2020年3月27日金曜日

2020.03.27 ダイスキンに復帰

● 昨年の11月16日から,SYSTEMICにCampusを2冊挟んで使っている。昨日で3冊のCampusを使い終えた。ノートはCampusなのだから,まずもって不満はない。万年筆での書き味も,強度も。そして価格も。
 なのだけど,今日からダイスキンに戻すことにした。理由の第1はダイスキンの在庫を大量に抱えていること。使わなくちゃしょうがない。

● 理由の第2はCampusへのかすかな不満。糸綴じではなく,糊付けなので致し方がないところなのだと思うんだけど,1枚おきに糊付け部分がある。根本から開くのとそうはいかないのが,1枚毎に変わる。ここがかすかな不満。
 実用上は何も問題はないんですよ。問題はないんだけれども,かすかに引っかかるといえば引っかかる。

● 糸綴じならこの問題は生じない。ダイスキンはどこを開いても180度パタンと開く。というわけで,一旦はダイスキンに戻ってみるか,と。
 もちろん,他にも方法はある。たとえば,SYSTEMICに無印の「再生紙ノート・6mm横罫」を挟めばいい。中紙はCampusの3分の2しかないが(30枚),2冊挟めば60枚になる。60枚を持ち歩いていれば安心だ。
 価格も税込み70円。充分にCampusの代わりになるだろう。けれども,この「再生紙ノート・6mm横罫」は表紙が厚いので,SYSTEMICなしで使った方が機動力は上がるかもしれない。

● で,96枚のオレンジ(橙)ダイスキンへ。久しぶりに使ってみると,安っぽいという感は免れない。質感はモレスキンが勝る。100円対2,000円なんだから,当然のことではある。
 しかし,ダイスキンには何とも言えない気楽さ,安心感がある。しばらく使い続けると飽きが来て,他のノートに移るということを繰り返してきたのだけど,メインはダイスキンであり続けた。
 赤・黄・橙がB罫・96枚を保っている間にドサッと買い占めておこうか。いや,それはやめておこう。B6ダイスキンも含めて,かなりのストックがあるのだからな。

● 万年筆の走りはCampusの方が良い。ダイスキンはカリカリと引っ掻く感じがある。これはこれでいかにもペンで書いているという原始的な(?)感覚を得ることができるんだけども,トータルでどちらが快感かといえば,Campusの方か。
 大方の人がそうだと思うのだが,ぼくも筆圧をかけてしまいがち。筆圧がかかってしまうと,特にCampusの方が書きやすい気がする。
 万年筆は筆圧をかけないで書くように心がけるべき筆記具なのだけど。

● この世にダイスキンがある以上,“書く”における経済格差は存在しない。富者はモレスキンなりロイヒトトゥルムなりを使うかもしれないけれど,貧者はダイスキンを使えばいいのだ。充分以上に富者に対抗できるだろう。
 別に対抗などしなくてもいいのだが,必要な武器や装備において引けを取ることはない。下手に富を望んでアクセクするのは愚かなことであるかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿