2017年7月31日月曜日

2017.07.31 ダイソーの蛍光カラー極細インデックス

● ダイソーのフィルム蛍光付箋。本を読むときに使う付箋はこれに落ち着いた。
 ダイソーからはポップアップ式のフィルム付箋もあるけど,それを持ち歩くより,この蛍光付箋を2束くらい,本の表紙裏に貼っておく方が,取り回しが断然ラクだ。

● メモを書くための付箋ではなく,あくまで目印用だ。目印として使うには,これくらい細い方がいい。ぼくは,本に線を引いたりページを折ったりする代わりにこの付箋を貼り付けている。

● 初めてこれを使ったときには,使いづらいと感じたものだった。寝転んで本を読んでいるときに,特に。1枚ずつ剥がすのが難しかった。細すぎてうまく扱えなかった。貼りたいところに貼るのに,少々手間を要した。
 しかし,こういうものはすべからく慣れの問題。慣れがすべてを解決する。

● ただし,たとえば3Mのフィルム付箋に比べると,色が落ちやすい。意外に簡単に透明フィルムになってしまう。
 ただし,読書のときの目印であれば,そうなったろころで別に支障はない。色に応じて使い分けるなんてことは,もちろんしていない。気になった箇所に次々に貼っているだけだから,色落ちなんて気にならない。

● 600枚とたっぷりあるのもありがたい。それでも,最も消耗が大きい文具が,ぼくの場合はこれだ。
 他の文具は一度買えば長く使える。ぼくは文具は道具だと思っていて,機能以上のものを文具に求めない。文具で遊びたいとか,文具に癒されたいとはあまり思わない。
 というわけで,一度買ってしまうと,次に買う機会がなかなか来ない。百円ショップでもこれは同じであって,安いからといって要らないものまで買いこむことには抵抗がある(要は,ケチなのだ)。

● ダイソーに行っても買うものがないときは,この極細付箋を買うことにしている。ので,この付箋,けっこう溜まってしまっている。

2017年7月27日木曜日

2017.07.27 また,上野駅構内の「ANGERS」に

● 京都に本店のある文具店。上野駅で降りれば,改札を出る前にどうしても覗いてしまう。ただし,購入に及ぶことはあまりない。申しわけない。

● 入ってすぐのところにあったのは,ペリカンの「Pelikano Up」。ペリカーノジュニアは前からあるけど,これはその大人版ですか。色は黒とシルバー。軸はアルミのようだ。ペン先はステンレス。3千円。
 プラチナのプレジールを使ってますのでね,これは買わず。

● 文具をコレクションする趣味はない。文具はあくまで道具であって,道具は多すぎてはいけない。
少数精鋭がよろしいな。
 初めから精鋭でなくてもいい。文具(特に筆記具)は,使いこんでいくうちに,自ずと精鋭になってくれるものだ。よほど相性が悪くなければ。

● 100円のボールペンであっても,これは同じだ。だから,使い捨てないで,長く使いこんでいくこと。安いボールペンでも,リフィルを交換できるものがいいと思う。

● 「Angers」は文具を並べているだけではない。文具以外のものも置かれている。この日は登山(トレッキングといった方がいいだろうか)をテーマにしていたようだ。リュックなんかも並べていた。
 でも,登山でもメモすることはあるでしょ,そのときにこんなのが便利ですよ,という形の展示。リュックは噛ませ犬なんでしょう。

● 書籍もある。以前は文具関係のものが多かったように思うんだけど,今は文具関係はごく一部。
 生活提案的なというか,ライフスタイルはこんなんではいかがでしょうか的な書籍が多い。衣食(酒)住の各分野の書籍。あるいは,『暮しの手帖』や松浦弥太郎さんの本。
 ぼくも何冊かはここで買ったことがあるんだけど,本はやはり書店の方が買いやすいような気がする。

2017年7月22日土曜日

2017.07.22 ダイスキンを開かない休日

● 以前は,たとえばモスでダイスキンを開いて何事かを書きつけるのが楽しくて,ダイスキンに書くためにモスに入ることがあった。
 ところが,最近は,そういうことがなくなってしまった。だから,モスに入ることも減ったけれども,入ってもダイスキンを開かなくなった。

● その代わりになっているのがTwitterだ。Twitterについては,ぼくはヘビーユーザーの部類に入るかもしれない。1日平均8ツイートくらいなんだけどね。ライトヘビーくらいか。
 これは何のためかといえば,メモ代わり。人に見られてもかまわないメモは,Twitterにあげておく。あるいはスクラップブックの代わり。新聞切抜きをスキャンしてTwitterにあげておく。

● すると,ダイスキンに書くことがなくなる。以上は,主に休日のことなんだけど。
 もちろん,ネットに上げるわけにはいかないこともあるんだけど,それはあまり多くないってことでしょうね。

● ネットに上げてはいけないことっていうのは,まず自分以外の人のこと。これは内容にかかわらず,ダメでしょう。家族は例外ってことになりそうだけど,それも基本は本人の了解が必要でしょ。
 もうひとつは仕事に関わること。これもダメだろう。職場の自分の机の様子を写真に撮って上げるのもNGだと思う。

● で,それらについてダイスキンにあまり書いてないってことなんですよね。自分のプライベートのことしか書かない傾向にある。
 そのプライベートも大したものではないから,上げてしまってもだいたい支障はない。ま,上げたところでほとんど読まれないんだけどね。

2017年7月20日木曜日

2017.07.19 Preppyに新種が出てたのを知った

● 文具に関しては,安物を侮ってはいけない。“安かろう悪かろう”は姿を消しつつある。
 たとえば,ダイソーのダイスキンの品質がモレスキンに劣るとは思えない。プラチナのPreppy(200円の万年筆)の品質に問題があると言う人がいたら,価格に頼った価値判断しかできないお方だろう。

● けれども。文具好きはそれでは納まらないんだよね。微差が大差ということもあるし,いろいろと遊びたいもんね。
 気づいたら,何でこんなにと思うほど,溜まっちゃってるんだよね。

● ところで,そのPreppy。中字と細字が200円で,極細が300円なんだけど,それぞれ100円高いのが登場してたんですな。
 「ボディーを透明からインク色に合わせたカラー透明に一新」したやつ。「カラフルでよりポップな万年筆に生まれ変わりました」とある。
 実質値上げだけれども,200円のも引き続き販売中。ありがたいや。

● 「累計販売1,000万本達成」か。ゲルや低粘度油性のボールペンに比べれば,万年筆はそれほど使われていないだろう。それでこれだけ売り上げるのは,価格がボールペン並みであることが一番だ。
 でも,それだけではダメでしょ。機能がキチンとしていて,書くという行為をしっかり支えることができるからだ。

● でも,1,000万本というのは売れすぎのようにも思える。
 樹脂製のキャップにはヒビが入りやすい。その時点でゴミにしてる人がいるんじゃないかなぁと気になる。もしそうなら,Preppyはかなり割高な筆記具になってしまう。
 テープで補強してやればいいだけですよぉ。なだめたり,すかしたり,修理(?)しながら使えば,3年は使えますよぉ。

● Preppyはメインの筆記具として,充分に用を果たす。ぼくは何本かまとめ買いしてるので,Preppyを使い切る前に命が尽きると思うんだけど。
 しかも,目下のところ,兄貴分のPlaisir(ペン先,ペン芯はPreppyとまったく同じもの)を使用中。PlaisirのあとはPreppyに戻って,手を入れながら使っていくPreppyライフを楽しみたい。

● 万年筆はね,安かろうと高かろうと,手入れが必要だね。でもって,最高の手入れは毎日使うこと。
 インクを入れて,使わないまま放っておいてはいけないわなぁ。

2017年7月6日木曜日

2017.07.06 ダイソーの「文庫本と同じサイズのノート」

● 行きつけのダイソーに行ったら「文庫本と同じサイズのノート」というのがあった。少なくとも5月には出ていたようなんだけど,ぼくは初めて見た。中紙は144枚の無地。真ん中を開いても180度パタンと開く。充分に使えそうだ。
 紙質はザラ紙っぽいところもある。ペラペラの紙ではない。万年筆を使うと裏に抜けるかどうか。これは実際にやってみないとわからないけれど,たぶん大丈夫っぽい。

● テイストは無印のパクリ。ただ,無印でもこのノートは150円程度で買えたんじゃなかったか。モレスキンに対するダイスキンほどの衝撃がないのは,パクリ元との価格差があまりないことにある。
 ぼくは無印の文庫本ノートも使ったことがないんだけど,ひょっとするとダイソーのこのノートの方が使いやすいかもしれないと思った。パタンと開くというところで。無印のはこうはいかなかったんじゃなかったっけ。

● 自分はダイスキン派。ゆえに,買わず。
 ダイスキンにも無地や方眼をと言う,うるさいハエ(と言っては無礼千万ですな)がたくさんいそうなので,この紙でダイスキンを仕立てることはできないものかと思った。できるくらいなら,とっくにやっているか。

● ダイソー文具はたくさんあるけれど,売れているのは先行商品をパクったものが多いような印象ですな。ダイスキンしかり。ライフ似のメモパッドしかり。
 だからダイソーの商品開発力に疑問符が付くということではないけどね。販売価格百円という制約の中でこれだけの商品を展開できていれば,相当なものでしょうからね。

2017年7月5日水曜日

2017.07.05 モノ・マガジン 2016.5.16号-オーディオ・万年筆・日本のジーンズ

編者 前田賢紀
発行所 ワールドフォトプレス
発行年月日 2016.05.02
価格(税別) 590円

● プラチナのPreppy。これまでに(今からだと1年前)630万本を出荷しているらしい。もちろん,出荷本数は世界一。
 200円なんだから,財布は痛まない。どんどん買える。おそらく,使い捨て感覚で使われているのかもしれない。
 しかし,ぼくの経験からすると,Preppyは充分に本格的な万年筆だ。高価な万年筆と書き味は遜色ないとまで言い張るつもりはないけれど,これまで使った万年筆の中では最も長く使えた1本だった。

● この本でも紹介されているんだけど,万年筆は毎日使っていれば,そうそう故障は起こらない。毎日使うことが最良の保守になる。
 ただし,Preppyはオールプラスチックだから,キャップや軸にヒビが入りやすい。そこは予めテープを巻いて補強しておく。キャップは嵌合式。その嵌合を司る突起も樹脂だから摩耗しやすい。摩耗したら瞬間接着剤で突起を補充する。

● そうしてまで200円の万年筆を使うことにこだわるのかと言われれば,こだわった方が面白いと答えておきたい。
 今はPlaisirのノバオレンジに惹かれて,Plaisirに乗り換えているんだけど,ペン先,ペン軸はPreppyと同じものだ。Plaisirがダメになったら,再びPreppyに戻るつもりだ。
 っていうか,何本かまとめ買いをしているので,全部使い切った暁には,ぼくの寿命も尽きているだろう。

● つまり,それ以外の万年筆は使うことなく人生を終えると思う。が,もし使うとすれば,やはりプラチナの#3776センチュリー(シャルトル・ブルーの細軟)にするかな。パイロットのキャップレスも使ってみたい万年筆だ。
 モンブランを含めて外国製には興味がない。二,三本使って,こりゃダメだと刷りこまれてしまった。

● 万年筆に合わせるノートは何がいいか。この特集でもライフやコクヨを筆頭に色々あげられている。
 ペンがPlaisirやPreppyなんだから高級ノートは似つかわしくないなんてこともあるまいと思う。アンバランスを楽しむのも悪くはない。
 しかも,この場合のアンバランスとは価格に着目したものであって,機能に目を向ければ,高級ノートとPreppyがアンバランスになるかどうかはかなり微妙だと思う。

● ノートの方も価格差ほど機能差があるかといえば,たぶん答えは否だろう。モレスキンとダイスキンの間に機能差があるとは思えない。
 というわけなので,ぼくはPlaisirをダイスキンに合わせている。結果において,安いペンに安いノートを合わせていることになる。
 それで特に不満はない。いろいろ試してみようという向上心もない。

2017.07.05 装苑8月号-紙と文房具

編者 児島幹規
発行所 文化出版局
発行年月日 2017.06.28
価格(税別) 552円

● 紙を使うプロ-漫画家やイラストレーター-が紙や自身の仕事の仕方について語っている。横山裕一さんは「局線も文字もほとんど定規で描いています」という。
 どの道であれ,プロは大変だなぁと思う。ぼくは自分の仕事でもプロではなかったなぁ。

● 祖父江愼さんの意見。
 本来,植物由来の生き物と言ってもいい紙が人工的で病気にもならず,なかなか死なないという状態を見るのは,何とも寂しい気がしませんか。
 「表裏の差がない平滑な本文用紙ばかりが好まれる現代」を憾んでいるようだ。といっても,この雑誌もまた「なかなか死なない紙」でできているわけだ。

● ぼくはもう,“ダイスキン+PreppyあらためPlaisir”で死ぬまで行こうと決めている。いや,堅く決めているわけではないんだけど,たぶん,そうなると思う。
 だから文具店に行っても通行人にしかなれない。そういう人間があまり頻繁に文具店に行ってはいけない。

● とはいえ,文具の世界も動きは細かくあるので,そうした情報には付いていきたい。付いていかなくても困ることはないけれども,付いていくのは楽しいので。
 そこで,文具を扱った雑誌には目を通しておきたいと思うわけです。

2017年6月25日日曜日

2017.06.25 ダイスキンを使い終えた

● 5月14日から6月24日までの42日間。毎日,千円のプレジールでシコシコと書いた。使い終えて,たっぷり在庫のある中から新しいダイスキンを1冊下ろすのは気分のいいものだ。

● ただし,だ。最近は少しマンネリが兆してきたように思われる。内容は完全に日記になった。1日の記録になっている。
 その時その時にダイスキンを開いて何事かを書きつけるというより,1日の終わりあるいは翌日になってから,その日の出来事ややったことをまとめて書くことが増えた。

● ノートを書くことにしたもともとの理由は,憂さを捨てるためだった。自分でも持てあましてしまう自分の感情の高ぶりを,手書きで書きつけてノートに捨てる。そういうことを考えていた。
 だから,同じことを何度書いてもかまわないし,憂さが捨ててあるんだからわざわざ読み返すこともない。ネタ帳やアイディア帳ならあとから何度も読み返さなければ意味がないだろうけども,ぼくのノートはそういうものではない。

● しかし,実際にやってみると,そうした必要があるときにはかえって書くのが億劫になることがわかった。
 気持ちが強い人ならそんなことはないんだろうけど,ぼくのような心的弱者は,感情に搦め捕られてしまう。書くことに向かえるのは,嵐が去ってだいぶ経ってからになるのだ。

● 読み返さないのは実行できている(?)。1冊使い終えたあとに,読み返すなんてことはない。日記になってしまっているのだ。自分が毎日面白いことをしているわけはない。密度の薄い定型の繰り返しであることは,自分が一番よくわかっている。
 だから,使い終えたダイスキンは捨ててしまってもかまわないと思う。

● Twitterを始めてからは,Twitterのツイートがそのまま自分の1日のログにもなっていて,いよいよダイスキンに何事かを書いていくのは時間のムダのように思えてきた。
 もちろん,ネットにはあげられないこともある。そういうものはダイスキンが唯一のよすがになるんだけど,そんなのは意外に少ないものだ。

● ダイスキンの在庫が大量にあるのも,とにかく(ダイスキンを)早く使わなくちゃというプレッシャー(?)になっているかも。

● これからは,ネットにあげるわけにはいかないことしか書かないとか,書く量を減らす方向で検討する必要があるかなぁ。
 書いてあることの大半はゴミだというのも,読み返さない理由になっているわけで,使い終えたら本当に捨ててしまってもいいものなら,そもそも書かなくてもいいんだもんね。
 ともかく。少し考えないといけないところに来ている。もし,Twitterで間に合ってしまうなら,紙とペンは要らない。

2017年6月22日木曜日

2017.06.22 TSUTAYA宇都宮駅東店の文具売場を覗く

● TSUTAYAというか,うさぎや書店になるわけですけど。
 幼児文具,学童文具,大人の文具,ノート,筆記具。売場に掲げられているプレートはこれで全部。面積的にも,幼児,学童のスペースが大きい。
 大人はあまり文具を買わないのかなぁ。どちらかといえばぼくは買う方だと思うんだけど,百均ですませてしまっているなぁ。文具店で必ず買うというのは,年に1回,手帳を買うときくらいかもしれないんだよね。

● 平日のこととて,文具売場にいるお客さんもほとんどいない。夕刻になれば中高生がやってくるのかもしれない。
 土日の2日間で1週間の売上げの8割を稼ぐのかもしれないし。

● 別のエリアに高級文具をまとめている。高級といっても,ロディアとライフのメモパッド,ツバメノートなどで,地方の場合,そこは自ずと限度がある。首都圏のように高級品が売れるわけではないのだと,苦しげに売場が語っている。

● ほぼ日手帳も置いてある。ただし,ウィークスのみ。その4月始まりのほぼ日手帳ウィークスが半額で売られていた。もちろん,買わなかった。
 手帳は30年にわたって,能率手帳を使い続けている。ここ10年ほどはバイブルサイズのBindex(の能率手帳版)。全くもって不満なし。当分,手帳を替えるつもりはない。
 手帳というのは,使い手に保守性を発揮させる商品ですな。

● 筆記具売場で一等地を占めているのはPILOTの製品が多い。フリクションが売れているからだろうけど,フリクション以外のボールペンもある。
 これ,たいていの文具店でも同じで,このあたりPILOTは上手い。というか,販促費をだいぶかけているんだろうか。

2017年6月17日土曜日

2017.06.17 成城大学の文具店

● 成城大学の澤柳記念講堂で開催された成城大学レストロ・アルモニコ管弦楽団の演奏会を聴きに行った。ので,大学の構内を少し歩いてみた。学生食堂の隣に書籍と文具を扱っている店があった。覗いてみた。

● 売場面積は狭い。書籍も文具も大学の売店にしては少し貧弱のように思えたんだけど,こんなものなんだろうか。ぼくが学生の時分も同じようなものだったか。
 文具店も書店も大学の外にたくさんある。必ずしもここで買っているわけではないんでしょうけど。

● ペンはパイロットのフリクションが圧倒的に目立つ。フリクション一択という学生が多いんだろうかね。消せるってのはそんなにアドバンテージを持っているのか。
 数年前,ぼくのところに配属された新入社員もフリクションを使っていたな。

● ノートは,ロルバーンのリングノート,コクヨCampus各種,ヒリトラブのツイストノート,オキナのプロジェクトペーパーをリング綴じしたノート,ツバメノートが1種。
 あとはルーズリーフの中紙。そんなものだった。

● 自分の学生時代を振り返ってみると,最初は高校の延長で科目ごとにノートを用意していたけれども,じきにりルーズリーフに移ったのだったと思う。
 が,あとで科目ごとに綴じなおした記憶はない。どうしてたんだろう。たぶん,ノートは録るけど,読み返さなかったのだな。よくいえば,教科書中心主義。普通にいえば,ムダなことをしていたわけだ。

● たとえば,成城大学の校章をあしらった,ここでしか買えないノートなどは特になかったと思う。そんなことをしてもあまり売上げに貢献しないのだろうな。東大や京大にはあったと思うんだけど,あれは主に部外者が買うものだろうから。
 ちなみに,運営は三省堂書店が請け負っているようだ。

2017年5月28日日曜日

2017.05.28 モレスキンへの不信感

● ダイソーやSeriaからもモレスキンと同じ,ハードカバーとゴムバンドが着いたノートが売られている。判型もモレスキンと同じだ。
 それをして,モレスキンのパクリだという人がいるけれども,それはまったく当たらない。もしそうなら,モレスキン社は訴訟を起こして,生産や販売の停止を求めればいい。が,そんなことはできるはずがない。

● モレスキンの特徴とされるハードカバーやゴムバンド,判型に至るまで,モレスキン社にオリジナリティーはないからだ。モレスキン社じたいが,それ以前にあったノートをパクったわけだから。
 自分がパクるのはよくて,自分以外の者がパクるのはダメだというのは,どんな恥知らずでもなかなか言えることではないだろう。

● しかも,モレスキン社はモレスキンという名前までパクった。「MOLESKINEノートブックは2世紀以上の間,ゴッホ,ピカソ,ヘミングウェイなどの芸術家や思想家に愛されていた伝説的ノートブックの相続人であり継承者です」と語っている。
 正当な相続人であり継承者であるならば,被相続人,被継承者の承認を得ているのでなければならない。そんなものは得られるはずがないので(被相続人はとっくにこの世にいない),つまりは自称に過ぎない。

● モレスキン社は1997年にできている。ゴッホは1890年に死んでいる。少なくとも,現在のモレスキンをゴッホが使ったはずがない。だから,「相続人であり継承者です」と言わなければならないのだけれども,フランスの製本業者によって手工業で作られていた元々のモレスキンと,モレスキン社との間には,何の関係もない。
 Wikipediaには「副社長のマリア・セブレゴンディは「製品には“物語”があることが重要である」とし,ゴッホやピカソらが使っていたものに似せたノートを売り出すことを思いつき」とある。思いついてやったことだ。

● 以上を要するに,モレスキン社のパクり方はかなり“悪質”だ。形状の他に名前もパクった上に,“伝説”までまとわせようとしたのだから。
 強欲にもほどがあると言いたくなるではないか。

● そのモレスキンを1冊だけ,自分も使ったことがある。途中で使い続けるのが苦痛になった。そこは持ちまえの忍耐力(?)を発揮して,最後までとにかく使い切ったのではあるけれど。
 大衆品だ。ありていにいえば粗悪品だ。品質だけでいえば,コクヨをはじめ,国内メーカーが出しているノートのいずれにも劣る。
 こんなものを1冊2千円で販売して恥じないのだとすれば,モレスキン社の経営理念はおそらく次のようなものなのだろう。
 儲かりさえすればそれでいい。

● しかし,そのノートを珍重する人たちが世界中にいる。
 先日,ネットをザッピングしていたら,“伝説”を踏まえてのことだろうと思われるんだけれども,モレスキンを使うことに浪漫を感じると書いている人がいた。
 ここからわかることは,人間は際限なく馬や鹿になれる生きものだということだ。

● 自分のお金だ。どう使おうと勝手だ。ドブに捨てる自由もある。傍からとやかく言うことではない。
 しかも,だ。馬や鹿に付ける薬はないとも言うし,死んでも治らないとも言われる。どうぞ御自由にと申しあげるほかはない。

● というわけで,ぼくはアンチ・モレスキンなんだけど,アンチというのは関心が顕現する形のひとつであることは承知している。
 モレスキンが正真正銘どうでもいいのであれば,アンチになる必要もない。関心があるからアンチになるのだ。

● 以上に述べ来たったところは,文具好きなら誰でも知っていることだ。そんなことは知ったうえで,モレスキンを使う人は使っている(のだろう)。
 アンチのぼくもまた,モレスキンには元気でいてもらいたい。元気でいてくれればこそ,アンチはアンチとして活性化されるのだからね。

2017年5月25日木曜日

2017.05.25 ヨドバシカメラ(宇都宮店)の文具売場

● 宇都宮はララスクエア6階のヨドバシカメラの文具売場がリニューアルされた。売場面積が増えたような気がしたんだけど,たぶん,錯覚だろう。
 エスカレーターで6階に着いて,右に行くと文具売場がある。以前はまず電子辞書やキングジムのポメラ,シャープの電子ノートなど,デジタル系があって,その先にボールペンやメモ帳などの普通の文具が並んでいた。これが逆になっていた。

● もうひとつの変化は,モレスキンを入れた回転ラックの場所が変わった。売場の奥に押しやられている。
 ラックの中もスカスカになっている。売れた分を補充していないのではなくて,返品したんじゃないかと思われる。モレスキンを売る気がないような感じ。

● なぜかといえば,売れないからだろう。モレスキンが売れるのは主に都市部ではないか。地方ではなかなか厳しいのじゃないかと思う。
 モレスキンは幻想を売っているところがある。つまり,高級感とかブランド性,あるいは「モレスキンのある素敵な毎日」というムードを売っている。そうしたものは,地方より人が密集している都市部で蔓延りやすい。

● 地方は高級感やブランド性にはなかなか手が伸びない。用が足りればいい的なところがある(だから百円ショップは地方にもたくさんある。ぼくの住んでいる町は人口が3万人にも届かないところだけれど,ダイソーもSeriaもある)。
 だいたい,人がまばらにしかいないんだから,高級感やブランド性をアピールしたくても,アピールの受け手がいないわけでね。

● いよいよ,ますます。文具店に行っても買うモノがない。
 目についたのは,まず「ポストイット スリム ミダシ」。700枚で198円。読書用付箋に使うと便利そうだ。
 が,その用途としてはダイソーの「蛍光カラー極細インデックス」がある。600枚のフィルム付箋。ぼく的にはこれがすっかり定着している。フィルム付箋は貼ったところにある文字を消さない。この点で紙の付箋に勝る。

● ノートはダイスキンで固まった。以前は時々浮気したくなって,別のを使ってみたりもしたんだけど,今はそんなこともなし。浮気心をかきたてた方がいいんですかねぇ。
 そのダイスキン,使い切れないほどの在庫を抱えている。ダイスキンに供給不安があった頃に,見つけ次第,片っ端から買いだめた結果。

● ペンはプラチナの安いプレジール(Preppyから移行)。ペンはけっこうもつから,一度買えば,次に買うのは数年後になる。もっと使い勝手のいいものを求めて,ペン行脚を続けるほどの探求心もない。
 結果,買うモノがない。その状態に欲求不満もないわけじゃないんだけどねぇ。何か買いたいよぉ。

2017年5月24日水曜日

2017.05.24 ダイスキンにボールペンを合わせてみると

● プレジールのカートリッジインクを切らしてしまったので,20日から24日までの5日間,手元にあったボールペンをいくつか使ってみた。
 ユニボールの青
 ぺんてるFeelの0.7㎜黒
 SMARTVALUEの油性・黒

● ユニボール,買ったのは何年前だろう。10年以内ではないと思う。まだ持っていたんだな。で,それでも使える状態なのだった。
 これに対して,ダイスキンはギリギリ使用に耐える。が,ギリギリであって,裏に写るまではいかないけれども,プラチナのブルーブラックインクに比べると,前ページが少々邪魔になる感があった。

● Feelはダイスキンで使うとけっこうダマができる。ダマの部分は裏に写る。それ以外のところも,ユニボール以上にうるさい感じ。
 SMARTVALUEのボールペンは無問題。ただし,ボールペンは自動的(?)に筆圧がかかるので,ある程度書いていると疲れてしまう。

● ということで,やはり万年筆がいいようだ。パイロットでは裏に写ってしまうので,プラチナってことになる(それ以外は試したことがないんだが)。
 一番疲れないのはキーボード入力なんだけどね。

2017年5月15日月曜日

2017.05.15 ノートは圧に対抗するためのものなのに,圧が増えるとノートを書かなくなる

● 環境が変わって,日々の圧が増えた。いずれは慣れて,元に戻ると思うんだけど,圧に晒されると,ノートを開くことが(ぼくの場合は)なくなってしまう。
 つまり,書かなくなる。何も書かない日が続く。

● そうするとどうなるか。書けるようになったら書く,書けなかった時期はワープする。それでよろしいのだと思う。
 が,それは避けることができた。手帳は続いていたので,手帳を書いたことを参考に,ダイスキンに書いておくべきことを復元してみるという作業をやっていた。

● だけど,そうなると綴じノートというのは,まったく使いづらいですな。日にちの順序を崩せないから。このくらいのスペースを空けておけば大丈夫だろうという予想もつけにくいから,何日間か飛ばして記憶が鮮明なところから書いていくというのもやりづらい。
 いったん付箋に書いておくなんてことをしながら,でも,とにかく,今日やっとリアルの日にちに追いついた。われながら慶賀の至りだ。

● でも,無意味だね,これはね。ここから自己満足を取り去ったら何も残らないでしょうね。
 そもそもがダイスキンに何事かを書きつけるのは,備忘のためではない。それは手帳が向いている。書きつけてスッキリするためだ。頭の中にあるものをダイスキンに移して,頭を空にするためだ。特に,感情面のシコリを取るためだ。
 だから本来は,圧が強いときこそ,ダイスキンが必要になるはずなのだ。

● が,圧に晒されると(たいした圧でもないのだが),書くという行為じたいから疎遠になってしまう。極端に圧に弱いとこうなってしまうのだよ。
 踏んばれないとダメなんだよねぇ。そこだけ踏んばれれば,その先はかえって楽になるはずなんだけどねぇ。

2017.05.14 赤ダイスキンを使い終えて,黒ダイスキンに戻る

● ずっと黒いダイスキンを使ってきたが,自分の環境変化に合わせて,変化時に赤のさし色を入れてみようと思って,前に買っておいた赤ダイスキンを使ってみた。
 それを13日に使い終えた。46日間の使用

● で,黒ダイスキンに戻ったわけだけども,以前の赤(に限らないのかもしれないが)に比べると,現行の黒ダイスキンは使っていて気分がいい。
 まず,ページごとの罫線の位置ずれがないこと。まったくないとは言わないけれど,以前に比べれば非常に少なくなっている。
 赤ダイスキンだと次葉の罫線がずれているものだから,書いているページに次葉の罫線が透けてしまって,罫線が二重にあるように感じることがあったが,現行の黒ダイスキンではそれがない。
 これ,じつに気分がいい。

● 紙もいくぶんなめらかになっている。なめらかであるのは必須ではない。多少のザラザラは別にかまわない。
 ありがたいのは,なめらかになった紙が,万年筆(プラチナのプレジール:ブルーブラック)のインクをきちんと受けとめてくれて,裏に通さないことだ。赤だとときに裏に抜けることがあったので,これも進歩だなぁと思う。

● それと,罫線の印刷の濃さも一定の範囲に収まるようになっている。以前は,濃かったり薄すぎて破線のようになってしまっていたり,これもページによってかなりばらつきがあった。そこがまた百均だからと言われる理由を作っていた。
 が,現状ならば,そういう声は出なくなるだろう。まったくばらつきがないわけではないが,この程度のばらつきはモレスキンにもある。

● 赤を使い出したときにも感じたことだけれども,ダイソーはこれで良しとしないで,貪欲に品質向上に努めている印象を持った。ま,ダイソーじたいがやっているのか,下請けに出しているのかは知らないけど。
 ユーザーの目に見えやすいのは,4点綴じだったのが3点綴じになってしまったとか,そういったマイナス面になる傾向がたぶんある。が,販売価格は百円という限定の中で,何を削って何を足すか。悩ましいところがあるに違いない。
 ぼくは4点綴じだった頃のダイスキンは知らないんだけど,書きやすさ,書いているときの快適性において,数年前より明らかによくなっている,と感じる。

2017年5月13日土曜日

2017.05.13 ベルモールの落合書店文具売場で思ったこと

● 今日は,これが3件目の文具売場になる。ぼくもここでは何度か買っている。最近はプレジールのノヴァオレンジを買った。
 けれども,買ったものをすべて憶えているのは,あまり買わないからだ。必要なものがあればいいと思ってしまう方なので。たとえば万年筆をコレクションする趣味もないし。

● ここで目についたのは,夏の風物をあしらった便箋や一筆箋などの手紙用品(?)だ。紙の手帳はGoogleカレンダーが出ても,隆盛を極めている。LINEやFacebookがあっても“手紙”が復権しつつあるんだろうか。
 手帳は自分でも使っているので,紙の手帳が売れていると言われると,自分に引きつけてなるほどと思えるんだけど,手紙については皆目見当がつかない。

● 復権しつつあるとすれば,主には女性の間でってことだろう。でも,少なくともうちの相方は手紙なんか書かない。
 しばらく売場を眺めていたけど,どんどん売れているというふうではなかった。

● スマホを使うと長い文章を入力するのは辛い。ほとんどの人はスマホを使っている。LINEではスタンプ1個によるやりとりもされている。
 そういうのに慣れてしまえば,たとえ便箋に万年筆で書くとしても,そんなに長い手紙にはならないはずだよね。便箋1枚に収まるくらいのものだと思う。長文は失礼だってのは,デジタルに限らず,手紙でも同じかもしれない。

● というわけで,“手紙”が気になる。自分も手紙を書きたいと思っているんだろうか。便箋に手書きして,折って封筒に入れ,宛名を書いて切手を貼って,近くのポストに歩いて行って投函する。そういうことをしてみたいと思っているんだろうか。

2017.05.13 宇都宮インターパークのSeriaの文具売場を覗く

● Seriaってダイソーに比べるとインパクトは弱いという印象。とはいえ,よくぞこれを百円でと思わせる商品はSeriaにももちろんある。

● その代表は“B6フリーノート 368ページ”だろう。百円の“ほぼ日手帳”だと話題になったものだ(今でもなっている)。現物を手に取ってパラパラとページを繰ってみる。これで百円とは恐れいる。
 180度パタンと開くというわけにはいかない(具体的な対策法はあるようだ)。万年筆だと裏抜けするかもしれない(試したわけではない)。にしても,これがどうして百円で売れるのかと思う。

● セリスキンは使ったことがある。ダイスキンに比べると紙数が少ないという他に,堅牢性でも少し遅れを取っているように思う。方眼があるというのがウリではあるのだが。
 プラチナの黒を使うと滲みと裏抜けがひどい。ダイスキンでは起きない現象。

● Seria文具で唯一無二なのは,システム手帳の保存用バインダーだろう。Seriaとしては保存用のつもりはないのかもしれないけど,1年分のリフィルやその他諸々を収納しておくのにちょうどいい厚さで,しかも丈夫。
 表紙が固い厚紙だというのも得点が高い。ずっと安定供給が続いているのも安心材料だ。百円なんだからコストパフォーマンスに問題があるはずはない。保存用バインダーとしてこれ以上のものは考えられない。

● もっといえば,この保存用バインダーがあるから,安心してバイブルサイズのシステム手帳を使い続けることができている。
 保存用バインダーに5百円も千円も出さなければならないとなると,システム手帳を使うのはやめるかと考えてしまうと思う。生来のケチ根性の持ち主としては。だって,Bindexの1年分のリフィルは千円しないんだからね。

2017.05.13 ジョイフル2

草間彌生っぽいけど,どことなくイミテーションの風情
● 相方が仕事で使うものをいくつか買うというので,ぼくも付き合った。喜んで。

● 宇都宮のジョイフル本田の2階にある“ジョイフル2”は,たぶん,栃木県で最大面積を誇る文具売場だ。
 何でもある。万年筆の修理部門も持っている。文具関係の書籍も置いてある。枻出版社から出ている文具関係のムックは,おおよそここで手に入る。あんまり古いのはさすがにないけれど。

● 文具というときにぼくの頭に浮かぶのは,ノートだったりペンだったり,要は字を書くためのもの,あるいはいわゆる事務用品だ。
 が,ここには,ぼくには無縁な,絵画用品,額,クラフト用品,手芸用品も豊富にある。少なくとも栃木県では,隔絶した充実ぶりだ。

● “旅×文具”なんていうコーナーもあって,当然,トラベラーズノートが並べられている。その隣はモレスキン。ノートのみならずバッグ類も展示されている。
 モレスキンというのはほんとに不思議だ。これだけ粗悪でこれだけ高価なのに,世界中に信者が満ちている。文具界の七不思議の筆頭というより,まったく不可解な唯一の現象だ。これだけはぼくには理解できない。
 が,それゆえ,そこがモレスキンの凄さなのだろうとも思う。

● フランクリンプランナーの充実度も特徴のひとつ。けれども,これに対してもぼくはわりと冷淡だ。できる人はこういうものは使わないような気がする。
 一流に憧れる三流が市場を支えているに違いない。一流は少なく,三流は多い。したがって,フランクリンプランナーの顧客予備軍は永遠に不滅だ,ということになる。
 急いで付け加えておかなければならないのだが,ぼく自身は四流か五流だ。謙遜ではない。四流や五流になってしまうと,そもそも自分がこういうものを使っても始まらないと思える。気楽なもんだ。

● ノートにしてもペンにしても,一度買えばかなり長く使えるものだ。百円のジェットストリームだって,リフィルを交換しながら1年や2年は使えるだろう。
 だから,実用的に使う文具しか買わないとなると,そんなにたくさんは売れないはずじゃないのか。売る側としてはそれでは困る。だから,文具で遊ぶことを提案するというか,あの手この手で誘ってくる。文具店に行くと,それを感じる。

● 百円ショップも含めて,これだけの文具店があるんだから,相当売られているのだろう。ひょっとすると,必要なときに買って,一回使ったらどこかに紛れてしまって,次に必要になったときにまた買う,という買われ方をしているんだろうかと思うほどだ。

2017年5月3日水曜日

2017.05.03 ダイソー高根沢店の文具売場

● ダイソーといえば,宇都宮駅前のララスクエア4階に入っているお店のこと。なんといっても,訪れる回数がダントツで多い。
 が,今日は高根沢のダイソーに来てみた。暇だったので,丹念に見て歩いた。

● 初めて見るボールペンがあった。「スラーピィ」と申しあげる。低粘度油性のボールペン。軸は金属製。
 中国製なのは仕方がないとして,百円でこれだけの質感のものができるのかと思った。

● けれども,同じところでジェットストリームも売られているんだね。ならば,ジェットストリームを買うことになりますか。
 何といっても,安心感がある。わが家にもジェットストリームは何本も転がっている。

● ちなみに,ジェットストリームの場合は,ダイソーで百円で販売されることになっても,メーカーには利が乗るに違いない。
 問題はダイソーの方で,ジェットストリームはSeriaでも扱っている。ダイソーとすれば,独自開発の製品で勝負したいところだろう。といっても,ジェットストリームの名声の前に屈した形なんだろうかなぁ。

● ダイソーでもうひとつ。ポストイット製品が扱われていた。強粘着タイプの紙付箋。今までは気づかなかった。最近のことなんでしょうね。
 でも,これ,3Mにとっては諸刃の剣だよね。売価決定権を手放すことにならないか。そこはやりようがあるんだろうか。
 既存の文具店から反発もあったろうに。3Mがダイソーの販売力を無視できなくなった結果だろうか。あるいは,ダイソーもこれだけの品質のものは開発できないと踏んだ結果か。

● どちらにしても,“文具は百均で買うもの”がますます進行するなぁ。

2017年4月29日土曜日

2017.04.29 東武百貨店5階の文具売場

● 使う文具はノートとペンが主。ノートはダイスキン,ペンはプラチナのPlaisir(Preppyから移行)。これで固まっている。
 以前は,ときどき浮気をしてダイスキン以外のノートもいくつか試していたけれども,今はその気もなくなってて,ダイスキン一本やり。

● となると,文具店を覗く頻度も減ってくる。どうせ買わないんだから,店側にとってぼくは通行人に過ぎない。通行人であることは店員は一目で見抜くだろう。
 であるからして,通行人は文具店に行ってはいけないのだ。

● なんだけど,今日は少々時間調整をする必要があって。時間調整の方法は色々あると思うんだけど,文具店を冷やかすくらいしか,ぼくには思いつかない。あとは本屋くらい。
 ま,せっかく来たんだから,丹念に見て歩くことにする。

● といっても,これくらいの売場面積だと,基本,売れ筋しか置いていないわけでね。その中で今回目に入ったのは2つ。
 ひとつはuniの消せるゲルインクボールペン,ユニボールRE。昨日今日出たものではない。前からある。
 消せるボールペンといえば,パイロットのフリクションがその代名詞になっていますね。

● フリクションとユニボールREの関係は,半世紀前のキリンとアサヒ・サッポロのそれと似ているのだろうか。アサヒやサッポロがビールの宣伝をするとキリンが売れる,と言われていた。同じように,三菱がユニボールREを売ろうとすると,フリクションが売れてしまう。
 そんなことはないのか。ユニボールREは独自の立ち位置を確保しているんだろうか。

● と書いていられるのは,自分が消せるホールペンというものを使ったことがないからだ(これからもないと思う)。
 消せることのメリットがわからないもの。消したくなったら二重線で訂正すればいいだけではないか。
 消すことのメリットが発揮される場が思いつかない。しいていえば手帳くらいか。書いては消し,書いては消しするほど,手帳を酷使することは,ぼくにはないなぁ。

● もうひとつは,マルマンのメモパッド(Mnemosyneじゃない方)
 こちらはロディアが有名だ。ロディアはいいけどお値段がちょっとね,と思う人は,Seriaの100円のロディア類似品を使ってたりするかもしれない。
 これはぼくも使ったことがあるけれども,ピッと破れない。かなり,ストレスになる。それならマルマン製品の方がいいかも。お値段も150円とかなりお安い。

● ロディアno.12は緊急メモ用として持ち歩いているんだけど,使うことはほぼないに等しい。ので,しばらくメモパッドの補充はしないだろうけど,次に買うのはマルマンにしようかと思っている。
 ロディアについて唯一の不満は表裏の両側に方眼が印刷されていること(その方がいいと言う人もいるだろうけど)。メモは片側しか使わないんだから,裏面の方眼は邪魔だよと思ってしまう。マルマン製品ならその邪魔がない。
 ま,オキナのプロジェクトペーパーでもいいんだけどね。

2017年4月23日日曜日

2017.04.22 『日経WOMAN 2017年5月号-時間のムダが9割減るノート術&文具』

編者 安原ゆかり
発行所 日経BP社
発行年月日 2017.04.07
価格(税別) 546円

● 人のノート術とか手帳術の実践例を知って,自分にも使えそうなところは取り入れてみようという,向上心というか柔軟性というか,そうしたものはぼくの中にはまったく残っていない。
 ビジネスとか生産性とか効率とか,そうした世界からは足を洗う年齢になった。

● それでも雑誌にこうした特集があると,つい手にとってしまう。人の鞄の中を覗き見るような快感が味わえるからでしょうかねぇ。

● 今回の特集に登場する女性たちは,ノートをこう使うことによって,ガンガン効率を上げてバリバリ仕事をこなしてますよ,というよりも,こうして仕事を楽しくする工夫をしてますよ,といったところに比重が置かれている感じ。

● 栃木県で“野菜ソムリエプロ”の日向野和美さんが登場している。
 マルマンのB6スケッチブック(180円)にマインドマップで,講演やセミナーのテーマと話したいことを整理している。頑張っているんですなぁ。

● “文具ソムリエール”の菅未里さんももちろん出ている。文具特集(しかも女性誌の)となれば,いまや欠かせない人だ。絵になる顔立ちの持ち主であることも大きい。

2017年4月14日金曜日

2017.04.14 ザ・ビッグエクストラさくら店(の文具売場)で,HI-TEC-C coletoのリフィルを買う

● 氏家にあるザ・ビッグエクストラさくら店の文具売場を覗く。主にはメーカー品が並んでいるんだけど,ビッグのプライベートブランドのノートもあって,百均より安い。
 その中で,特にA6サイズのダブルリングノートに惹かれた。根っから貧乏性なので,“安さは正義”と思ってしまう。

● が,買うことはない。ダイソーのいわゆるダイスキンを,一生分の在庫になるほど買い溜めてしまっているのでね。
 ノートやペンはどんどん良くなって,“安かろう悪かろう”はなくなってしまった。実用性だけを問題にするなら,百均やビッグのPB製品でまったく何の問題もない。

● いや,デザインとか意匠とかを含めても,それらの製品に見劣りがあるとは思えない。むしろ,無印良品の文具をありがたがる人が雲霞のごとくいるのに,百均製品やPB製品がそうならないのが不思議なほどだ。
 百均製品を使うと自分が安っぽくなったような気がするんだろうか。そう思うこと自体が安っぽいと思うんだが。

● HI-TEC-C coleto(PILOT)のリフィル(0.3㎜の赤と緑)を購入した。77円(+税)。文具店よりだいぶ安くなる。

● ここの文具売場はヘタな文具店より売場面積が広い。したがって品揃えがいい,したがって見て歩く楽しみがある。
 というわけで,街の文具屋さんが消えてしまったのは,少子化だけが原因ではないことがわかる。
 ちょうど,街の本屋さんに対するコンビニ(街の本屋さんの最大の収入源だった雑誌を,コンビニが全部奪ってしまった)のような存在が,スーパー(特に大手スーパー)の文具売場になるだろうか。

2017年3月29日水曜日

2017.03.29 数年前に買った赤ダイスキンを使ってみる

● 昨日でダイスキン1冊を使い終えた。2月15日からなので,42日間。もうめったなことで浮気はしない。引き続き,ダイスキンを使っていこうと思っている。
 ただし,年度の切り替わりでこちらの環境が大きく変わることになるので,次は黒ではなくて,1冊だけ残っていた赤にしてみようかと思う。大げさにいえば,記念の赤。環境の変化を記す赤。

● この赤はダイスキンを使い始めた初期(2014年の初頭)に買ったものだ。で,今日一日それを使ってみたわけだけど,今,ダイソーの店頭に並んでいるものに比べると,ページごとに罫線の位置がずれているのが目立つ。
 百円の製品だから,そこをあまり細かく突っつくのは筋が違うと思っていたけれども,ダイソーは品質改善を続けてきたわけでしょうね。中国のメーカーに細かく指示を出していたんだろう。

● 筆記具はプラチナのPreppyから今はPlaisirに変わっているけれど,万年筆を合わせている。ボールペンよりも疲れが少なくてすむ。
 プラチナのカートリッジ(ブルーブラック)ならば,ダイスキンは裏抜けがない。が,数年前に買った赤ダイスキンは今のより裏に抜ける感がある。
 気のせいではないと思う。もちろん,かのモレスキンと比べてしまうと,気にならないレベルではあるんだけどね。
 紙質も変えているんだろうか。たまたまなのか。でも,ダイスキン,良くなっているように思う。

● 4点綴じから3点綴じになったのは,べつにかまわない。それで強度に問題が出るとは思われない。そこで浮いたコストを罫線がずれないように調製することや,紙質の改善に使っているのだとすれば,努力の方向はまったく正しい。

2017年3月25日土曜日

2017.03.24 ビッグワンTSUTAYAさくら店にある,うさぎや書店の文具売場

● ビッグワンTSUTAYAさくら店,ここは氏家の文化センター的なスポットだ。TSUTAYAがあり,うさぎや書店があり,ブックオフがある。カフェ(ドトール)もある。書店で雑誌を買って,カフェでパラパラと読むなんて,何とはなしに知的セレブという感じではないか。
 ついでに,docomoショップもコンビニも,近くには回転寿司屋もある。

● さて,そのうさぎや書店の文具売場。特に特徴のある品物が並んでいるわけではない。売れ筋商品がメインだ。
 しかし,さくら清修高校や氏家中学校,氏家小学校の生徒,児童は,ここで文具を買うことが多いのではないか。文具店(特に地方の)のお得意さんは,彼ら彼女らだろう。
 大人はたまに高額商品を買ってくれるかもしれないけれども,滅多に文具は買わない。

● 売れ筋となると,たとえばパイロットのフリクション,コクヨのCampusノート,三菱のユニ,ジェットストリームなどが並ぶことになる。
 が,ロディアやシステム手帳など,大人向けのコーナーもある。パイロット製の安い手帳バインダーが揃っている。

● しかし,ここで最も存在感を感じるのは,中紙100枚のCampusノートだ。佐藤優さんが使っているというもの。
 さすがに厚い。委細かまわずこれを持ち歩くというのは,力業のひとつだろう。ブルドーザーのようにグイグイ進むというイメージになる。佐藤優さんが使っていると知っているから,逆にそういうイメージを浮かべてしまうのかもしれない。

2017.03.23 『京都文具大全』

編者 佐藤 紅
発行所 光村推古書院
発行年月日 2016.07.21
価格(税別) 2,200円

● 章立ては次の5つ
 1 したためる
 2 かきとめる
 3 たずさえる
 4 ととのえる
 5 たしなむ

● 京都と銘打って紹介するからには,和文具ってことかと思った。そうでもあり,そうでもなし。
 和綴じノートや文箱や和包丁に連なるナイフなんかも紹介されているんだけど,普通のノートやボールペンも登場する。

● 最初に登場するのは鳩居堂の便箋。鳩居堂って銀座が発祥だと思ってたんだけど,京都の和文具メーカーだったんだねぇ。知らなかったよ。

● 筆と墨,硯は出てこない。絵筆は和物が紹介されているんだけど,書道用具は出てこない。京都だからといって,書道人口が多いというわけでもないのかもしれない。
 ただし,筆ペンはいくつも紹介されている。

● 京都大学総合博物館のミュージアムショップで販売している「フィールドノート」は600円。これ,中身は測量野帳ではないか。
 判型やページ数は測量野帳とまったく同じではないのだろうけど。メーカーはコクヨってことになる。

● 京都の文具店といえばアンジェ。首都圏でもいくつかの店舗を展開している。上野駅構内にあるアンジェには,上野に行くたびに立ち寄る。機会があれば河原町の本店に詣でたいものだ。
 そのアンジェでは美篶堂とコラボして高級ノートを出している(って,実際には美篶堂が作っているわけだが)。高級とはいっても,A5判152ページで780円だから,びっくりするほど高いわけではない。専用カバーにセットして使う。カバー込みでも2,280円。モレスキンなんか買うよりずっといいと思うがな。

● とはいえ,ぼくはダイスキンの人だ。京文具に対しては,本書の写真を見て,ほほぅと唸って,それで終わるのだ。

2017.03.20 『カワイイふせん活用BOOK』

編者 Killigraph(瀬川卓司)
発行所 玄光社
発行年月日 2013.07.01
価格(税別) 1,400円

● この本も付箋を使ってお仕事の生産性を上げましょうという内容ではない。付箋を使って遊びましょうよ,ということ。だから,付箋ではなく“ふせん”なのだよね。

● 付箋を折紙にするとか,付箋で切り絵を作るとか,その他,そんなことまでするのかという遊び方の提唱。
 で,この本で提唱されている遊び方は洗練の極みといってもいいもので,たとえば美術館巡りだとかコンサートホールでクラシック音楽を聴くだとか,そういうどこか人頼みというか,社会依存性の高さを感じさせるものより,はるかに自立と洗練の度が際だつものだ。

● つまり,文化の爛熟を感じさせるもので,1945年以来,戦争をしていないことの果実というのが,こういうところに顕著に見られると思う。大げさに言えばね。
 女性が文化の担い手であるのは,紫式部以来の(それ以前からかもしれないが)この国の伝統だ。

● 付箋を仕事に使っている例は「Epilogue」に出ている。編者が本の台割りを作るのに付箋を活用しているのを紹介しているところ。
 これは非常にわかりやすい,つまり洗練度の低い例だ。

2017.03.20 『おたより手帖 封筒のいろいろな楽しみ方』

編者 Killigraph(瀬川卓司)
発行所 東京地図出版
発行年月日 2010.05.10
価格(税別) 1,550円

● 世界各国のいろんな封筒を紹介していたり,オリジナル封筒の作り方を載せていたり。女性のクリエイティブを助けるための本。
 という,区分けを安易にしてはいけないのかもしれないけど。でも,こういうものに興味を向けることのできる男性はほとんどいないでしょうよ。

● ただし,そういう本の作り手の中心にいるのは男性なんだよね。ビジネスの仕方も知っていないと本は作れないよってことなんだろうかね。

● そのビジネスの話に封筒が登場するのが巻末の座談会。
 宇田川 私は以前,取材でハグルマ封筒の杉浦社長のお話を聞いて,改めて封筒ってすごいなと思ったんです。杉浦さんが,「相手の懐に,唯一入り込めるのは封筒だ」っておっしゃっていて。 永田 そうなんです。営業でも,新規の取引先に電話やメールではなく手紙を送ると,やればやるだけ成果がでたりする。手紙って,気持ちが伝わるんですよね。(p106)
● 登場するといっても,以上ですべて。
 つまりこの本は,メールやフェイスブックのメッセンジャーではなく,紙の便箋に書いて封筒に入れて相手に送る(贈る)のを趣味にしている,あまり数は多くないであろう遊び人に向けたもの。

2017.03.20 『文具の定番365』

編者 酒井彩子
発行所 枻出版社
発行年月日 2013.12.10
価格(税別) 933円

● ロディアには「デザイナーや建築家などにも愛用者が多く,ポール・スミスがロディアを愛用しているのは有名」(p26)らしい。
 最近はロディア製品にもいろんなアイテムがあるけど,ポール・スミスが愛用しているのは,メモブロックなのでしょうね。

● ベルギーのノートメーカー「ブレポルス」の製品(の一部)には,“Life is hectic,paper is patient”という章句があるらしい(p52)。“人生は多忙だが,紙は忍耐強い”という意味。
 「忙しい時こそ紙に頼り,頭の中のアイデアやするべきことを何でも自由に書き留めよう」ということのようなのだが,忙しいときにノートを開くってのがなかなかできない。急がば回れという諺もあるのだけれど,わかっちゃいてもできない。

● PARKERはアメリカのブランドだと思っていた。イギリスだったのか。恥ずかしすぎる勘違い。

● 「文具店主&スタッフのふでばこ拝見!」「文具店主&スタッフのノートとメモ帳拝見!」という記事があって,これは面白いというか,興味を惹かれるというか。
 ラミー・サファリに人気があるんだなという印象。もっとも,こういうものは編集の仕方でどうにでもなるものだし,このムックが出てから3年が過ぎているから,今もそうなのかどうかはわからない。

● 「値段でははかれない“価値ある”文具を選びたい」「愛着を持てる文具に出会いたい」が副題。
 文具の価値とか愛着とかってのは,最初から商品に備わっているものではなくて,その商品を使っていく過程で自分が作っていくものでしょう。
 それをさせない粗悪な商品もあるにはあるのだろうけど,今どきだとまずたいていのモノは愛着が持てる程度の水準は備えている。使いづらいところに愛着を持つ人もいるしね。

2017年3月22日水曜日

2017.03.18 『手帳事典』

監修者 日本手帖の会
発行所 玄光社
発行年月日 2015.10.01
価格(税別) 1,600円

● 昔は手帳といえばビジネス手帳に決まっていた。厳密には違ったけど,色は黒が圧倒的に多かった。手帳はお仕事の道具なのだった。
 ゆえに,手帳にはダサさがあった。オッサンが使うものだもん。女性は手帳を持たない人が多数派だったのではないか。

● その感覚を今も引きずっている人がもしいたら(いないと思うけど),時代錯誤の誹りを免れない。お仕事手帳が今でも最も多いだろうけれど,そうじゃないのがたくさんある。
 そうじゃないのを仕事に使っている人もいるだろうし,お仕事手帳を仕事じゃない用途に使っている人もいるだろう。

● 手帳をデジタルに置き換える工夫は昔からあった。その名も電子手帳というのを,シャープやカシオが生産していた。
 Zaurusというのもあった。懐かしいな。これを使っている人はけっこういたけど,実用になったんだろうか。
 Palmっていうのもあったね。これは小さな巨人だなんて要ってる人がいたよ。Palm専用の雑誌があってね。

● 今はスマホが普及して,スマホでGoogleカレンダーを使う。手帳のデジタル化がやっと実現可能になった。
 が,それと比例するように,紙の手帳が増えた。バラエティーが多彩になった。売上も伸びた。

● もうひとつ,手帳の大型化が進んだ。お仕事手帳しかなかった頃は,手帳は小さいものだった。能率手帳が小さいとは感じなかった。
 が,それから幾星霜。バイブルサイズのシステム手帳が一世を風靡した。それが契機になったのかどうかは知らないけれど,大型の手帳があたりまえになった。
 手帳の大型化が始まったのと,自殺者が顕著に増え始めたのは,時期的に重なるのじゃないかと思う。大型化が行くところまで行って落ちつくと,自殺者の増加もとまった。

● 牽強付会だとわかってますよ。でもね,手帳が大型化するって,あんまりいいことじゃないと思っているんですよ。
 A5サイズで見開き2ページで1週間分のバーチカルのスケジュール欄があるなんて,異常でしょ。そんなに細かく管理しなければ仕事が回らなくなってるとするなら,それ自体がおかしいと思う。
 自分の人生をそこまで仕事に明け渡していいのかよ。仕事にそこまで大きな顔をさせておいていいのかよ。

● いや,そうしないとクビになってしまうっていうなら,今の企業や役所が分不相応のふるまいをするようになったってことだよね。何とかとめる方法はないものかね。
 仕事をゲームと捉えて,のめり込める人ばかりじゃないんだけどね。そういう人はそういう人なりに工夫はしなきゃいけないけど(言われなくてもやってると思う)。

● さらにもうひとつの特徴は,手帳が分厚くなってきたってことだ。1日1ページの手帳が市民権を得た。ほぼ日手帳が起爆剤になった。それ以前にEDiTやモレスキンが存在していたのかもしれないけど,ほぼ日手帳によってこれらの知名度もあがったのではないか。
 部厚くなったのはビジネスからの要請ではない。ここが大型化とは違うところ。ここでもほぼ日手帳が示した航路の影響が大きい。「手帳=スケジュール帳」を明確に否定するところから始まった,っていうね。

● で,この『手帳事典』なんだけど,昔からあるお仕事手帳はあまり出てこない。最近登場したもの,しかも,たとえば自分手帳のようなインパクトがあるものがメインになっている。
 デザイン手帳やエッジが立っている(と思われる)手帳が絵になりやすいのかもしれない。
 ちなみに,ぼくが使っているBindexのNo.011などは,まったく出てこない。

● 巻末の土橋正さんの発言から,ひとつだけ転載。
 実は,予定ってそんなに書くことがないんですよね。それよりも,人はタスクのほうを多く抱えている。(中略)スケジュール管理が大変っていうのは,実はタスク管理の大変さなんだと思います。(p189)

2017年3月13日月曜日

2017.03.12 三菱鉛筆の「創業130年限定セット プレミアムノートブック付」がまだ売れ残っている

● 昨年8月に,宇都宮のヨドバシ文具売場で,三菱鉛筆の「創業130年限定セット プレミアムノートブック付」というのを買った。uniが1ダースに「プレミアムノートブック」が付いていて,1,100円。ノートに惹かれた。uniは職場に寄付。
 「プレミアムノートブック」は無事に最後まで使えた。鉛筆で書くのに最適になるような紙なのだろう。ぼくは万年筆で書いた。

● 万年筆で書くと,ダイスキンとの違いはさほどない。いや,違いはあるんだけれども,ダイスキンが書きづらいと感じることはない。
 ぼくはプラチナのブルーブラックを使っているんだけど,少なくともプラチナのインクでは,ダイスキンでも裏抜けはまったくないし,ペン先と紙との摩擦がちょうど良くて気持ちがいい。

● その「創業130年限定セット」がまだ売れ残っている。980円に値下げされてた。ではもう1回,買う? んなわけない。
 「プレミアムノートブック」も1冊使って気がすんでる。

● 夢を,実現したのは,一本の鉛筆だった・・・・・・「創業130年限定セット」の売場に掲げられている三菱鉛筆のコピーだ。陳腐だけれども,コピーとしての訴求度は高い。書くことの力を研ぎすませて文章にすれば,こういうコピーになる。
 ただ,このコピー,メーカーのサイトには上がっていないようだ。

● 鉛筆なら2Bを好む。書き味が柔らかいのと黒がクッキリするからだ。その代わり,字がこすれて紙を汚す。手帳には向かないと感じる。
 数年まで,0.5㎜のシャープペンに2Bの芯を入れて,手帳に合わせていた。消せるから。けれども,こすれ汚れが嫌になって,極細の水性ボールペン(PILOTのHI-TEC-C)に替えた。

● 手帳はそれでいいとして,時々,墨芯で字を書いてみたいと思うことがある。Hi-uniには10Bがあるらしい。柔らかいクレヨンのようなものだろうか。
 この鉛筆一本と小さなスケッチブックを抱えて,晴れた日に散歩に出て,1時間か2時間,絵を描く。そんな生活に憧れる。ま,ぼくは絵心がまるでないので,憧れだけで終わりそうだけど。

2017.03.11 しょせんは遊びの道具なんだから

● メガドン・キホーテラパーク宇都宮店の4階のSeriaを覗いた。Seriaってダイソーほどのサプライズはないんだけど,手堅くまとめてきているイメージ。
 ノート,メモ帳,筆記具,付箋などの文具は百均で問題ないなと思う。

● だいたいさ,大したことに使っているわけじゃないんだよ。高級なノートや万年筆を使っている人でも,それで何を書いているかといえば,たいてはやくたいもないことなんですよ(と思うんですよ)。
 だったら,いいのは要らないんだよね。百均製品で充分なんですよ。

● っていうか,百均文具すら要らないのかもしれない。つまり,書くことをやめてしまってもいいんですよ。その程度のことしか書いていないんだから。
 しかし,そういうものではないんでしょうね。その所以は次のとおりだ。

● 自分が死んでも世界はそのまま残る。自分が生きていたときと同じように,日は巡り,街は賑わい,川は流れ,雨が降る。宇宙の前には個人なんてなんてチッポケなんだろう。
 って,それはそうなんだけれども,その宇宙だっていずれは消滅する。つまり死ぬ。自分が死んだあとも何も変わることなく残る世界も,文字どおりに悠久なのではない。

● 歴史も芸術も知の集積も,何もかもが結局は消滅する運命にある。その過程の泡沫の生が,つまり個々の人間に与えられた生だ。
 ならば,ぼくらにできるのは遊ぶことだけだ。ノートも筆記具も遊びの道具だ。
 取るに足りないこと,つまらないこと,やってもやらなくてもどっちでもいいこと,そういうことに使っていいのだ。

● っていうか,ぼくらがやっている仕事や家庭運営など,大事なものだと思っているものだって,つまりは取るに足りない,どうでもいいことなのではないか。
 ぼくらがどう生きようとつまりはそういうことなのではないか。だってすべてはいずれ消えるんだから。

● 輪廻転生はあるのかないのか。仮にあるのだとしても,それもろともいずれ消滅するのだ。何と言っても,宇宙がなくなるのだから。
 だから,建設や蓄積に意味はない。ぼくらがすべきことは遊びだ。遊べや遊べ。

● ノートにペンで何かを書くのも遊びだ。しょせん遊びでしかない。だったら,最初から遊びと割りきったらどうか。
 遊びでしかあり得ないんだから,その遊びに高級品を使ったって罰はあたらないのだ。高級品で遊べばいいのだ。

2017年3月8日水曜日

2017.03.08 「Aspo」の文具記事

● 「Aspo」は下野新聞社が発行する生活情報紙。週に1回,下野新聞に折りこまれる。今日の「Aspo」は文具の特集だった。

● 1面は小学校の廊下の写真。文具の第一のユーザーは,児童・生徒・学生なんでしょうね。今の小学生はどうなのか知らないけれど,大昔の小学生は下敷きを自分の衣服でこすって静電気を起こし,隣の人の髪の毛を逆立てて喜んでいた。
 消しゴムに絵を描いたり,刻んでいるやつもいたな。輪ゴム鉄砲なんてのもあった。
 ノートに漫画(というか,少女漫画のヒロインを真似た絵)を描くというのが,女子の間で流行ってたりもした。

● 文具で遊ぶってことを実地にやっていた。あれは小学生の特権でしょうね。中学生になってそんなことをしていると,バカにされたからね。
 文具にある種の郷愁を感じるのは,そういう思いでがあるからだと思う。
 昔はモノが貴重だったから,鉛筆1本にしても,新しいのを買うとしばらく幸せだった。そんなことも思いだす。

● 同時に,文具は勉強に使うモノであって,学校を卒業すると勉強はしなくなる。イコール,文具から離れることでもある。
 文具は思いでの中にあるものだ,という人も多いと思う。

● 次なる特集は,「進化を続ける文房具」の紹介。まもなく,「入学入社・新生活」を迎える人たちが大勢いる。それに備えて,こういう文具はいかがですか,と。
 この記事で紹介されているのは,まずはスタンドペンケース。ペンケースがペンスタンドになるというもの。面白いと思うけれども,ニッチ製品でしょうね。これを必要とする人ってのは,どんな人なんだろう。野外で何かを書く人か。そんな人っているのかね。書くだけならボールペンかシャープペンを内ポケットに1本挿しておけばいいだけなんだが。

● ロジカル・エアノート。品質はそのままに軽量化を図ったもの。が,これもニッチかなぁ。いや,学生にとってはかなり重要な問題ですかね。
 でもノートを何冊も持ち歩く学生さんってどのくらいいる? ルーズリーフにしちゃうんじゃないかなぁ。ぼくはそうでしたよ。

● あと,卓上クリーナーとか刃が長もちするカッターとか。いろいろありますね。メーカーは努力している。それを追いかける文具ファンもいるんでしょうね。
 ほんとに細かい改良を倦まず続ける日本の文具メーカーはすごいと思う。

● 次の記事は,マステを使って日用雑貨をデコりましょ,というもの。これはほとんどの男子には無関係な世界。女子の独壇場でしょうね。
 ぼくは文具に限らず,モノはデフォルトで使うものと思っちゃってる。はなはだ,想像性と創造性に欠けるタイプだ。メーカーのお仕着せを受け入れようとするタイプ。受け入れづらいときは,自分に問題があるのだと思ってしまう。過度にナイーブなタイプでもある。

2017.03.07 Plaisir+ダイスキンの組み合わせも悪くない

● 200円のPreppyに替えて,1,000円のPlaisirを使い始めたのは,今月2日のこと。Plaisir+ダイスキンの組み合わせも悪くない。
 ペン先とペン芯はPreppy=Plaisirなのだから,ダイスキンでの書き味は今までと何も変わらない。ゆえに,当然っちゃ当然なんだけど。

● タリーズやスタバなど,外に持ちだして書くときも,Plaisirのオレンジ色が合わないシチュエーションはない感じ。Plaisirのノバオレンジ,かなりいい。
 カフェだろうとホテルだろうと,これで押し通せる気がする。Preppyでも押し通せるけどね。

● いいと感じるのは自分なわけで,自分以外の人が同じように感じるとは限らない。けれども,色も形もピンと来たのなら,それにしたがっておいた方が間違いないようだ。
 自分がいいと感じるものがいいのであって,それ以外の“いい”はないわけだから。

● モレスキンにラミー・サファリ(の黄色のやつ)を合わせる人がいるっていうか,外でモレスキンを取りだす人にはこのパターンが多いという話をどこかで聞いた記憶がある。ラミー・サファリが万年筆だとすると,モレスキンには合わないはずなんだけどね。
 その向こうを張って,ダイスキンにオレンジ色のPlaisir。こちらの方が,少なくともモレスキン+ラミー・サファリ(の黄色)よりは,知的な風情が漂わないか。

● “知的な風情”と言ったけれども,その風情を醸すのはモノではないと思う。たとえば万年筆なら,パーカーやモンブランを持てば知的を演出できるかというと,そう単純にはいかないだろう。
 モノとその人の関係性で決まるような気がする。ぼくの場合だと,パーカーやモンブランでは,モノが勝ちすぎてしまう。モノだけが目立ってしまう。その状態は“知的な風情”からは遠いものだ。

2017年3月6日月曜日

2017.03.05 極細(0.2㎜)から細字(0.3㎜)に変更

● Preppyの極細(0.2㎜)のペン芯をPlaisirの軸に装着して使うことにしたんだけど。
 極細もいいんだけど,今までずっと0.3㎜の細字を使ってきたので,それに慣れている。極細には多少の違和感がある。

● Preppyの0.3㎜は細字というにはやや太い。0.5㎜の中字との差はあまりないような気がする。
 が,極細との差はくっきりとある。それだけ,極細がきちんと極細になっているってことかもしれない。

● 万年筆は紙にインクを載せるのではなく,ペン先で紙に溝を掘って,そこにインクを埋めていくといった感じがあって,その感じが万年筆を使う快感のひとつだ。
 溝を掘る感じは0.2㎜の方が断然はっきりしている。したがって,万年筆を使っている感は0.2㎜の方が強くなる。

● が,過ぎたるは及ばざるがごとし。0.2㎜だとヒッカク感が強くなりすぎる。
 0.3㎜の方がそこの程がよいように思う。紙との摩擦がちょうどよくて,長時間書いていても疲れない。

● 書き終えたあとの“見た目”も0.3㎜の方がいいような気がする。字があまりにも小さくなることもない。つまり,全面的に良好だ。
 というわけで,0.3㎜に換えることにした。Plaisirにもともとセットされていたやつに変更。

2017年3月3日金曜日

2017.03.03 PreppyのあともPreppy,ただし・・・・・・

● 臨終したPreppyは,細字(0.3㎜)。ずっとブルーブラックのカートリッジで使ってきた。次は,やはりPreppyの極細(0.2㎜)を使うことにする。
 ただし,それをPlaisirの軸に装着して使うことにする。

● Plaisirはキャップを尻軸にはめて使っても問題ないと思うんだけど,Preppyでキャップをつけないで書くことに慣れているので,Plaisirでも同じようにしている。
 となると,ペンの重さもPreppyとさほど変わらない。

● Preppyの0.3㎜と0.2㎜は,0.2㎜が出たときに実地に使い比べてみた。どちらがいいのか結論が出なかった。で,それまで使っていた0.3㎜を継続して使うことにしたのだった。
 今回は0.2㎜を使うことにした。今のところの感触なのだけど,B罫のダイスキンに書くのであれば,0.3㎜の方がいいようだ。

● ぼくは小さな字を書いてしまうので,0.2㎜だといよいよ小さな字になってしまうようなのだ。若い頃はペンは細字に限る,細ければ細いほどいい,と思っていた。よほど小さな字を書きたいと思っていたのかねぇ。
 手帳ではなくノートに書くのであれば,0.2㎜の極細は細すぎると思える。かといって,極細Preppyも手元に何本かあるのでね,まずは1つめを使えなくなるまで使っていきたい。

● ぼくは気に入ったペンがあれば,そればかり使う(たいていの人がそうだと思うんだけど)。結果的にその1本を酷使することになる。
 万年筆はその方がかえって長持ちするでしょうね。たまにしか使わないより。ただし,Preppyのように軸やキャップが樹脂の場合は,そこにかかる負荷が設計上の限界を簡単に超えてしまうことになるのだろう。
 ペン先やペン芯がダメになる前に,Plaisirの嵌合がダメになるだろうと思っているんだけど,Preppyだって3年はもったのだから,Plaisirが3年もたないってことはないだろう。

● ダイスキン+Preppyの300円システムが,1,100円システムになってしまった。ここがちょっと面白くない。語呂が悪いし。
 でも,ま,Plaisirのオレンジ色を愛でながら,1,100円システムを維持していこうと思う。

2017.03.02 Preppy,臨終

● Preppyのキャップのヒビ,テーピングで抑えていたけど,ヒビだけじゃなくて,キャップの一部が欠けてしまった。今日欠けたんじゃなくて,けっこう前から欠けていたんだと思う。
 テープを巻いていたから気がつかなかっただけで。かつ,この状態でもテーピングし直せば,使えなくもないようだ。

● が,さすがにここまでになったものを使わなくてもいいような気がする。いや,とことん使うべきだろうか。
 捨てるのが忍びない気がする。ここまで働いてくれた筆記具はこれまでになかったから。そのPreppyでダイスキンに書くのは気持ちのいいものだ。

● Preppyは使い始めてわりと早くキャップにヒビが入る。テーピングで対応すれば問題はない。ヒビが入る前に(つまり買ったらすぐ)テープを巻くのが吉。
 次に嵌合が緩くなる。それに対しては瞬間接着剤を盛ることで対応してきた。その状態でずっと使ってきたんだけど,次はキャップが欠けた。
 そういう順番だった。だとすると,PlaisirはPreppyよりは長持ちするだろう。金属ゆえ,さすがにキャップの一部が落剥することはないだろうから。

● 結局,Preppyは臨終だと思うことにした。ペン芯を洗ってあげて,ティッシュで包んで,ゴミ箱に入れた。
 ゴメンな,3年間アリガトな。

2017年2月28日火曜日

2017.02.27 Preppy,いよいよ寿命か・・・・・・

● 25日にノバオレンジのPlaisirを買った。それで拗ねたかのように,使用中のPreppyがインクを出さなくなった。
 まだわずかにインクが残っていたカートリッジを引き抜き,新しいカートリッジに替えてみたけれども,ダメ。カートリッジを押して無理にインクを送りこんでもダメ。大きく振ってみてもダメ。まったくウンでもスンでもない。

● 今までも調子が悪くなることはあったが,こうまで頑なにインクを出さないのは初めてだ。もうボクは用済みなんだよねと言っているがごとくだ。
 と,擬人的に捉えて,モノにも気持ちがあると考えてしまうのはあまりよろしくない発想だと思うのだが,そんなふうに考えたくなってしまう。

● これでPreppyが臨終だとすると,生存期間は2年と11ヵ月。使ったカートリッジは47本。Preppyを使って書き切ったダイスキンは何冊になるだろう。20数冊か。

● 生き返ってくれないかな。諦めきれなくて,しばらくイジってみた。ブンブンと振り回してもみた(もちろん,キャップを付けた状態で)。そうすると,わずかにインクが出る。つまり,インクが乾いてしまったわけではないのだ。
 ペンのあたりを斜めにするとインクが出るようになった。よしよし,復活したぞ,Preppy。
 と思ったら,またインクの出が悪くなった。ペン先が斜めにあたるようにしてみる。何とかインクがでる。正常なあて方にしてみる。インクが細ってしまう。かすれる。

● どういうわけなのだろう。が,我慢して書いていたら,どうにか正常に戻った。今度は大丈夫のようだ。
 少し拗ねてみせたのか。OK,このままキミを使い続けるよ。ぼくの引き出しに入っているペンたちの中で,先発を任せられるのはキミしかいない。酷使に耐えて,毎日完投してくれ。

● あららら。またダメになっちまったよ。どうも安定しない。行けるのか。ダメなのか。もう休みたくなったか。
 ちょっと間をおくと,インクが出なくなる。インクフローが安定しないのは,万年筆としては致命的なのだが。
 もし,Preppyが寿命なのだとすると,Plaisirもたぶん,これくらいしか保たないんだろうな。ペン芯はPreppyと同じなのだし,嵌合の仕組みも同じなんだから。万年筆ならぬ三年筆だ。
 Plaisirも1,000円なんだから,それくらい保てば良しとしなければならないのだろうが。Preppyに至っては言うにや及ぶ。

● と言っていたら,また復調した。どうやら今度こそは大丈夫なようだな。
 よし,こうなればこのPreppyを極限まで使ったらどれだけ使えるのか,それを確認してやろう。

● ひと晩おいたPreppy,完全復調。何の問題もなく使えるようになった。やや線が太くなったような気もするんだけど,なぁに,気のせいだろう。

2017.02.26 落合書店宝木店の文具売場

● 落合書店宝木店は本の売場も喜久屋書店に次いで広いんだけど,文具売場の広さが出色だ。従来よりさらに拡張された。
 ここより広い文具売場となると,宇都宮ではジョイフル本田の2階にあるジョイフル2と,上野文具の本店くらいだろう。

● ただし,上野文具はフロアが複数階に分かれていて,それぞれのフロアはけっこう狭い。ひとつの平面で収まっている方が探しやすいし,探さない場合であっても動きやすい。
 フラフラしてて,あ,こんなのもあったのかとプチびっくりを味わうには,ワンフロアの売場の方がいいですな。

● 4月に小学生になるのかと見える子どもを連れた家族連れが多かった。けっこうお客さんがいる。けっこうなことだ。
 日本では(たぶん,日本以外の国でも)文具を日常的に使うのは学生の間だけ。企業に勤めるようになれば,メインはパソコンでの作業になるだろう。あとはせいぜいボールペンと電卓とホチキスくらいしか使わない生活になる。
 児童,生徒,学生のうちに,文具の楽しさを発見できた人は幸せというべきだ。どうかその幸せを見つけてほしいと老爺心ながら,お祈り申しあげる。

● ここでは東京鳩居堂の和文具もかなり陳列してある。まぁ,鳩居堂の商品はていていの書店附属文具売場で扱っているように思われるんだけどね。が,ここにはかなりの数がある。
 それと,伊東屋のプライベートブランドであるロメオの製品もいくつか。ここに来れば伊東屋に行く必要はないというわけではないけれども,相当なマニアじゃなければ,だいたいここで揃うんじゃないだろうか。

● 伊東屋も定価販売,ここも定価販売。少しでも安い方がいいという人は,ジョイフル2かヨドバシの文具売場に行くだろうし,広く使われている文具はスーパーでも売っている。
 今なら百円ショップが最も誘引力の強い文具店なのかもしれない。アマゾンもある。アマゾンならないものはない。既存の文具店(には限るまいが)には脅威の存在だろう。

● しかし,まぁ,現物を手に取りながらあれこれ比較しつつ,一点に絞るという買い方をするなら,売場面積の広い文具店がいいですな。
 単純に手に入れるというだけではなくて,迷える楽しみを味わえる。これはスーパーや百円ショップでは味わえないだろうね。

● 注目したのはモレスキン型のノート。モレスキンを真似た豪華ノートがいくつか出ている(前からあったのかもしれないけど)。Lanybookの他にPaperblanksとかね。
 かなりデコラティブだ。値段もモレスキン以上に高かったりする。女性をターゲットにしているようだ(男はコクヨのCampusしか買わないかもしれないからね)。女性でもこういうのを買う人はあまりいないように思われるんだけど,売れるから置いてあるんだろうねぇ。

● こういうノートはあまりたくさんは書かない人が使うものかな。1冊で1年とか。いや,それくらいがむしろ普通でしょうね。たくさん書けばいいってわけじゃない。
 ノートなんて持っていないっていうのがマジョリティーだ。ノートを持ち歩いているっていうだけでマイノリティーに属する。

● ただね,モレスキンのパクリなら,ダイソーが出しているダイスキンがパクリの決定版だ。これだけは,心からダイスキンをお勧めしたい。
 なぜって,自分が使っていて,不満がないからなんだけどね。

2017年2月26日日曜日

2017.02.25 ノバオレンジのPlaisirを購入した。でも・・・・・・

写真はメーカーのサイトから拝借
● 宇都宮のベルモールに入っている落合書店の文具売場で,プラチナのPlaisirを購入この色に惹かれたんですよ。
 清水の舞台から飛び降りるつもりで買いましたよ。といっても,1,000円の万年筆なんだけど。ただ,ぼくは200円の万年筆(Preppy)を常用しているのでね。

● 万年筆は,中学校に入学したときに親がパイロットのエリートSを買ってくれた。大橋巨泉のCM(みじかびの きゃぷりときれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ)で有名なヤツ。
 社会人になってからは,モンブランもシェーファーもクロスも使ってみたけど,どうもぼくは高級品との相性がよろしくなくて,インク漏れをはじめとする事故に見舞われ,すぐに使えなくなってしまった。

● その点,200円のPreppyは毎日使っていて,まもなく3年目。現在,47本目のカートリッジを装着している。
 この万年筆,キャップと軸はスクリュー式ではなくて,嵌合式。材質は樹脂だから,何度も抜き差ししていると嵌合が緩くなってくる。そこが弱点。
 摩耗した突起部に瞬間接着剤を盛りつけるという延命策を何度も施している。

● けれども,ペン芯,ペン先は今のところまったく問題なし。これで200円はかなりすごい。
 とはいえ,キャップに縦にヒビが入ったのをテーピングでごまかしているし,嵌合用の突起部の補強もそろそろ限界に近いかなと思われる。
 あくまでも延命策で,カチッと嵌るようになるわけではない。元に戻ることはないわけでね。

● で,この際,Preppyのペン芯だけ残して,軸とキャップは金属製のPlaisirに替えようと思ったわけなんでした。ペン先,ペン芯は,PreppyもPlaisirも同じものであるらしいから。
 ところが,それを試してみたんだけど,結果はダメだった。軸とキャップをPlaisirに替えても,やはりうまく嵌合しない。

● 考えてみれば当然だった。キャップの内側の突起部が摩耗しているだけでなく,本体側の噛み合わせのための凸部の溝も摩耗してしまっているのだから。
 キャップ側は完全に改善された状態になっても,もう一方が元のままなんだから,嵌合も復元されない道理だ。

● もうひとつ。この嵌合の仕組みもまた,PreppyとPlaisirは共通している。キャップの内側に樹脂の突起部を付着させているのは,Plaisirも同じなのだった。本体部は共通なのだから当然同じ。
 Preppyはまず嵌合が緩くなってしまうのが一番の問題だった。それがそのままPlaisirにもあてはまってしまいそうだ。つまり,PreppyとPlaisirの寿命はあまり変わらないのではないかと思われるのだ。
 金属製のPlaisirにテーピングの必要はないだろうけれども,キャップ内側の樹脂の摩耗を防ぐ手だてはないだろうからね。

2017年2月20日月曜日

2017.02.20 勝負文具は持っていない

● 筆記具は自分の分身になりやすい。そうだとすると,あまりに安いものを使うことには抵抗を感じる向きがあるだろうと思う。自分が安くなったような気がする。
 ぼくは文具の大半を百円ショップで買うようになっている。そういう人はたくさんいるはずだ。
 けれども,勝負文具というのが別にあって,それは文具店や百貨店で買うってのが普通かもしれない。

● もちろん,筆記具が自分の分身だなんてのは,つまるところは錯覚にすぎない。そんなはずはないのだから。
 自分に揺るぎない自信を持っている人は,筆記具に限らず,持ち物にはあまりこだわらないのじゃないかと推測する。持ち物で武装する必要がない。持ち物で自分に付加価値を付ける必要がない。

● 一方で,自分に自信のカケラも持てないという人もいるだろう。そういう人たちもまた,勝負文具などというものには無縁だろう。
 だが,しかし。大半の人たちは,その中間。

● スターバックスでノートパソコンを広げている人がけっこういるけれど,そのパソコンはMacがかなりの比率を占める。彼らの多くは,Macを使うことによって,心理的に武装しているつもりになっているのじゃないかと思うことがある。
 Macには(Windowsとの対比でってことだけど),体制に属さない,会社に飼われているサラリーマンではなく自立した個人だ,知的な上流階級に属するクリエイティブな人間だ,といったイメージが今でもあるように思う。そうしたMacのイメージに寄りかかって,自分に付加価値を付けようとしているのではないか。つまり,中間層だ。

● 自分に自信があればそんなことをする必要がない。Macを使っているとしても,使いやすいからMacを使っている。
 スタバのお客さんの中には,そういう人もいるのかもしれないけどね。

● では,ぼく自身はどうかというと,やはり中間層に属する。ただし,勝負文具は持っていない。ペンは家でも外でもPreppyを使う。
 これは,たんに勝負の場に臨むことがないからだ。営業で成約したときに使う万年筆とか,売場でお客さんに貸すボールペンとか,そうしたものを必要としていないということ。暢気な人生をやっているからだ。

2017.02.20 価値とはつまるところセンチメンタルバリューか?

● 右は2月20日の読売新聞。
 楠田さんにとって,この万年筆の価値は,モンブランの限定品だってことじゃなくて,大滝秀治さんからの頂き物だってところにある。センチメンタルバリューだ。
 だから,おいそれと使う気にはなれない。いざ鎌倉というときに使う。あるいは,いざ鎌倉に対応できる自分になったら使う。

● 楠田さんにそう思わせる,大滝秀治さんは凄い人だと思う。が,こういう関係というのは,親子の間でも成立するだろうし,夫婦間でも成り立つだろう。
 わりとこの関係は成立しやすいものではある。相手への思い入れで決まるからだ。

● 結局,モノにまつわる価値ってのは,すべてセンチメンタルバリューになるのかもしれない。モノそれ自体じゃなくて。
 ただ,そうはいっても,センチメンタルバリューを担えるだけのものでなければならない。この記事の場合は,モンブランの限定品だから大滝秀治さんを支えることができたのかもしれない。

● もう一点。センチメンタルバリューを担うブツというと,たぶん,文房具(なかでも,筆記具)が一番多いだろうとも思う。文字表現を担う道具だからだ。
 表現された文章の中に書き手が宿る。書き手の魂が入る。実際にはどうなのかわからないけれど,一般的にそう思われている。
 筆記具は自分の分身になりやすいのだと思う。それゆえ,センチメンタルバリューの担い手にはピッタリなのだ。

2017年2月14日火曜日

2017.02.14 ダイスキンに何を書いているか

● 何を書くと決めているわけではない。そのときの気分で書き散らしているに過ぎない。
 仕事のことも書く。が,圧倒的に少ない。多いのはプライベートに属することがらだ。趣味のこと,ときにToDo・・・・・・。何をしたか,どこで何を食べたか。
 そういう外形的なことがらを書き綴っている。日記のようなものになっている。

● 自分がどこに体重を掛けているか。ダイスキンを見ると明らかになる。自分が書いたノートはたしかに自分を見える化している。
 あ,自分はこういう人間だったのか,まるでたいしたことないな,とキチンと認識できる手段となる。

● ダイスキンを心の憂さの捨て所にできればと思っていた。けれども,憂さを文字にしてノートに捨てるというのは,言うほど簡単ではないようだ。憂さを文字に変換するにはかなりのエネルギーがいる。怒りをぶつける,悲しみを綴るというのも同様だ。
 ぼくは,そういうことがあるとノートに向かわなくなる。ここできちんと文章にしておける人はたいしたものだと思う。

● それができる人は強い人だ。そうした強い人が世の中にはいるもので,たとえば林真理子『野心のすすめ』には,彼女が不遇の時代にそうしていたことが書かれている。むしろ,そうすることが唯一の耐え方だったと。
 ぼくはそういうときには独り言を言っている。あるいは,脳内で妄想を繰り広げている。その独り言や脳内妄想を文章に固定できればと思うし,現にそれができるひとを尊敬する。

2017.02.14 ダイスキンを使い終えた

● 使い始めたのは1月2日だったから,44日間で1冊を使い切った。だいたいこんなペースだ。
 1冊を使い切るのと,それだけで快感に包まれる。ボールペンも最後のインクまで使えると,じつにどうも嬉しくなる。万年筆のカートリッジも同じ。
 どういう理由によるものだろうか。妙な達成感があるんだよね。

● かつては,ダイスキンをしばらく使うと別のノートに移って,やはりダイスキンが使いやすいなぁと思って,ダイスキンに復帰する,しばらくするとまた・・・・・・という繰り返しだった。
 が,ダイスキンから浮気することがなくなった。ダイスキン以上のものはないと,決めてしまっている。このノートが百円で買えるというのは,いわゆるひとつの驚異といえるのではないか。

● ダイソーに行くと,いろんな大きさのいろんなタイプのノートが売られているけれど,中の紙質はそれも同じなのではないかと思うことがある。
 素人のザット見での印象だから,当たっていないかもしれないけど,できるコストカット対策はすべてやっているのだろう。
 そうでなければ,これを百円で売って利益を出すのは容易じゃないはずだ。中国のメーカーとタフな交渉をしているんだろう。っていうか,中国のメーカーがダイソーとタフな交渉を続けているのか。

● 筆記具を選ばないことと堅牢性において,ダイスキンはモレスキンを凌ぐ,とぼくは思っている。品質管理もダイソーの方がモレスキン社に勝る。
 モレスキンと比較して,ダイスキンにはポケットが付いていないという輩がいる。そんなものがなぜ必要なのかわからないけれども,欲しけりゃ使用済みの封筒でも使って自作すればいい。どうせたいしたモノを入れとくわけじゃないだろ。
 
● ダイスキンには横罫(B罫)しかない。無地と方眼を出してくれという要望をネットでしばしば目にする。
 が,そんなことを言ってるやつのどれだけが,無地や方眼ならではの使い方をしているものやら。

●ダイスキンの弱点をあげるとすると,安すぎることだろう。あるいは,ダイソーで売られていることだ。
 自分は百均製品を使うような人間じゃないと(半ば無意識にでも)思っている人はけっこう多いだろうからね。
 ぼくにはそういう自尊心がないので,ダイスキンのいいところしか目に入らない。当然,次に使うノートもダイスキンだ。溢れるほどの在庫があるのでね。

2017年2月13日月曜日

2017.02.11 『OZ plus 2017年01月号 手紙って楽しい』

編者 古川 誠
発行所 スターツ出版
発売年月日 2016.11.28
価格(税別) 593円

● パソコンだのインターネットだのが登場するはるか以前,高校時代の友だちと長く文通(死語?)していた。
 コクヨの一番安い便箋に安い万年筆(デスクペン)で書いていた。友人はボールペンを使っていた。
 しかし,いつからか疎遠になり,ついには途絶えてしまった。

● その手紙は出す前にコピーを取っていたので,出したのも受けたのも,スキャンしてPCのハードディスクに保存してある。

● 今は,ぼく一個に関しては手紙を書くことはなくなった。年賀状を唯一の例外として,ハガキを書くこともない。
 じつは,年賀状も今年からやめようと思っている。

● このムックは,その手紙の勧め。実例も紹介されている(わざわざこの本のために作ったものが多いように思われるが)。
 手紙を書くための便箋とか筆記具についての広告記事はない。

● で,この雑誌に触発されて,これからは手紙を書いてみようかってことにはならない。そもそも,手紙を書くような相手がいない。
 商売がら,手紙を書くのも営業の方法だという人も多いだろう。そんな中から,ひとつだけ転載。
 とくに肝心なのは,お店にいらしたときの会話の内容を手紙に書くこと。自分と過ごした時間を特別に思ってくれていると感じられたら,誰でも嬉しい気持ちになりますよね。(p35)
 この人,銀座のクラブのオーナーママ。

2017.02.11 プラチナの#3776センチュリーを試し書き

● 恵比寿駅ビル「アトレ」5階に入っている有隣堂。書籍もさることながら,文具の品揃えも充実。
 この日はモレスキン購入者に名前を刻印しますよというプレゼンテーションをやっていた。刻印する機械を持ちこんで。

● モレスキンについては,ぼくは冷淡。遠目にながめて,他の文具を見て回った。
 といっても,目下の関心は主に万年筆。史上最安のPreppyを使っていて,それをかなり気に入っているので,メーカーはPLATINUMをリスペクト。

● でも史上最安製品をずっと使い続けていいのかという疑問(?)もあって,ひとつ格上のPlaisirに移行しようかと思っている今日この頃。昨年,Plaisirにノバオレンジが加わって,この色いいなぁと思っていることもあってね。
 でも逡巡している。Preppyは200円,Plaisirは1,000円。いくらぼくでも,この程度の金額は出せるんですけどね。逡巡している理由は,Preppyをどこまで使い倒せるか試してみようと思っていることにあるんですよ。

● Preppyの弱点は一にも二にも筐体が樹脂であることだ。チープ感が漂うというのは問題ではない。だってさ,ぼくも貴方もPreppy以上にチープ感を漂わせていないかい。いないと断言できるか。
 問題は樹脂であるゆえに割れるということ。キャップを本体に抜き差ししている間に,キャップに縦にヒビが入る。嵌合を担当しているキャップ内部の突起が摩耗してくる。
 ま,そういうところが問題というか,Preppyの弱点であるわけだ。

● そこを何とかごまかしながら(テープを巻いて補強したりしてね)メインの筆記具として3年近く使ってきた。装着したカートリッジも47本になる。
 ここでPlaisirに移ってしまって,Preppyを放棄してしまうと,Preppyをとことん使い尽くすとどれだけ使えるのかを見極めることができなくなってしまう。

● けどね,そんなこと誰も気にしていないよなぁ。Preppyは果たしてどのくらいの潜在能力(寿命)を持っているのかなんてね。
 ゆえに,無理してPreppyを延命させていないで,ノバオレンジのPlaisirに移行すればいいんだな。

● Preppyにはスリップシール機構というインクの乾きを抑制するインナーキャップが取り付けられている。同じものがPlaisirにもある。
 が,このインナーキャップを備えたPLATINUMのフラッグシップは,#3776センチュリーだろう。

● 有隣堂ではその#3776センチュリーを自由に試し書きできるようになっていた。買いもしないのに店員さんを呼んで,ちょっと試し書きさせてくださいというのは気が引ける。
 が,そういう気兼ねなしに,試したいだけ試せるのはありがたい。細字と極細を試してみた。ペン先が大きいからか金ペンだからか,Preppyより書き味が柔らかいようだ。紙のせいかもしれないので,本当は試し書きの紙にPreppyでも書いてみた方がいいんだろうけどね。

● で,Preppyの次に買うんだったら,Plaisirじゃなくて#3776センチュリーだなと思った。というわけなので,今回もノバオレンジのPlaisirは買わないで終わった。

2017年2月8日水曜日

2017.02.07 『100均ファンmagazine!』

編者 木村大介
発行所 晋遊舎
発行年月日 2017.03.01
価格(税別) 580円

● 100均製品をいろんな視点(?)から評価。これは100均とは思えないほどに使える,これは100均バレしちゃう,とわりとズケズケ言ってる感じ。
 文房具は12~13ページに紹介されている。一部は80~81ページ。

● で,その文房具については「本家」という単語が頻出する。「本家」と比べて使えるか使えないかという観点からの評価になっている。
 LIFEの「ノーブルメモB7」(324円)に対するダイソーの「MEMO PAD」(108円)。ダイソーの勝ち。「見た目の完成度はもちろん,MEMO部分が裏移りしにくいなど,性能面も本家・LIFEノートに迫るほど優秀でした」という評価。

● モレスキン(2,160円)に対するダイソーの「ダイスキン」。「ハードカバー内側の部分もしっかりノリ付けされていて本家のクオリティをスミまで再現」というわけで,ダイソーの勝ち。
 しかし,ダイスキンに関していえば,「本家のクオリティをスミまで再現」という水準ではなくて,それを超えている。
 少なくとも品質管理については,ダイソーがモレスキン社を凌いでいる。ゆえに,個体差はモレスキンよりもダイスキンの方が小さいのではないか。

● 無印良品の「再生紙ダブルリングノート・無地」(180円)に対するSeriaの「Wリングノート」。「(表紙に)貼られているシールまで無印良品を意識しており完成度が高い」というわけで,Seriaの勝ち。
 この場合の「完成度が高い」というのは,見事にパクっているという意味だろうけど。

● マルマンの「スケッチブック」(280円)に対するSeriaの「スケッチブック」,ほぼ日手帳(2,160円)に対するSeriaの「B6フリーノート 368ページ」は,本家に及ばすとの評価。
 その他,ホチキス,クレヨン,マステ等について,比較記事がある。

● 何と言っても驚異なのはダイスキンで,これは比較対象のモレスキンが高額であるにもかかわらず,品質に難がありすぎることが与って力ある。

2017年2月4日土曜日

2017.02.04 『日経トレンディ 2017年3月号-文房具大全200』

編者 伊藤 健
発行所 日経BP社
発売年月日 2017.02.04
価格(税別) 556円

● 文房具は好きだ。といっても,主に使っているのはノートとペンとフィルム付箋くらい。しかも,自分にとっての定番が決まってしまったので,それ以外の文具についてはだいぶ疎い。特に,最近の文房具の進化,進歩についての情報はほとんど持っていない。
 ので,本書のような特集記事でそれを補っておきたいと思う。補ったそのあとに何があるのと言われると,特に何もないんだけどさ。

● 気になった商品は次の4つ。
 KIDSパーフェクトペンシル ファーバーカステル
 消しゴムで消せる赤(青)鉛筆 三菱鉛筆
 スマートフォン用充電&転送キーホルダー型ケーブル ダイソー
 ミミック 五十音

● KIDSパーフェクトペンシルはかのパーフェクトペンシルのKIDS版。といっても,機能だけを取りだせば,パーフェクトペンシルを百パーセント代替できているのではないか。パーフェクトペンシルとは材質ももちろん違うし,樹脂のチープ感は漂うんだけど。
 価格は648円。パーフェクトペンシルはいくらだったか。3万円か。

● 五十音謹製のミミックも鉛筆絡みだ。つまり,鉛筆ホルダーなんだけど,万年筆と区別がつかない。胸ポケットから取りだしてキャップをはずすと,出てくるのが鉛筆というのがミソだ。
 ただし,価格は11,080円。鉛筆にお洒落をさせるために,これだけ出すかどうか。

● 普通の鉛筆と同じように消しゴムで消える色鉛筆。色鉛筆はまず使わないんだが,ガシャガシャと書いて,消しゴムでワシワシと消して,おーっ,消えるぅ,という快感を味わってみたい。
 スマホには必須の充電&データ転送用のケーブルが,こんなにお洒落になって,しかも108円とな。ダイソーはダイスキンだけじゃないんだな。

● 「万年筆事始め」と題して,万年筆について次のように書いてあった。
 10年前まで遡れば下落傾向だった万年筆市場。反転の契機の一つは,パイロットコーポレーションが07年に発売したインク「色彩雫」シリーズだ。(中略)オレンジや緑などのインクが,「手帳にかわいく書きたい」といった若い女性のニーズに合致。それを見た同社が,中のインクが見える透明ボディの「プレラ 色彩逢い」を税別3500円の低価格で発売すると,複数本をカラーペン代わりに持つ人が増え始めた。 市場転換の決定打は13年秋発売のパイロット「カクノ」だ。(p40)
● この記事は広告連動かね。このあと,安価な万年筆を紹介しているわけだが,群を抜いて安いPreppyは終わりの方に登場する。
 Preppyは200円。1,000円のカクノやプレジールを売るのも,Preppyを売るのも,かかる手間は同じだ。だったら,1,000円のを売りたいよってことなのかと邪推したくなるね。

● ただ,この記事で万年筆の長期低落傾向を止めたのは,万年筆そのものではなくてインクだったことを知ったのは(文具ファンの間では常識になっているのかもしれないけれど),ぼく的には収穫だ。
 思いがけないところから助っ人が出てくるものなんだな。っていうかですね,もはや主役はインクであって,万年筆はインクの従者になっているのかもしれないよね。
 万年筆に高級感を求めるとか,アクセサリー的な機能を果たしてもらうとか,それそものがダッセーってことになっていくのかもしれないよ。

2017年1月25日水曜日

2017.01.24 どうでもいいことでクヨクヨ悩む

● トラベラーズノートというのがあり,測量野帳というのがあるけれど,トラベラーズに向いたノートがあるわけではない(と思う)。
 たいていのノートには汎用性がある。コクヨのCampusだって立ったままでも書けるはずで,どのノートじゃなければというのは基本的にない。

● 昨年11月17日のこのブログに,次のように書いた。
 (今年4月以降の)5年の間に手持ちのダイスキンを使い切りたい。それ以後はコクヨのSYSTEMIC(A6サイズ)でメモと手帳を運用していくつもり。 手帳はダイソーのA6マンスリーを,メモ帳はCampus。
● けれども,ダイスキンの在庫をしみじみと眺めて,あと5年でダイスキンを使い切るのはとても無理だと思った。
 A6は赤をそっくり使ってもらえそうな人に進呈したこともあって,あと2年半で使い切れそうだ。が,そのあとにB6が大量に控えている。死ぬまでには(たぶん)使い切ることになるけど,A6を使い終えたあとの2年半ではとても無理。

● 手帳も5年間は現状維持,つまりBindexの使用を継続することにしているんだけど(その理由というのが,保存用バインダーが5冊残っているからっていう,何とも冴えない理由なんだよね),それ以後はB6ダイスキンとダイスキン手帳というダイソーの鉄壁コンビで行こうか。
 で,その後に(70歳近くになっていると思うけど)SYSTEMICを使うという順番にしようか。

● 保存用バインダーはSeriaで買ったやはり百均製品。捨ててしまってもいいかも。捨ててしまって,来年からダイスキン手帳を使う,と。
 B6ダイスキンも使わないで捨ててしまう手もなくはない。これまたどうせ100円なんだし。
 まぁでも,買ったモノは価格の高安を問わず,キッチリ使いたいというドケチ根性があってねぇ。

● B6も使ってくれる人にあげてしまうという手はあるか。もらってくれればの話だけれど。
 ただね,ダイソーのノートを大量にくれるといっても,あまりありがたくはないかもしれないよねぇ。ご自分でお買いになったんですから,ご自分でお使いになったらいかがですか,とやんわりと言われそうだよなぁ。

● ひょっとすると,ぼくはダイスキンをずっと使い続けたいと思っているのかも。SYSTEMICにCampusを挟むなんてことをしないで,ずっとダイスキンを使っていたいよ,と。案外,ぼくの本音はそこにあるのかもしれない。
 だから何なんだ,まとまらない話だな。そういう些細なことで,どうしてそこまで悩めるのかね。どうだっていいじゃん。うん,それはぼくもそう思うんだけどね。

2017.01.22 Plaisirのオレンジに惹かれる本当の理由

● Plaisirのオレンジに惹かれる理由は,その色が賑やかさを湛えた落ち着きがあるからだ。こんな色のペンを使ってみたい。
 しかし,それが第一の理由ではない。一番目の理由が何かといえば,使用中のPreppyが満身創痍であることだ。

● 瞬間接着剤療法でここまで来たけれども,もうそれも限界かと思うからだ。ペンケースの中でキャップが外れていることがしばしばあるからだ。
 そこで今日も何度目かになる瞬間接着剤療法を施した。カチッとというわけにはいかないけれど,キチンと嵌まるようになる。
 ただ,何度も抜き差しするうちにまた緩くなるわけだ。そしたらまた瞬間接着剤療法。その繰り返し。
 その結果,満身創痍状態がさらに進行する。キャップにはテープを巻かれ,内側にはる瞬間接着剤の跡が汚らしく残る。

● 今のところ,Preppyの心臓部(ペン芯)には何の問題もない。まだまだ使えそうだ。使えそうだとなれば,さらにだましだまし使っていく方を選択することになる。
 その結果どうなるのかといえば,死ぬまでずっと世界で一番安い万年筆を使い続けることになるのだろう。
 そういう人生でいいのか,オレよ。

2017年1月21日土曜日

2017.01.21 Plaisirにオレンジ色が登場

● 落合書店ベルモール店の文具売場で見かけたものがもうひとつ。プラチナのPlaisirに新色が登場してたんですよ(半年前に出てたようなんだけど)。メーカーの表現を使うと“ノバオレンジ”。
 この色,いいかも。いずれ使うであろうダイスキンの在庫の中に,B6サイズのオレンジがたくさんある。それに“ノバオレンジ”のPlaisirを合わせたら,なかなかよかんべや。

● Plaisirは1,000円で買える。いいと思ったんだったら,サッサと買えやということだ。
 ところが。ぼくはPreppy野郎だ。まだ3年しか使ってないけど,同じ万年筆を3年も使い続けるのは,初めてのことだ。まだ1本目のPreppyが使えている。
 その後も〈極細〉を買いましたり,赤も買ったりしてて,けっこうな数の在庫がある。それらを使っていかねば。

● というわけなので,新しい万年筆を買うのは,たとえ1,000円といえども,ちょっと抵抗がある。
 Preppyは騙し騙し使ってきたので,騙した数だけ愛着ができている。Plaisirの新色がいいからという程度の理由でPreppyを捨てるわけにはいかないのだ。

● が,ペン芯はPreppy用とPlaisir用が同じもの。したがって,相互に交換が利く。今使っているPreppyのペン芯を“ノバオレンジ”のPlaisirに装着して使うことはできるんだよなぁ。
 でも,それではPreppyを使っているとは言えなくなるよなぁ。どうしようかなぁ。

2017.01.21 便箋やレターセットが復権してる?

● 落合書店ベルモール店の文具売場を覗いてみた。ら。G.C.PRESSのコーナーが作られていた。便箋や封筒,一筆箋やはがき箋。G.C.PRESSの製品だけではなく,ミドリなど他のメーカーのものも並んでいたけど。
 便箋や封筒は,昔に比べるとめっきり使われなくなった文具の代表だと思う。メールが郵便に取って代わった。今はLINEだとか,Facebookのメッセンジャーが使われているんだろうけど。

● 今の郵便って,企業からのDMで成り立っているんでしょ。信書の保護なんて言葉は過去のものになったと思っていたんだがな。
 メール便はダメだなんていうのは時代錯誤も甚だしい。困ったものだ。郵便局よりクロネコヤマトの方が信頼できるんだが。

● おっと,話がずれた。ともあれ,文字のやり取りはデジタル化の恩恵を最も受けた分野。文字のやり取りが通話機能をも代替しつつある。
 フリックでバババッと話す速度で入力できる人は,若者を中心にいくらでもいるだろう。そうした人たちは,もはや携帯「電話」を必要としないだろう。

● 手帳機能のデジタル化も実用のレベルに到達しているようだ(ようだと言うのは,ぼくは使っていないので)。紙の手帳を凌ぐ使い勝手を示す部分もあるようだ。
 昔の電子手帳からシャープのザウルスやPalm OSのPDAを経て,スマートフォン&グーグルカレンダーに至った。

● が,デジタル手帳が進境著しくなると,逆に紙の手帳が売れるようになった。不思議な現象だと思えば思える。けれど,わかる気もする。
 現状では紙の手帳の方が便利に取り回せる。1日1頁タイプに代表される部厚い手帳,大判の手帳を持ち歩くことが,流行しているようにも思われる。

● しかし,便箋はどうなのだろう。デジタル化が行くところまで行って,かえってアナログが見直されているという状況があるんだろうか。
 自分を顧みると,手帳は紙だけれど,便箋を使ったことはここ20年ほどは絶えてない。

● 便箋って,メールなんかない時代にも使う人は限られていた。少なくとも手帳よりは。
 音声ではなく文字を使ってするコミュニケーションの唯一の手段が郵便(便箋)だったわけだけど,それでも使う人は限られていた。
 その限られた人が使っていたわけだけれども,さらにその人たちの使い方もまた限定的なものだったはずだ。友人知人に誰彼となく手紙を書いて投函していたわけではないだろう。

● ぼくもそうだった。ぼくは手紙を書く人だった。使っていたのはコクヨの書翰箋。味も素っ気もないというか,実用一辺倒の便箋。
 それを使って20代の半ばくらいまで,高校のある友人と手紙のやり取りをしていた。けっこうな量の書翰箋を消費したと思う。
 つまり,彼とはかなりの手紙のやり取りをしたけれども,彼以外に手紙を書くことはなかった。

● だいたい,文字を紙に書くっていうのが,まったく一般的ではない。でき得れば,そんなことはしないですませたいと考える人が大半だろう。
 にもかかわらず,LINEがこれだけ普及しているのは逆に驚異で,いつから日本人はこんなに書くことに抵抗を感じないようになったのか。

● で,どうなんだろう。便箋とかレターセットとかの売行きは増えているんだろうか。メールやLINEが書くことのハードルを下げ,そこに手書きの良さが云々されているという追い風がある。
 書道アイドル(?)も登場している(その中のひとりが,栃木県出身の涼風花)。書道を習う人も増えているのかもしれない。
 でも,まぁ,ぼくは何か書かれた一筆箋を受け取ったことはないし,手紙をもらうこともないんだけどね。