2017年7月20日木曜日

2017.07.19 Preppyに新種が出てたのを知った

● 文具に関しては,安物を侮ってはいけない。“安かろう悪かろう”は姿を消しつつある。
 たとえば,ダイソーのダイスキンの品質がモレスキンに劣るとは思えない。プラチナのPreppy(200円の万年筆)の品質に問題があると言う人がいたら,価格に頼った価値判断しかできないお方だろう。

● けれども。文具好きはそれでは納まらないんだよね。微差が大差ということもあるし,いろいろと遊びたいもんね。
 気づいたら,何でこんなにと思うほど,溜まっちゃってるんだよね。

● ところで,そのPreppy。中字と細字が200円で,極細が300円なんだけど,それぞれ100円高いのが登場してたんですな。
 「ボディーを透明からインク色に合わせたカラー透明に一新」したやつ。「カラフルでよりポップな万年筆に生まれ変わりました」とある。
 実質値上げだけれども,200円のも引き続き販売中。ありがたいや。

● 「累計販売1,000万本達成」か。ゲルや低粘度油性のボールペンに比べれば,万年筆はそれほど使われていないだろう。それでこれだけ売り上げるのは,価格がボールペン並みであることが一番だ。
 でも,それだけではダメでしょ。機能がキチンとしていて,書くという行為をしっかり支えることができるからだ。

● でも,1,000万本というのは売れすぎのようにも思える。
 樹脂製のキャップにはヒビが入りやすい。その時点でゴミにしてる人がいるんじゃないかなぁと気になる。もしそうなら,Preppyはかなり割高な筆記具になってしまう。
 テープで補強してやればいいだけですよぉ。なだめたり,すかしたり,修理(?)しながら使えば,3年は使えますよぉ。

● Preppyはメインの筆記具として,充分に用を果たす。ぼくは何本かまとめ買いしてるので,Preppyを使い切る前に命が尽きると思うんだけど。
 しかも,目下のところ,兄貴分のPlaisir(ペン先,ペン芯はPreppyとまったく同じもの)を使用中。PlaisirのあとはPreppyに戻って,手を入れながら使っていくPreppyライフを楽しみたい。

● 万年筆はね,安かろうと高かろうと,手入れが必要だね。でもって,最高の手入れは毎日使うこと。
 インクを入れて,使わないまま放っておいてはいけないわなぁ。

2017年7月6日木曜日

2017.07.06 ダイソーの「文庫本と同じサイズのノート」

● 行きつけのダイソーに行ったら「文庫本と同じサイズのノート」というのがあった。少なくとも5月には出ていたようなんだけど,ぼくは初めて見た。中紙は144枚の無地。真ん中を開いても180度パタンと開く。充分に使えそうだ。
 紙質はザラ紙っぽいところもある。ペラペラの紙ではない。万年筆を使うと裏に抜けるかどうか。これは実際にやってみないとわからないけれど,たぶん大丈夫っぽい。

● テイストは無印のパクリ。ただ,無印でもこのノートは150円程度で買えたんじゃなかったか。モレスキンに対するダイスキンほどの衝撃がないのは,パクリ元との価格差があまりないことにある。
 ぼくは無印の文庫本ノートも使ったことがないんだけど,ひょっとするとダイソーのこのノートの方が使いやすいかもしれないと思った。パタンと開くというところで。無印のはこうはいかなかったんじゃなかったっけ。

● 自分はダイスキン派。ゆえに,買わず。
 ダイスキンにも無地や方眼をと言う,うるさいハエ(と言っては無礼千万ですな)がたくさんいそうなので,この紙でダイスキンを仕立てることはできないものかと思った。できるくらいなら,とっくにやっているか。

● ダイソー文具はたくさんあるけれど,売れているのは先行商品をパクったものが多いような印象ですな。ダイスキンしかり。ライフ似のメモパッドしかり。
 だからダイソーの商品開発力に疑問符が付くということではないけどね。販売価格百円という制約の中でこれだけの商品を展開できていれば,相当なものでしょうからね。

2017年7月5日水曜日

2017.07.05 モノ・マガジン 2016.5.16号-オーディオ・万年筆・日本のジーンズ

編者 前田賢紀
発行所 ワールドフォトプレス
発行年月日 2016.05.02
価格(税別) 590円

● プラチナのPreppy。これまでに(今からだと1年前)630万本を出荷しているらしい。もちろん,出荷本数は世界一。
 200円なんだから,財布は痛まない。どんどん買える。おそらく,使い捨て感覚で使われているのかもしれない。
 しかし,ぼくの経験からすると,Preppyは充分に本格的な万年筆だ。高価な万年筆と書き味は遜色ないとまで言い張るつもりはないけれど,これまで使った万年筆の中では最も長く使えた1本だった。

● この本でも紹介されているんだけど,万年筆は毎日使っていれば,そうそう故障は起こらない。毎日使うことが最良の保守になる。
 ただし,Preppyはオールプラスチックだから,キャップや軸にヒビが入りやすい。そこは予めテープを巻いて補強しておく。キャップは嵌合式。その嵌合を司る突起も樹脂だから摩耗しやすい。摩耗したら瞬間接着剤で突起を補充する。

● そうしてまで200円の万年筆を使うことにこだわるのかと言われれば,こだわった方が面白いと答えておきたい。
 今はPlaisirのノバオレンジに惹かれて,Plaisirに乗り換えているんだけど,ペン先,ペン軸はPreppyと同じものだ。Plaisirがダメになったら,再びPreppyに戻るつもりだ。
 っていうか,何本かまとめ買いをしているので,全部使い切った暁には,ぼくの寿命も尽きているだろう。

● つまり,それ以外の万年筆は使うことなく人生を終えると思う。が,もし使うとすれば,やはりプラチナの#3776センチュリー(シャルトル・ブルーの細軟)にするかな。パイロットのキャップレスも使ってみたい万年筆だ。
 モンブランを含めて外国製には興味がない。二,三本使って,こりゃダメだと刷りこまれてしまった。

● 万年筆に合わせるノートは何がいいか。この特集でもライフやコクヨを筆頭に色々あげられている。
 ペンがPlaisirやPreppyなんだから高級ノートは似つかわしくないなんてこともあるまいと思う。アンバランスを楽しむのも悪くはない。
 しかも,この場合のアンバランスとは価格に着目したものであって,機能に目を向ければ,高級ノートとPreppyがアンバランスになるかどうかはかなり微妙だと思う。

● ノートの方も価格差ほど機能差があるかといえば,たぶん答えは否だろう。モレスキンとダイスキンの間に機能差があるとは思えない。
 というわけなので,ぼくはPlaisirをダイスキンに合わせている。結果において,安いペンに安いノートを合わせていることになる。
 それで特に不満はない。いろいろ試してみようという向上心もない。

2017.07.05 装苑8月号-紙と文房具

編者 児島幹規
発行所 文化出版局
発行年月日 2017.06.28
価格(税別) 552円

● 紙を使うプロ-漫画家やイラストレーター-が紙や自身の仕事の仕方について語っている。横山裕一さんは「局線も文字もほとんど定規で描いています」という。
 どの道であれ,プロは大変だなぁと思う。ぼくは自分の仕事でもプロではなかったなぁ。

● 祖父江愼さんの意見。
 本来,植物由来の生き物と言ってもいい紙が人工的で病気にもならず,なかなか死なないという状態を見るのは,何とも寂しい気がしませんか。
 「表裏の差がない平滑な本文用紙ばかりが好まれる現代」を憾んでいるようだ。といっても,この雑誌もまた「なかなか死なない紙」でできているわけだ。

● ぼくはもう,“ダイスキン+PreppyあらためPlaisir”で死ぬまで行こうと決めている。いや,堅く決めているわけではないんだけど,たぶん,そうなると思う。
 だから文具店に行っても通行人にしかなれない。そういう人間があまり頻繁に文具店に行ってはいけない。

● とはいえ,文具の世界も動きは細かくあるので,そうした情報には付いていきたい。付いていかなくても困ることはないけれども,付いていくのは楽しいので。
 そこで,文具を扱った雑誌には目を通しておきたいと思うわけです。

2017年6月25日日曜日

2017.06.25 ダイスキンを使い終えた

● 5月14日から6月24日までの42日間。毎日,千円のプレジールでシコシコと書いた。使い終えて,たっぷり在庫のある中から新しいダイスキンを1冊下ろすのは気分のいいものだ。

● ただし,だ。最近は少しマンネリが兆してきたように思われる。内容は完全に日記になった。1日の記録になっている。
 その時その時にダイスキンを開いて何事かを書きつけるというより,1日の終わりあるいは翌日になってから,その日の出来事ややったことをまとめて書くことが増えた。

● ノートを書くことにしたもともとの理由は,憂さを捨てるためだった。自分でも持てあましてしまう自分の感情の高ぶりを,手書きで書きつけてノートに捨てる。そういうことを考えていた。
 だから,同じことを何度書いてもかまわないし,憂さが捨ててあるんだからわざわざ読み返すこともない。ネタ帳やアイディア帳ならあとから何度も読み返さなければ意味がないだろうけども,ぼくのノートはそういうものではない。

● しかし,実際にやってみると,そうした必要があるときにはかえって書くのが億劫になることがわかった。
 気持ちが強い人ならそんなことはないんだろうけど,ぼくのような心的弱者は,感情に搦め捕られてしまう。書くことに向かえるのは,嵐が去ってだいぶ経ってからになるのだ。

● 読み返さないのは実行できている(?)。1冊使い終えたあとに,読み返すなんてことはない。日記になってしまっているのだ。自分が毎日面白いことをしているわけはない。密度の薄い定型の繰り返しであることは,自分が一番よくわかっている。
 だから,使い終えたダイスキンは捨ててしまってもかまわないと思う。

● Twitterを始めてからは,Twitterのツイートがそのまま自分の1日のログにもなっていて,いよいよダイスキンに何事かを書いていくのは時間のムダのように思えてきた。
 もちろん,ネットにはあげられないこともある。そういうものはダイスキンが唯一のよすがになるんだけど,そんなのは意外に少ないものだ。

● ダイスキンの在庫が大量にあるのも,とにかく(ダイスキンを)早く使わなくちゃというプレッシャー(?)になっているかも。

● これからは,ネットにあげるわけにはいかないことしか書かないとか,書く量を減らす方向で検討する必要があるかなぁ。
 書いてあることの大半はゴミだというのも,読み返さない理由になっているわけで,使い終えたら本当に捨ててしまってもいいものなら,そもそも書かなくてもいいんだもんね。
 ともかく。少し考えないといけないところに来ている。もし,Twitterで間に合ってしまうなら,紙とペンは要らない。

2017年6月22日木曜日

2017.06.22 TSUTAYA宇都宮駅東店の文具売場を覗く

● TSUTAYAというか,うさぎや書店になるわけですけど。
 幼児文具,学童文具,大人の文具,ノート,筆記具。売場に掲げられているプレートはこれで全部。面積的にも,幼児,学童のスペースが大きい。
 大人はあまり文具を買わないのかなぁ。どちらかといえばぼくは買う方だと思うんだけど,百均ですませてしまっているなぁ。文具店で必ず買うというのは,年に1回,手帳を買うときくらいかもしれないんだよね。

● 平日のこととて,文具売場にいるお客さんもほとんどいない。夕刻になれば中高生がやってくるのかもしれない。
 土日の2日間で1週間の売上げの8割を稼ぐのかもしれないし。

● 別のエリアに高級文具をまとめている。高級といっても,ロディアとライフのメモパッド,ツバメノートなどで,地方の場合,そこは自ずと限度がある。首都圏のように高級品が売れるわけではないのだと,苦しげに売場が語っている。

● ほぼ日手帳も置いてある。ただし,ウィークスのみ。その4月始まりのほぼ日手帳ウィークスが半額で売られていた。もちろん,買わなかった。
 手帳は30年にわたって,能率手帳を使い続けている。ここ10年ほどはバイブルサイズのBindex(の能率手帳版)。全くもって不満なし。当分,手帳を替えるつもりはない。
 手帳というのは,使い手に保守性を発揮させる商品ですな。

● 筆記具売場で一等地を占めているのはPILOTの製品が多い。フリクションが売れているからだろうけど,フリクション以外のボールペンもある。
 これ,たいていの文具店でも同じで,このあたりPILOTは上手い。というか,販促費をだいぶかけているんだろうか。

2017年6月17日土曜日

2017.06.17 成城大学の文具店

● 成城大学の澤柳記念講堂で開催された成城大学レストロ・アルモニコ管弦楽団の演奏会を聴きに行った。ので,大学の構内を少し歩いてみた。学生食堂の隣に書籍と文具を扱っている店があった。覗いてみた。

● 売場面積は狭い。書籍も文具も大学の売店にしては少し貧弱のように思えたんだけど,こんなものなんだろうか。ぼくが学生の時分も同じようなものだったか。
 文具店も書店も大学の外にたくさんある。必ずしもここで買っているわけではないんでしょうけど。

● ペンはパイロットのフリクションが圧倒的に目立つ。フリクション一択という学生が多いんだろうかね。消せるってのはそんなにアドバンテージを持っているのか。
 数年前,ぼくのところに配属された新入社員もフリクションを使っていたな。

● ノートは,ロルバーンのリングノート,コクヨCampus各種,ヒリトラブのツイストノート,オキナのプロジェクトペーパーをリング綴じしたノート,ツバメノートが1種。
 あとはルーズリーフの中紙。そんなものだった。

● 自分の学生時代を振り返ってみると,最初は高校の延長で科目ごとにノートを用意していたけれども,じきにりルーズリーフに移ったのだったと思う。
 が,あとで科目ごとに綴じなおした記憶はない。どうしてたんだろう。たぶん,ノートは録るけど,読み返さなかったのだな。よくいえば,教科書中心主義。普通にいえば,ムダなことをしていたわけだ。

● たとえば,成城大学の校章をあしらった,ここでしか買えないノートなどは特になかったと思う。そんなことをしてもあまり売上げに貢献しないのだろうな。東大や京大にはあったと思うんだけど,あれは主に部外者が買うものだろうから。
 ちなみに,運営は三省堂書店が請け負っているようだ。