2014年6月21日土曜日

2014.06.21 安物買いの銭失い,は昔のこと?

● デフレの時代。月給も上がらないけれども,モノの値段も上がらない(ま,上がってるものもありますけどね,ガソリンとか社会保険料とか公共料金とか大学の授業料とか)。
 日用品はむしろ下がっているのじゃないですかね。

● ぼく一個のことでいうと,どうしたってダイスキン・セリスキンとPreppyが浮かんでくるんですけどね。100円のノートと200円の万年筆。これが安いだけじゃない。使い勝手と耐久性においても,なかなかどうして世にいう一流品に比べてさほどに引けをとるとも思えない。
 100円なり200円の価値が一気に高まったという感じを受ける。安物だけど銭失いにはつながらない。

● 衣料については,ユニクロが画期を作った。ぼくなんか,どこに行くんだってユニクロでいいやと思っている。着心地に何の問題もないし,人に迷惑をかけるわけじゃないし。
 マンションの建設費用も昔よりだいぶ安くなっているらしい。家賃が安くなったという話はあまり聞かないけれども。

● IT関連製品は劇的に安くなった。話にならない。ま,これはデフレとは別の要因があるんだろうけどさ。
 自動車だって安くなるに違いない。電気自動車があたりまえになればね。部品が格段に少なくなって,アセンブルが容易になるんだから,安くならない理由がない。出鼻に飛びつかないことだね。

● 外食関係だって,いわゆるファストフード以外でも,けっこう安い店が出てきてるように思う。酒場にしてもチェーンの居酒屋効果のせいかどうなのか,単独のお店でもけっこう安いところがあるようになった。安いだけじゃお客は呼べないから,旨くなったというオマケまでついている。
 それについて行けないところは,容赦なく淘汰される。厳しいっちゃ厳しい。

● 昔はコンビニは高かった。定価販売という印象。けれども,これも変わってきてますよね。セブンイレブンでいえば,セブンプレミアムのPB商品は安い。でもって,セブンプレミアムってけっこう良くないですか?
 ぼく的には,日用品はコンビニでいいやってことになってますね。安さを求めてスーパーに出かける理由はひと頃より減じている。

● というわけで,同水準の生活を維持するのに必要なお金は,ひと昔より少なくてすむようになっている。
 安かろう悪かろうは,まだなくもないけれど,たとえ安くても悪いものは存在を許されなくなりつつあるんじゃないですかねぇ。

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