普通紙の野帳が数えるのもいやになるほど残っているが,次は A6 Campusノートを使ってみようと思う。これは23冊しかない。
野帳の LEVEL BOOK と同じB罫(1冊だけC罫がある)。野帳の22行に対して,Campus は21行。野帳の40枚に対して,Campus は48枚。横幅は Campus の方があるから,Campus は月に3冊は使えないと思う。
● 野外で書くことなどないので Campus で充分なのだが,ぼくの心は測量野帳にありますよ。Campus はあくまで仮住まい。
Campus なら,少なくともプラチナのブルーブラックで裏抜けすることはないはずだから,万年筆に戻ってもいいのだが,このまま鉛筆を使って行く。
● ぼくは文具に関しては判官贔屓というかマイナー愛好癖はなく,紙製品ならコクヨでいいと思っている人間だ。
そのコクヨの中でも,あたりまえだが,製品によって紙質に違いがある。野帳と Campus を比較すると,紙質は,好みかもしれないが(いや,好みだろうが),Campus に軍配が上がる。滑りがいいのだ。
● 少なくとも鉛筆で書くならば,Campus の方が使用エネルギーが少なくてすむかもしれない。速度も出る。筆圧を要求されない感じなんだな。
Campus だと中華製の粗悪な鉛筆でも(昭和30年代の国産鉛筆の普及品より,今の中華製の方がいいとは思う)かなり使えるというのもひとつの発見。
● 紙によってここまで違うのか。と言っても,その差は微差ではある。
が,その微差のために,製紙業者を含めてメーカーは鎬を削っているのだろう。
● Campus を使うのは今回が初めてではない。数年前にも何冊か使っているのだが,鉛筆を合わせるのは初めてだ。けっこう新鮮な体験になりそうだ。
今まで使ってきたのが再生紙を混入させた野帳なのだから,書き味が違ってくるのは当然の話。普通紙の野帳と Campus の間にどれほどの違いがあるのかは,また測量野帳に戻ったときに確認してみる。
(追記 2025.02.18)
● Campus ノートは無線綴じ。その代わりというか,1枚おきに左右ページがけっこうな幅でベタッと糊付けされている。
無線綴じで強度を出すために,こうするのが必須なのだろうとは思うのだが,これが使っていてけっこうなストレスになる。他の人はどうなんだろう。平気なんだろうか。
● もうひとつは,やはり左右ページの段差だな。極端に言うと,使い始めの頃は左ページは左半分しか使えない。いや,極端に言うとですよ。
測量野帳は,折丁製本なのと薄いのとでそれを免れているんだけれども,これは綴じノートの宿命なんですかねぇ。フラットに開くやつも出ているようだけどさ。
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