2016年3月28日月曜日

2016.03.26 伊東屋池袋店を覗く

● 池袋に行く用事があった。東武7階にある伊東屋を覗くのが池袋の最大の楽しみだ。
 が,率直に申しあげて,ぜひとも欲しいという商品はない。

● これは,ぼくが文房具を実用品として見ているからで,実用品として必要なものはすでに充分に所有してしまっているからだ。
 ここが問題で,文房具に腕時計やアクセサリーと同じ装飾性や高級感を求める向きがある。それはメーカーの思惑にも叶うところでもある。
 文房具=実用品,となると,現時点で文具の供給は飽和点を超えている,たぶん。

● 使わなくても買ってほしい。普段は使わなくても,とっておきのために用意しておくべき1本(の万年筆)っていうような訴求の仕方もされている。文房具に遊びを加えるっていう方向もあるな。
 そういう無駄がないと文房具の世界が面白くならないのも確かだろう。実用一辺倒だと,かつての社会主義国のごとく売場に華やぎというものがなくなってしまう(ような気がする)。

● といっても,ぼくはわりと実用品としてしか文具を見ていないところがあって,これはつまるところケチ根性に由来している。
 ただ,ケチ云々を別にすると,ダイスキンとPreppyのせいだ。ダイスキンは100円,Preppyは200円。この値段でこれだけのモノを出されては,何というのか,そこから先はないって感じになる。

● 目下,前回,この伊東屋池袋店で買ったジークエンスを使っている。600円のモレスキンサイズのノートだ。
 よくできていると思う。ぼくの知る限りでは,最も厚いノートだ。これだけ厚いのにページが剥がれたり表紙が浮いたりする気配はない。さすがはメイドインジャパンのクオリティー。
 なんだけども,すでにダイスキンに戻りたくなっている。ダイスキンは自分にとってのホーム。

● でも,それじゃつまらない。文具店を覗く楽しみが減殺されてしまう。使わないかもしれないけれど,いや,たぶん使わないと思ったんだけど,つい買ってしまった。それがなくては文具ファンの名折れになる。
 と,思って,売場を見て回った。花形はどうしたって万年筆。伊東屋にとっても,最も利幅が大きい商品だろうしね。

● やはり,モンブランが最も華やぎを放っているように思われる。149は10万円超。買うとすればやっぱりこれかな。
 でも,日本語を書くんだから,国産がいいと思う。

● パイロットからもプラチナからも蒔絵を施した工芸品とでも呼ぶべきものが出されている。が,これは使う気にならないね。お金の問題ではない。
 これを仕事で使うのはまったく論外だと思える。仕事を何と心得ているのか,おまえは,と言われそうだ。
 かといって,職業作家が原稿書きに使うものでもないでしょ。手帳やノートにもぜんぜん合わなそうだ。
 結局,こういうのは実用品にならない。眺めておくだけにしたい。

● 買うとすれば,まずはプラチナの♯3776センチュリー。値段も手頃。1万5千円もあればいい。
 しっかし,食指がのびない。Preppyでいいやとどうしても思ってしまう。価格や高級感と使い勝手の良さはほとんど関係ないことを,自分なりの文具遍歴の中で知ってしまっている。
 結局,ぼくはダイスキン+Preppyの外には出られないで終わりそうだ。

2016年3月23日水曜日

2016.03.23 祝 Preppy2周年

● Preppyを使い始めて2年が経過した。1年前に1周年を言祝いでいるんだけど,その時点で「特定の筆記具をここまで使ったのは,ぼくの人生の中でたぶん初めてだ」と書いている。
 それからさらに1年がたつんだから,同一筆記具継続使用の自己記録を更新し続けていることになる。まことにめでたい限りだ。

● ぼくはこのPreppyをもって,プラチナという筆記具メーカーに限りないリスペクトを抱くものだけれど,Preppyの敵は同じプラチナ製品の中にある。
 Plaisirだね。価格は1,000円。Preppyの高級版だけれども,この1,000円も安いなぁと思う。何度買ってしまいそうになったことか。そのたびに抑えてきた。

● なぜって,Preppyの予備が何本もあるんだからね。たぶん生きている間に,すべては使い切れないと思う。
 これからも大事に使っていきたい。この200円の万年筆。

2016.03.21 ジークエンスにもPreppy

● 17日からダイスキンを離れて,ジークエンスを使い始めてみた。紙質ははっきりジークエンスのほうがいいんだけど,数日でダイスキンに戻りたくなっている。
 ひとつには,これ,厚すぎる。これだけ厚いと180度に開かせることが難しい。いや,開くんだけれども,ページに山ができてしまう。

● しかし,それ以上に,ゲルインクボールペンを使っているせいかもしれない。滑るので殴り書きに傾いてしまうのだ。それでなくても下手くそな字が,いよいよミミズがのたくったような字になってしまう。
 あとで自分で見返しても,いい気分になれるものではない。

● ので,ペンをPreppyに戻すことにした。ジークエンスもPreppyで書いていく。Preppyの0.3㎜のほうがSARASAの0.5㎜よりも太いので,自然に大きな字を書くことになる。
 万年筆で書くと,多少なりともまともな字を書けるような気もする。

● Preppyはとにかくダイスキンとの相性がいいと思っているけれど,ジークエンスの白い紙にも馴染む。よし,これで行こう。

2016年3月17日木曜日

2016.03.17 ジークエンスのミニノート&SARASAのブルーブラック0.5㎜

● ダイスキンを使い終えた。ダイスキンの後はダイスキン。もうこれでいいのだ,ぼくの場合。でも,文具店があれば覗きたくなる習性は子どもの頃からのもの。覗けばいろいろ買いたくなる。
 最近の自分にとっては,最大の文具店はダイソーなんですけどね。

● まぁ,でも伊東屋でもいくつか買っている。そのひとつがジークエンスのミニノート。いつまでも机のひきだしの肥やしにしていても仕方がないので,次はこのジークエンス360ノート(Miniサイズ)を使うことにしようと決めていた。
 ダイスキンとはしばしの別れ。

● 真っ白な紙。ぼくのジークエンスは4㎜方眼。その方眼も控えめに印刷されているので,筆記の邪魔をすることがない。
 紙質にもまず問題はなさげ。モレスキンのように筆記具を選ぶことはなさそうだ。腰のある紙で,これなら1枚ずつ切り離してカードボックスに入れても立つかもしれない。

● が,使い手の好みの問題はある。ジークエンスに合わせる筆記具はどれがいいか,いくつか試してみた。
 まず,ジークエンスと一緒に買ったトラディオ(プラマン)。特段の問題はないんだけど,ときに裏に写るかなと思えなくもない。このペンだけはモレスキンでも裏に抜けないらしいんだけど,本当なのかね。
 次にエルバンのローラーボール。裏に抜けることはないんだけれども,写ることはあるようだ。それと,このペンを使うと筆跡がやや滲む。

● そしてPreppy。裏写りはまったくなし。快適に使える。ただし,Preppyはダイスキンとの相性が抜群だと思っていて,ずっとその組合せで使ってきている。
 ので,ジークエンスの紙にはPreppy以外のペンを合わせてみようと思う。

● SARASAのブルーブラック,0.5㎜。久しぶりの登場だ。今回はこれを使うことにしよう。
 ただ,ボールペンは滑りすぎてしまうのが難ですな。下手な字がますます下手に見える。

● 方眼にとらわれずに自由に書いていきたい。ぼくはとにかく小さい文字を書くので,ヘタすると4㎜方眼の中に2文字くらいは書けてしまう。
 できるだけゆったり書くよう心がけたい。あんまり小さな字にならないように。

● 方眼に関してはセリスキン以来になる。方眼ゆえの使い方の変化は,そのときにはなかった。今回もそれは特に期待していない。

2016.03.16 ダイスキンを使い終えた

● やっとダイスキンを使い終えた。1月27日からだから,ちょうど50日。1冊のダイスキンを使い終えるのにこんなに長くかかったのは,たぶん初めてだ。
 理由ははっきりしている。ダイスキンに書く頻度が下がったからだ。なぜ下がったのかといえば,1月から始めたTwitterのせいだ。

● けれども,頻度は下がっても,ゼロにはならない。ノートに手書きが不要になるわけじゃない。実際,50日もかかったとはいえ書いてるわけでね。
 これ以上に手書きが減ることはないとも思っている。TwitterやFacebook熱が落ちつきつつあるからだ。

● にしても。ダイスキンはこれで100円(+税)だってんだから,今さらながらに驚く。どうしてモレスキンユーザーが雪崩を打ってダイスキンに乗り換えないのか,ホントわからない。
 方眼や無地がないから? ポケットが付いていないから? ダイソーで売っているものだから? 自分はダイスキンを使うほど安い人間ではないと思っているから? 100円ノートを使うほど貧乏しちゃいないから?

● 紙質やゴムバンドの強度はダイスキンがモレスキンに勝っていると思うんだけどねぇ。品質管理もモレスキン社よりダイソーのほうがしっかりしているように思われる。個体差はダイスキンのほうが少ないのではないか。
 モレスキンが「伝説のノート」だと本気で信じている人はいないと思うんだけど,それでもそうしたアトモスフィアに惹かれて,あの粗悪なノートをあのべらぼうな金額で買うのをやめない人があまた存在する。愚かな大衆を写す典型的な鏡かもしれないよなぁ。

● いや,いや。値段なりの使用体験ができるのかもしれないね。ぼくはできなかったんだけど。

2016年3月14日月曜日

2016.03.13 B7メモパッド用のカバーを買ったんだけど


● ダイソーのあとは同じ建物の6階にあるヨドバシカメラの文具売場へ行った。B7メモパッド用のカバーを買おうと思って。
 A7サイズはカバーをかけて使っていた(っていうのは,今はほどんど使わなくなっちまったから)。ロディアのno.11がぴったりA7サイズなので,ロディアカバーをそのまま流用できた。

● B7は同じロディアのno.12がぴったりだと思われた。ので,ためらいなくそれを購入。っていうか,それ以外のカバーってヨドバシ宇都宮店には見あたらない。
 1,566円。108円のメモパッドをカバーするには少し高級すぎるか。

● ところが。家に帰ってから,B7メモパッドを装着しようとしたら,入らないんでした。no.11はぴったりA7サイズだったのに対して,no.12はB7よりわずかに小さいんでした。
 Bサイズは日本独特の規格かもしれず,だとすればフランス野郎のロディアがB7にピッタリのはずはなかったんでした。

● でも,買ってしまったわけですからね。どうするか。写真のようにして,ロディアカバーに射し込みましたよ。台紙の一部を切りとってしまったわけです。
 まぁ,これで何とかなる。ただ,使用済みのメモ紙をカバー表紙裏にある保存場所に入れておくことはできない。入らないわけだからね。だからといって二つ折りにするのは抵抗あるしね。

● それ以前に,A7も使わなくなってしまったのに,B7は使うのかねっていう問題がある。使わないような気がするよ。
 っていうかですね,昨日,今日買ったものは,使わないってわかってるんですよ。ジョッターまで買った5×3カードも,名刺サイズのカードもぜんぜん使ってないんだから。

● でも,ま,ダイソーで買っておいたペンホルダーをカバーに装着。いつでも使えるようにスタンバッている。

2016.03.13 宇都宮のダイソーでお買いもの

● 昨日,東京のダイソーでB7サイズのメモパッドを買った。で,今日,行きつけのララスクエア4階に入っているダイソーを覗いたら,別のB7サイズのメモパッドが目に入った。
 ダイソー内ブランド(?)のArtesanoから。160枚のメモパッドが2冊で108円。安っ。安さに弱いオレ。とりあえず買ってみることにした。MADA IN INDONESIA。
 SeriaからもA7サイズで140枚2冊セットが出ていて,こちらも買っているんだけど。

● 昨日買ったメモパッドは,長く保存する必要があるメモにも使える。けれども,こちらはそうした用途には向かない。
 薄いペラペラの紙だから,カードボックスの中で立っていることはできないだろう。

● すぐに捨てられるメモのためのものだ。多くのメモはすぐに捨てられる運命にある。家庭で職場で,どんどん消費されるメモパッドだろうね。
 職場だともらいもののメモブロックがあったり,コピー用紙の裏面を使ったりしているだろうから,基本は自宅で惜しげもなく使うためのものだな。

● あとひとつは,ペンタイプの修正液。ぼくはこれも多用する。主に手帳に使う。手帳はハイテックCコレトで記入。ただし,予定は付箋に書いて貼る。直接,手帳に書きこむのは過去になったデータだ。
 それを時々間違う。そのときに修正するのに細かく消せるペンタイプの修正液は必須。

● だけど,今までは自宅には置いてなかった。職場で会社の備品を使ってやっていた。手帳を開くのって会社のほうが多いから。
 でも,そういうのはちょっとマズいでしょ。百均で買えるんだから,買っておいたほうがいいでしょ。

2016.03.12 錦糸町アルカキットのダイソーでお買いもの

● ダイソー文具で最近気になっているもの2点を,お買いあげ。ひとつは「INDEX CARDS」。単語カードですな。5㎜方眼,無地,横罫と各種あるようだ。
 ぼくが買ったのは5㎜方眼のもの。方眼は両面に印刷されている。100枚がリング(プラスチック製)で綴じられている。

● この「INDEX CARDS」の特徴はサイズにある。75×125㎜。つまり,5×3カードの大きさ。5×3カードをリングで綴じて持ち歩いていることになる。
 とすれば,使ったあとの取り回しも楽というか。すでにあるカードボックスが使える。腰のありそうな紙だから,カードボックスの中でクタッとしちゃうこともなさそうだ。
 5×3カードに関してはジョッターまで買ったんだけど,単語カードよろしくリングで持ち歩くのも充分にありだよな。ガサツに使える。

● MADE IN CAMBODIA。ダイソーの紙製品にはインドネシア製もある。ダイスキンはまだ中国で作っているようだけど,中国の人件費が高くなれば,どんどん生産国を変えていく。
 ダイソーは商品企画はするけれども,自社工場を持っているわけではないんだろう。だから,そういうことが可能なのだ。Appleに似てますよね。
 工場でしか溜まっていかないノウハウもあるんだろうけど,コンピュータは知らず,文具や雑貨は工場を持たないことのデメリットっていうのは,ほとんど想定しにくいですかね。

● もうひとつは,B7サイズのメモパッド。何がいいかっていうと,片面に5㎜方眼が印刷されていること(裏側は何もなし)。
 表紙がオレンジ色のが方眼,うぐいす色が無地,ブルーが横罫。とりあえず,オレンジ色を買ったわけです。

● 誰がどう見ても,ライフのノーブルパッドのパクリ。ダイソーはパクリを恥ずかしがっていないようだ。そこにダイソーの覚悟(?)を感じますな。
 値段はノーブルの3分の1。価格-品質の判断はユーザーさんでお願いします,ってことなんでしょうね。その結果について,ダイソーは自信をもっているんでしょ。

● やはり腰のある紙で,切り離してカードボックスで保存することが充分に可能。
 天のりとじだから,ピッと切り離せるところがいい。ロディア形式だとうまく切り離せないことがあるんだよね。

● よく言えばクリーム色の紙。古紙を混ぜているのかどうかは,ぼくにはわわかない。古紙を使うとかえって高くつく? 古紙の使用がエコにつながるのかどうかも,ぼくは知らない。
 なお,この製品はMADE IN JAPAN。

2016.03.12 文具はどんどん増殖する

● 上野駅で電車を降りることはめっきり減ったけれども,上野駅で降りれば,ANGERS(アンジェ ビュロー エキュート上野店)を覗くことは,自分的な約束事。

● いかなANGERSでもレイアウトを頻繁に変えるわけではない。頻繁に変えたのでは,探す方も面食らう。
 であるからして,どこに何があるかは頭に入っている。広い店ではないし。

● 色々とみて歩くんだけど,欲しいものはない。文具を実用品として見た場合,必要なものは揃っているわけでね。実用品→要不要,で見ると,ほとんどの人は今さら必要な文具などないと思う。
 文具って,一度買うと,かなりもつ。ノートにしたって,コクヨのA6Campusを1冊買えば,ぼくなら1ヶ月はもつ。1週間でなくなる人もいるかもしれないけれども,消耗品といったって,そうそう消耗するものじゃない。

● ボールペンなら,低粘度やゲルインクの減りがいくら早いとはいえ,2ヶ月や3ヶ月はもつのではないか。が,1本のボールペンを使い切るまで使う人はどのくらいいるのか。
 まして,リフィルを交換して使い続ける人って,どのくらいいるものなのだろう。文具のほとんどは,製品寿命を全うすることはないのではないかと思う。

● 使われないで放置されている文具も,家庭にも企業にもかなりありそうだ。
 これはもう文具の宿命みたいなもので,致し方がないのであるけれども,それがあればこそ,現在の文具の隆盛もある。
 誰もが,最後まで使うようになってしまえば,文具メーカーも販売店も,今の半分になってしまうのではないか。

● 要らなくても買うし,まだ使えるのに次のを買う。だから,身の回りにある文具はどんどん増殖する。
 文具の放つ“私を使ってみて”感のなせるワザだよねぇ。今使っているのよりちょっとはいいんじゃないか,生活の何かが変わるんじゃないか。そう思わせるものがあるんだね。それが楽しいっちゃ楽しいんだけど。

2016.03.11 300円システム(ダイスキン+Preppy)は死なず

● 最近では朝もパソコンを立ちあげて,TwitterとFacebookをチェックするようになってしまっている。ここ数日のことなんだけどね。
 今まで朝にパソコンを立ちあげることがなかったわけではない。けれども,それは5時に起きて,1時間以上パソコンで作業をする場合に限られた。

● 今はそうではなくて,出勤前の慌ただしい時間帯に,それでもパソコンを立ちあげてSNSをチェックするっていうわけだ。
 スマホでは以前からやってたことなんだけどね。

● が,その初期型SNS没頭シンドロームも峠を越えた感がある。朝のパソコンチェックがシンドロームの頂点だとすれば,頂点に達したんだから,あとは下るしかない道理だ。
 おそらく,朝のパソコンチェックも数日中にはやらないようになるだろう。

● それに反比例するように,ダイスキン+Preppyの300円システムの使用頻度が再びあがってきつつある。
 SNS専用の軽量パソコンはまだ買っていないんだけど,買わないままで終わるかも。即時性にはこだわらない感じになっているので,ポメラでもいいかと思う。

2016年3月10日木曜日

2016.03.10 『日経WOMAN 4月号-目標がかなうノート術&ミスがなくなるメモ術』

編者 安原ゆかり
発行所 日経BP社
発行年月日 2016.03.07
価格(税別) 546円

● ノートを抱えて写真に収まっている登場人物(女性)たち。みなそれぞれに格好いい。羨ましいほど格好いい。
 紹介されているノートも,すべて仕事でのノートだ。だからなんだろうか,ピンと張っている感じのノートばかりだ。決して高価なノートを使っているわけではないけれども,会社の支給品でもなさそうだ。

● 美大出身の女性が使っている,POSTALCOのSNAP PAD A5っていうのにちょっと惹かれた。A5の紙に2つの穴をあけて綴じる。どんな紙を綴じるかによって,ノートにもなるしスケッチブックにもなる。
 彼女はA4のコピー用紙を半分に切って綴じているそうだ。これなら安価だし,ノートとしてもスケッチブックとしても使える。
 彼女は片面のみ使用。そのように使うものなのだろうな。

● 小西利行さん(コピーライター)も取材されており,「アイデアを生む公式」として「三角メモ」を紹介している。
 「課題に関連した情報とターゲットのニーズを書き,それらを合体させる」というもの。って,これだけ読んでも何のことかわかりませんよね。本誌を読んでもらったほうが話は早いでしょうね。

● みうらじゅんさんのインタビューも見開き2ページで載っている。中学時代の生徒手帳から保存してある。これがすごい。たいていは,大学に入学したときとか,就職したときに,まとめて捨ててしまうものだろうからね。
 彼が語っているところをいくつか転載。
 面白いと感じたことだけを書く(中略)どんなことでも,つまらないと言い切らないために見方を変えてきました。
 書いたものをそのまま発表しても,面白さは伝わらない。どんなことでも,二転三転させないとね。
 自分に酔って書いたものは,他人が見てもちっとも面白くない。「私が」という自我をなくして,あくまで対象物を主語にして世間にプレゼンする段階まで持っていかないと。
 不真面目なものを一所懸命にやっているっていうトンチンカンさが面白いわけで

2016年3月9日水曜日

2016.03.09 ジークエンスのミニノートを使ってみよう

● ずっとダイスキンを使っている。ダイスキンのあとはまたダイスキン。途中,違うのに替えてみたりはするんだけど,やはりダイスキンに戻る。
 そのダイスキン,赤を23冊ほどかつての同僚に進呈したものの,まだまだ使い切れるかどうかわからないほどの在庫がある。

● が,だだ今使用中のダイスキンのあとは,伊東屋池袋店で買ったジークエンス360ノート(Miniサイズ)を使ってみようと思う。いつまで寝かせておいても仕方がないから。
 モレスキンと同サイズのA6変型。モレスキンと違うのは,中紙が128枚もあること。ハードカバーではなく,ゴムバンドもない。が,ポリウレタンの表紙で丸めても平気。見た目以上に堅牢ではないかと思える。

● ぼくが買ったのは4㎜方眼のもの。方眼の印刷は薄い。これも良い。方眼が筆記の邪魔をすることがなさそうだ。
 価格は600円(+税)。モレスキンの値段を知っている者には,驚愕の安さ。

● だけれども,モレスキンと同じ判型のノートがジークエンスMiniサイズ以外にもたくさんあるのは(何といってもダイスキンがある),このサイズのノートが使いやすいからだろう。
 このサイズじたいがモレスキンのオリジナルなのかどうかは知らないけれど(たぶん,違うだろうけど),それを世の中に認知させた功績はモレスキンのものかもしれない。

● もうひとつ。モレスキンの品質が価格にまったく見合っていなかったことも,多くの類似品を産みだす原動力になった。逆説ながら,これもモレスキンの功績に数えていいだろう。
 ジークエンスMiniサイズもモレスキンを上回る品質であることは,使う前から見ただけでわかる。というより,モレスキンを下回る品質というのは,少しく想定するのが難しい。

● ただ,ジークエンスはぼくが知る限り伊東屋でしか買えない(ネット通販は別として)。東京に出向いた折にでもまとめ買いしておく?

2016年3月8日火曜日

2016.03.08 メモの取り方

● ノートに密に書くと,黒では重苦しさを感じる結果になる。そもそも,こういう書き方ってどうなのよ,と思うんですよね。
 こういう書き方っていうのは,文章でびっしり書くっていう書き方のことなんですけど。

● もっとビジュアライズできないか。ビジュアライズといっても,イラストを持ちこむとか,図解化とかっていうのは,ぼくには荷が重すぎるので,そういう本格的なことは考えていない。
 頭の中で文章を作ってからそれをノートに吐きだすのではなくて,文章にする前に頭の中でやっているはずの作業にノートを使えないか。

● つまり,言葉の断片をポンポンと散らして,その言葉を線で結んだり,マルでグルグル囲んだり,そういう書き方でノートを埋めていく。
 そういう書き方になると,ページあたりの文字数が減る。ページが軽くなる。

● ぼくは自分が書いたものを読み返すことはあまりないんだけども,その理由のひとつはページが重苦しくなるような書き方をしているせいだと思っている。

● それに,文章で書くっていうのは,クリエイティブから遠いっていう印象がありますよね。頭が悪いっていう感じ。
 頭のいい人は,線を引いたり,マルで囲んだりしてるんじゃないかなぁって感じがするね。いや,実際にはね,頭のいい人の中でも書き方は色々なんだろうけどさ。

2016.03.07 『OZ plus 3月号-わたしとノート』

編者 上妻直美
発行所 スターツ出版
発行年月日 2016.01.28
価格(税別) 546円

● 個人的に,近頃,ノートにペンで書くことがめっきり減ってきた感あり。Twitterを始めちゃったのが大きいと思うんだけど,このままでいいとは思えない。
 手書きに向かえよ,オレ。と,自分に渇を入れようと思って買ってみました。

● 表紙は,この分野を特集するとなればもはや定番の一人になった感のある菊池亜希子さん。特集本体でも,まずは彼女のインタビューから。
 SNSは楽しいし,否定はしないけど,自分のタイムラインに人の記事がどんどん入ってきて,エンドレスで見てしまうのが怖いなと思うんです。
 毎日書くと決めると,しんどくなっちゃうと思うので,なにか書きたくなったときに書く,ということでいいと思います。
● 奥野宣之さんも取材されているけれど,あんまりたいしたことは言っていない。あえて日々の行動を書くことが大切,だとか。
 ま,彼の場合は,『1冊のノートにまとめなさい』が画期的だったからな。用途ごとに何冊も用意するんじゃなくて,こちゃまぜで1冊。ぼくもそれに賛成。

● 次は,何人ものノートユーザーがそれぞれのノートをひっさげて誌面に登場。どなたもキリッとしてて格好いい。ノートを使っている人って,やはり「素敵」だ。
 ノートが何であれ,何をどう書いているのであれ,ノートを持って写っている写真はとてもサマになっている。ぼくもダイスキンを持って撮ってもらえば,こういうふうに写れるんだろうか。

● 皆さん,書き方が型にはまっていない。自由に書いている感じを受ける。無地や方眼を使っている人が多い。
 ぼくのように罫線に沿って几帳面にビッシリ書いている人はあまりいない。ゆったり贅沢に使っている。

● モレスキンユーザーが多い印象。編集者がそういう人をわざと選んだのかもしれないけど。
 なぜ,モレスキンがこれだけ売れるのかな。ぼくはモレスキン全否定派なんだけど,ぼくの気づかないモレスキンの良さがあるんだろうか。

● ユーザーさんの発言からいくつか転載。
 いいことも悪いことも包み隠さず書いているので,書き終わった後は友だちに話したようなすっきり感があってストレス解消にもなっています。(村松里紗 p31)
 ルールも作ると縛られる。だから今は,気が向いたときに好きなだけ書いたり貼ったりする“ルールがないのがルール”のノートになりました。(伊藤歩 p36)
 この仕事を始めてから,どんなにささいなことであっても,気付いたらその場でメモを取ることが習慣になってします。愛用しているノートが小さいこともあって,1週間に1冊のペースで使い切ってしまいます。(辛酸なめ子 p39)
 実は,中学生の頃から書き溜めたノートが残っているんですが,これが若い世代のアーティストに歌詞を提供するときにすごく役立っていて(髙橋久美子 p40)

2016.03.07 ペンのインクの色-なぜ黒を避けるのか

● 黒じゃないほうがいい。万年筆ならブルーブラック。ボールペンでもブルーブラックがあればそれを使う。なければ青がいい。

● 万年筆の場合,ブルーブラックといっても青に近いブルーブラックもあれば,くすんだ感じ(落ちついた,ともいう)のブルーブラックもある。
 そのあたりについても好みがないわけではないけれども,ぼくはPreppyしか使っていないので,選択肢は自ずと限られる。要するに,プラチナのカートリッジを使う以外にないので。

● Preppyにコンバーターを装着して,プラチナ以外のメーカーのインクを使っている人もいるんだと思うけれども,そこまでマニアックにはなれないでいる。
 なので,プラチナの一番普通の染料インクのブルーブラックを使用中。

● ボールペンだと,水性とゲルインクにはたくさんの色が用意されてますね。シグノとSARASAのブルーブラックは,替えリフィルも含めて常備している。
 ジェットストリームに代表される低粘度油性は色の調合が難しいんだろうか。赤,青,緑,黒の4色しかなかったですよね。これでブルーブラックが出ればまったく躊躇せずに買うところだ。

● いわゆるチップペンでは,ぺんてるのTradioをときどき使う。こちらも色は赤,青,黒しかなかったと思う。青を買ってみた。
 このペンも書き味はいいですよね。モレスキンにこのペンを使うと,モレスキン特有の裏抜け問題を回避できるというんだけど,本当だろうか。モレスキンよりははるかにマシと思えるダイスキンにTradioを合わせてみると,ところどころ裏に写る。にわかには信じがたいんだけど,紙との相性は単純ではないのかもしれない。

● ぼくの場合,筆圧をかけ過ぎるのかも。Tradioもそうなんだけど,万年筆もゲルボールペンも筆圧を書けずに軽く書けるところが,それぞれの真骨頂なんですかね。
 昔の油性ボールペンの癖がどうしたって残っていてね。知らず知らず筆圧をかけてしまうんですけどね。

● ところで,なぜ黒を避けるのか。これはぼくの書き方のせいだと思っている。ダイスキンに何かを書くときに,文章で書くんですよね。単語をポン,ポンと散らして,その間を線で結んだりっていうメモの取り方をほとんどしないんですよ。
 しかも,罫線にそって律儀に書く。空白行も入れるけれども,どうしたって全面にびっしり書いてあるって感じになる。

● こういう書き方をすると,ページに重量を感じる。これが黒だといっそう重苦しさを感じる結果になる。耐えがたい重苦しさ。
 それを避けるためにブルーブラックにする。あるいは青にする(青だと目に刺さる感があるので,できればブルーブラックがいいですな)。

2016年3月7日月曜日

2016.03.07 300円システム(ダイスキン+Preppy),危うし 2

● Twitter,Facebookが手書きを浸食しつつある。で,どうするか。SNSに向かう流れに棹さすか。その流れに乗って,逆に加速をかけるか。
 両方だ。まず,Twitter,Facebookに向かって加速をかけようと思う。SNSに使える軽量ノートパソコンを買ってしまおう。ビシバシ打ち込んで,ツイートしよう。

● でも,ダイスキンもPreppyも今までどおりに持ち歩く。ダイスキンに書く頻度は今までより下がるけれども,ゼロにはならない。
 TwitterにもFacebookにもあまりたいしたことは書けていない。SNSにあげられる情報というのは,あげてもさしつかえない情報に限られる。

● あげるわけにはいかないものは,紙に書いておくしかない。メモパッドでもいいけれども,これまでどおりダイスキンに書いておくのが現実的かと思う。

● そうすると,ダイスキンに書かれたものは,逆に他の媒体には書けないもの,ダイスキンでなければならないものであるわけだ。スッキリと凝縮できる。と考えることもできる。

● そんなことをしているうちに,もっといいやり方が見えてくるかもしれない。

2016.03.06 300円システム(ダイスキン+Preppy),危うし

● Twitterを始めてから,ダイスキンに書く頻度が下がり,分量も少なくなっている。この傾向はFacebookを始めてからますます強まった。
 TwitterやFacebookがダイスキンを代替しているのではない。いや,50%は代替しているか。

● ダイスキンに書いていたことの50%はTwitterでツイートしているとなると,ダイスキンに書くのは半減する道理だ。いったんダイスキンに書いてから,ツイートってのはしてないから。
 が,半減どころではない減り方なんだよなぁ。

● 今月だけでも2日から5日,4日間連続で何も書かなかった。ふーむ。ダイスキンとPreppyで手書きの楽しさを知ったのではなかったのか,オレよ。

● このまま手書きをしなくなることはないと思うんだけど,ひょっとするとダイスキンからは離れることになるかもしれない。
 軽量パソコンとメモパッドの組合せになるかもなぁ。パソコンで書いてTwitterかFacebookに流す。これがメモのメインになりそうだ。

● 公開できないメモも当然ある。それは手書き? いや,いつもパソコンを持ち歩くんだったら,それもパソコンで入力することになりそうだ。
 そこからこぼれ落ちるものをA7のメモパッドにメモって,カードケースに保存し,ってことになるかも。

● でも,それでいいのかな,と。目先の流れはそうだとしても,ここは棹さすべきなのじゃないか。
 逆に,流れに向かって加速をかけるべきなのか。どうもよくわからんね。