2021年7月30日金曜日

2021.07.30 鉛筆を使っていくために必要な補装具

● 先日,ラゾーナ川崎の丸善でトンボ鉛筆の70周年限定品を買ったので,以前にネットで買っておいた同じものをまずは消費していこうと思う。
 のだけど,中身を2Bに入れ替えただけで,その先に行かない。鉛筆を使う場面を作ることができないでいる。

● 4月に福田屋(インターパーク店)に入っている上野文具で高級鉛筆(?)を3本買ったことがあった。
 そのときに,プニュプニュのグリップ(4個セット)も買った。鉛筆は軸が細すぎるのだ(腱鞘炎になりやすい)。たくさん書くなら,グリップをはめて握り部分を太くすることは必須だ。
 この軸の細さを解消するための装置は,かのパーフェクトペンシルも備えていない。その代わり,ファーバーカステルではマグナムという太軸の鉛筆を用意しているが。

● が,グリップをはめたままでは筆箱に収納できない。少なくとも,トンボの70周年限定品の缶ペンケースでは無理だろう。
 それらに収納しようとすれば,使うたびに装着して,しまうときにははずす,という作業を繰り返さなければならない。それよりは,グリップを付けたままで収納できる鉛筆専用のケースを用意した方が現実的だ。
 というわけで,鉛筆を使うとなると鉛筆以外のいろんなモノが必要になる。

● 鉛筆を削る手間はさほど問題にならない。むしろ,鉛筆を削るのは気分転換のための儀式になっていいという人が多いかもしれない。
 しかし,軸が細いのをカバーしたり,芯を保護するための補装具が必要になるのが,鉛筆のネックになる。

● いや,それすら味だというのが,鉛筆が好きな人の特性なんでしょうね。そうした面倒くささがあっても,鉛筆を持ち歩いて使いたいという。
 同じ欲求が自分にもどっかにあるんだよね。ノスタルジーと片づけてしまっていいものか。いや,まさにノスタルジーか。

● で,あらためて鉛筆の補装具を整理してみた。グリップ,キャップ,補助軸。キャップとグリップがセットになってるの,キャップと補助軸がセットになってるの。
 鉛筆を使っていくには,鉛筆と鉛筆削りがあればいいというわけにはいかない。

● 社会人になって以後,鉛筆を使っていたのは30代の真ん中の5年ほどなのだが,その頃は鉛筆を使うのに補装具なんて考えたこともなかった。
 使い手が歳を取ると,鉛筆にも補装具が必要になるのかねぇ。

● そのうえで,今日はラゾーナ川崎の丸善を覗いてみた。面白そうな補装具がたくさんあるんですよねぇ。補装具を使いたいから鉛筆を使っているという人も,世の中にはいるでしょうなぁ。
 何だかすごいなぁ。メーカーも脳みそを絞ってるよねぇ。

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