2021年2月6日土曜日

2021.02.06 久しぶりにJOYFUL2

● 宇都宮(上三川?)のジョイフル本田に久しぶりに行ってみた。まずはJOYFUL2を覗くことになる。JOYFUL2の文具売場ですね。栃木県では図抜けた品揃え。
 手帳売場。宇都宮の他の文具店や書店では見かけることのない「能率手帳3」もあるし,測量野帳のマンスリー手帳も置いてある。ほぼ日のweeksもあるし,モレスキンやロルバーンも当然ある。
 しかし,能率手帳ゴールドはなかった。1年前にはあった。ゴールドを置いてあるのは栃木県ではここだけか,と思ったのだから間違いない。完売した? 言っちゃ何だが,栃木県でそれは考えづらい。

● 1月始まりの手帳の多くは半額になっている。4月始まりが出てるんだもんね。かといって,わざわざこの時期まで待って,半額になったのを買うのはよろしからず,でしょうけどねぇ。
 年があらたまったときに手帳も新しいのに交換するのが,気分的にシックリくるだろう。

● ぼくだけのことではないと思うのだが,新しい年を迎えて,たとえば雑煮を食べるとか,初詣に行くとか,特別な何かをすることはなくなった。凧をあげたり独楽を回したり双六をやったりする子供もいない。
 昔は車のナンバープレートの上に正月飾りを取り付けたものだが,今はそんなのは見なくなった。家の玄関口にだって正月飾りを見るのは稀だろう。
 そうした民俗行事は消えつつある。コンビニもショッピングセンターも通常どおり営業しているのだ。元日も365日の中の1日に過ぎない。特別な日ではなくなったし,特別な日にできる基盤が消えた。

● という中で,唯一,手帳を新調する(システム手帳ならリフィルを交換し,前年のリフィルを保存用バインダーに移す)のが,新年の儀式(?)になっているのではないか。その個人的な儀式を,ぼくは残そうと思っている。
 ゆえに,仕事を辞め,隠居生活に移行した後も,手帳を使い続けている。1月1日に始まって12月31日で終わる紙の手帳を。要不要でいえば不要かもしれないし,Googleカレンダーのような便利なものもあるわけだけれども。
 ちなみに,ほぼ日weeksは半額対象から除かれている。ので,今ならLoFtで買うのがお得。NOLTYも対象外。老舗の矜持ですかなぁ。安売りするくらいなら破棄するわい,っていう。

● この時期に手帳売場にいる人がけっこういるんだよね。どうも4月始まりの手帳を見ているわけではないようなんですよ。ちょっとノンビリしすぎじゃない?
 今では8月末には翌年の手帳が発売になる。ぼくはわりとセッカチで,翌年は何を使うかを予め決めておいて,店頭に現れたら速攻で買ってしまう。
 基本,手帳を大きく変えることはないし(ずっと能率手帳),いろんな手帳を比べてみようという発想もない。今使っているのがよほど合わないのでもない限り,同じものを使い続ける。ので,悩まないだけなんでしょうけどね。

● 次に筆記具を見る。万年筆はデルタまでカバーしている。ウィキペディア教授によると,イタリアのこのメーカーは3年前に廃業したらしいのだが,実店舗でもネット通販でもデルタの万年筆は扱われている。誰かが復活させたんだろうか。
 ま,どうでもよろしいのだが。ぼくがデルタを買うなんて120%ないから。堅実なものに走ってしまう面白くないヤツなのだ,ぼくは。万年筆は国産に限る。クルマならトヨタがいい。

● モンブランのマイスターシュテュックも何本かガラスケースに入っている。現在のモンブランが買うに値するかどうかは知らないけれど。
 プラチナのセンチュリー「ザ・プライム」もシルバー仕様ならある。限定2000本で価格は10万円。こういうのって字幅はどうしてるんだろうか。シルバー仕様だと,SF(細軟),SM(中軟),B(太字)の3種があるらしいのだが,その3種を均等に製造しているんだろうかねぇ。そんなわけないか。

● PILOTのカクノももちろんある。仕事の人にも遊びの人にも,実用本位で安くてもいいという人にも高級品を求める人にも,360度対応。たぶん,ここでお気に入りの1本を見つけることができるだろう。
 JOYFUL2は定価販売をしていない。ので,他の文具店よりも安く買える。全部が全部,そうだというわけでもないようなのだが,たとえばプラチナのノック式万年筆のキュリダスは定価(メーカー希望小売価格)から1割下げている。

● あと,ここは画材が充実。絵心のないぼくにはあまり関係ないことなのだが,そっち方面を趣味にしている人には頼りになる店だろう。
 あと,手芸用品も。ぼくにはいよいよ縁がないのだが。

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