● 1位はパイロットの「キレーナ」。蛍光マーカー。
今までの蛍光マーカーの進化って,ペン先チップがソフトになったとか,インクが速乾になったとか,変わるところってせいぜいそれぐらいで。でも,新たにパーツをひとつ追加することにやって使い勝手が根本的に変わった。こんなに良くなるのかっていう。(きだて)。
● 2位はクツワの「ヨンブンカッツ」。
これって,「これを使うとすごく経済的ですよ」という感じも出しつつ,この「ビリ」つていうのをやったみたいというのもあるんですよ。(文具王)
● 5位はやはりクツワの「プニュスパイラル」。
学童用でアイデアを出して,それを大人用に洗練させるっていう流れ。すごい多いよね。(文具王)
● 6位は三菱鉛筆の「ユニボールゼント」。
「ゼント」は一番安いスタンダードの完成度がめっちゃ高いんですよ。(文具王)
● 7位はやはり三菱鉛筆の「ラミーサファリ ジェットストリームインサイト」。
俺はジェットの書き味が昔から苦手なんだけど,あらためて「サファリ」のボディに入ると雰囲気が変わって。うーん,苦手なんだけどいいペンなんだよな,と。(きだて)
● 8位はぺんてるの「フローチューン」。
個性がみんな同じところに行きつつあるところで,はっきりと独自性を出したのは他とは違うよね。これは,「手帳に便利」とかを言ってるんじゃなくて,「書くのが楽しいでしょ」って言ってるんだよね。(文具王)
● 23位はコクヨの「サクサ」。
傾斜インサートのはさみだね。僕は,これをすごい評価してるんだけど。「フィットカーブ」の次に出た,はさみの大革命だと思ってるんですよ。(中略)今回の新規性っていうところでいくと,「キレーナ」に並ぶぐらい,すごい発明だと僕は思ってます。(文具王)
● 次に文具王の連載(「違いがわかる男の文具講座」)から。「数年前から,小規模な工房系が手作りする高単価な木軸シャープが小中学生に人気だが,昨年あたりから,ファクトリーメイド製品でも,高級品が続々と登場している」らしい。
工房系が色々やっているのは知っていたが,それを小中学生が買っているのは知らなかった。若者に人気なのだろうとは思っていたが,若者といっても大人が購買層なのだろう,と。
● 「メインの購買層が小中高校生なので,ちょっと心配になる価格ではある。大事に使ってほしい」と言うのだが,おそらく,使うために買っているんじゃないんだよね。
自慢するため,見せびらかすため,自己顕示欲を満たすため,なんじゃないかな。数を競っちゃうところもあるだろうね。
● 自己顕示欲は誰でも持ってるもので,非難される筋合いのものではないのだけれども,ちょっと厄介かもしれないねぇ。
お金で買えるもので満たすと薄っペラになるだけだということを,その年齢の子供に理解しろと言っても,無理というものかもしれない。いい大人になっても薄っペラいやつが,佃煮にするほどいるわけだからね。

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