まったくね,那覇まで来て家にいるのと同じことをずっと続けていますよ。家にいろよ,と自分に言いたくなりますよ。
● ここのデーブルは3人掛けの向かい合わせなのだが,ぼくの前にいたのは40代の男性と20代の女性の2人組。
3人とも電話しながらリモートワーク中だった。
● 男性氏は結婚式場かホテルかレストランに勤務しているようだった。どこかに催事の企画を作らせているようで,相手方の提案に盛んに注文を付けていた。
味と値段が彼の思惑に一致しないらしい。要は,もっと鳴けと言ってるんだと思う。
● 聞いてる分には面白いと言えば面白い。おまえな,自分で思ってるほど大した男じゃないんだぞ,その万能感はどこから来るんだよ,ドラマじゃないんだからそんな口のきき方じゃ浮きまくってないか,と言いたくなったりもした。
何と言うかな,どこかで大人になり切れていない感じっていうかね。
● 女性の2人組は韓国語を話していた。仕事ではないのかもしれない。時々,電話に対応し,2人で喋ったりもする。
自身の鞄を対面のテーブルにドカンと置いてるのは迷惑だ。誰もいないんだからいいじゃないかじゃなくて,そんなのを置いてるから誰も来ないのかもしれんじゃないか。鞄くらい下に置け,そんなことも知らずに社会人が務まるのか,このボケッ,と思った。
● まぁ,しかし。日本人はそういうことをしないのかと言えば,そんなことはないわけでね。
この点に関して,日韓の違いはない。
もし飛行機に乗るのなら,チェックインを終えて,荷物は預けているはずだ(手荷物しか持ってないから)。だったらこんなところにはいないで,搭乗口に向かっているだろう。
● 要するに,ぼくと同じ暇人なのだろう。寸暇を割いて仕事をしている切迫感は微塵もなかったしね。
というわけで,空港は飛行機に乗るためだけに来るところではないのだな。色々と面白いところなのだ。
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