トップバッターはフリクション。フリクションの弱点はインクが薄いのとインクの減りが早いの2点だったらしい。その弱点に対応した。
これは「有隣堂しか知らない世界」でも取りあげてたな。パイロットの社員が出て解説していた。単位量あたりのインク代は値上がっているが,この状況下では叱られることではない。
● サンスターの「TANK」はリフィルを大型化して,そこにキャップを付けたような製品。従来比5倍のインク量が入っているとある。ゲルインクは減りが早い。大容量なら安心。
特に,たくさん使う生徒・学生にとってはありがたいのだろう。彼らに向けた製品だと思う。税込み165円と価格も安い。当然,使い切りタイプ。
● 「有隣堂しか知らない世界」で売れっ子(?)になった有隣堂の岡﨑弘子さんも登場している。「有隣堂しか知らない世界」は文具メーカーにとってもありがたい You Tube チャンネルなのだろう。岡﨑さんは文具界の共有財産のような形になっているのではないか。
岡﨑さんがプロデュースした「STORY STORY YOKOHAMA」も紹介されている。桜木町駅前の「コレットマーレ」の5階にある。2,3回行ったことがある。有隣堂臭は完全にない。銀座にでもありそうな雑貨店といった趣。
● 文具も含めた雑貨で遊べる人じゃないと何も買えないと思う。ぼくのようなノートにペンで文字を書くだけの人は,お呼びじゃない感じ。
要するに,文具を実用品だとしか考えられない人は,ついていけない。文化度の高い人じゃないと。という印象を持った。
● 横浜市歴史博物館で今月26日まで開催されている「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」の案内も載っている。今はコンピュータでやるんだろうけど,“活字” は途方もない知恵と試行錯誤の集積でできているのだろうとは,素人でも推測できる。
ぼくらがあたりまえに使っている鉛筆やボールペンにしても同じこと。ユーザーが気付ける生産上のノウハウは,その中のごく一部に過ぎないのだろう。
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