというより,そんなことは思いつけなかったぞ,っていう感嘆を味わうことになるんだよね。製品として差し出されてみて,初めて自分が欲しかったものが何だったのかに気づくという。

● 中でも,コクヨの「鉛筆シャープ」とぺんてるの製図用シャープペンのエントリーモデルに惹かれた。
 コクヨの「鉛筆シャープ」は,「キャンパスジュニアペンシル」といった時代に,1.3mmを買った。といっても,万年筆派なのであまり使ってはいないのだが。というか,ほとんど使っちゃいないんだけど。
 現在は0.3mmから1.3mmまで5種の芯径を揃え,1.3mmの赤芯を加えて6種展開。価格は198円(税込)。

● ぺんてるの方も,製図用シャープペンを385円で出したというところがすごい。価格のことばかりで恐縮だけれども,製図に使えるクオリティーでこの価格はやはりすごい。
 世の中には鉛筆派とシャープペン派がいると思う。鉛筆派は木の自然さを愛で,シャープペン派はシャープペンのメカメカしさを愛でる。製図用シャープペンは愛でるところが満載のはずだ。

● コクヨの「鉛筆シャープ」や北星の「大人の鉛筆」は鉛筆に似せたシャープペンだが,鉛筆派もこれなら1本は持っておこうかとなるんだろうか。あんな似非鉛筆は許せないという鉛筆原理主義者もいるのかね。
 ぼくも鉛筆,シャープペン,ボールペン,万年筆,極細サインペンとたくさんの筆記具を溜め込んじまった。「大人の鉛筆」ももちろん持っている。
 大量に在庫のあるノートはどうにか使い切れるかもしれないけれども,すべての筆記具を使いきるのは絶望的に無理だな。

● 使いきるものじゃないんですよ。一度でも使えば支払った代価の価値はあるんですよ。いやいや使わなくても目で愛でるだけでもいいじゃないですか。
 と言われますかねぇ。なかなかその境地に行けないのが,貧乏性というものですかねぇ。

● 最後に高畑文具王の連載講座。インク沼を楽しむアイテム。ガラスペン,エルバンのコンバーター付きペン,呉竹のからっぽペンなどの紹介。
 エルバンのペンは持っている。万年筆用のインクをそのまま使えるボールペン。数年前に買ったが,まだ使ったことはないという,ぼくにはありがちなパターン。
 勉強になったのは,クツワの鉛筆用のグリップをガラスペンのペン先保護のために使うというアイディア。なるほどと思いましたよ。ぼくがガラスペンを使うことはないはずだけど。