2014年5月21日水曜日

2014.05.21 メモの上手なとり方

● 技術的な方法論は人それぞれだ。普通は,メモをとるのは手段だろうから,役に立つ手段になるよう工夫すればいいだけだ。その工夫の内容は,その人が置かれた環境によって千差万別のはずだ。
 まれに,メモを書くことが楽しいから,書いているという人もいるだろう。どちらかというと,ぼくはそっちの方だけど,それなら工夫も何も要らない。

● 上手なとり方というのは,ノートは見開きで使えとか,適度に空白行を入れろとか,1ページ1項目だとか,そういった方法論ではなくて,メモをとる様をちょっと問題にしたいってことなんですけど。

● 一途にメモをとるのは基本的に悪いことではないけれども,世の中にはメモをとってはいけない話もあるし,メモをとられるのを嫌う人もいる。そういうことを,こいつ,考えたことがあるんだろうかと思わせてしまってはいけない。
 それと,自分は完全に受け身ですよという印象を残してしまうこともある。言われたことはやりますけど,それメモにないから言わなかったでしょ,とあとで言われるんじゃないかと相手に思わせる可能性。
 そんなつもりはないことはわかる。わかるけれども,万が一にもそんなふうに思われたら損だ。

● メモを取っていたんじゃ間に合わないことも多いだろう。流れに乗り損なう。そこで必死こいてメモをとっていたんでは,バカっぽく見える。バカっぽく見えるのは,たいていの場合,正真正銘バカだからだ。
 怒られているのにメモをとるやつもいるね。これじゃ,怒ってる側にガソリンをかけるようなものだ。

● TPOってことかなぁ。そこを考えないといけないよな。書くのはあとにするとか,そういうあたりまえの対応をすること。
 総じて,メモをとるのに一心不乱になっていると,頭を停止させているのかと思えることが多い。成績が悪い真面目な学生のイメージ。

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