2015年7月20日月曜日

2015.07.20 『別冊宝島 最強の文房具』

編者 宇城卓秀
発行所 宝島社
発行年月日 2011.08.11
価格(税別) 838円

● 394の文具を紹介。モレスキンとトラベラーズノートについては,わざわざ数ページを割いて,特集的に扱っている。
 トラベラーズノートはとんがったというか,独特のヒキを持ったノートだとぼくも思うけれども,これを旅行記録だけに使っている人はまさかいないだろう。使うんだったら常用すべきだと思う。

● とはいえ,実際のユーザーの使いっぷりが紹介されており,これはたいてい面白い。面白いものを選んで載せているんだから,当然っちゃ当然。
 ぼくは絵心がまったくないので,きれいな絵やイラストを描いているのを見ると,すごいなぁと思う。

● 「学生のノートは覚えるためにありますが,社会人のノートは忘れるためにあります」(p55)とか,「学生時代の勉強と社会人の仕事の一番の違いは,コミュニケーションがあるかないかです。勉強は一人でできますが,仕事は一人ではできません」(p76)といった名句も登場する。
 が,コミュケーションを図るための文具として紹介されているものは,ビジネスに使うには遊びが過ぎるものだ。脱力系というか。コミュニケーション力があるできるビジネスマンが使っているとは思えない。

● 文具はストイックに使うものじゃない。楽しんで使えればそれに越したことはないわけだ。
 ぼくとしては,安価なものをジャブジャブ使うのがいいと思っている。究極のメモ用紙は(コピー済みの)コピー用紙の裏側利用だと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿