2016年12月13日火曜日

2016.12.10 ダイバーシティ東京プラザのダイソーで

● ダイバーシティ東京プラザに行った。ここはぼくのような人間が入りこむところではない。身の置きどころがあるのは,6階のダイソーだけだ。
 ので,相方がそちこちで買いものをしている間,ぼくはずっとダイソーの文具売場にいた。

● ダイソーは当然,全国一律。ダイバーシティだからといって,他にはないものが売られているわけではない。
 それでも丹念に見て歩くと,発見があるものだ。

● B5サイズの方眼ノートが目に入ってきた。どこかで見たことがある。と思わせぶりなことを書かずとも,これはライフのノーブルノートに似ている。
 デザインや色使いまでライフを真似ている。良くいえばライフを範にしており,悪くいえばパクっている。

● すでにB7メモパッドでライフ類似の商品を出しており,ぼくも1冊買ってみた。品質・紙質に何の問題もない。
 こういうのを100円で出されてはライフも困るだろうと思うんだけど,わりと棲み分けができているんだろうか。

● ノーブルノートのB5は中紙100枚の部厚いのがある。1,200円。
 ダイソーのはその半分もないと思われるんだけど,当然にして100円。おそらく,紙質に問題はないだろう。

● ライフの他にも,ロルバーン,モレスキン,コクヨなど,ダイソーにパクられたメーカーはかなりの数に上るのではないかね。
 ダイソーの商品開発の特徴のひとつは,文具に関する限りだけれども,その分野のトップを行く商品の外観を臆面もなく取りこむことだ。自らコピー商品であることを主張しているかのようだ。

● 結局,そうした方が売れるからなんだろう。ロルバーンにしろモレスキンにしろ,使ってみたいけど値段的にちょっと,と思えるものが100円で手に入る。
 もちろん,本物ではないんだけども,近似ではあると思えるのかもしれない。エルメスのコピー商品を持つのと同じようなものか。

● しかし,そのためには品質が一定水準に達していなければならない。ダイソー文具は色々と言われるけれど,紙製品に関してはかなりのクオリティに到達しているように思われる。

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