2017年3月25日土曜日

2017.03.20 『おたより手帖 封筒のいろいろな楽しみ方』

編者 Killigraph(瀬川卓司)
発行所 東京地図出版
発行年月日 2010.05.10
価格(税別) 1,550円

● 世界各国のいろんな封筒を紹介していたり,オリジナル封筒の作り方を載せていたり。女性のクリエイティブを助けるための本。
 という,区分けを安易にしてはいけないのかもしれないけど。でも,こういうものに興味を向けることのできる男性はほとんどいないでしょうよ。

● ただし,そういう本の作り手の中心にいるのは男性なんだよね。ビジネスの仕方も知っていないと本は作れないよってことなんだろうかね。

● そのビジネスの話に封筒が登場するのが巻末の座談会。
 宇田川 私は以前,取材でハグルマ封筒の杉浦社長のお話を聞いて,改めて封筒ってすごいなと思ったんです。杉浦さんが,「相手の懐に,唯一入り込めるのは封筒だ」っておっしゃっていて。 永田 そうなんです。営業でも,新規の取引先に電話やメールではなく手紙を送ると,やればやるだけ成果がでたりする。手紙って,気持ちが伝わるんですよね。(p106)
● 登場するといっても,以上ですべて。
 つまりこの本は,メールやフェイスブックのメッセンジャーではなく,紙の便箋に書いて封筒に入れて相手に送る(贈る)のを趣味にしている,あまり数は多くないであろう遊び人に向けたもの。

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