2019年11月18日月曜日

2019.11.18 SYSTEMICスタイルを3日間やってみて

● まずCampusから。といって,Campusを使うのはこれが初めてではないし,とにかく多くの人に使われているノートだ。ので,今さらという話ではあるのだけれども,さすがはコクヨクォリティーということ。
 特に紙質。万年筆で書いていても裏抜けの心配など1㎜もする必要はない。もっといい紙を使っているノートがあるのは知っている。MDノートはぼくも持っていたかもしれない(まだ使っていない)。

● しかし,Campusで充分だろう。Campusが採用している紙で充分で,そこから先はかなり精度の細かい,こだわりの世界になると思う。
 A6Campusはスーパーで買うと,百円でお釣りが来る。普段使いのノートのはずだ。それでこのクォリティーを味わえるのだから,日本人は恵まれている。

● SYSTEMICに装着すればハードカバーのノートになる。立って書くのに支障はない。少なくとも,モレスキンや測量野帳と同程度には支障がない。
 トラベラーズノートとして使うにも,SYSTEMICスタイルで何の支障もない。

● その名のとおり,大学生が講義のノートに使うために作られたものかもしれないが,中学生や高校生を含めて学習用のノートにするのに向いている。縦に使えば国語の授業でもOKだ。
 社会人が仕事で使うにも向く。打合せの記録,アイディア出し。何にでも使える。
 Campusが徹底的にノートに徹しているからだ。尖りを排除している。Campusに限らずたいていのノートはそうなのだが,汎用性を備えているのだ。
 となると,ノートとしての基本性能が重要になる。紙質,堅牢性,価格。そういうところ。おそらく,Campusは天下無双といっていい状態だろう。

● ノートそのものには尖りがないが,ユーザーが彼独特の尖った使い方をしたいと考えた場合には,Campusは快くそれに応えてくれそうだ。
 ページに縦線を加えて筆記領域を区切るとか,1行あたりの字数を揃えて原稿用紙のように使うとか,そうしたことがしやすくなっている。5行ごとに点を打ってあるので,行数も数えやすい。

● 目立たない装いで傍らに控える,才たけた女性に比すことができる。才たけた女性なのだから,いつでも連れて歩いた方がよい。そういう女性を連れていれば,自分に箔が付く。
 というわけで,暫定版SYSTEMICスタイル,かなり良い。

● 持ち物で自己主張あるいは自己表現をしたいと考える人がいるかもしれない。ありていに申せば,知性にちょっとした欠陥を抱えている人。
 その場合,Campusを使っていたのでは,その他大勢の1人になる。最も広く使われているノートだからだ。
 しかし,Campusを使っていれば,少なくともバカには見えない。モレスキンユーザーのかなりの部分がバカに見えるのとは対照的だ。わかっている男(女)だと思ってもらえるかもしれない。あえてCampusで装うのはアリだとぼくは思う。

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