2016年9月6日火曜日

2016.09.06 エリート万年筆は気がすんだ。三菱鉛筆ノートも気がすんだ

● 三菱鉛筆の「創業130年限定セット」に付いていた「プレミアムノートブック」にパイロットのエリート万年筆を合わせているんだけど,ジークエンスのときと同じで,数日間何も書かないで過ぎることがあった。
 これ,身体が正直に反応しているのだと思う。身体が使いたくないと言っている。ダイスキン+Preppyに戻してくれ,と。

● 三菱鉛筆ノートは「中紙には,なめらかな書き心地を徹底的に追求した紙を使用しています」とある。鉛筆で書くのに最適な紙を追求したんだろうけど,万年筆で書いてもそのことは感じる。
 エリート万年筆を合わせるとヌラヌラスルスルと滑らかだ。Preppyで書いてもダイスキンより抵抗なくペン先が滑っていく。

● が,ダイスキンにPreppyで書いたときの文字を刻む感じ,カリカリというほどよい抵抗感。そちらの方に,ぼくは快を感じる。
 したがって,三菱鉛筆ノートを使い終えたら,ダイスキン+Preppyの300円システムにいったん戻すつもりだ。

● 身体感覚にしたがってそうするわけなんだけど,そこにあえて頭で考えた理屈を乗せると次のようになる。
 万年筆は筆圧を書けずに自重を利用して書いていくものだと,何かで読んだことがある。そのためにはある程度重くなければならない。
 Preppyはオールプラスチック製で大変軽い。自重で書くなんてのはとても無理。この点,エリート万年筆ならそれができると思われる。
 だけど,ぼくにはできないんだな。単純に重いと感じるだけ。軽いPreppyがいいかなと思ってしまうのだ。

● エリート万年筆を使ってみようと思ったのは,はるかな昔,中学時代へのノスタルジアからだった。で,少し使うとそのノスタルジアが満たされて,気がすんでしまったようなところもある。

● 三菱鉛筆ノートでもエリート万年筆だとときに裏に写ったり,滲むこともある(ダイスキンほどではない)。この点でノートに不満を鳴らすつもりはない。鉛筆を使って書いてくれと念じて作られたノートだろうから。
 パイロットのインク(ブルーブラック)の性質ゆえかもしれないし,エリート万年筆のインクの出が良すぎるからかもしれない。いや,これくらいは出てくれていいのかもしれないけれど。

● 三菱鉛筆ノートは正規のA6サイズ。対して,ダイスキンはA6を下回る独自の(というよりモレスキンを真似た)サイズだ。
 しかも,三菱鉛筆ノートにカバーをかけて使っているので,ダイスキンより相当大きくなっている。ダイスキンのサイズの絶妙感を感じる結果になる。
 この点はモレスキンの功績? いや,モレスキン以前からあったのだろうな。

2 件のコメント:

  1. プラチナのBBは裏抜けしにくいですよね。パイロットは大抵裏抜けします。

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    1. そうなのですね。メーカーの個性というものでしょうね。
      ユーザーとしては,コンバーターを介して好きなインクを使えばいいわけでしょうけど。

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