2017年3月29日水曜日

2017.03.29 数年前に買った赤ダイスキンを使ってみる

● 昨日でダイスキン1冊を使い終えた。2月15日からなので,42日間。もうめったなことで浮気はしない。引き続き,ダイスキンを使っていこうと思っている。
 ただし,年度の切り替わりでこちらの環境が大きく変わることになるので,次は黒ではなくて,1冊だけ残っていた赤にしてみようかと思う。大げさにいえば,記念の赤。環境の変化を記す赤。

● この赤はダイスキンを使い始めた初期(2014年の初頭)に買ったものだ。で,今日一日それを使ってみたわけだけど,今,ダイソーの店頭に並んでいるものに比べると,ページごとに罫線の位置がずれているのが目立つ。
 百円の製品だから,そこをあまり細かく突っつくのは筋が違うと思っていたけれども,ダイソーは品質改善を続けてきたわけでしょうね。中国のメーカーに細かく指示を出していたんだろう。

● 筆記具はプラチナのPreppyから今はPlaisirに変わっているけれど,万年筆を合わせている。ボールペンよりも疲れが少なくてすむ。
 プラチナのカートリッジ(ブルーブラック)ならば,ダイスキンは裏抜けがない。が,数年前に買った赤ダイスキンは今のより裏に抜ける感がある。
 気のせいではないと思う。もちろん,かのモレスキンと比べてしまうと,気にならないレベルではあるんだけどね。
 紙質も変えているんだろうか。たまたまなのか。でも,ダイスキン,良くなっているように思う。

● 4点綴じから3点綴じになったのは,べつにかまわない。それで強度に問題が出るとは思われない。そこで浮いたコストを罫線がずれないように調製することや,紙質の改善に使っているのだとすれば,努力の方向はまったく正しい。

2017年3月25日土曜日

2017.03.24 ビッグワンTSUTAYAさくら店にある,うさぎや書店の文具売場

● ビッグワンTSUTAYAさくら店,ここは氏家の文化センター的なスポットだ。TSUTAYAがあり,うさぎや書店があり,ブックオフがある。カフェ(ドトール)もある。書店で雑誌を買って,カフェでパラパラと読むなんて,何とはなしに知的セレブという感じではないか。
 ついでに,docomoショップもコンビニも,近くには回転寿司屋もある。

● さて,そのうさぎや書店の文具売場。特に特徴のある品物が並んでいるわけではない。売れ筋商品がメインだ。
 しかし,さくら清修高校や氏家中学校,氏家小学校の生徒,児童は,ここで文具を買うことが多いのではないか。文具店(特に地方の)のお得意さんは,彼ら彼女らだろう。
 大人はたまに高額商品を買ってくれるかもしれないけれども,滅多に文具は買わない。

● 売れ筋となると,たとえばパイロットのフリクション,コクヨのCampusノート,三菱のユニ,ジェットストリームなどが並ぶことになる。
 が,ロディアやシステム手帳など,大人向けのコーナーもある。パイロット製の安い手帳バインダーが揃っている。

● しかし,ここで最も存在感を感じるのは,中紙100枚のCampusノートだ。佐藤優さんが使っているというもの。
 さすがに厚い。委細かまわずこれを持ち歩くというのは,力業のひとつだろう。ブルドーザーのようにグイグイ進むというイメージになる。佐藤優さんが使っていると知っているから,逆にそういうイメージを浮かべてしまうのかもしれない。

2017.03.23 『京都文具大全』

編者 佐藤 紅
発行所 光村推古書院
発行年月日 2016.07.21
価格(税別) 2,200円

● 章立ては次の5つ
 1 したためる
 2 かきとめる
 3 たずさえる
 4 ととのえる
 5 たしなむ

● 京都と銘打って紹介するからには,和文具ってことかと思った。そうでもあり,そうでもなし。
 和綴じノートや文箱や和包丁に連なるナイフなんかも紹介されているんだけど,普通のノートやボールペンも登場する。

● 最初に登場するのは鳩居堂の便箋。鳩居堂って銀座が発祥だと思ってたんだけど,京都の和文具メーカーだったんだねぇ。知らなかったよ。

● 筆と墨,硯は出てこない。絵筆は和物が紹介されているんだけど,書道用具は出てこない。京都だからといって,書道人口が多いというわけでもないのかもしれない。
 ただし,筆ペンはいくつも紹介されている。

● 京都大学総合博物館のミュージアムショップで販売している「フィールドノート」は600円。これ,中身は測量野帳ではないか。
 判型やページ数は測量野帳とまったく同じではないのだろうけど。メーカーはコクヨってことになる。

● 京都の文具店といえばアンジェ。首都圏でもいくつかの店舗を展開している。上野駅構内にあるアンジェには,上野に行くたびに立ち寄る。機会があれば河原町の本店に詣でたいものだ。
 そのアンジェでは美篶堂とコラボして高級ノートを出している(って,実際には美篶堂が作っているわけだが)。高級とはいっても,A5判152ページで780円だから,びっくりするほど高いわけではない。専用カバーにセットして使う。カバー込みでも2,280円。モレスキンなんか買うよりずっといいと思うがな。

● とはいえ,ぼくはダイスキンの人だ。京文具に対しては,本書の写真を見て,ほほぅと唸って,それで終わるのだ。

2017.03.20 『カワイイふせん活用BOOK』

編者 Killigraph(瀬川卓司)
発行所 玄光社
発行年月日 2013.07.01
価格(税別) 1,400円

● この本も付箋を使ってお仕事の生産性を上げましょうという内容ではない。付箋を使って遊びましょうよ,ということ。だから,付箋ではなく“ふせん”なのだよね。

● 付箋を折紙にするとか,付箋で切り絵を作るとか,その他,そんなことまでするのかという遊び方の提唱。
 で,この本で提唱されている遊び方は洗練の極みといってもいいもので,たとえば美術館巡りだとかコンサートホールでクラシック音楽を聴くだとか,そういうどこか人頼みというか,社会依存性の高さを感じさせるものより,はるかに自立と洗練の度が際だつものだ。

● つまり,文化の爛熟を感じさせるもので,1945年以来,戦争をしていないことの果実というのが,こういうところに顕著に見られると思う。大げさに言えばね。
 女性が文化の担い手であるのは,紫式部以来の(それ以前からかもしれないが)この国の伝統だ。

● 付箋を仕事に使っている例は「Epilogue」に出ている。編者が本の台割りを作るのに付箋を活用しているのを紹介しているところ。
 これは非常にわかりやすい,つまり洗練度の低い例だ。

2017.03.20 『おたより手帖 封筒のいろいろな楽しみ方』

編者 Killigraph(瀬川卓司)
発行所 東京地図出版
発行年月日 2010.05.10
価格(税別) 1,550円

● 世界各国のいろんな封筒を紹介していたり,オリジナル封筒の作り方を載せていたり。女性のクリエイティブを助けるための本。
 という,区分けを安易にしてはいけないのかもしれないけど。でも,こういうものに興味を向けることのできる男性はほとんどいないでしょうよ。

● ただし,そういう本の作り手の中心にいるのは男性なんだよね。ビジネスの仕方も知っていないと本は作れないよってことなんだろうかね。

● そのビジネスの話に封筒が登場するのが巻末の座談会。
 宇田川 私は以前,取材でハグルマ封筒の杉浦社長のお話を聞いて,改めて封筒ってすごいなと思ったんです。杉浦さんが,「相手の懐に,唯一入り込めるのは封筒だ」っておっしゃっていて。 永田 そうなんです。営業でも,新規の取引先に電話やメールではなく手紙を送ると,やればやるだけ成果がでたりする。手紙って,気持ちが伝わるんですよね。(p106)
● 登場するといっても,以上ですべて。
 つまりこの本は,メールやフェイスブックのメッセンジャーではなく,紙の便箋に書いて封筒に入れて相手に送る(贈る)のを趣味にしている,あまり数は多くないであろう遊び人に向けたもの。

2017.03.20 『文具の定番365』

編者 酒井彩子
発行所 枻出版社
発行年月日 2013.12.10
価格(税別) 933円

● ロディアには「デザイナーや建築家などにも愛用者が多く,ポール・スミスがロディアを愛用しているのは有名」(p26)らしい。
 最近はロディア製品にもいろんなアイテムがあるけど,ポール・スミスが愛用しているのは,メモブロックなのでしょうね。

● ベルギーのノートメーカー「ブレポルス」の製品(の一部)には,“Life is hectic,paper is patient”という章句があるらしい(p52)。“人生は多忙だが,紙は忍耐強い”という意味。
 「忙しい時こそ紙に頼り,頭の中のアイデアやするべきことを何でも自由に書き留めよう」ということのようなのだが,忙しいときにノートを開くってのがなかなかできない。急がば回れという諺もあるのだけれど,わかっちゃいてもできない。

● PARKERはアメリカのブランドだと思っていた。イギリスだったのか。恥ずかしすぎる勘違い。

● 「文具店主&スタッフのふでばこ拝見!」「文具店主&スタッフのノートとメモ帳拝見!」という記事があって,これは面白いというか,興味を惹かれるというか。
 ラミー・サファリに人気があるんだなという印象。もっとも,こういうものは編集の仕方でどうにでもなるものだし,このムックが出てから3年が過ぎているから,今もそうなのかどうかはわからない。

● 「値段でははかれない“価値ある”文具を選びたい」「愛着を持てる文具に出会いたい」が副題。
 文具の価値とか愛着とかってのは,最初から商品に備わっているものではなくて,その商品を使っていく過程で自分が作っていくものでしょう。
 それをさせない粗悪な商品もあるにはあるのだろうけど,今どきだとまずたいていのモノは愛着が持てる程度の水準は備えている。使いづらいところに愛着を持つ人もいるしね。

2017年3月22日水曜日

2017.03.18 『手帳事典』

監修者 日本手帖の会
発行所 玄光社
発行年月日 2015.10.01
価格(税別) 1,600円

● 昔は手帳といえばビジネス手帳に決まっていた。厳密には違ったけど,色は黒が圧倒的に多かった。手帳はお仕事の道具なのだった。
 ゆえに,手帳にはダサさがあった。オッサンが使うものだもん。女性は手帳を持たない人が多数派だったのではないか。

● その感覚を今も引きずっている人がもしいたら(いないと思うけど),時代錯誤の誹りを免れない。お仕事手帳が今でも最も多いだろうけれど,そうじゃないのがたくさんある。
 そうじゃないのを仕事に使っている人もいるだろうし,お仕事手帳を仕事じゃない用途に使っている人もいるだろう。

● 手帳をデジタルに置き換える工夫は昔からあった。その名も電子手帳というのを,シャープやカシオが生産していた。
 Zaurusというのもあった。懐かしいな。これを使っている人はけっこういたけど,実用になったんだろうか。
 Palmっていうのもあったね。これは小さな巨人だなんて要ってる人がいたよ。Palm専用の雑誌があってね。

● 今はスマホが普及して,スマホでGoogleカレンダーを使う。手帳のデジタル化がやっと実現可能になった。
 が,それと比例するように,紙の手帳が増えた。バラエティーが多彩になった。売上も伸びた。

● もうひとつ,手帳の大型化が進んだ。お仕事手帳しかなかった頃は,手帳は小さいものだった。能率手帳が小さいとは感じなかった。
 が,それから幾星霜。バイブルサイズのシステム手帳が一世を風靡した。それが契機になったのかどうかは知らないけれど,大型の手帳があたりまえになった。
 手帳の大型化が始まったのと,自殺者が顕著に増え始めたのは,時期的に重なるのじゃないかと思う。大型化が行くところまで行って落ちつくと,自殺者の増加もとまった。

● 牽強付会だとわかってますよ。でもね,手帳が大型化するって,あんまりいいことじゃないと思っているんですよ。
 A5サイズで見開き2ページで1週間分のバーチカルのスケジュール欄があるなんて,異常でしょ。そんなに細かく管理しなければ仕事が回らなくなってるとするなら,それ自体がおかしいと思う。
 自分の人生をそこまで仕事に明け渡していいのかよ。仕事にそこまで大きな顔をさせておいていいのかよ。

● いや,そうしないとクビになってしまうっていうなら,今の企業や役所が分不相応のふるまいをするようになったってことだよね。何とかとめる方法はないものかね。
 仕事をゲームと捉えて,のめり込める人ばかりじゃないんだけどね。そういう人はそういう人なりに工夫はしなきゃいけないけど(言われなくてもやってると思う)。

● さらにもうひとつの特徴は,手帳が分厚くなってきたってことだ。1日1ページの手帳が市民権を得た。ほぼ日手帳が起爆剤になった。それ以前にEDiTやモレスキンが存在していたのかもしれないけど,ほぼ日手帳によってこれらの知名度もあがったのではないか。
 部厚くなったのはビジネスからの要請ではない。ここが大型化とは違うところ。ここでもほぼ日手帳が示した航路の影響が大きい。「手帳=スケジュール帳」を明確に否定するところから始まった,っていうね。

● で,この『手帳事典』なんだけど,昔からあるお仕事手帳はあまり出てこない。最近登場したもの,しかも,たとえば自分手帳のようなインパクトがあるものがメインになっている。
 デザイン手帳やエッジが立っている(と思われる)手帳が絵になりやすいのかもしれない。
 ちなみに,ぼくが使っているBindexのNo.011などは,まったく出てこない。

● 巻末の土橋正さんの発言から,ひとつだけ転載。
 実は,予定ってそんなに書くことがないんですよね。それよりも,人はタスクのほうを多く抱えている。(中略)スケジュール管理が大変っていうのは,実はタスク管理の大変さなんだと思います。(p189)

2017年3月13日月曜日

2017.03.12 三菱鉛筆の「創業130年限定セット プレミアムノートブック付」がまだ売れ残っている

● 昨年8月に,宇都宮のヨドバシ文具売場で,三菱鉛筆の「創業130年限定セット プレミアムノートブック付」というのを買った。uniが1ダースに「プレミアムノートブック」が付いていて,1,100円。ノートに惹かれた。uniは職場に寄付。
 「プレミアムノートブック」は無事に最後まで使えた。鉛筆で書くのに最適になるような紙なのだろう。ぼくは万年筆で書いた。

● 万年筆で書くと,ダイスキンとの違いはさほどない。いや,違いはあるんだけれども,ダイスキンが書きづらいと感じることはない。
 ぼくはプラチナのブルーブラックを使っているんだけど,少なくともプラチナのインクでは,ダイスキンでも裏抜けはまったくないし,ペン先と紙との摩擦がちょうど良くて気持ちがいい。

● その「創業130年限定セット」がまだ売れ残っている。980円に値下げされてた。ではもう1回,買う? んなわけない。
 「プレミアムノートブック」も1冊使って気がすんでる。

● 夢を,実現したのは,一本の鉛筆だった・・・・・・「創業130年限定セット」の売場に掲げられている三菱鉛筆のコピーだ。陳腐だけれども,コピーとしての訴求度は高い。書くことの力を研ぎすませて文章にすれば,こういうコピーになる。
 ただ,このコピー,メーカーのサイトには上がっていないようだ。

● 鉛筆なら2Bを好む。書き味が柔らかいのと黒がクッキリするからだ。その代わり,字がこすれて紙を汚す。手帳には向かないと感じる。
 数年まで,0.5㎜のシャープペンに2Bの芯を入れて,手帳に合わせていた。消せるから。けれども,こすれ汚れが嫌になって,極細の水性ボールペン(PILOTのHI-TEC-C)に替えた。

● 手帳はそれでいいとして,時々,墨芯で字を書いてみたいと思うことがある。Hi-uniには10Bがあるらしい。柔らかいクレヨンのようなものだろうか。
 この鉛筆一本と小さなスケッチブックを抱えて,晴れた日に散歩に出て,1時間か2時間,絵を描く。そんな生活に憧れる。ま,ぼくは絵心がまるでないので,憧れだけで終わりそうだけど。

2017.03.11 しょせんは遊びの道具なんだから

● メガドン・キホーテラパーク宇都宮店の4階のSeriaを覗いた。Seriaってダイソーほどのサプライズはないんだけど,手堅くまとめてきているイメージ。
 ノート,メモ帳,筆記具,付箋などの文具は百均で問題ないなと思う。

● だいたいさ,大したことに使っているわけじゃないんだよ。高級なノートや万年筆を使っている人でも,それで何を書いているかといえば,たいてはやくたいもないことなんですよ(と思うんですよ)。
 だったら,いいのは要らないんだよね。百均製品で充分なんですよ。

● っていうか,百均文具すら要らないのかもしれない。つまり,書くことをやめてしまってもいいんですよ。その程度のことしか書いていないんだから。
 しかし,そういうものではないんでしょうね。その所以は次のとおりだ。

● 自分が死んでも世界はそのまま残る。自分が生きていたときと同じように,日は巡り,街は賑わい,川は流れ,雨が降る。宇宙の前には個人なんてなんてチッポケなんだろう。
 って,それはそうなんだけれども,その宇宙だっていずれは消滅する。つまり死ぬ。自分が死んだあとも何も変わることなく残る世界も,文字どおりに悠久なのではない。

● 歴史も芸術も知の集積も,何もかもが結局は消滅する運命にある。その過程の泡沫の生が,つまり個々の人間に与えられた生だ。
 ならば,ぼくらにできるのは遊ぶことだけだ。ノートも筆記具も遊びの道具だ。
 取るに足りないこと,つまらないこと,やってもやらなくてもどっちでもいいこと,そういうことに使っていいのだ。

● っていうか,ぼくらがやっている仕事や家庭運営など,大事なものだと思っているものだって,つまりは取るに足りない,どうでもいいことなのではないか。
 ぼくらがどう生きようとつまりはそういうことなのではないか。だってすべてはいずれ消えるんだから。

● 輪廻転生はあるのかないのか。仮にあるのだとしても,それもろともいずれ消滅するのだ。何と言っても,宇宙がなくなるのだから。
 だから,建設や蓄積に意味はない。ぼくらがすべきことは遊びだ。遊べや遊べ。

● ノートにペンで何かを書くのも遊びだ。しょせん遊びでしかない。だったら,最初から遊びと割りきったらどうか。
 遊びでしかあり得ないんだから,その遊びに高級品を使ったって罰はあたらないのだ。高級品で遊べばいいのだ。

2017年3月8日水曜日

2017.03.08 「Aspo」の文具記事

● 「Aspo」は下野新聞社が発行する生活情報紙。週に1回,下野新聞に折りこまれる。今日の「Aspo」は文具の特集だった。

● 1面は小学校の廊下の写真。文具の第一のユーザーは,児童・生徒・学生なんでしょうね。今の小学生はどうなのか知らないけれど,大昔の小学生は下敷きを自分の衣服でこすって静電気を起こし,隣の人の髪の毛を逆立てて喜んでいた。
 消しゴムに絵を描いたり,刻んでいるやつもいたな。輪ゴム鉄砲なんてのもあった。
 ノートに漫画(というか,少女漫画のヒロインを真似た絵)を描くというのが,女子の間で流行ってたりもした。

● 文具で遊ぶってことを実地にやっていた。あれは小学生の特権でしょうね。中学生になってそんなことをしていると,バカにされたからね。
 文具にある種の郷愁を感じるのは,そういう思いでがあるからだと思う。
 昔はモノが貴重だったから,鉛筆1本にしても,新しいのを買うとしばらく幸せだった。そんなことも思いだす。

● 同時に,文具は勉強に使うモノであって,学校を卒業すると勉強はしなくなる。イコール,文具から離れることでもある。
 文具は思いでの中にあるものだ,という人も多いと思う。

● 次なる特集は,「進化を続ける文房具」の紹介。まもなく,「入学入社・新生活」を迎える人たちが大勢いる。それに備えて,こういう文具はいかがですか,と。
 この記事で紹介されているのは,まずはスタンドペンケース。ペンケースがペンスタンドになるというもの。面白いと思うけれども,ニッチ製品でしょうね。これを必要とする人ってのは,どんな人なんだろう。野外で何かを書く人か。そんな人っているのかね。書くだけならボールペンかシャープペンを内ポケットに1本挿しておけばいいだけなんだが。

● ロジカル・エアノート。品質はそのままに軽量化を図ったもの。が,これもニッチかなぁ。いや,学生にとってはかなり重要な問題ですかね。
 でもノートを何冊も持ち歩く学生さんってどのくらいいる? ルーズリーフにしちゃうんじゃないかなぁ。ぼくはそうでしたよ。

● あと,卓上クリーナーとか刃が長もちするカッターとか。いろいろありますね。メーカーは努力している。それを追いかける文具ファンもいるんでしょうね。
 ほんとに細かい改良を倦まず続ける日本の文具メーカーはすごいと思う。

● 次の記事は,マステを使って日用雑貨をデコりましょ,というもの。これはほとんどの男子には無関係な世界。女子の独壇場でしょうね。
 ぼくは文具に限らず,モノはデフォルトで使うものと思っちゃってる。はなはだ,想像性と創造性に欠けるタイプだ。メーカーのお仕着せを受け入れようとするタイプ。受け入れづらいときは,自分に問題があるのだと思ってしまう。過度にナイーブなタイプでもある。

2017.03.07 Plaisir+ダイスキンの組み合わせも悪くない

● 200円のPreppyに替えて,1,000円のPlaisirを使い始めたのは,今月2日のこと。Plaisir+ダイスキンの組み合わせも悪くない。
 ペン先とペン芯はPreppy=Plaisirなのだから,ダイスキンでの書き味は今までと何も変わらない。ゆえに,当然っちゃ当然なんだけど。

● タリーズやスタバなど,外に持ちだして書くときも,Plaisirのオレンジ色が合わないシチュエーションはない感じ。Plaisirのノバオレンジ,かなりいい。
 カフェだろうとホテルだろうと,これで押し通せる気がする。Preppyでも押し通せるけどね。

● いいと感じるのは自分なわけで,自分以外の人が同じように感じるとは限らない。けれども,色も形もピンと来たのなら,それにしたがっておいた方が間違いないようだ。
 自分がいいと感じるものがいいのであって,それ以外の“いい”はないわけだから。

● モレスキンにラミー・サファリ(の黄色のやつ)を合わせる人がいるっていうか,外でモレスキンを取りだす人にはこのパターンが多いという話をどこかで聞いた記憶がある。ラミー・サファリが万年筆だとすると,モレスキンには合わないはずなんだけどね。
 その向こうを張って,ダイスキンにオレンジ色のPlaisir。こちらの方が,少なくともモレスキン+ラミー・サファリ(の黄色)よりは,知的な風情が漂わないか。

● “知的な風情”と言ったけれども,その風情を醸すのはモノではないと思う。たとえば万年筆なら,パーカーやモンブランを持てば知的を演出できるかというと,そう単純にはいかないだろう。
 モノとその人の関係性で決まるような気がする。ぼくの場合だと,パーカーやモンブランでは,モノが勝ちすぎてしまう。モノだけが目立ってしまう。その状態は“知的な風情”からは遠いものだ。

2017年3月6日月曜日

2017.03.05 極細(0.2㎜)から細字(0.3㎜)に変更

● Preppyの極細(0.2㎜)のペン芯をPlaisirの軸に装着して使うことにしたんだけど。
 極細もいいんだけど,今までずっと0.3㎜の細字を使ってきたので,それに慣れている。極細には多少の違和感がある。

● Preppyの0.3㎜は細字というにはやや太い。0.5㎜の中字との差はあまりないような気がする。
 が,極細との差はくっきりとある。それだけ,極細がきちんと極細になっているってことかもしれない。

● 万年筆は紙にインクを載せるのではなく,ペン先で紙に溝を掘って,そこにインクを埋めていくといった感じがあって,その感じが万年筆を使う快感のひとつだ。
 溝を掘る感じは0.2㎜の方が断然はっきりしている。したがって,万年筆を使っている感は0.2㎜の方が強くなる。

● が,過ぎたるは及ばざるがごとし。0.2㎜だとヒッカク感が強くなりすぎる。
 0.3㎜の方がそこの程がよいように思う。紙との摩擦がちょうどよくて,長時間書いていても疲れない。

● 書き終えたあとの“見た目”も0.3㎜の方がいいような気がする。字があまりにも小さくなることもない。つまり,全面的に良好だ。
 というわけで,0.3㎜に換えることにした。Plaisirにもともとセットされていたやつに変更。

2017年3月3日金曜日

2017.03.03 PreppyのあともPreppy,ただし・・・・・・

● 臨終したPreppyは,細字(0.3㎜)。ずっとブルーブラックのカートリッジで使ってきた。次は,やはりPreppyの極細(0.2㎜)を使うことにする。
 ただし,それをPlaisirの軸に装着して使うことにする。

● Plaisirはキャップを尻軸にはめて使っても問題ないと思うんだけど,Preppyでキャップをつけないで書くことに慣れているので,Plaisirでも同じようにしている。
 となると,ペンの重さもPreppyとさほど変わらない。

● Preppyの0.3㎜と0.2㎜は,0.2㎜が出たときに実地に使い比べてみた。どちらがいいのか結論が出なかった。で,それまで使っていた0.3㎜を継続して使うことにしたのだった。
 今回は0.2㎜を使うことにした。今のところの感触なのだけど,B罫のダイスキンに書くのであれば,0.3㎜の方がいいようだ。

● ぼくは小さな字を書いてしまうので,0.2㎜だといよいよ小さな字になってしまうようなのだ。若い頃はペンは細字に限る,細ければ細いほどいい,と思っていた。よほど小さな字を書きたいと思っていたのかねぇ。
 手帳ではなくノートに書くのであれば,0.2㎜の極細は細すぎると思える。かといって,極細Preppyも手元に何本かあるのでね,まずは1つめを使えなくなるまで使っていきたい。

● ぼくは気に入ったペンがあれば,そればかり使う(たいていの人がそうだと思うんだけど)。結果的にその1本を酷使することになる。
 万年筆はその方がかえって長持ちするでしょうね。たまにしか使わないより。ただし,Preppyのように軸やキャップが樹脂の場合は,そこにかかる負荷が設計上の限界を簡単に超えてしまうことになるのだろう。
 ペン先やペン芯がダメになる前に,Plaisirの嵌合がダメになるだろうと思っているんだけど,Preppyだって3年はもったのだから,Plaisirが3年もたないってことはないだろう。

● ダイスキン+Preppyの300円システムが,1,100円システムになってしまった。ここがちょっと面白くない。語呂が悪いし。
 でも,ま,Plaisirのオレンジ色を愛でながら,1,100円システムを維持していこうと思う。

2017.03.02 Preppy,臨終

● Preppyのキャップのヒビ,テーピングで抑えていたけど,ヒビだけじゃなくて,キャップの一部が欠けてしまった。今日欠けたんじゃなくて,けっこう前から欠けていたんだと思う。
 テープを巻いていたから気がつかなかっただけで。かつ,この状態でもテーピングし直せば,使えなくもないようだ。

● が,さすがにここまでになったものを使わなくてもいいような気がする。いや,とことん使うべきだろうか。
 捨てるのが忍びない気がする。ここまで働いてくれた筆記具はこれまでになかったから。そのPreppyでダイスキンに書くのは気持ちのいいものだ。

● Preppyは使い始めてわりと早くキャップにヒビが入る。テーピングで対応すれば問題はない。ヒビが入る前に(つまり買ったらすぐ)テープを巻くのが吉。
 次に嵌合が緩くなる。それに対しては瞬間接着剤を盛ることで対応してきた。その状態でずっと使ってきたんだけど,次はキャップが欠けた。
 そういう順番だった。だとすると,PlaisirはPreppyよりは長持ちするだろう。金属ゆえ,さすがにキャップの一部が落剥することはないだろうから。

● 結局,Preppyは臨終だと思うことにした。ペン芯を洗ってあげて,ティッシュで包んで,ゴミ箱に入れた。
 ゴメンな,3年間アリガトな。