2014年9月2日火曜日

2014.09.02 『愛しの文房具 no.3 欲しいのは,こころ潤すステーショナリー』

編者 清水茂樹
発行所 枻出版社
発行年月日 2013.06.10
価格(税別) 1,300円

● 面白いなと思ったのは,万年カレンダーのスタンプ。しかし。使うことはないだろうな。
 使うことがないから買わないという人と,それでも面白そうだから買ってみるという人と,二派に別れるのだろうな。

● このムックシリーズは女性を読者に想定したもの。インタビュー記事に登場するのも女性が多い。その人たちの発言をいくつか転載。
 ただ消費されていくものではなく,使いこむことで価値が増していくものに魅力を感じます。革,木,真鍮など,使い続けることで深い色合いとなり,使った時間の長さだけ思いも残っていくような,そんなものに囲まれていたいんです(p111 中井明香さん)
 文房具はまさに仕事道具。いつも携帯して使っているものなので,綺麗なものでないと持っていたくないんです。(p113 村田奈緖子さん)
 ゴミが混ざってムラがあるような紙が大好き。(p121 小倉みどりさん)
 使いこむことで価値が増していくものかぁ。なるほどなぁ。そういうもの,ぼくの手元にはないかなぁ。ていねいな暮らしをしている人に許される特権だろうな。ぼくは革の手入れも億劫がっちゃう方だからな。

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