2014年9月10日水曜日

2014.09.10 一流品って何なのだろう

● 燃費が良くて故障が少ない車がいいんだったら国産。でも,乗ってて楽しくないんだよ,楽しいのはイタリアかドイツの車だね。
 なんて言われることがある。ぼくは車にはあんまり興味がないんで,国産のコンパクトカーを運転している。今はトヨタのラクティス。運転の楽しさというのがそもそもピンと来ないクチだ。

● 同じことが文具にも言えるのか。品質だけでいいなら国産だけど,それ以外の楽しさを求めるんだったら,外国製品にも目を向けた方がいいよ。
 そんなことが言われてたりするんだろうか。

● ぼくはどうも志が低いというか,細部をつめないタイプというか,ナァナァで妥協しちゃうというか,楽しさとか面白さとかを追求していく根気がない。
 だからなんだろうか,ダイスキンとかPreppyで満足しちゃってて,さらにもっといいモノはないのかっていう方向に行かない。

● 筆記具でも一流と認められているメーカーがある。たとえばモンブラン。たとえばペリカン。
 これらが一流とされるのは,どういう理由によるのだろう。一流ってどういうものを指すんだろう
 価格? 素材? 書き味? 装飾性? 希少性? 耐久性? 物語がある? 手作りの過程があること?
 モンブランの149が一流で,Preppyが一流ではないとすれば,それはなんでなんだ? 誰か教えてくれないだろうか。
 物語があるっていうのは,そもそもがわかったようなわからないような。つまり,わからないってことなんだけどね。

● でも,まぁ,品質以外の楽しさってあたりが関わってくるんだろうなとは思うんですよね。それを体現していることが,一流品のひとつの要件になるのだろう。
 とすると,一流品ってユーザーを選ぶはずだよね。大衆性とはトレードオフの関係に立つ。ぼくは選ばれない方の大衆のひとり。それでいいや。

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