2015年4月29日水曜日

2015.04.29 モンブランがダメだったのは,使い方が悪かったためか

● 前日,モンブランやシェーファーに比べても,Preppyは万年筆として遜色ないんじゃないの,と書いた。
 が,それを言うだけだと,モンブランやシェーファーがかわいそうかもしれない。

● 万年筆は毎日使うことが最良の手入れだと言われる。Preppyに関しては,その最良の手入れを継続している。
 が,はるか昔にモンブランやシェーファーを使っていたときはどうだったか。使用頻度が少なかったのではなかったか。

● むかしのことゆえ,記憶もおぼろなんだけど,Preppyほどには使っていなかったことは間違いない。Preppyはモンブランより上と感じてしまうゆえんは,ここにあるかもしれない。
 モンブランの不具合は,だけど,それだけが理由だったのかどうか。そのへんは何とも。

● 毎日使うことが最も肝要だとすれば,普段使いしなければいけない。特別なとき用の1本というのでは,宝の持ち腐れだ。文字どおりの持ち腐れであって,万年筆が腐ってしまう。
 対処法は2つしかない。ひとつは,心理的な抵抗なく普段使いできるPreppyのような格安品を使って,特別なときもかまわずにPreppyで通してしまうこと。
 もうひとつは,特別なときの1本を普段から使うこと。普段と特別を区別せずに,普段も特別にとりこんでしまうこと。

● どちらかになるしかない。ぼくは前者を採用。
 つまり,前者を採用できるほどに,お気楽に生きているというかね。特別っていうのがないんですよね。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。 また書かせて頂きます。 【ペンクリニック】について。
    http://www.sailor.co.jp/event
     セーラー万年筆では、セーラーに限らずに他のメーカーの万年筆の調整をしてくれる
    イベントを全国各地でやっています。
     私が言うまでも無く、万年筆は使っていれば必ず馴染むという物ではなく、
    その人の持ち方の癖とか書き癖とかインク量の好みなどがありますので、
    ペン先の調整をしなければまともに使えないと言っても良いと思える位です。
     ペンクリニックは私の住んでいるド田舎にもたまに来て頂けるので、
    以前に安物ですがLAMY サファリなどの調整を御願いしました。
    今まで何だったの?という位に使いやすくなりました。
     もしも眠っているそこそこの値段のする万年筆があれば勿体無いので、
    良く洗って乾燥させてからインクを補充して
    ペンクリニックで見て貰っても良いかもしれませんね。
     ペンクリニックをやっている万年筆メーカーは、セーラー万年筆だけなので
    流石に日本メーカーだなと思って応援したいのですが、万年筆は普段使いしないので
    どうしても他の物にお小遣いが向かいます。
    老婆心ながら、くれぐれも万年筆集めとか、インク収集の方面には行かれないように。
    奥が深過ぎてというか、奥が無いので危険ですので(笑)

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    1. 万年筆の収集に走るのであれば,代わりに何を諦めるか(捨てるか)をきちんと決めて,覚悟して臨まなければならないでしょうね。

      ちなみに,かつて使っていたモンブランやシェーファーは処分してしまっています。
      このへんは,わりと白黒をハッキリさせるといいますか,モノそれ自体に対する思いは残さないほうです。

      問題は,自分がつけた白黒の判定が正しかったかどうか。
      ですが,たとえ間違っているとしても,その時々の自分の判断にしたがって処分していくことにしています。

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