2024年10月15日火曜日

2024.10.15 欧州産のHB鉛筆で日本語を書くのは辛いぞ

● 右の写真は STAEDTLER の NORIS。メルカリの “まとめ売り” の中に入っていた。1回使ってみれば気が済むはずなので,これで充分。ダースを探して買うほどのものじゃない。
 黒鉛鉛筆は国産に限るってのは大前提。海外産はちょっと気になるから試してみようか,という程度なのでね。

● この鉛筆。ちょっとおかしいところがあって,印字が消えかかっているので見づらいが,印字の向きが逆。STAEDTLER がこういうミスをするかね。
 1本には GERMANY とあるが,もう1本は bonded。生産国が bonded って何だ?

● はい,使ってみて気が済みました。STAEDTLER のHBなんでね。国産鉛筆の基準に換算すれば2Hか3Hですわね。通常筆記には使えない。
 子供の頃に使っていたコーリンのHBを思い出した。それよりも薄いけどね。

● 欧州でもHBが標準硬度なのだろうな。彼らはこの硬さと薄さを標準だと考えているわけか。これが標準だと思って使っているよ,と。
 これが標準だとすると,欧州では鉛筆はほとんど使われていないのじゃないかと思える。欧州では小学生に万年筆を使わせるというのも得心が行くというかね。

● これで日本語を書くのは辛いけれども(自動的に筆圧を要求される気分になる),アルファベットならOKなのかね。筆記体のドイツ語や英語は筆圧要らずで書けるのか?
 ダイソーの4本110円のHBならいいけれども,これは全然ダメだよ,日本語を書くにはね。

● 日本のHBが濃くて軟らかいのは,筆文化に由来するのだろうか。
 対して,欧州のヤツらは羽ペンにインクをつけて書いていた。そのインクって,けっこう薄かったのかね。

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