2020年4月23日木曜日

2020.04.23 氏家BIGの文具売場

● 氏家BIGって,氏家にあるイオンブランドのスーパーのことね。わが家からは車で15分ほどの距離。けっこう行くけど,文具売場を覗くのは10回に1回くらいですかね。

● マルマンのスパイラルノートが87円。同じものがSeriaでも売られている。当然にして100円。百均よりもBIGが安い。
 A6サイズのCampusは77円(3冊セットで買うと197円)。ぼくが知る限り,実店舗で買うならここが最安値。さらに安く買おうとするなら,Amazonで10冊単位で買うしかない。

● こちらはイオンブランドのルーズリーフ。200枚で157円って何ですか。これまた百均より安い。ルーズリーフを使うのは学校で勉強中の人が多いだろう。生徒の皆さん,これで充分でしょ。

● 実際のところ,日常使うのに必要な筆記具やノートをはじめ,ホチキスやボールペンもここで揃うわけですよね。あたりまえだけれども,売れ筋は押さえている。ジェットストリームもフリクションもあるわけでね。
 袋小路に入っちゃってる文具マニア以外は,文具もスーパーで揃う。しかも,安い。

● けれども,BIGならではと思うのはこれだ。A4コピー用紙,500枚で267円。
 コピー用紙をコピー用紙として使うのではなく,メモ紙として潤沢に使い捨てる。筆記具は2mm芯の北星鉛筆を使う。ぼくが勝手にイメージするクリエイティブ系スタイルのひとつがこれ。
 憧れる。憧れるだけで,そこから先には行かないけどさ。

● つまり,何ですねぇ,文具の世界だけは貧富の差が問題にされない気がするんですよねぇ。ン十万円の万年筆を常用している人も世の中にはいると思うんだけど,はっきりそれがどうしたと言えてしまう世界って,なかなかないでしょ。
 文具ならそれが言える。ン十万円の万年筆? あんた,バカなの? って,嫉妬とか衒いなしで言えてしまう雰囲気がある。ン十万円の万年筆でも300円のPreppyでも,できることは同じだからだ。
 安かろう悪かろうは通用しなくなっている。生産物の質は,道具の価格ではなく,使用者の頭脳と経験による。そのことが共通了解事項になっているからだ。

● バカはいつの時代でもどんな世界にもいるものだから,モレスキンなどという粗悪で高額な商品の跋扈を許してしまうことがある。
 しかし,それは愛嬌の範疇であって,基本は“貧富を問わない”の水準に到達していると思う。

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