2025年6月20日金曜日

2025.06.18 小さな旅

● 今日の東京の最高気温は34℃の予報。が,照り返しやビル群の谷間に籠った熱量もある。体感では40℃に近い感じがする。梅雨を省略していきなり真夏になったのかと思いたくなる酷暑。
 日陰のありがたさを痛感。日なたとは全然違うもんね。

● その酷暑の中をヨタヨタと歩いて,コクヨの品川キャンパスにやってきた。
 が,売店部門は5月下旬から9月まで休業。ので,人はあまりいない。閑散としていた。

● その品川キャンパスで「鉛筆シャープ」と Campus ノートを使って,どうでもいいことを書いてみた。
 コクヨ帝国の忠実なる臣民。ただし,帝国税の納入額は非常に少い貧民世帯だけどね。A6 Campus と測量野帳と鉛筆シャープくらいしか買わないんだからね。

● コクヨの本拠地(本社は大阪だが)でコクヨ製品を使って “手書き” するのは,なかなかに気分のいい体験だ。
 場所を変えて,しかも戸外で,普段は見ない景色と空気の中で手書きするのは,何だかんだいって脳を刺激するのか。日陰になるので,暑さは遠のく。屋外だから,時々,風も通る。けっこう,ハカが行った。

● 旅先でも家でやってるのと同じことをしている,という言い方をするのだけれども,手書きをするのはホテルの客室になる。自分しかいないという点においては自宅と同じだ。旅先と自宅を分ける必要もないかもしれない。
 客室ではないオープンスペースでやらないと,旅先でも家にいるときと同じことをしているとは言えないかもな。

● 解放的な空間で他者と一緒にやる方が,他者の眼を意識した方が,作業が進む。それ以前に,作業に向かう構えを取りやすくなる。
 中学生や高校生が図書館で勉強したがるのと同じ理屈だ。彼らの場合は,ひとりではなくて友人と連れ立って行くから,勉強よりもお喋りの時間が長くなって,何をしているのかわからない結果になっているだけのこと(デキる生徒はひとりで行っているはず)。

● となると,逆に,わざわざ旅行に出かけなくてもいいかもしれない。近くにそういう場所はある。
 宇都宮だと駅ビルや宇都宮テラスにもワークスペースがあるし,地元の図書館にも学習室ではない休憩用のテーブルと椅子がある。近くのスーパーにもイートインコーナーがあって,日中は後期高齢者の溜まり場になっているが,そうしたところで家でやってるのと同じことをすれば,ホテルの客室よりもよほど「旅先」になるかもしれない。

● お金を使わないで「小さな旅」を作れる。ノートと鉛筆は旅先をも増やしてくれるのだ。
 ただ,上記の場所はいずれも長居は難しいかもしれない。そんなに長くいる必要もないと思うが。

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