2018年11月9日金曜日

2018.11.09 SARASAをいくつか取り揃えてみた

● 横罫のノートに文字を書くだけなので,筆記具に関しては非常に安定している。昔,Preppy。今,PLAISIR。
 若い頃は,調子こいてモンブランとかの高い万年筆を使ったこともあった。老境にさしかかった今は,そういうものに対する憧れや幻想は持っていない。

● PLAISIRで充分だと思う。Preppyはキャップが割れやすい。その割れやすいキャップの根本に予めテープを巻いて使っていた。そうしてPreppyを使うのでもいい。
 自分にはそれで充分というのが自己診断。

● インクはブルーブラックに限る。同じブルーブラックでもメーカーによって色に違いはあるが,そうした細かい違いは気にしない。ざっくりブルーブラックに分類される色ならOKだ。
 ボールペンはもとより,万年筆でも黒が主流になっているやに思われる。コピー機の普及が原因だろうか。コピーを取るなら明らかに黒がいい。黒化(?)は会社や役所で始まって,家庭にまで広まった現象ではないかと思っている。
 鉛筆の黒はいいんだけれども,万年筆やボールペンの黒は書いたあとの印象が重くなりすぎて,ちょっと敬遠したい。墨汁の黒と同じで,汚いなと思ってしまう。今はそうでない黒インクがあるのかもしれないけれど。
 職場では低粘度油性の黒をメインに使っているけれども,プライベートでそれを使うのはイヤだ。

● ちなみに,ボールペンの青もぼくは採用しない。昔の油性ボールペンの青なら知らず,現在のゲルインクや低粘度油性の青には揮発性があるのではないか。目に刺さってくる。
 強調のために少し使うならありだと思うんだけども,基本の色にはできない。ボールペンもブルーブラックがいい。

● ので,ボールペンは,ブルーブラックが用意されているゲルインクボールペンから選ぶことになる。
 ぼくが持っているのは三菱のSignoとゼブラのSARASA。理由は手に入れやすいから。

● 10月25日。宇都宮ララスクエアの落合書店文具売場でSARASAの0.5mmを購入。普通にメモを取るのに,0.7mmだと線の主張がやや強すぎる。
 で,少し使ってみたんだけど,0.5でも普段使いには少し太すぎるかなと思えた。

● なので,今日,紀伊国屋書店の文具売場でSARASAの0.4mmと0.3mmを購入した。結果はというと,???という感じ。
 0.5と0.4の間にはかなりの隔たりがある(0.4と0.3の差はあまりない)。0.4では少し細すぎる。0.45はないものか。
 便箋で手紙を書くなら0.7でいいだろうし,手帳に使うなら0.3で決まりなんだけど,ノートやメモ帳に書くとなると0.5を使うことになるか。

● それと書き味。0.4では硬くなりすぎる。書き味が硬いということは,少し書くだけで疲れるということ。
 SARASAのヌルヌルヌラヌラの快感を味わうには0.7くらいがちょうどいいんだよね。細くなればヌルヌルヌラヌラが損なわれるのは理の当然。太さ(細さ)と書き味のアンビバレンツ。
 やはりメインはPLAISIRであり続けそうだ。

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