2022年7月27日水曜日

2022.07.27 手帳のこと

● 一昨日(25日),アマゾンに来年の能率手帳ゴールドの販売予告が出た。8月10日が販売開始日。来月の10日かぁ。
 どんどん早くなっているね。ほぼ日手帳は9月で,9月なのにもう来年の手帳が出るのかと思ったものだけど,8月の上旬に出ちゃうんだもんねぇ。
 早いものだなぁ。今年が2022年であることにやっと慣れてきたっていうのに。

● ぼくは来年もBindexのNo.031を継続使用の予定。バイブルサイズの薄めのシステム手帳が何かと都合がいい。前売りチケットを折らずに収納できるし,無地リフィルを追加して “貼る” に使うこともできる。手帳でトラベラーズノートをするにはバイブル薄型が最も好適。
 ダイソーの週間リフィルでもいいんだけどね。時刻メモリがないので,点を2つ打って,午前,午後,夜に区分する。ほぼ日weeksのようにして使うのがいいでしょうね。

● そしたら,今日はコクヨからこういう告知が。
 私どもの力及ばず、残念ながら、以下のダイアリーについては2023年版以降の発売はございません。
・野帳手帳など、trystramsシリーズのダイアリー
・キャンパスダイアリー ホリゾンタルレフト B6
・キャンパスダイアリー バーチカル B6
 コクヨだけじゃないんでしょ。手帳(特にビジネス手帳)の売行きがかなり厳しいらしい。Googleカレンダーに代表されるデジタル勢力に押された結果ではないことははっきりしている。もしそうなら,もっとはるか以前からこの問題は起きていなければいけない。

● コロナですかねぇ。リモートワークで出張もないとなれば,手帳を持つ必要がないってことですか。コロナが収束すれば元に戻るんだろうか。
 あるいは,コクヨに関していえば,ジブン手帳がキャンパスダイアリーを喰ってしまったということなんだろうか。素人感想だけど,ジブン手帳は燎原の火のように広まって,そこで止まるタイプの手帳だろう。そこからさらにジワジワとユーザーを増やしていくという手帳ではないんじゃないか。キャンパスダイアリーとバッティングするとは思えないんだが。

● よほどのお忙氏でなければ,予定管理というのは脳内メモリでやれると思うんだよね。だから昔から手帳を使わないビジネスマンはけっこういたと思うんですよ。昔は,女性は総務とか経理の仕事が多かったから,手帳は要らないという人がむしろ多数派だったと思う。
 何が言いたいのかというと,予定管理のために手帳を使うつもりなら,ひょっとしたらその手帳,要らないかもよ,ってことなんですよ。よく買ったはいいけど,手帳を上手く使えないという人がいるんだけれども,それって要らないものを使おうとしているから,上手く行かないだけなんじゃない?

● 予定がなくても手帳は使った方がいいと思うんですよ。自分の行動記録は手帳で残すのが最も便利。手帳はそのためにこそ使うべきものなので,就業の有無や年齢などに関係なく,使った方がいいと思うんですよ。
 ので,定年退職したぼくも現役時代と同じものを使ってますよ。書く量は退職しても変わらないから(むしろ増えている)。使い方の基本が退職前後で変わらないんだから,当然,そうなる。

● 上記のとおり,手帳はトラベラーズノート以上にトラベラーズノートに向いているんだよね。日常の何気ない一瞬を拾っていくのに,手帳って必須のアイテムじゃないですか。旅するように日常を生きるためには,トラベラーズノートはなくてもいいけど,手帳はなくてはいけないものだと思う。
 コロナで外出しないから手帳は要らないやってことなら,それはちょっと違うようなぁと思うんですよ。

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