2022年10月19日水曜日

2022.10.19 丸善の檸檬万年筆

● 丸善丸の内本店の4階の文具売場に行くと,最初に目に入るのが丸善限定の「若檸檬」という明るい緑色の万年筆。黄色く熟する前の若い檸檬。
 製作はセーラーが担当。発売は今年の9月7日。取扱いは本店のみ。

● ちなみに,この万年筆を紹介しているサイトでは,“限定数 150本” とあるんだけど,1,500本の間違いだよね。いくら何でも150本しか作らないってことはないよね。
 発売後,1ヶ月しか経っていないのに,EFとBは完売らしいから,ひょっとすると150本?

● 丸善では “若” のつかない檸檬万年筆も作っている。軸がレモンイエローのやつ。丸善の創業130周年に当たる1999年に初めて出して,以後10年おきに出している。現在までに3回。
 1,000本とか1,400本とかの限定生産だったらしいのだが,いずれも完売。念のために,ヤフオクやメルカリをチェックしてみたのだが,檸檬万年筆の出物は現時点ではない。

● が,こういうのはある。雑誌「サライ」の今年の6月号の付録。その名も
万年筆「ミニ檸檬」だ。丸善の檸檬万年筆を80%程度に縮小して再現したらしい。もちろん,軸やキャップは樹脂だし,ペン先も鉄ペンになっている。
 この雑誌は6月号だから発売は5月だったろう。が,その雑誌も丸善本店には残っている。

● 「サライ」という雑誌は万年筆を付録に付けるのが好きなようで,北斎ブルー太軸万年筆とか,雪舟ブラック太軸万年筆とか若冲レッド太軸万年筆とかアクアスキュータム万年筆とか,過去に何度も万年筆を付録にしている。
 「サライ」ではないけれど,たまたま買った雑誌に万年筆が付録に付いてくるのがあった。そういうときにどうするか。もらってくれる人がいればもらってもらう。いなければ捨てる。
 雑誌の付録を使うほど貧乏しちゃいねーや,というわけね。そりゃそうでしょ。だって雑誌の付録ですよ。300円の Preppy は使っても,雑誌の付録は使いませんよ。

● ところが,この檸檬万年筆,何だか気になりだしちゃってね。黄色に惹かれちゃう。若檸檬の緑もいいんだけど。
 丸善が出したのは3万円とか4万円とかする。つまり,ぼくが使うものじゃない。
 経済的にはどうにかこうにか買えなくはないけれども,そんな立派なものを使うほど,大層なことを書いてるわけじゃない。ぼくが書いているのは,所詮は落書きだ。
 そもそも,中古であってもメルカリにもヤフオクにも出ていないんだから,入手は難しい。

● では,雑誌の付録はどうか。節を曲げて雑誌の付録を使ってみるか。よし,使ってみよう,そうしよう。
 というわけで,雑誌の本体は要らないので,ヤフオクで付録だけ600円(送料込み)で出ていたのをゲット。届くのは数日あとになる。
 インクは欧州共通規格。雑誌の付録はだいたいそうじゃないかね。ダイソー万年筆もそうだよね(昔はプラチナ製の万年筆もあったけど)。そういうものを専門に扱っているメーカーが中国かどこかにあるんですかねぇ。
 字幅はMであるようだ。これも雑誌の付録とダイソー万年筆のお約束になっているんでしょうかね。

● 黒のカートリッジが1本付いてくる。が,黒ではなくブルーブラックを使いたいので,オートのカートリッジインクを5箱(30本)ほど,ヨドバシドットコムに注文した(Amazon は割高)。
 欧州共通規格ならコンバータは使えないのか。欧州共通規格のコンバータはもちろんある。が,ミニ檸檬の短い軸には収まらないらしい。

● では,短いコンバータはないのか。ある。Kaweco がショートタイプのコンバータを市場に出している。Kaweco は欧州共通規格を採用しているメーカーだ。
 なら,Kaweco のショートタイプのコンバータをミニ檸檬で使えるはずではないか。それが使えないんだよね。このあたりが,要するに欧州共通規格は規格であって規格ではないという,良くいえば規格の柔軟性のなせるところなんだよね。

● オートのカートリッジだって本当に使えるかどうかは,試してみないとわからない。たぶん大丈夫だろうと思うものの,大丈夫じゃないかもしれない。
 もし使えなかったらどうするか。そのときは,無印の丸軸アルミ万年筆を買ってしまおうと思う。あれはオートのOEMだろうから,間違いなく使えるはずだから。


(追記 2022.10.25)

● “ミニ檸檬” が届いた。印象を一言でいえば,小さくてチャチイ。玩具のようだ。ラミーのサファリと並べてみると,右の写真のようになる。
 しかし,これほど頼りなく見える万年筆でもレッキとした万年筆だ。万年筆なんてこの程度でもいいのだ。
 いや,高価な万年筆があってもいいし,それらを使う人がいてももちろんいいのだけども,実用性を満たすだけならすこぶる安価に製造できるんだよってことね。

● 万年筆を特別な筆記具と見做すことはないんですよね。これまた見做す人がいてもいいんだけど,万年筆も大量生産が可能な工業製品なのでね。人の目や手を要する工程はほぼなくなったんだろうと思ってるんですけどね。
 だからこそ,今の万年筆は問題なく使えるようになったんじゃないかと。人の手が加わっているとか,職人芸とか,そういうものの価値をあまり重く見ない方がいいと思ってますけどね。

● で,“ミニ檸檬” なんだけど,当分は見るだけにしとこうと思う。紙の空き箱のペン皿に並べておいて,時々目をやってレモン色を愛でることにしよう,と。

2022年10月18日火曜日

2022.10.18 「人生でしたい100のことを書くノート」

● 東京駅地下のグランスタ丸の内にある「Neue」を覗いてみた。Twitterで東京駅の駅舎を箔押しした測量野帳がここにあるというツイートを見たので,まだあるんだったら買おうかなと思ってね。
 レギュラーの測量野帳はあるんだけれども,東京駅のやつは見あたらなかった。是が非でも欲しいというわけでもないから,なければないでよろしいのだが。

● 「人生でしたい100のことを書くノート」というのがあった。ロバート・ハリス『人生の100のリスト』(講談社 2004年)という本を読んだことがある。それを実践するためのノートですかな。
 “したいことリスト” のページがある手帳もけっこうな数あるのだけど(たとえば,CITTA手帳。ジブン手帳),アホかと思ってましたよ。そんなリストを作ってる暇があるんだったら,サッサと動いた方がいいでしょう,と。リストは脳内に置いて,時々点検すればいい。

● が,毎日が日曜日の隠居生活を3年近く送ってみると,年寄りこそ,こういうリストを作ることを試みた方がいいのかもしれないと思えてきてね。若い人には要らないと思うんですよ,こんなものは。
 後先短くなったジジイやババアは,この種のリストを作るという作業を自分に課した方がいいかもしれない。作業をすること自体に意味がある。できあがったノートはどうでもよい。

● 年を取ってみると,年を取るとはこういうことかと感じることがいくつかある。若い頃に想像していたことと同じこともあるし,若い頃には気づかなかったこともあるのだが,年を取ったなと感じる一番目は,やりたいことがなくなることだ。
 今さら何をしてももう時間がない,手遅れだ,と思って,勝手に蓋をしてしまうというのではない。正真正銘,やりたいことがなくなる。

● まず,グルメ願望がない。卵かけご飯でいいし,味噌汁と納豆だけあればいい。旨い酒を飲みたいとも思わない。ウィスキーならトリスで充分。
 年を取ったら “いいものを少し” になるのだと思っていた。食欲は,若い頃と言わず,10年前と比べても落ちている。しかし,だからといって “いいもの” でなくても別にかまわないのだった。

● 海外旅行にも行きたいとは思わなくなった。国内だって北海道や沖縄はもういいや。金沢や京都も別に行かなくたっていいよな。
 何だったら一切出かけなくたっていい。月に何度か宇都宮に出る程度でいい。あとは家の近くを散歩するくらいで生きていける。
 ま,今は全国旅行支援もあるので,東京近辺に出ることが多いが,出れなくなったところで困ることは何もない。

● まして,一旗揚げたいとか,世間を驚かせたいとか,そんなことを思うわけがない。そんなのは若いときにも考えたことがない。老いたらなおさらだ。
 社会貢献願望もない。年寄りの社会貢献願望など社会の迷惑だと思っているからでもあるが,社会そのものへの関心が薄れている。

● 以上は,ひょっとすると,前頭葉が萎縮し始めて,汎用的に意欲が減退しつつある結果なのかもしれないが,このままであと10年なり20年なりを生きていいのかと思う程度には,正気を保っているのだ(それでいいのかもしれないんだけどね)。
 ので,とりあえず年齢のことは忘れて,本当にやりたいことがないのかどうか内省してみた方がいいのじゃないかと考えることがあるようになった。

● 内省すると言ったって,沈思黙考じゃダメだ。少なくともぼくの場合は,沈思黙考などしたところで,休むに似たりでしかない。
 無理やりにでもやりたいことを書き出してみるのがいい。なくても書く。したがって,けっこうな力業になる。無から有を生じさせるようにする。

● 乾いた雑巾を絞るような作業になると思うが,100個書きだす。でっち上げでもいいから書きだす。そうやってでっち上げて書きだして,でっち上げようがなくなった80個目あたり以降に出てきたものが,自分の深層にあった本当にやりたいことかもしれない。
 そうした作業をやってみた方がいいのじゃないかと思ったりする。やりたいことがないと感じている年寄りは。

● 大きなことである必要はないし,立派なことである必要もない。些細でいい。つまらなくていい。後ろ指を指されそうなことでもいい。
 それこそ,朝起きたら必ず顔を洗う,でもいいのだ。ちなみに,ぼくはそれを実行していない。

● 「人生でしたい100のことを書くノート」は1,980円もするから,もっと安いノートを使ってもいいだろう。百円ショップのノートで充分だ。が,「人生でしたい100のことを書くノート」の構成はそのままパクった方がいいかもしれない。
 100個書くのだから,最低でも100行は必要だし,その後に,その100個を1個づつページの最初に転記して,なぜそれをしたいのか,取っ掛かりをどう作るか,などを書くようにする。その作業は一気にやるのは無理だから,とつおいつ,ゆっくり時間をかけてやっていくことになる。

● 「人生でしたい100のことを書くノート」はリストの頭にチェックボックスが印刷されていて,したいことを実行したらレ点を入れていくようになっているが,ここだけは採用しない。
 作業をすること自体に意味があるので,リストに上がったことを実行するかしないか,やるかやらないかは問題ではない。作業が終了した時点でノートは用済みだ。チェックボックスは不要。

● で,自分もこの作業をやってみようと思うんだけども,格好のノートがある。かなり前に数十冊ほど買ってしまって,手つかずになっているB6ダイスキンだ。
 16枚の折丁(4点糸綴じ)4つに8枚の折丁1つという変則的な製本で,中紙は72枚。144ページ。
 100円でこのノートが買えたとにあらためて驚くのだが,100円なら心おきなく処分できる。この作業にちょうどいい。

2022.10.18 能率手帳ゴールド60周年記念のメモティを見る

● 17日。川崎に来たので,ラゾーナの丸善を覗いてみた。NOLTYのサイトに,能率手帳ゴールドの60周年記念のメモティなんかを10月から文具店でも販売するとあったので,現物を見たいなと思って。
 たぶんガラスケース越しにしか見られないと思うんですけどね。でも,ありませんでした。ホントに並ぶんだろうか。並ぶとすればまずは丸善でしょうけどねぇ。

● けれども,今日,伊東屋に行ったら,あったんでした。Kの伊東屋(1階)にありました。
 ゴールド版のデイリーブックとメモティ,触れるようになっている。ガラスケースの中じゃなく。マイクロゴールドバインダーの実物も初めて見ました。こちらはケースに入っていて触れなかったけど。

● 他に,リーガルパッドホルダー(A5),補充ノートのカバー,ペン立て,使用済みの手帳を保存するための桐箱がありました。書斎具をカバーして行こうってことなんでしょうか。
 見ただけで気がすみました。目の保養になりましたよ。下賤な者には似つかわしくありません。こういうモノたちを置くのに相応しい空間がわが家にはない。

● Kの伊東屋では,1階がビジネス手帳,2階がそれ以外の手帳という仕分けで陳列されている。2階にも外国製のビジネス手帳と呼びたくなるのがけっこうある。
 チャラチャラしたやつはないってことね。しっかりと稼いでいる人向けの手帳しかない。

● 来年使う手帳をどれにするか。多くの人は迷うことはないと思う。今年と同じものを買うことが多いだろう。それでいいのだ。正直,どれを使ったってそんなに変わらん。手帳を飯の種にしている人は色々と語ってくれるけれど。
 が,手帳を変えてみようかというのであれば,伊東屋に来て売場をひととおり見て歩くのが最善手かもしれんね。

● ところで。NOLTYからこんなのが出てたんですな。A5とB6のスケジュール帳。それから,カバー。同型のノートと一緒に挟んで使える。コクヨのシステミックと同じような製品ですかな。
 A6がないので,ぼくは手を出さない。A6のシステミックはとっくの昔に購入済み。まだ使う機会を得ていないけど。

2022.10.18 山本紙業の RO-BIKI-NOTE を買う

● 銀座蔦屋書店で初の買い物。何度か行ってるけど,こういう店は自分のホームにはならない。見るだけの人で終わるところだ。
 とはいえ,何度も目の保養をさせてもらっているので,自分にも買えるものがあれば買わなきゃなぁと思ってはいましたよ。買えるものっていうのは,財布と相談して何とかなるものという意味でもあるけれど,それ以上に自分が実際に使うだろうなと思えるもの。

● で,前回行ったときに,これなら自分の手に負えるかもと思ったのを見つけた。山本紙業の RO-BIKI-NOTE。蝋引きノート。
 このノートを他の文具店で見かけたことはない。ネット通販では取り扱っているのだが,リアルの文具店ではまず見かけない。あの ANGERS にもなかったと思う。

● 今回,それを購入。サイズは91×210mm(パスポートサイズもあった)。A4を三つ折りにしたのとほぼ同じ。トラベラーズノートのリフィルとしても使えるらしい。幅はだいぶ小さくなるが,高さが合うので。
 中紙は30枚。15枚をまとめて折って糸でかがっている。表紙を蝋でコーティングしてあるようだ。革と同じように経年変化を楽しめるらしい。見た感じ,丁寧な作りで,これで495円は安いと思う。
 ただし,長くても1ヶ月で使い終え,その後は見返すこともあまりないと思うので,経年変化のところはぼくには無縁。

● 買ったのは2mm方眼とB罫の2種。他に,4.5mm方眼と5mmドット方眼,無地がある。
 ぼくはひたすら文字列(文章)を書いていくという使い方しかしていない。箇条書きすらあまりしたことがない。それならB罫が最も適当。あとは,B罫としても使える2mm方眼か3mm方眼くらいだろう。
 能がない使い方にはB罫でいいね,と言われても返す言葉がない。

● が,一方でこうも思っている。5mm方眼ほど役立たずの罫線はない,と。それが売れているらしいから,世の中のことはわからない。
 誰がどんな用途に使っているのだろう。外人が使うならまだわかるんだが。

● ひょっとして,『頭のいい人はなぜ方眼ノートを使うのか』などというタイトルを真に受けて,横罫より方眼を使う方が知的だと思っている,度し難いバカがいるんだろうか。
 そういう人が方眼なら何でもいいと5mm方眼を何の考えもなしに使っている,と。全き自由があるんだから,5mm方眼を選んでも何の問題もないわけではある。

● ぼくも若い頃は無地を好んでいた。横罫であれ方眼であれ,罫線を嫌っていた。罫線は自由を奪うと本気で思っていたようなのだ。
 単純にバカだったと思ってますよ。罫線は自由を奪うものではない。自由を助けるものだった。

2022年10月15日土曜日

2022.10.15 Bun2 10月号

● 今回も宇都宮東武百貨店5階の文具売場でもらってきた。上野文具には置かれないようになったっぽい。

● 今月号の特集は「2023年版 手帳特集 各社のイチオシ手帳を一挙紹介!」。毎年恒例。
 なのだが,この特集にはそんなに見るべきものがない。日本能率協会マネジメントセンターや高橋書店など,ビジネス手帳の大手の製品が登場しないからだ。
 「Bun2」の発行元は㈱ステイショナーとなっているのだが,この会社の母体は全日本文具協会なのではないか。そこに日本能率協会や高橋書店,ダイゴーなどは,そのメンバーになっていないのだろう。

● 舘神龍彦さんが「令和の手帳の現在」というタイトルの解説文を寄せており,これは面白い。なるほど,手帳はこういうふうに変わってきているのかとわかる。
 かつての手帳は「正規雇用のビジネスパーソンが予定記入欄で予定管理するのに使われた」が,今は必ずしもそうではない。というか,それだけではない。
 それは,予定管理という手帳のメイン機能が「Google カレンダーをはじめとするクラウドツールやそれと連携するパソコン,スマートフォンによって代替される割合が,このコロナ禍によっていっそう増えてきたことの結果でもある」。

● デジタル手帳が実用に耐えるようになっても,紙の手帳は減るどころか部数を伸ばしてきたのだが,さすがにコロナ禍でベクトルの向きが変わったということだろう。
 理由は2つ考えられる。ひとつは,コロナは外出を規制する。リモートワークによって会社に行く必要もなくなった。出張や商談など,異動の予定がないのだから,それを書き留めることもない。手帳を持つ必要がなくなった。
 もうひとつは,リモートワークだと自宅のパソコンの前にずっといることになる。ならば,予定管理もパソコンでやるのが自然の流れというものだろう。かくして,ビジネス手帳は売れなくなった。

● 外海君子さんの連載「ニューヨークの文具レポート」。「驚異的な記録オタクである「アイビーリーグの大学教授」の話。
 観た映画をすべてノートに書き留めていたのを,コロナ禍でデジタル化した。1万枚に及ぶレコード・CDもリストを作っているらしい。

● 外海さんは「市販されているものを利用するてもある。市場にはいろいろな記録簿が出回っている。例えば,読書録」と「Bun2」らしくまとめるのだけれども,こうしたリストだけは最初からデジタルでやるのが正解。
 データベースソフトなど大仰なものを使わずとも,Excelか Google スプレッドシートで足りるでしょ。感想や梗概も読書録に残しておきたいのであれば,ブログにする手もある。見られるのは恥ずかしいと言うのなら,非公開に設定できるブログサービスを使えばいい。たとえば,Google の Blogger。

● ちなみに,件の教授が観た映画の本数は2692になるらしい。少し前なら驚くべき数だった。映画のチケット代に500万円も使ったのか,君は,ってなものだ(大したことはないか?)。
 が,インターネット配信のサブスクサービスを使えば,10年もあれば観られる数だ。費用も10万円程度ですむ。同じ観るでも,映画館で観るのと自宅のパソコンの画面で観るのとではまったく別の体験になると言われれば,それはそのとおりなのだけれども。

2022年10月3日月曜日

2022.10.03 相方がほぼ日手帳 weeks を購入

● ほぼ日手帳は LoFt にしかないものだと思っていた。weeks は自治医大駅前のうさぎや書店にもあるけれども,オリジナルやカズン,5年手帳は LoFt かほぼ日の直販サイトで買うしかないものだ,と。
 が,先日,丸善の丸の内本店で weeks 以外のほぼ日手帳があるのを見て,LoFt 限定ではなくなるのかなと思ったんですけどね。

● ラゾーナ川崎の丸善にもほぼ日手帳があった。ワンピースとコラボしたオリジナルの本体がドッサリあった。これ,同じラゾーナにある LoFt ではガラスケースに入っている。商品札を持ってレジに行く方式。
 とは言うものの,LoFt と丸善では品揃えがはっきり違う。言うまでもなく,LoFt の方が豊富に揃っている。

● ところで,相方が weeks に引っかかった様子だ。丸善で手に取ってみて,これ,いいね,と。ひっくり返して値札を見て,ウワッ,高いんだねぇ,とも。
 しかし,どうやら価格には目をつぶって買いそうな気配だった。が,丸善でのことだったので,LoFt にはもっとたくさんあるよと耳打ちした。

● 以上は昨日のこと。で,今日,LoFt へ。
 買うことに決めていたらしい。パステルカラーが好きなようで,白かピンクかで悩んでいた。ピンクがいいんだけど,白が200円安い。
 あのね,1年間使うんだからね,200円に負けたら後悔するよ。
 というわけで,こちらをお買い上げ。2,200円(+税)。

● 相方も昨年3月で仕事を辞めている。定年まで6年を残しての退職した。
 ので,現在はぼくと同じで毎日が日曜日(ぼくの年金と多少の蓄えはあるので,それを取り崩しながら,どうにかやっている)。そういう人こそ,手帳を使うべきだと思っている。

● 世間とつながっていた方がいいからだ。が,近隣との付き合いとか,自治会活動に積極的に参加するとか,そういうのはどうでもよろしい。
 世間とは暦のことだ。今日は何年何月何日何曜日とわかっていれば,それが世間とつながっているということだ。
 逆に言えば,世間とのつながりはその程度でいいのであって,太くつながっている必要はない。それはむしろ足枷になる。
 ただ,このギリギリのつながりは保っておかないといけない。これまで断ってしまうと,自分が空中に漂う浮遊物になってしまうからだ。

● ともあれ,暦とつながるために手帳を使う。カレンダーに書き込んでもいいんだけれども,いつでも手元に置いとける分だけ手帳が勝る。デジタルでもいいと思うが,紙の方が手っ取り早い。
 相方も使っているところをぼくに見せたことはないが,現役時代に手帳は使っていたらしい。辞めたあとは知らないが,少なくとも来年は使うことになる。
 しかも,ほぼ日手帳 weeks という,カジュアルだけれどもかなり本格派の手帳だ。来年の途中に感想を聞いてみたいものだ。