2017年3月8日水曜日

2017.03.08 「Aspo」の文具記事

● 「Aspo」は下野新聞社が発行する生活情報紙。週に1回,下野新聞に折りこまれる。今日の「Aspo」は文具の特集だった。

● 1面は小学校の廊下の写真。文具の第一のユーザーは,児童・生徒・学生なんでしょうね。今の小学生はどうなのか知らないけれど,大昔の小学生は下敷きを自分の衣服でこすって静電気を起こし,隣の人の髪の毛を逆立てて喜んでいた。
 消しゴムに絵を描いたり,刻んでいるやつもいたな。輪ゴム鉄砲なんてのもあった。
 ノートに漫画(というか,少女漫画のヒロインを真似た絵)を描くというのが,女子の間で流行ってたりもした。

● 文具で遊ぶってことを実地にやっていた。あれは小学生の特権でしょうね。中学生になってそんなことをしていると,バカにされたからね。
 文具にある種の郷愁を感じるのは,そういう思いでがあるからだと思う。
 昔はモノが貴重だったから,鉛筆1本にしても,新しいのを買うとしばらく幸せだった。そんなことも思いだす。

● 同時に,文具は勉強に使うモノであって,学校を卒業すると勉強はしなくなる。イコール,文具から離れることでもある。
 文具は思いでの中にあるものだ,という人も多いと思う。

● 次なる特集は,「進化を続ける文房具」の紹介。まもなく,「入学入社・新生活」を迎える人たちが大勢いる。それに備えて,こういう文具はいかがですか,と。
 この記事で紹介されているのは,まずはスタンドペンケース。ペンケースがペンスタンドになるというもの。面白いと思うけれども,ニッチ製品でしょうね。これを必要とする人ってのは,どんな人なんだろう。野外で何かを書く人か。そんな人っているのかね。書くだけならボールペンかシャープペンを内ポケットに1本挿しておけばいいだけなんだが。

● ロジカル・エアノート。品質はそのままに軽量化を図ったもの。が,これもニッチかなぁ。いや,学生にとってはかなり重要な問題ですかね。
 でもノートを何冊も持ち歩く学生さんってどのくらいいる? ルーズリーフにしちゃうんじゃないかなぁ。ぼくはそうでしたよ。

● あと,卓上クリーナーとか刃が長もちするカッターとか。いろいろありますね。メーカーは努力している。それを追いかける文具ファンもいるんでしょうね。
 ほんとに細かい改良を倦まず続ける日本の文具メーカーはすごいと思う。

● 次の記事は,マステを使って日用雑貨をデコりましょ,というもの。これはほとんどの男子には無関係な世界。女子の独壇場でしょうね。
 ぼくは文具に限らず,モノはデフォルトで使うものと思っちゃってる。はなはだ,想像性と創造性に欠けるタイプだ。メーカーのお仕着せを受け入れようとするタイプ。受け入れづらいときは,自分に問題があるのだと思ってしまう。過度にナイーブなタイプでもある。

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