2021年10月18日月曜日

2021.10.18 プラチナのキュリダスをポチッと。けれど・・・・・・

● キュリダス,ついに買っちゃいましたよ。17日にポチった。アビスブルーのF(細字)。

● 1年半前にプラチナがノック式万年筆を出したと知ったとき,久しぶりにそそられる筆記具が登場したなと思った。これはたぶん買うであろー,と思った。
 ノック式万年筆といえば,パイロットのキャップレスがあるわけだ。しかし,プラチナのブルーブラックインクを使いたい。パイロットのインクは紙によっては裏抜けすることがある。ぼくは安いノートを使っているので,プラチナインクの方が安心できる。
 キャップレスにプラチナインクを充填すればすむ話だが,プラチナからノック式万年筆が出たのであれば,そちらを使えばいい。

● しかし,Preppy と Plaisir で満足していることもあって,結局,そのまま1年半が経過した。
 が,再びキュリダスが頭をよぎるようになった。You Tube でキュリダスをレビューしている動画を何本か見た。1年半前にも見ているはずなので,正確にいえば見直した。
 動画を上げているくらいなのだから,だいたいはほめている。キュリダスいいじゃん,となる。

● パイロットのキャップレスと比較して中身を作ってるのが多い。これは誰でも考えるわけだから,その誰でも考えることをやってみても,その他大勢にしかならないんだな。
 企画や編集ができる人って少ないのだなと思ったんだけども,視聴する側からの需要もここに集中しているでしょうね。

● ペン先はステンレスなので書き味は Plaisir と同じだろうと思っていた。Preppy や Plaisir と同じなら,EF(極細)では硬すぎるからFの方がいい。
 Preppy の0.2mm(EF相当)をノートに合わせてみたことがあるのだが,すぐに0.3mm(F相当)に戻したくなった。キュリダスも買うならFかな,と。ノートに書くのがメインの使い方になるなら(つまり,手帳記入用にしないのなら)Fでしょ。
 が,これらのレビューが説くところでは,Plaisir とキュリダスでは書き味は別物らしい。どんなふうに別物なのかはわからないのだが,タッチが Plaisir より柔らかいのであれば,EFでもいいかもしれない。

● でも結局,アビスブルーのFをポチってしまった。動画を見ているうちに,買わないでいるという選択肢が消えてしまったわけね。Plaisir の0.3mmを使っているんだから,とりあえずFにしとくか,と。
 明日か明後日には届くと思うが,届いてもすぐには使わないと思う。少なくとも,Plaisir のカートリッジを使い切るまではね。

● 万年筆は毎日使うことが最良の手入れだと言われる。逆に,毎日使っていれば特段の手入れなど必要ないと,ぼくは思っているのだが,毎日使うためには常用する万年筆は1本の方がいい。色違いで何色か使うという人も,その使う色の数だけに押さえるのがいい。
 ぼくはブルーブラックのインクで文字を書くだけだから1本でいいのだが,キュリダスを使うのであれば,Plaisir は水洗いしたうえで休ませなければいけない。たとえ1,000円の安い万年筆だとしても,そういう配慮はしてやらないといけない。

● ところが。ポチってからひと晩たつと,また余計なものを買ってしまったかなという後悔めいた気分が湧いてきた。Plaisir で用が足りているので。
 現在使用中の Plaisir は2017年2月に買っている。4年半ほど使えている。嵌合を含めて何も問題は出ていない。ひょっとすると10年は使えるかもしれない。

● ノック式のキュリダスに惹かれたのは,胸ポケットにさしておいて,とっさの時のメモ書きに使えるのじゃないかと思ったこともあるのだけど,とっさのメモに万年筆を使うってことがそもそもどうなのか。
 ダイゴーの「ジェットエース」や「すぐログ」が手元にあるのだが,どちらも鉛筆付きだ。それらを持ち歩いて,とっさのメモにはそれで対応すればいい。
 キュリダスは要らなかったかもしれない。届いてもすぐには使わず,しまっておくことになるか。それも何だかなと思うけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿