2022年3月26日土曜日

2022.03.26 手帳は売れなくなっているんだろうか

● 自治医大駅前のうさぎや書店を覗いてみた。自治医大で途中下車して「休日おでかけパス」を買ったついで。
 4月始まりの手帳が並んでいるわけだけども,売場が例年より小さくなっているように感じる。書店が扱っているのは高橋,NOLTYといったビジネス手帳がメインなのだが,手帳の売上は厳しいことになっているんだろうか。

● スマホが普及し,Googleカレンダーのようなアプリも出て,手帳もデジタル化しようと思えばできる状況になっているのに,紙の手帳の売上は落ちないどころか,増えていると言われてきた。
 が,コロナでリモートワークが増え,人と会うことがままならなくなって出張も減るということになると,手帳は不要とされるんだろうか。家にいるんだからカレンダーに書いておけばいい,的な。書いておくことも減ったんだし,と。

● このあたりがぼくにはよくわからない。コロナが騒がれだした2020年3月に完全引退したので,リモートワークどころか毎日が日曜日になったのだけれども,その後も手帳は使い続けているからだ。
 しかも,現役のときと同じ手帳を継続して使っている。仕事がないのだからマンスリーの薄い手帳で充分だろうと思っていたのだが,現役のときと書く量は変わらないのだ。

● 手帳をスケジュール管理のためのツールと捉えるなら,ほとんどの人は手帳なんて要らないのではないかと思う。脳内メモリだけで何とかなるのではないか。脳内メモリではどうにもならないほど多くの予定を抱えている人は,そんなにはいないだろう。
 手帳はスケジュール管理だけに使うものではない。小さな日記帳でもあるはずだ。日記を書いているつもりはなくても,1年が終わってみれば,1年間の行動記録が手元に残るというふうになっているものだろう。

● それ以外にも独特の使い方をしている人はいるのだろうが,多くの人はそうしたログを残すという使い方をしているものだと思っている。自分がそうだからなのだが。
 だとすれば,リモートワークが増えたから手帳の販売数量が変わるというのは,少々受け入れがたい。が,リアルで起きているのはそういうことなんだろうか。

● 右の写真は1月始まりの手帳を 50%OFF にしているコーナー。Bindex のリフィルも 50%OFF。NOLTY 製品も値引きするんだね。売れ残っても値引きはせずに破棄するのみなのかと思っていたのだが。
 これらの手帳は書店が買取り販売をしているものなのだろうか。書籍と同じで,売れた分だけ仕入れたことにして,売れ残りは返品するというやり方だろうと思っていたのだが。それとも,メーカーと協議して 50%OFF で販売して,それでも売れ残ったものは返品するということなんだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿