2021年2月11日木曜日

2021.02.11 来年はダイソーの手帳でいいかと,また思っている

● 手帳はずっと能率手帳。ここ20年くらいはBindexのバイブルサイズを使っている。No.011の一択だったのだが,今年はNo.031に変えた。見開き2週間のやつ。
 週間レフトの右ページ(メモ欄)は要らない。なぜなら,第1に右ページにメモを書くことはないからだ(メモ帳は別に持つ)。第2に,無地のリフィルを挟み込めばたいていの用途には対応できるからだ。
 実際に使ってみると,031で何の問題もない。無地リフィルの組合せで,011を完全に代替できている。

● 031は今年を含めて3年間は使ってみるつもりでいたのだが,ダイソーの週間リフィル(031と同じ,見開き2週間)でもいいかなと思い始めている。
 031とダイソーとの違いは2つ。ひとつは,ダイソーのリフィルにはスケジュール欄に時刻メモリ(数字)が印刷されていないこと。もうひとつは,年間計画表(Bindexの用語だとYEARLY PLAN)がないこと。

● 百均手帳でいいじゃないかと思ったことは過去にもあって,実際に購入に及んだことも二度ある。一度目はSeriaでA6のマンスリーを買った。
 Campusノートと一緒にコクヨのSYSTEMICに挟んで持ち歩こうと思って。もうひとつ,いったん退職したので,もうウィークリーは要らないでしょ,マンスリーで充分でしょ,と思ったこと。
 けれども,結局,BindexのNo.011を買い直した。仕事から退いたとしても,手帳の記載量が減ることはないのだった。現役中もそんなに予定(出張とか行事とか)があるわけではなかったので,過去ログを残すために書いていたようなものだ(予定は付箋に書いて貼っていた)。仕事をしなくても,何だかんだで,書き残すべきログの量は変わらないのだった。

● 二度目はまさにダイソーの週間リフィル。しかし,このときも数日使ってみて,011を買い直すことになった。
 先に挙げた時刻メモリと年間計画表がないことが,けっこう効いてくるなと思ったのだ。

● が,完全退職して1年近く経った今では,時刻メモリも年間計画表もなければないでいいかな,と思うようになった。
 年間計画表にはその年に聴いたコンサート(60~80回程度)のタイトルを書いておいて,1年分をパッと把握できるようにしていた。のだが,ウィークリーに記入するときに多少の工夫を加えれば,わざわざ一覧にしておく必要もない。それに,4月からは今までのようには行かなくなる(行けなくなる)と思われるのだ。
 時刻メモリはあった方が記入の手間を省けるのだが,あまりパンクチュアルに記入しておくこともない。未来の予定であれば時刻をきちんとさせておかなければならないが,ログなのだから。しかも,100%プライベートなのだ。

● とすれば,100円で買えるダイソー製品で充分だ。ダイソー製品では気分が上がらないなどとのたまう輩は修行が足りないのだ。弘法は筆を選ばず,なのだぞ。道具として見れば,ダイソーで充分。欠けるところはない。
 道具を使うこと自体を道具を使う目的にしてはいけない。結果的にいい道具が継続性を担保してくれることはあると思うが,いい道具かどうかと値段が高いか安いかは別のことだ。
 ま,二度あることは三度あるで,またBindexに舞い戻ることになるかな。物心ついたとき(?)からずっと能率手帳のレイアウトで来てるんだから,そのレイアウトとわずかでも違うと違和感を感じてしまうようになってる。

● でも,Twitterで「ダイソー システム手帳」で検索をかけると,安いダイソーのシステム手帳に工夫を加えて(あるいは加えないで)自在に闊達に使っている人たちがいるわけですよ。楽しそうなんだよね。
 モレスキンやロイヒトトゥルムを使っている人たちより人間として高級だ。と言ってしまうのは誤りというか何というか,そういう区別の仕方はよろしくないのだけれど,ぼくのいるべき場所はどう考えてもそこじゃないと思っていてね。

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