2021年8月5日木曜日

2021.08.05 Faber-Castell のジャンボ鉛筆を買う

● 丸善丸の内本店の4階。鉛筆は軸が細すぎるよ問題。それを解決するための最も簡便かつ確実な方法は,数個で100円のグリップを買ってきて,それを鉛筆に装着することだ。
 が,Faber-Castell 
の解決法は,だったら軸の太い鉛筆を作ればいい,というもの。その鉛筆と鉛筆削り,ついでにKIDSパーフェクトペンシルのジャンボ版(削りカスをためておけるやつ)をまとめて買っておくか。
 2千円でお釣りがくる。Faber-Castell に絡め取られてしまうのか,俺。

● それらを手に取ってレジの方に10歩ほど向かいかけたんだけど,思いとどまった。その程度の無駄遣いはけっこうやってるじゃん,買っちゃいなよ,という誘惑に,すんでのところで打ち勝ちましたよ。
 買ったところで,それ使うのか,というリアルな問いが持つ,絶対の力。惹かれはしても,たぶん使わないのだ。そういうモノを買うのはやめよう。


● が,この後,川崎に移動して,ラゾーナの丸善を覗いた。ここに同じものがあれば買ってしまっていたかもしれない。なかったので買わずにすんだのだけど。
 Faber-Castell 製品をある程度以上に揃えているのは,丸善本店と伊東屋ということになるか(Faber-Castell の色鉛筆は,地元の書店の文具売場にもあったような気がする)。
 してみると,Faber-Castell の鉛筆を使っている人は,それだけでマニアか。だとすると,いよいよ買わないでよかったかな。マニアとかセレブって,ある種のダサさを伴うじゃないですか。


● 鉛筆は三菱の9800かトンボの8900を使っているのが,一番かっこいいような気がする。ユニになるともう,自分は鉛筆にコダワリをもっていますという主張を感じてしまう。じつは,メルカリで三菱の9000番をポチっているのだが,9000番でもコダワリを感じさせる。
 以上は,一昨日(8月3日)のこと。


● ところがね,今日また丸善本店に行ったんですよ。ということは,Faber-Castell の鉛筆を買いに行ったということですよ。結局,買っちゃいましたよ。この3点で税込み1,738円。
 KIDSパーフェクトペンシル(の普通のやつ)は2本持ってるんだけど,使いやしない。たぶん使うことのない鉛筆と関連製品をまた買ってしまったということ。


● 今のところ,ダイスキンとPlaisirで問題ないから,万年筆以外の筆記具を使う可能性は考えにくい。re-Collection Pocket(エトランジェ ディ コスタリカ)を使っているときだったら,買ってしまっていたかもしれない。
 ダイスキン&Plaisir で安定しまくりで,他に移ろうかという気迷いは消えている。すでに大量にあるボールペンも使うことはあるまい。まして,鉛筆など出る幕がない。
 それがわかっていて鉛筆に惹かれるのはどうしてか。最初期からある筆記具だということは,それだけで何らかの魅力を醸すものなんだろうか。


● ところで,Faber-Castell の極太の鉛筆,持った感じはとてもいい。字をたくさん書く鉛筆派は腱鞘炎を防げるんじゃないか。
 ブランド品の多くがそうであるように,Faber-Castell の鉛筆削りとKIDSパーフェクトペンシルも Made in China だ。が,鉛筆だけは Made in Germany。

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