2023年3月25日土曜日

2023.03.25 メルカリで測量野帳をチョコチョコと買っている

● メルカリでノートやペンの出物をチェックするのが趣味です,というかね。暇にあかせてそんなことばかりやってるわけですよ。隠居というのはそんなものです。
 で,ちょこまかと買ってしまうわけです。ノートなんてのは値段は知れている。年金暮らしの老人でもそれくらいは何とか買えるので。

● 最近は測量野帳を買うことが多い。時期によって鉛筆だったり,東京メトロだったりと,わりと偏るというか集中するというか。今月は測量野帳だった。
 まずはこれ。KOKUYO ME シリーズの野帳3冊とプラス・ワン。プラス・ワンの方は雑誌の付録らしい。いずれも3mm方眼。
 4冊で750円だった。KOKUYO ME 野帳は1冊440円だから,まぁまぁ安く買えた。

● ただし,レギュラー製品はカウネットで150円で買えるのでね。10冊単位になるけど。
 野帳は眺めるために買うのではなく,使うために買うのだから,中身はまったく同じなのだからカウネットで安く買うのが正義ですよ。元々が高いものを安くかってもしょうがない。
 しょうがないんだけど,こういう買い方をしてしまう。それもまた,しょうがない。

● 次はこれ。品川の THE CAMPUS SHOP 限定の測量野帳。これも3mm方眼。じつはこれ,何度かメルカリで買っていて,すでに6冊か7冊持っている。今回さらに1冊を付け加えた。
 たっぱりや安かったからね。メルカリ最低価格の300円。THE CAMPUS SHOP では700円くらいで販売してたんじゃなかったかな。レギュラー製品に比べると表紙がカッコいい。ミッシリしているという感じ。

● その次はこれ。「鬼滅の刃」野帳。2種をそれぞれ2冊で計4冊。1,111円。まぁ,安いッスよ。
 でも,中身はカウネットで150円で買えるレギュラー野帳と同じだからね。それに,こういうものは1冊でいいよね。同じものを2冊買うこたぁない。
 と,買ったあとにウダウダ言っとるアホウがおりますよ。

● こうした限定ものというか,表紙に箔押しを加えて値段を高くして売るのは,ほとんどが3mm方眼の SKETCH BOOK。
 普通のノートと同じ使われ方をするという前提になるのだから,SKETCH BOOK になるのが当然。LEVEL BOOK や TRANSIT BOOK の罫線を使うわけにはいかないよね。

● 最後がこちら。青い表紙の LEVEL BOOK。9冊で1,100円。カウネット価格を下回る。
 西尾レントオール株式会社のノベルティ。社員に持たせるのか,取引先に配るのか。表紙裏など4ページにわたって,西尾レントオールの紹介記述があるが,実用上の支障はない。

● オリジナル野帳に比べると,表紙の造りが豪華(?)。ポリプロピレン加工を施しているように見える。当然,撥水性はこちらの方がいいだろう。
 オリジナルと大きく違うのは中紙が48枚であること。折丁がひとつ多い。製本の仕方も違う。オリジナルは真ん中を糸綴じした折丁を重ねて,折丁間は糊づけしている。ところがこれは,全体を糸でかがって,背を糊で固めているようだ。
 使用上問題があるわけでは全くないし,逆に安心感もあるのだが,開きがやや固い。

● はるかな昔,コクヨが測量野帳と寸分違わぬ横罫ノートを出していたことがある(ノ-432)。それが48枚だった。しかし,製本の仕方は測量野帳と同じで,たんに折丁がひとつ多いだけだった。
 この48枚の LEVEL BOOK はそれとも違う。中紙の紙質と表紙の文字はオリジナルと同じなので,コクヨが製造しているのだとは思うけれど。

2023年3月21日火曜日

2023.03.21 また,伊東屋へ

● 銀座に出たはいいものの,自分が一人で入れる店というのは,銀座にはほぼない。文具店なら入れる。ので,12日に続いてまた伊東屋にやってきた。

● 伊東屋オリジナル測量野帳の新柄(?)も2種,入口を入ったところの特等席に置いてあった。“風船とネズミ” と “星とペンギン”。
 名のある人の作品なんですかねぇ(→ 北原明日香さんというイラストレーターの作品とのこと)。欲しくなる絵柄ですよ。けど,880円とあってはおいそれとは手が出ない。

● 測量野帳の価格に関するぼくのモノサシは,1冊150円のカウネット価格。中身は同じなんだからね。
 150円に対して880円。表紙の作り込みと稀少性に,差額だけの価値があるのかという問題。そもそも,工業製品に稀少性というのはあり得ないよね,と思ってしまうんですよ。
 要は貧乏性なんですな。結果,これはぼくが使うものではない,と。

● いや,絵柄がいいと思ったわけじゃないか。絵柄の対価まで考えればどうか。うぅぅーん。
 自分の感性というか感覚というか好き嫌いというか,そんなのはまるで信用できないと思っているせいもある。では何を信用するのか,自分の今の感覚を信用するしかないじゃないか,という声も聞こえてくるんだけどね。

● 伊東屋の製品で気になるのはぺんてるの水性3種(サインペン,ボールPentel,プラマン)に着せるペンジャケットなのだが,これはたぶん使うことはない。つまり,サインペンやボールPentel を使うことがないからだが,もうひとつ気になるのができた。
 鉛筆に着せるジャケットだ。補助軸ともいう。で,その補助軸の実物を確認しておくかと思ってね。

● 常用する筆記具は赤で揃えたいという,いつまで続くかわからないけど,そんな気持ちが兆してきてる。ピグマホルダーは赤を買い足した。鉛筆も赤にしたいな,と。
 といっても,赤軸の鉛筆を買うんじゃなくて,赤い補助軸を使えばいいじゃないか,と。伊東屋オリジナルの補助軸には赤があったよな,と。
 その前にやらなければいけないことがあるんだけどね。鉛筆はほぼ使っていない。常用筆記具の仲間にする工夫をしないとね。

● 伊東屋って,鉛筆は7階の画材コーナーに置いてあるのね。トンボの8900も三菱の9800も画材コーナーにあるんですよ。
 鉛筆は一般筆記のための道具ではなくなっているんですかねぇ。当然,鉛筆の周辺器具(消しゴムや鉛筆削り,補助軸など)も画材コーナーにある。

● 赤い補助軸もあった。605円。今日のところは確認しただけ。慌てることはない。
 たかが補助軸に605円かと思わなくもないが,2つほど買っておこうかと思う。買ったとたんに赤に飽きることも充分に考えられるけど。

● ちなみに,Amazon でも605円。しかも,送料がかかる(Prime 対象になっていない)。Prime 対象にすると伊東屋の通販サイトより実質的に安くなってしまう。
 東京に出向くことはこれからもしばしばあるので,その折に店舗で買えばいいや。


(追記 2023.04.09)

● 北原明日香展はなお開催中。測量野帳の紺色(星とペンギン)は完売したようだ。264円のものが表紙を変えるだけで880円でも売れる。何事の不思議なけれど。
 買った人は,測量野帳ではなく,表紙の絵柄を買ったわけだよね。そこに880円以上の価値を認めたわけだ。

● モチーフが子供と動物なので,一般受けしやすいというのもあると思う。購入者の中心は当然にして女性だろう。
 女性は財布の紐が固いといわれたのは昔のこと。現代の女性は男性より金離れがいいよね。パッと行く感じ。ぼくみたいにウジウジ迷ったりしない。

2023年3月14日火曜日

2023.03.14 測量野帳の消費は順調ではあるのだが・・・・・・

● 昨年から測量野帳の LEVEL BOOK を使ってきた。緑色のセ-Y1 が残り1冊になった。次は藍色のセ-Y21N を使っていく。再生紙使用のやつ。
 再生紙を使っているからエコだとか環境に優しいとなるのかどうかは知らないが,これが29冊ある。20冊はカウネットで買った。残りはメルカリ。

● 野帳のヘビーユーザーはカウネットで買ってるはず。文具店だと264円なのにカウネットだと150円だもんね。10冊単位でしか買えないけど,1,000円以上の買物で送料は無料になる。
 Amazonにもメルカリにも,カウネットより安い価格で出てくることはあまりない。

● 野帳っていろんな表紙のやつが出てて,コレクションアイテムにもなっているようだ。けど,余計な絵柄のないシンプルなレギュラー製品が一番クールだと思う。使うのもレギュラー製品が優先。
 使い切れなくて捨ててしまうことがあるとして,捨てるのは安いレギュラー製品ではなくて,コレクションアイテムになっているような少々お高い野帳の方だ。

● まず,LEVEL BOOK のレギュラー製品を使い,次に LEVEL BOOK にも数少ないノン・レギュラー製品があり,その一部をぼくも持っているので,それらを使っていく。
 しかる後に SKETCH BOOK に移る。SKETCH BOOK も同じ順序で使っていく(無印野帳はレギュラー製品と見なす)。

● コレクションアイテムになってる野帳のほとんどは SKETCH BOOK。それらも大量に買ってしまっている。なぜそんなものを買ったのか,若干の後悔があるんだけれども,買ってしまったものは仕方がない。
 じつは,これが一番多くてね。表紙の絵柄とかに格別の愛着は持っていないのでねぇ。使っていくのに気が重いというところがある。この1冊の値段でレギュラー野帳を3冊買えたのかぁとか思いながら使うのは嫌だなぁ,といったことも含めてね。

2023年3月12日日曜日

2023.03.12 銀座の伊東屋へ

● ひと月ぶりに伊東屋を覗いてみた。欲しい文具は何もないのだけど,銀座に来ても他に行くところはないので。
 いやいや,混んでましたよ。これじゃ30分以上はいられない。外国人がほんと多い。
 日本文具(特に筆記具)のクォリティの高さは相当なものと聞いてはいたけどね。しかも,彼らにしてみたらあり得ないほどに安いだろう。伊東屋はもはや日本の観光資源でしょうかね。

● つーか,銀座が大変な混みよう。完全復活だ。
 そぞろ歩くのはとても無理。混んでいて人の動きに流れができにくい。銀座はしばらくご無沙汰でいいなと思っちまった。
 今は外国人にお金を落としてもらうのが,銀座のためでもあるだろうしね。お金のない日本人は近づかぬが吉。

● ところで,伊東屋。気になっているのは,伊東屋でしか売っていないペンジャケットだ。ぺんてるの水性3種(サインペン,プラマン,ボールぺんてる)に装着して使うやつ。
 装着するとどうなるか。ペンが太くなり,重くなり,カッコよくなる。

● しかし,サインペンは使う機会がない。プラマンは過去に使ったこともあるし,今も何本か持っていて,この先使うことになるはずだ。
 が,プラマンは裸のまま使えばいいと思う。ジャケットを着せる必要がない。というか,着せない方がいいと思う。

● したがって,使うとすればボールぺんてるだけなんだけど,ボールぺんてるは字幅が太い。ぼくの使い方(B罫ノートに文字を書くという単純な使い方)には向かない。
 ノートはコクヨの測量野帳を使っているのだが,測量野帳だと裏に抜ける。野帳で裏抜けするからには,他の多くのノートでも同じだろう。

● ということで,このジャケットを浸かってみたくはあるんだけれども(いくつか色があるのだが,赤がいい),使える局面がなさそうだ。
 Twitterを見ていたら,シグノに着せられるジャケットが欲しいと伊東屋に要望した人がいたようで,店員が会議に諮ってみますと回答したらしい。それが1年前のこと。
 まだ何のアナウンスもないから,お客さんに対する社交辞令だったのだろう。が,それが出たらぼくも買うかもしれない。

● ちなみに,サクラクレパスのピグマには専用ホルダーがある。プラマンとピグマ,微妙な差なんだけど,ピグマには専用ホルダーを装着した方がいいと思う。ぼくは装着している。
 もちろん,ピグマの元々の用途である製図やイラストレーションに使うのだったら,ホルダーを装着すると肝心な字幅表示が見えなくなってしまうから,裸で使うことになる。けれども,普通に文字を書くのであればホルダーを付けた方が書きやすくなる。

2023年3月7日火曜日

2023.03.07 波子 『弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち』

書名 弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち
著者 波子
発行所 小学館クリエイティブ
発行年月日 2022.10.30
価格(税別) 1,300円

● 著者は「筋力が低下していく病気で,32歳になった頃から歩行時に杖が手放せなくなり,現在は外出時に簡易型電動車椅子を試用して」おり,「握力は15kg」という。
 その視点から文具を眺めると,どのような景色になっているのか。

● そのあたりを,高畑文具王がいくつか指摘している。
 メーカーの開発者は身体的な不便を感じていない人が多く,自分が感じる使いにくさに対しては敏感でも,自分の感覚にはない不便や困りごとには,なかなか気づけなかったり。(中略)だから橋渡し役がいることで(龍略)リアリティのある気づきを与えてくれる。それに加えて波子さんが楽しそうに評価してくれているのがいいんです。(p96)
 基本的に道具は「楽な方向」に進化していきます。新商品を作るときは子どもでも使えるように,なるべく力を使わなくてもよい方向に設計します。(p98)
 ゼムクリップは完璧なデザインだと多くの人が評価していますが,それは見た目の美しさだったり,大量生産のしやすさという点なんですよ。でも道具として考えたとき,じつは全然完璧ではなかったということを波子さんの文章に気づかされて,ハッとするわけです。(p98)
 波子さんのおかげで,僕のなかに文具をおもしろがるフィルターがひとつ増えました。自分にはできないし,ほかの文具ライターも気づけない。すごいし,悔しいですよね。(p100)
 波子さんの話と文章には「文具に対する切実さ」があります。(中略)本来の文具には自分の身体を拡張してくれるツールとしての役割があります。(中略)波子さんの文章を読むと文具ってこんな風に人と関わっているんだなということを再認識させられます。(p101)
● 著者は「使いやすくて,かわいらしい。これってとても大事なことで,うれしいことだと思うんです。力が弱くても,かわいい文具を使いたいですものね」(p15)という。
 かわいらしいというのは,そうか,それほどに大事なことなのか。このあたりが,昭和原人の男性であるぼくなんぞにはあまりピンと来ないところではあるんだけどね。

● 修正テープ型の両面テープがあることを初めて知った。コクヨの「ラクハリ」という製品。

2023年3月4日土曜日

2023.03.04 杉浦さやか 『たのしみノートのつくりかた』

書名 たのしみノートのつくりかた
著者 杉浦さやか
発行所 祥伝社
発行年月日 2021.12.10
価格(税別) 1,500円

● 著者が2005年に出版した『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)の改訂版という位置づけらしいのだが,新著と考えた方がいいでしょう。
 著者は日大芸術学部卒のイラストレーター。ゆえに,文章の書き方という話にはならない。楽しい,お洒落といったあたりを訴求している。
 しかし,この人,好奇心が旺盛な人ですよ。いろんなことをやってるんですなぁ。女の人ってみんなそうなんですかねぇ。って,そんなはずはないな。

● 以下にいくつか転載。
 読み返したくなるのは,断然色つき日記。(p15)
 好きなものをランダムに貼ってゆくのもいいと思う。どこを開いても好きなものだらけのノートなんて,自分にとっては最高の絵本になるんじゃないかな。(p59)
 一時期使用したシステム手帳は機能をいろいろ増やせるのが楽しかったけど,なんだか深い愛着は持てなかった。(p76)
 私のは字が多くて,しかも殴り書き。あまり読み返す気になれないもんな。いつか,スッキリしゃれた旅日記を完成させたいものです。(p99)
 自分の意見や感情はあとで恥ずかしくなるのでなるべく書かず,客観的に事柄だけを記録する。(p107)
 ノートに向かって自分がやりたいことを考え,言葉や絵をつむぎ出す。手を動かすことで,ようやく頭の中にあるものがクリアになるのです。(p149)

2023年3月3日金曜日

2023.03.03 ボールぺんてる の極細版が手元にあるんだけど

● 元祖水性ボールペンのボールぺんてる,今でも販売されており50周年を迎えたらしい。が,ボールぺんてる は字幅が太くて,封筒の宛名書きくらいしか用途が思いつかない。で,封筒の宛名書きなんてやらない。
 しかし,販売されているのは売れているからであって,売れているのは買う人が多いからだ。いったいどういう用途に使っているのだろう。

● その極細版のスーパーボールというのがかつてあった。ぼくの手元にも1本残っている。
 これなら普通に常用できるかもしれないと思って,使用中の測量野帳(LEVEL BOOK)に書いてみた。もう10年以上放ってあるのだが,今でも筆記可能だった。

● ところが,測量野帳の紙では裏抜けする。測量野帳でダメでは,たいていの両面使用のノートでもダメだろう。スーパーボールの復活キボンヌ,と言おうと思ったのだけれども,使うわけにはいかないか。
 片面しか使わないメモパッドとか便箋とか原稿用紙とかを,ぼくは使うことがない。縁のない製品だったのかなぁ。これに伊東屋のペンジャケットを着せられるんだったら,赤の着せて使ってみたかったんだけどね。

● トンボの ZOOM 505 でも裏に抜けたし,パイロットのVコーンでもかすかに抜けるんだったかな。
 液状インクの水性ボールペンは難しいですかねぇ。万年筆の黒インク(プラチナだけど)はOKなんだけどね。ゲルインクならもちろん問題ないし,水性のミリペンは完全に無問題だから,それらを使えばいいだけの話ではある。