2018年11月17日土曜日

2018.11.17 福田屋でLoFtと無印良品を覗く

● 相方のリクエストに応じて,暗くなってから福田屋(竹林の方)に来た。福田屋に来たからには,LoFtの文具売場を覗くことになる。
 LoFtの魅力って何なのだろう。値引きなしで売っているんだから,価格は他の文具店と変わらない。文具売場の面積は限られているのだから,圧倒的な品揃えというわけでもない(品揃えで勝負できるのは渋谷LoFtくらいだろう)。でも惹かれる。何となくキラキラした感じがするからかねぇ。

● 「ほぼ日手帳」はここでしか買えないからかもしれない(weeksは他でも売られている)。その「ほぼ日手帳」を中心に手帳を見て歩く。
 自分の来年の手帳はとっくに買ってるし,「ほぼ日手帳」のカバー・オン・カバーも先日買って,「開きやすいノート」を挟んで使用中なので,買いたいものは特にないんだけど。

● 次にノートやメモパッドの棚を見る。測量野帳にビニールを被せたLoFt仕様が280円,A6Campus(30枚)にLoFt独特のデザインと防水を施したものが180円。
 買う人がいるから,これらが売られているんだろうけど,ぼくはまったく食指が動かない。素の測量野帳は200円で買えるのだ。まとめ買いをして1冊あたりの単価を150円にする人が多いだろう。Campusは48枚がコンビニでも120円で買える。ぼくは迷わずそちらを買う。

● が,こういうものが売れるのはそこそこ豊かだからだろう。さらにもっと豊かさが増すとかえって売れなくなるのじゃないかと思うのだけど,現状ではこれに差額を投じてもよいと思う人がいる。ノートのコレクターもたぶんいる。いい時代なのだ。
 とはいえ,どんな加工でもいいというわけではないだろう。販売側も知恵を絞っているはずだ。ぼくがアーダコーダということではない。

● 筆記具は見なかった。つまり,今のところ,筆記具には興味が行っていないということ。手帳とノートにしか興味がないのだろう。なぜかといえば,筆記具はこれ以上増やしても使わないまま終わることがかなりの確度で明らかだからだ。
 対して,ノートはいずれ必ず使う。かなりの在庫があるけれども,消費のスピードが筆記具とは全然違う。

● もうひとつ,無印良品。LoFtも無印も堤清二さんの西武の系列だったもの。堤さんは傑出したイノベーターだったんだろうかなぁ。
 先日,700円の「滑らかな書き味ハードカバーノート」を買ったばかりだけど,現在使用中の「開きやすいノート」に魅せられている。無印ノートはもっと買ってもいいかなと思っている。

● で,ずいぶん丹念に現品を確認。「1日1ページノート」を購入。手帳棚にあった。
 予め日付が印刷された手帳ではない。ページも右上に日付を書く欄があって,あとは罫線(A罫)が引かれているだけの普通のノートだ。
 日付欄があるノートは普通にあるから,「1日1ページノート」の普通のノートの範疇に属すると思えるんだけども,手帳の棚にあるということは,手帳の販売期間にしか販売しないということだろうか。
 かなり分厚い。たぶん365ページはあるんだろう。それだけ厚くても180度フラットに開く。糸綴じ(4点)の威力だろう。

● 1日1ページは無視して使う。文庫本サイズでもあるし,ほぼ日手帳カバーに収まるだろうと思ったんだけど,厚すぎてちょっと無理っぽい。
 厚いノートを作るには技術が要るのだろう。CampusにもB5サイズなら100枚のがあるのだが,A6にはない。小型で厚いのを作るのは難しいのか。

● とはいえ,厚いノートは百均でも売られている。「B6フリーノート・368ページ」は有名だし,ダイソーの「文庫本と同じサイズのノート」も無印のパクリ感満載だけれども,144枚ながらわりと開き具合がいい。無地なのが文章しか書かない自分的には難だけど,絵心のある人なら飛びつきたくなるんじゃないか。
 つまり,厚いノートを作るのはさほどに難しくないのかねぇ。A6で厚いのがないのは,技術以外の理由によるんだろうか。

● 他に,無印で最も安いであろうA6サイズのこちらも購入してみた。30枚ながらこれも糸綴じ。Campusの無線綴じより安心感があるが,メーカーはたぶんコクヨ。
 そう思う根拠は,紙が測量野帳の“セ-Y21N”とほぼ同じだからだ(まったく同じではない。こちらの方が古紙の含有率が高い)。ま,根拠としては絶対的なものではないけどね。

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