2015年12月30日水曜日

2015.12.28 丸善日本橋店の文具売場

● 場所がら,チャラチャラしたやつはあまりいない(あまり,であって,まったく,ではない)。位の高そうなサラリーマンのお父さん。アラフォーかとおぼしきOLさん。
 ビジネスのオーラをまとった人たちがお客さんのメインストリームのようだ。落ち着いた感じで,商品棚に目をやっている。

● ダイスキン野郎(またの名を,百均野郎)のぼくは,少々臆するところがあるわけです。絶対,買わないんだからさ。見るだけなんだから。
 ともあれ,地階の文具売場に降りていくと。

● まず,手帳ですね。「ほぼ日」のウィークリーも含めて,多種多様の手帳が取り揃えられている。が,メインの売場はノルティと高橋。
 人が多いのもそこ。つまり,そういう手帳が似合う人たち。一部の跳ねっ返りからはオヤジ手帳と蔑まれる,この手帳の価値をわかっている人たちなんでしょうね。
 紙質,製本の丁寧さ,表紙を掌にあてたときのシックリ感,何か月も使ってみてあらためて感じる堅牢さ。そういったものは,オヤジ手帳などと言って悦に入ってるバカにはわかるまいよ。

● あと,万年筆。ここまで万年筆の品揃えを確保しているところは初めて見た。伊東屋の本店はどうだったか。万年筆売場は素通りしてしまっているはずだが。
 とにもかくにも,海外製品を含めてゆっくり見て回ったら半日は過ごせそうだ。

● ただし,だ。ぼくはPreppy野郎(またの名を,200円野郎)であって,それらの万年筆を自分が買うということをイメージできない人間なのだ。
 正直にいうと,かつてモンブランやシェーファーで痛い目にあったこともあってね。

● ノートやペンは実用品であって,そこにステータスや装飾性を加味する発想は,今のところ,ぼくにはない。ので,200円のPreppyで欠けるところなし。
 ただ,見るのは嫌いじゃない。一カ所に集められていたカタログは各社のものをぜんぶもらってきた。
 AURORA,CARANd'ACHE,CROSS,DAVIDOFF,Dupont,FABER CASTELL,LAMY,PARKER,Pelikan,SHEAFFER,WATERMAN,PILOT,PLATINUM,SAILOR。これだけあれば,ずいぶん楽しめるぞ。

● というわけで,文具は買わなかったので,1階にあった新刊書を1冊求めて帰ってきた。

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