発売時の価格が50円。現在の貨幣価値に換算すれば,700円か800円くらいなのだろうが,じつはそれ以上だ。お金そのものの稀少性が当時と今とでは違うだろう。お金をモノやサービスに替えるときの抵抗感とでも言えばいいか。
● 翌年には頭を丸めていない uni-P が出た。価格はuniの半額。
半額といっても今なら400円程度なのだ。Popularと言われても,これを買えた人はお大尽さんだけだったろう(1975年に後継品 uni star に代わられて廃番になった)。
● 現在,uni の本体価格は100円なのだから,7分の1になっている。uni-P はメルカリでダース500円で出たりする。
もはや,uni はすっかり大衆化した。稀少ではなくなった。庶民の子弟でも普通に手にできるものになった。三菱鉛筆は頑張った。
● 60年前はお大尽しか使えなかった uni を使って,60年をワープしてしてみるかい?
戻りたくもない時代ではあるけどね。つまり,今の方がよっぽどいいんだけどさ。
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