2023年4月19日水曜日

2023.04.19 国立科学博物館の測量野帳をゲット

● 都区内パスを買って,まず上野に。国立科学博物館に来た。記憶する限り,初めて。
 でね,手も足も出ないことがわかった。実物を見て,説明書きを読んでも,チンプンカンプン。未就学児が親に連れられて来ているけれども,ここは遊び場以上にはならないよねぇ。

● わかろうとしてはいけないのだ,と諦めた。あ,あれ,教科書で見た,という程度の味わい方で良しとしなきゃしょうがない。だから,博物館というのだよ。
 「KITTE」にあるインターメディアテクも難物だけど,ここも攻略しようと思ったら大変だよぉ。

● ただ,ひとつだけ感じたのは「用の美」というやつ。民藝以上に科学技術分野の計測器とか天球儀,医療機器に妥当するように思う。
 用に即した形を研ぎ澄ますと美に至る。モノとして美しいと感じさせる。

● 国立科学博物館は建物が複数あって,その通路に遊びがある。ベンチに座って語らっている老夫婦もいたりする。なかなか悪くない風情ではある。
 65歳以上は入場無料だ。弁当を持ってくれば1日過ごすことも可能だろうが,さすがにここで1日粘るのには体力がいるなぁ。

赤に見えるが,実物はオレンジ色の表紙
● ミュージアムショップで測量野帳を購入。いやね,半分はこのために来たようなものなんですよ。Twitterで画像を見て,カッコいいなと思ってさ。
 製本の仕方からしてコクヨ製に間違いない。3㎜方眼の SKETCH BOOK。
 素のコクヨ製品に箔押しを加えたというのではなく,表紙は完全に独自の仕様。なるほどカッコいい。ゴテゴテしてなくてスキッとシャープな印象だ。
 税込み380円。こういうのって,550~770円くらいするじゃないですか。国立の施設だから,こういうところではガツガツしないんですね。

● 駒場にある日本民藝館にも測量野帳があった記憶がある。これから駒場に向かうことも考えたんだけど,さすがにちょっと億劫になった。
 測量野帳は逃げないからね。日本民藝館に再訪したくなったときに買えばいいだろうと思い直した。

0 件のコメント:

コメントを投稿