この先代 Campus,製造されたのが2011年だとしても14年前。いささかも劣化していない。紙ってすごいなというか(たとえば,ホワイトボードだったらこうはいかない),コクヨってすごいなというか。
● Hi-uni のBでビッシリと小さな文字を埋めた。これだけ書いてれば,量的にはけっこう書いてる方でしょうよ。
けれども,これだけ書いても鉛筆は月に1本使えるかどうか。画期的に鉛筆を消費できる方法はないものか。
● 小さなノートではあるが,3ヶ月と少しで9冊使っているので,ノートの消費は多い方だと思う。この程度であっても,ノートは安いのがいいと思う。心安く使えるからだ。
ぼくの場合は9冊を500円で買ってるからアレなんだけども,Campus は百均でも買えるので,1冊110円ですむ。
● それでいて紙質に問題があるかといえば,特段ないと思う。Campus の数倍するノートはいくつもあるけれども,それらと比べて見劣りするか。たぶん,それもないと思う。
それらのノートもいくつか手元にあるので,おいおい実地に試していくことになるのだが,まずは安いノートから使おうとする。その方がトータルで心安いことを知っているからだ。
● ということになると,コクヨの強さは圧倒的ということになる。安くて質が良くて,百均でもコンビニでも買えるんだから入手の容易性でもダントツだ。
他のメーカーはニッチだとまでは言わないにしても,コクヨの牙城を崩すのは容易ではない。というより,ほぼ不可能に近い。
● ロルバーンやナカバヤシはコクヨの間隙を突いて,リングノートやリングメモ帳で気を吐いているし,外国勢ではモレスキンやロディアもあるわけだけれども,まぁ何というのか,コクヨの敵ではない。コクヨはそうは思っていないだろうが。
● 業界では売上高トップ。それもダントツ。
ただし,稼ぎ頭はオフィス家具らしい。B2C より B2B。まぁ,何となくだが,わからんではない。付加価値を付けやすいのは,オフィスに多そうだ。
かつては,個人の住宅より会社の方が快適だった。冷暖房はあるし,広いし。木製の机よりスチールデスクの方が高級に見えた時代があった。
それがいつの頃からか逆転した。会社はゴミゴミしているし,埃っぽい。調度も無機質でよそよそしい。家の方が快適だ。
● コンシューマー向けの製品しか作っていない大多数の文具メーカーには,これからも厳しい状況が続く。
何せ若年層が急速に減少しているのだ。顧客予備軍が縮小を続けているのだ。逆スパラルは見通せる将来において全く期待できない。

0 件のコメント:
コメントを投稿